
AIで英語の発音を練習すると、スマホに向かって話すだけで、どの音がずれているかを教えてもらえます。
ユタカ昔、旅行先で英語が通じへんかったのが今でも引っかかってるんよ…
でも今さら発音の先生につくのも恥ずかしいし
人の前で何度も言い直すのは気が引けても、AIが相手なら、同じ単語を10回言い直しても誰にも見られません。
しかも、無料で始められる道具がいくつもあります。
- 発音を細かく見てもらうならELSA Speak(無料レッスンは一部)
- 1つの単語をすぐ確かめるならGoogle検索の発音練習(実験的な機能)
- 通じるかを試すならスマホの音声入力(英語で話して文字になるか)
- 会話の中で試すならChatGPTの音声モード
- 練習は毎日5分=単語2分・フレーズ2分・通じるかの確認1分
アメリカ在住で英語の情報を発信している私が、各社の公式ページを2026年9月24日に確かめてまとめました。
どのアプリも、使い込んだ利用者の感想ではなく、公式に載っている「できること」と「無料の範囲」だけで書いています。
この記事を読めば、今日どのアプリを開いて、どの単語から練習すればいいかまで決められるので、ぜひ最後まで読んでみてください。



発音は「そのうち」にしとくと、いつまでも自信が持たれへんまま
今日1単語だけでも口に出してみよ
AIで英語の発音練習はできる?しくみをかんたんに
結論からいうと、AIを使って英語の発音を練習することはできます。
ここでいう「AI」は、話した声を聞き取って文字や音に分け、お手本と比べるしくみのことです。
Googleは2019年に、検索で発音を練習できる機能を発表したとき、話した言葉を細かい音に分けて、機械学習で期待される発音と比べるしくみだと説明しました(出典:Google公式ブログ(2019年11月14日・英語))。
たとえば「asterisk」を練習すると、最後の音がずれていることを見つけて、次にどう直せばいいかを返してくれます。
発音アプリのELSA Speakも、人工知能と独自の音声認識技術を使って、音節ごとに発音の誤りを直す手助けをするアプリです(出典:ELSA Speak公式のよくある質問)。
人に聞かれずに何度でも言い直せる
発音の練習でいちばんつらいのは、うまく言えない自分を人に聞かれることです。
AIが相手なら、同じ単語を何回言い直しても気をつかう必要がありません。
年齢を重ねてから英語をやり直す人ほど、この「恥ずかしくない」ことが続ける力になります。
すきま時間に1人で練習できる
発音の練習に、教室の予約や移動はいりません。
台所で湯をわかしているあいだや、散歩のあとのひと休みなど、5分あればスマホを取り出してすぐ始められます。
家族が出かけている時間を「発音の時間」と決めておけば、声を出すのも気になりません。
耳だけではわからないずれが見える
自分の声は、自分の耳では思ったより正しく聞こえてしまうものです。
AIの判定を使うと、どの音がずれているかが画面に出るので、直すところを1つにしぼれます。



自分ではちゃんと言えてるつもりやったけど、ずれてる音が見えるんはありがたいわ



せやろ
しかも全部を直さんでええねん
ずれが大きい音を1つずつでじゅうぶん
無料で使えるAI英語発音練習の道具4つ
ここでは、無料でAIの発音練習ができる道具を4つ紹介します。
どれもスマホ1台で使えて、目的がそれぞれ少しずつ違います。
| 道具 | 向いている練習 | 無料の範囲 |
|---|---|---|
| ELSA Speak | 音ごとのずれを細かく直す | 各プラネット・トピック・ゲームタイプごとに2つの無料レッスン、AI辞書、レベル判定テスト |
| Google検索の発音練習 | 1つの単語をすぐ確かめる | 検索の中の実験的な機能(表示されない場合もある) |
| スマホの音声入力 | 話した英語が通じるかを試す | iPhone・Androidの標準の機能 |
| ChatGPTの音声モード | 会話の中で言ってみる | 無料版は制限付きで利用できる |
ELSA Speak:音ごとのずれを直す
ELSA Speak(エルサスピーク)は、英語の発音を練習するためのアプリです。
無料アカウントでも、各プラネット・トピック・ゲームタイプごとに2つの無料レッスンが使えます(出典:ELSA Speak公式のよくある質問)。
ほかに、好きな単語を調べて発音を練習できるAI辞書や、英語のレベルを確かめるアセスメントテストも無料で使えます。
有料のELSA Proでは、22のスキルに分けた3,000以上のレッスンすべてが使えるようになります。
使い方の手順は、ELSA Speakの使い方をまとめた記事で1日の進め方まで書いています。↓


Google検索:1単語をすぐ確かめる
Googleは2019年、検索の中で単語の発音を練習できる実験的な機能を発表しました(出典:Google公式ブログ(2019年11月14日・英語))。
スマホのマイクに向かって単語を言うと、どこを直せばいいかのフィードバックが返ってくるしくみです。
発表の時点ではアメリカ英語から始まり、ほかの言語や地域にも広げる予定でした。
実験的な機能なので、表示されない場合もあります。
出てこないときは、ほかの3つの道具を使えば同じ練習ができます。
スマホの音声入力:通じるかを試す
いちばん手軽なのが、スマホにもともとある音声入力を使う方法です。
iPhoneでは、設定 → 一般 → キーボード → 音声入力を有効にするをオンにすると、文字を打てるところならどこでも声で入力できます(出典:Appleサポート「iPhoneでテキストを音声入力する」)。
Androidのキーボード「Gboard」でも、キーボードの上のマイクのアイコンをタップして話すと入力できます(出典:Gboardヘルプ「音声入力」)。
キーボードを英語に切り替えて英語で話し、言ったとおりの英単語が出てくれば、その発音は機械には通じていると考えられます。
ちがう単語が出たら、そこが直すところの目印です。
ChatGPT:会話の中で言ってみる
ChatGPTの音声モードは、話しかけると音声で答えが返ってくるしくみで、答えを文字でも追えます(出典:OpenAIヘルプ「ChatGPT 音声モード」)。
発音を点数で採点するためのアプリではありませんが、練習した単語を会話の中で使ってみる場としては便利です。
無料版の音声には上限があり、上限は変わることがあります。
ChatGPTを練習相手にする流れは、ChatGPTで英会話を練習する1日10分のメニューにまとめました。↓


50代・60代向け|AIで英語の発音を練習する毎日5分メニュー
発音の練習は、1回を短く、毎日くり返すほうが身につきやすくなります。
次の5分を、朝の身じたくのあとなど、毎日決まった時間にやってみてください。
その週に練習する単語を1つ決めて、ELSA SpeakのAI辞書かGoogle検索で、お手本を聞いてから言ってみます。
ずれていると言われた音だけを、ゆっくり何度か言い直します。
単語を1つの短い文に入れて、同じように言ってみます。
例:Could I have some water, please?
キーボードを英語にして、その文を音声入力で言います。
言ったとおりの文字が出れば、今日の練習はおしまいです。
| 週 | 練習する単語の例 | 入れる文の例 |
|---|---|---|
| 1週目 | water | Could I have some water, please? |
| 2週目 | rice | I'd like rice, please. |
| 3週目 | three | A table for three, please. |
| 4週目 | right | Turn right at the corner. |
1か月たったら、最初の週の単語をもう一度言ってみて、直す音が減っているかを確かめましょう。
練習した単語と文は、手帳やスマホのメモに書きためておくと、自分だけの発音ノートになります。
旅行の前にそのノートを見ながら言い直しておけば、現地で使う言葉をまとめて確かめられます。
1日に直す音は1つだけと決めておくと、疲れずに毎日続けられます。
判定がなかなか上がらない日も、声を出した時点でその日の練習はできています。
何を練習する?AI発音練習の単語とフレーズの決め方
AIで英語の発音を練習するとき、単語選びで迷ったら次の3つの順で決めてください。
自分が使う場面の単語から
練習する単語は、これから自分が使う場面から選ぶのがいちばんです。
海外旅行なら、ホテル・レストラン・道案内でよく使う単語から始めると、練習がそのまま旅先で役に立ちます。
孫と英語で話したいなら、あいさつや好きな食べ物の単語から始めるのも楽しい選び方です。
日本人がつまずきやすい音
LとR、th、BとVのように、日本語にない音は、多くの人が同じところでつまずきます。
AIの判定でくり返しずれていると出る音があれば、その音にしぼって練習しましょう。
LとRの違いは、LとRの違いと練習方法をまとめた記事でくわしく書いています。↓


数字と自分の名前
旅行や買い物で意外と通じにくいのが、数字です。
部屋番号や人数、値段を伝える場面は多いので、1から20までの数字と、thirteenとthirtyのように聞きまちがえやすい数字をAIで確かめておくと安心です。
自分の名前や住んでいる町の名前を英語らしく言う練習もしておくと、自己紹介の場面であわてずに済みます。
音声入力で名前を言って正しい文字が出るかを見るだけでも、よい練習になります。
1つの単語より短い文
単語が言えるようになったら、短い文で言ってみます。
文にすると、単語どうしがつながって音が変わるところも練習できるからです。
耳と口をいっしょに鍛えたい人は、AIシャドーイングの手順をまとめた記事も参考にしてください。↓
AIの英語発音練習で後悔しないための注意点
AIの発音練習は手軽な分、知っておかないと困ることもあります。
次の4つだけは、始める前に頭に入れておいてください。
判定は目安として使う
AIの判定は、完ぺきを目指すための点数ではありません。
点数が100にならなくても、相手に通じる英語は話せます。
「ずれが大きい音を見つける道具」として使うと、気持ちが楽になります。
お手本はアメリカ英語が多い
ELSA Speakはアメリカの発音と話し方に力を入れたアプリで(出典:ELSA Speak公式のよくある質問)、Google検索の発音練習もアメリカ英語から始まった機能です(出典:Google公式ブログ(2019年11月14日・英語))。
イギリス英語など別のなまりを目指す人は、お手本がどちらの英語かを先に確かめておきましょう。
静かな場所とマイク
まわりの音が大きいと、AIが声を正しく聞き取れず、正しく言えていてもずれと判定されることがあります。
テレビを消した静かな部屋で、スマホを口に近づけて話すのがおすすめです。
ChatGPTの音声モードでも、話が途中で止まるときは、ヘッドホンを使う・静かな場所に移る・音量を上げることをOpenAIがすすめています(出典:OpenAIヘルプ「ChatGPT 音声モード」)。
有料プランの自動更新
有料プランの無料体験は、期間が終わると自動で有料に切り替わるものがあります。
申し込んだ定期購入は、iPhoneならAppleサポート「Appleのサブスクリプションを解約する」、AndroidならGoogle Playヘルプ(定期購入の解約)の手順で確認・解約できます。
- マイクの使用をアプリに許可した
- 静かな場所で練習する時間を決めた
- 無料でできる範囲を公式ページで読んだ
- 解約のやり方を1回だけ見ておいた
AIの英語発音練習がうまくいかないときの対処法
AIで英語の発音を練習していると、最初のうちは「判定が厳しい」「文字にならない」と感じる日もあります。
よくある3つの困りごとと、その対処をまとめました。
判定が厳しく感じるとき
ELSA Speakでは、設定の中で難易度(採点方法)を変えられます(出典:ELSA Speak公式のよくある質問)。
はじめのうちは判定をやさしめにして、「言えた」という手ごたえを先に積むのも1つの方法です。
慣れてきたら少しずつ厳しくすれば、同じ単語でも新しいずれに気づけます。
音声入力で英語が出てこないとき
まず、キーボードが英語に切り替わっているかを確かめてください。
iPhoneの音声入力は、一部の言語や国や地域では使えなかったり、機能が違ったりすることがあります(出典:Appleサポート「iPhoneでテキストを音声入力する」)。
また、音声入力を使うとモバイルデータ通信の料金がかかる場合があるので、家のWi-Fiにつないで練習すると安心です。
Gboardでも、一部の言語は音声入力に対応していません(出典:Gboardヘルプ「音声入力」)。
毎日続かないとき
ELSA Speakでは、1日の学習目標を「カジュアルな練習=1日5レッスン」「ミディアムな練習=1日10レッスン」「シリアスな練習=1日15レッスン」から選べます(出典:ELSA Speak公式のよくある質問)。
続かないと感じたら、目標をいちばん軽いものにして、毎日のリマインダーの時間を決めておくと思い出しやすくなります。
練習をお休みした日があっても、次の日に1単語だけ言えばまた元の流れにもどれます。
発音の練習はやめないことがいちばんの近道です。
量を減らしてでも、スマホに向かって声を出す日を切らさないようにしましょう。
AIの英語発音練習と一緒に使いたい無料講座|イングリッシュブレークスルー
発音は、英語を通じやすくするための大事な練習です。
ただ、何度も英語をあきらめてきた人の中には、発音よりも「何をどう話せばいいか」「外国人を前にすると固まる」ところでつまずいている人も少なくありません。
そんな人に知っておいてほしいのが、イングリッシュブレークスルーという全4話の無料動画講座です。
LPでは「観るだけで英語が上手くなる英語番組」とうたっていて、メールアドレスの入力だけで、1分ですぐ観られます(出典:イングリッシュブレークスルーの無料視聴ページ)。
- グロービッシュ=中学校レベルの単語と文法で話すシンプルな英語
- 便利フレーズ=単語を入れ替えるだけで使えるフレーズ
- メンタルの変化=外国人と話すときの緊張や苦手意識をほどく
講師は『会話はインド人に学べ!』などの著書があるサチン・チョードリーさんで、LPでは40〜60代を中心にのべ4000人が通う英語スクールを主催していると紹介されています。
LPには「効果には個人差があり、効果を保証するものではありません」という注記もあり、運営は株式会社スケールアイです。
講座で覚えたフレーズを、この記事の5分メニューの「短い文」に入れて練習する、という組み合わせ方もできます。
私もイングリッシュブレークスルーを体験して、口コミと体験をまとめた記事を書いています。↓





発音はAIで、話す考え方は動画で、って分けたらええんやね



そういうこと。どっちも無料で試せるし、合わへんかったらやめたらええだけやで
AIで英語の発音を練習することについてよくある質問
AIの英語発音練習について、50代・60代の方が気にしやすい質問に答えます。
- AIの発音練習は無料でできますか?
-
できます。
ELSA Speakは無料アカウントでも一部のレッスンやAI辞書が使えます。
スマホの音声入力は、iPhoneにもAndroidにもある標準の機能です。
- 50代・60代からでも発音はよくなりますか?
-
どれだけよくなるかは人によって違うので断言できません。
ただ、AIの判定を使うと、直すべき音を1つずつしぼれるので、何から手をつければいいか迷いにくくなります。
- 1日どのくらい練習すればいいですか?
-
決まった時間はありません。
この記事では、単語2分・短い文2分・通じるかの確認1分の、1日5分のメニューを紹介しました。
- Google検索の発音練習が出てきません。
-
Googleが2019年に実験的な機能として発表したもので、表示されない場合があります。
そのときはELSA Speakのような発音アプリや、スマホの音声入力で同じ練習ができます。
- AIの判定が低いと通じないということですか?
-
判定は、ずれが大きい音を見つけるための目安です。
点数が満点でなくても、相手に通じる英語は話せます。
- イギリス英語の発音も練習できますか?
-
ELSA Speakはアメリカの発音に力を入れたアプリで、Google検索の発音練習もアメリカ英語から始まった機能です。
イギリス英語を目指す人は、お手本がどちらの英語かを先に確かめてください。
- 音声入力で英語が出てこないのはなぜですか?
-
キーボードが日本語のままだと、英語で話しても日本語として聞き取られることがあります。
キーボードを英語に切り替えてから話してみてください。
50代・60代から英語をやり直したい方は、無料英語アプリおすすめ5選にまとめています。
まとめ|AIの英語発音練習は今日の1単語から
AIで英語の発音を練習する方法を、もう一度ふり返ります。
- 音ごとのずれを直すならELSA Speak(無料レッスンは一部)
- 1単語をすぐ確かめるならGoogle検索の発音練習(実験的な機能)
- 通じるかを試すならスマホの音声入力
- 会話で使ってみるならChatGPTの音声モード
- 練習は毎日5分、直す音は1日1つ
発音は、始めた日から少しずつしか変わりません。
だからこそ「いつか」ではなく、今日1つの単語をスマホに向かって言ってみてください。
\何度も英語をあきらめてきた人へ/
メールアドレスの入力だけで1分ですぐ観られる
※各アプリの機能と無料の範囲は2026年9月24日時点の公式ページの内容です。
変わることがあるので、使う前にもう一度ご確認ください。
発音がよくならない理由から知りたい方は、英語の発音がよくならない理由と直し方の記事もどうぞ。↓













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