
ユタカ英語の発音練習って、何から始めたらええの?
大人になってからでも、ほんまに発音って変わるんかな?
英語の発音練習は、先に英語のリズム(強弱)をまねし、次に聞き分けの練習で耳を作り、最後に苦手な音を1つずつ録音で直す順番で進めます。
- 1日15分を、毎日少しずつ続ける
- 練習の最後に自分の声を録音して手本と聞き比べる
- まずは4週間を1区切りにする
86件の研究をまとめた分析では、発音の練習には大きな効果があったと報告されています。
シャドーイングの添削サービスに1年以上・400回を超えて録音を出してきた筆者が、第二言語習得(大人が外国語を身につける仕組み)の論文6本と、大学・公共放送の公式サイトを確かめてまとめました。
この記事を読めば、
- 今日から何をどの順番で練習すればいいか
- 1日何分・何週間やればいいか
- お金をかけずに使える公式の教材
までそろうので、迷わずに今日の1回目を始められます。
英語の発音練習の結論|今日から何をどの順番でやるか
英語の発音練習は、次の4つの順番で進めます。
| 順番 | やること | ねらい |
|---|---|---|
| 1 | 手本の音声に合わせて、強く言う所・弱く言う所をまねる | 通じやすさにいちばん効くリズムを先に作る |
| 2 | 似ている2語(lightとrightなど)を聞き分ける | 耳が変わると口も変わる |
| 3 | 苦手な音を1つ選び、口の形を鏡で見ながら言う | 直す音を1つにしぼる |
| 4 | 録音して手本と聞き比べ、違う所だけ直す | 自分では気づけないずれを見つける |
順番の理由は英語の発音練習の順番で、1回分の手順は練習のやり方5つで説明します。



いきなりRやTHの音から始めんでもええんやで。
先にリズムをまねるほうが、相手に通じる英語に早く近づくんや。
英語の発音練習は大人でも効果が出る|研究の数字で確かめる
「大人になってから発音はもう変わらない」と思っている人は多いですが、研究の結果は逆です。
ここでは、大人の学習者を対象にした研究を4つ紹介します。
86の研究をまとめた結果
発音の指導の効果を調べた86件の研究を、まとめて分析した論文があります(Lee, Jang & Plonsky, 2015)。
結果は、発音の指導には全体として大きな効果があるというものでした。
さらに、練習の期間が長いほど、そして間違いを指摘してもらえる(フィードバックがある)ほど、効果が大きくなっていました。
この記事で「4週間を1区切り」「最後に録音して聞き比べる」と勧めているのは、この2つの結果に合わせたものです。
45回で日本人のRとLが変わった
日本語を話す大人11人に、英語のRとLを聞き分ける練習を45回続けてもらった研究があります(Bradlow ほか, 1997)。
練習したのは聞き分けだけで、話す練習はしていません。
それでも練習のあとに録音した発音は、英語を話す人が聞いて、練習の前より正しく聞き分けられるようになっていました。
耳を鍛えると口も変わるという結果です。
やめても3か月後まで残っていた
同じ聞き分けの練習を3週間続けた日本人の大人を、練習が終わったあとも追いかけた研究があります(Lively ほか, 1994)。
3か月後に測り直すと、正しく聞き分けられた割合は、練習の直後からわずか2%しか下がっていませんでした。
6か月後でも、練習を始める前より4.5%高いままでした。
聞き分けの練習で身についた力は、練習をやめてもすぐには消えないことがわかります。
17.4歳の壁は文法の話
ハーバード大学のスティーブン・ピンカー教授らが、英語を話す約67万人のテスト結果を分析した研究があります(Hartshorne, Tenenbaum & Pinker, 2018)。
この研究では、文法を身につける力が17.4歳ごろまで保たれ、そこから下がっていくと推定されました。
「大人になったら外国語は遅い」という話の根拠としてよく引かれますが、測ったのは文法のテストの答えです。
発音そのものを測った研究ではないので、50代・60代から発音練習を始めない理由にはなりません。
実際に、ここまでの3つの研究はどれも大人の学習者を対象にしていました。



50代からでも、ちゃんと伸びた研究があるんやな!
やる気が出てきたわ。



そうやで。
「もう年やから」と思った日こそ、短い文を1つ録音してみてな。
英語の発音練習の順番|リズムが先、個別の音は後
英語の発音練習でいちばん多い失敗は、最初に1つの音ばかり練習してしまうことです。
発音がなかなかよくならない理由は英語の発音がよくならない理由と直し方にまとめているので、ここでは練習の順番だけを説明します。↓


通じやすさを決めるのはリズム
カナダの研究者たちは、英語を学ぶ大人を3つのグループに分けて12週間の授業を比べました(Derwing, Munro & Wiebe, 1998)。
1つは個々の音(母音・子音)を練習するグループ、1つは話し方の全体(リズム・抑揚・声の出し方)を練習するグループ、もう1つは発音を特に練習しないグループです。
自由に話してもらった場面で「聞きやすく、なめらかになった」と評価されたのは、リズムを練習したグループでした。
個々の音を練習したグループも決まった文を読む場面では伸びましたが、自由に話す場面での伸びは見られませんでした。
だから、まずは強く言う所と弱く言う所をまねるリズムの練習から始めます。
聞き分けが先に変わると口が変わる
25年分の研究をまとめた分析では、聞き分けの練習だけをした学習者で、聞き取る力だけでなく発音にもよい変化が出ていました(Sakai & Moorman, 2018)。
前の章のRとLの研究と同じく、聞き分けられない音は、正しく言うのも難しいということです。
個別の音を直すときは、口を動かす前に、まず似た2語を聞き分ける練習を入れます。
発音記号は全部覚えなくていい
発音記号は、辞書でその単語の音を確かめるための道具です。
最初から全部を暗記する必要はなく、自分が直したい音の記号から1つずつ覚えれば十分です。
記号の覚え方の順番は発音記号の覚え方は?母音と子音を最短で身につける順番で解説しています。↓





順番さえ間違えへんかったら、1日15分でも十分前に進めるで。
まずはリズム、それから耳、最後に口や。
英語の発音練習のやり方5つ|手順まで全部書く
ここからは、毎日の練習で使う5つのやり方を、手順まで書きます。
5つ全部を毎日やる必要はなく、後で紹介する予定表のとおりに組み合わせます。
| やり方 | ねらい | 1回の目安 |
|---|---|---|
| 録音して聞き比べる | 自分のずれを見つける | 3分 |
| オーバーラッピング | リズムと速さをまねる | 5分 |
| シャドーイング | 音を聞きながら口を動かす | 5分 |
| 似ている2語の聞き分け | 耳を作る | 5分 |
| 鏡で口の形を見る | 苦手な音を直す | 3分 |
自分の声を録って聞き比べる
発音練習でいちばん大事なのは、自分の声を聞くことです。
話している最中の自分の声は、骨を伝わって聞こえるため、実際の音とずれて聞こえます。
5〜10語くらいの短い文を、手本の音声つきで1つ選びます。
手本を1回聞いてから、自分の声で同じ文を録音します。
手本→自分→手本の順に聞いて、違って聞こえた所に印をつけます。
直すのは、1回に1か所だけにします。



自分の声を録って聞くの、なんかはずかしいわ…。



最初はみんなそうやで。
ねこりんもシャドーイングの添削サービスで、1年以上かけて録音を400回以上出してきたんや。
聞き返すたびに、直す所がはっきりしていくで。
音声と同時に読む
オーバーラッピングは、英文を見ながら、手本の音声とぴったり同時に読む練習です。
知らない単語をなくしてから始めます。
手本を聞きながら、強く聞こえた音節の上に●を書き込みます。
●の所を強く長く、それ以外を弱く短く読むことだけに集中して、3回読みます。
聞こえたそばから追いかける
シャドーイングは、英文を見ずに、聞こえてくる音声のすぐ後ろを追いかけて声に出す練習です。
オーバーラッピングで口が慣れた文を使い、英文を閉じて2〜3回追いかけます。
くわしい手順は、同じサイトのシャドーイングの2種類のやり方を整理した記事でも紹介しています。↓


似ている2語を聞き分ける
lightとright、berryとveryのように、1つの音だけが違う2語のペアを「最小対語(ミニマルペア)」といいます。
後の章の最小対語リストから、直したい音のペアを1組選びます。
オンライン辞書の音声ボタンで、2語を交互に5回ずつ聞きます。
家族に片方を読んでもらうか、音声をランダムに再生してもらい、どちらの単語か当てます。
10回中9回当たるようになったら、次のペアへ進みます。
前の章で紹介した研究でも、5人の話し手の声を使って聞き分けを練習していました(Lively ほか, 1994)。
1つの辞書だけでなく、アメリカ英語とイギリス英語の両方の音声や、別の辞書の音声も聞きます。
口の形と舌の位置を鏡で見る
聞き分けられるようになった音は、鏡で口の形を見ながら言う練習に進みます。
後で紹介するアイオワ大学の無料サイトで、その音を出すときの舌と唇の動きをアニメーションで見ます。
唇の形・舌先の位置・歯の当て方を、鏡でたしかめながら1音だけゆっくり言います。
1音で言えたら、その音が入った単語、短い文の順に広げます。



全部を毎日やろうとすると続かへんから、1日2〜3個でええで。
どれを組み合わせるかは、この後の予定表に書いてあるで。
英語の発音練習で先に直す音の順番
日本語には無い区別の音は、たくさんあります。
全部を同時に直そうとせず、まちがえると別の単語になってしまう音から順番に直します。
日本語話者が先に直す5つの音
| 順番 | 音 | 日本語でまちがえやすい形 | まちがえると |
|---|---|---|---|
| 1 | LとR | どちらも「ラ行」で言う | light(光)とright(右)が同じに聞こえる |
| 2 | BとV | どちらも「バ行」で言う | berry(ベリー)とvery(とても)が同じに聞こえる |
| 3 | THとS・Z | 「サ行」「ザ行」で言う | think(考える)がsink(沈む)に聞こえる |
| 4 | æとʌ | どちらも「ア」で言う | cap(帽子)とcup(カップ)が同じに聞こえる |
| 5 | FとH | 「フ」を「ホ」に近く言う | food(食べ物)がhood(フード)に聞こえる |
この順番は、日本語の「ラ行」「バ行」「サ行」のように1つの音でまとめてしまいやすいものを先に置いたものです。
それぞれの音の口の形は、LとRの違い・BとVの違い・THの音の仕組みの記事でくわしく説明しています。↓






そのまま使える最小対語リスト
聞き分けの練習(やり方4)で、そのまま使えるペアです。
| 音 | ペア1 | ペア2 | ペア3 |
|---|---|---|---|
| LとR | light/right | lice/rice | glass/grass |
| BとV | berry/very | best/vest | boat/vote |
| THとS | think/sink | thick/sick | mouth/mouse |
| THとZ | breathe/breeze | clothing/closing | then/Zen |
| æとʌ | cap/cup | bag/bug | match/much |
| FとH | food/hood | fall/hall | fair/hair |
| siとshi | see/she | seat/sheet | sip/ship |
どのペアも、辞書の音声で2語を交互に聞き、違いがわかってから口の練習に進みます。



lightとrightって、聞き分けるのめっちゃ難しいやつや…。



難しいから先にやるんやで。
10回中9回当たるようになったら、次のペアに行こな。
英語の発音練習に欠かせない音声変化とアクセント
英語は、文の中で単語どうしがつながったり、音が消えたり変わったりします。
単語ひとつひとつの音が正しくても、ここを知らないと手本のリズムについていけません。
くっつく音
前の単語の最後の子音と、次の単語の最初の母音がつながる変化です。
- check it out → 「チェキラウ」のように聞こえる
- an apple → 「アナポー」のように聞こえる
消える音
同じ音や似た音が続くと、前の音がほとんど聞こえなくなります。
- good day → goodのdがほぼ消える
- next time → nextのtがほぼ消える
変わる音
隣の音の影響で、別の音に変わる変化です。
- did you → 「ディジュー」のように聞こえる
- water(アメリカ英語)→ tが「ラ行」に近い音になる
強弱のつけ方
英語の文では、意味を運ぶ単語(名詞・動詞・形容詞・副詞)を強く、文法の働きをする単語(冠詞・前置詞・代名詞など)を弱く短く言います。
| 強く言う単語 | 弱く言う単語 |
|---|---|
| 名詞(cat・Tokyo) | 冠詞(a・the) |
| 動詞(go・eat) | 前置詞(to・at・for) |
| 形容詞(big・happy) | 代名詞(I・you・it) |
| 副詞(very・slowly) | be動詞・助動詞(is・can) |
たとえば I want to go to Tokyo. なら、wantとgoとTokyoを強く、ほかを弱く短く言います。
オーバーラッピング(やり方2)で●の印をつけるときは、この表を目安にします。



音がつながったり消えたりするのは、なまけてるんやなくて英語のルールなんや。
知ってるだけで、手本の音声がぐっと聞き取りやすくなるで。
英語の発音練習の4週間予定表|1日15分
ここまでの順番(リズム→耳→苦手な音→録音)を、1日15分の4週間の予定にしました。
週に5日を目安にして、休んだ日の分は次の週に回します。
| 週 | 1日15分の中身 | その週のゴール |
|---|---|---|
| 1週目 | オーバーラッピング5分+シャドーイング5分+録音3分+聞き直し2分 | 手本と同じ所を強く言える |
| 2週目 | ペアの聞き分け5分+鏡で苦手な音5分+オーバーラッピング5分 | 苦手な音のペアを10回中9回聞き分けられる |
| 3週目 | 音声変化の入った文でオーバーラッピング5分+シャドーイング5分+録音5分 | つながる音・消える音をまねできる |
| 4週目 | 30秒〜1分の英文でシャドーイング10分+録音5分 | 1週目の録音より手本に近い |
1週目はリズムに慣れる
5〜10語の短い文を1日1文選び、強く言う所に●をつけてからオーバーラッピングとシャドーイングをします。
1週目の最初の日に録った声は、4週目に聞き比べるので消さずに残しておきます。
2週目は苦手な音を1つ
先に直す5つの音から1つだけ選び、最小対語リストのペアで聞き分けを練習します。
聞き分けられるようになったら、鏡を見ながら口の形をまねる練習に進みます。
3週目は音声変化を足す
check it out や did you のような、音がつながる・消える・変わる文を使ってオーバーラッピングします。
録音を手本と聞き比べ、つながりが言えていない所だけを繰り返します。
4週目は長い文で通す
30秒〜1分の英文で、ここまでの練習を通しでやります。
最後の日に、1週目に録った声と、いまの声を聞き比べます。



4週目に1週目の録音を聞いたら、きっとびっくりするで。
変化が聞こえたら、次の4週間でまた苦手な音を1つ選んでな。
英語の発音練習を無料でやる方法|公式の教材3つ
発音練習の教材は、有料のアプリや本を買わなくても、大学や公共放送が無料で出しているもので十分そろいます。
BBCの発音講座
イギリスの公共放送BBCは、英語を学ぶ人向けのサイトBBC Learning Englishで、発音の講座を無料で公開しています。
英語の子音と母音を1つずつ動画で見られる「The Sounds of English」と、音のつながりや変化を1回ずつ取り上げる「Tim's Pronunciation Workshop」(全75回)の2つ。
イギリス英語の発音なので、アメリカ英語の音と比べる教材としても使えます。
アイオワ大学の口の中の動画
アメリカのアイオワ大学が作ったSounds of Speechは、英語の音ごとに、舌や唇がどう動くかを口の中の断面のアニメーションで見られるサイトです。
同じ音を、話す人の顔の動画と音声でも確かめられます。
ウェブ版は無料で使えるので、鏡で口の形を見る練習(やり方5)の手本に向いています。
IPAの公式チャート
発音記号を決めている国際音声学会(IPA)は、すべての発音記号を並べた公式のチャートを無料で公開しています。
辞書で見た記号がどんな音なのかを確かめたいときに使います。
YouTubeと映画の使い方
YouTubeや映画は、強弱やつながりがはっきり聞こえる、ふつうの速さの英語の手本になります。
使うときは、5〜10秒の1場面だけを切り取り、字幕の英文を書き出してからオーバーラッピングするのがコツです。
1本を通しで聞き流すより、短い場面をくり返すほうが、ここまでの練習のやり方に合います。
アプリで発音を判定してほしい人は、英語の発音向上のためのアプリを紹介した記事や、AIで英語の発音を練習する方法も参考にしてください。↓







無料の教材だけでも、この記事の練習は全部できるで。
まずはBBCの動画で、苦手な音を1つ見てみてな。
英語の発音練習の自己チェックリスト
毎回の練習のあと、録音を聞きながら次の7つを確かめます。
- □ 強く言う単語を、手本と同じ所で強く言えている
- □ 弱く言う単語(a・the・to など)を、短く軽く言えている
- □ 子音で終わる単語の後ろに、余計な「ウ」「オ」が付いていない
- □ 今週の苦手な音が、手本と同じ音に聞こえる
- □ つながる音・消える音を、手本と同じようにつなげている
- □ 文の最後の上げ下げ(抑揚)が、手本と同じ向きになっている
- □ 1週目の録音より、手本に近くなった所が1つ以上ある



7つのうち、できてへん所を1つだけ選んで明日直す。
それをくり返したら、ちゃんと前に進めるで。
英語の発音練習で独学が止まったときの選択肢
独学で練習していて伸びが止まったと感じたら、多くの場合、自分では違いに気づけない音が残っています。
86件の研究をまとめた分析でも、間違いを指摘してもらえる練習のほうが効果が大きいと報告されていました(Lee, Jang & Plonsky, 2015)。
録音を自分で聞き比べても直す所が見つからなくなったら、英語を教えるプロに聞いてもらう方法があります。
- オンライン英会話=講師に発音を直してもらいながら話す練習ができる
- 英語コーチング=練習の計画と毎日の進み具合をプロに見てもらえる
- 英語スクール=決まったカリキュラムで、発音の練習の時間がとれる
2〜3か月で一気に伸ばしたい人は、おすすめのコーチング英会話3選を参考にしてください。↓





録音を自分で何回聞いても違いがわからへんときは、人の耳を借りる番やで。
そこまで練習してきたなら、プロに見てもらう価値は十分あるで。
英語の発音練習のよくある質問
英語の発音練習について、よく出る質問に答えます。
- 英語の発音練習は1日何分やればいいですか?
-
この記事では1日15分を目安にしています。
発音の練習は、長い時間をまとめてやるより、毎日少しずつ続けるほうが予定を守りやすいからです。
- 50代・60代からでも発音はよくなりますか?
-
よくなります。
この記事で紹介した研究は、どれも大人の学習者を対象にしたものです。
17.4歳の壁と言われる研究も、測ったのは文法で、発音ではありません(Hartshorne, Tenenbaum & Pinker, 2018)。
- 聞き流しだけで発音はよくなりますか?
-
聞き流すだけでは、発音はよくなりにくいです。
日本人のRとLの研究で発音が変わったのは、どちらの単語かを当てる、集中した聞き分けの練習でした(Bradlow ほか, 1997)。
- アメリカ英語とイギリス英語のどちらを練習すればいいですか?
-
どちらでもかまいませんが、手本にする話し手を1人に決めて、同じ発音で練習を続けます。
迷ったら、よく見る映画やドラマ、仕事で話す相手の英語に合わせます。
- 独学だけで発音はよくなりますか?
-
録音して手本と聞き比べる練習を続ければ、独学でもよくなります。
自分で直す所が見つからなくなったら、プロに聞いてもらう方法に切り替えます。



ここに無い疑問が出てきたら、まず今日の録音を聞き返してみてな。
答えは自分の声の中にあることが多いんやで。
英語の発音練習のまとめ
英語の発音練習の正しい進め方は、次のとおりです。
- 最初は個別の音よりリズム(強弱)をまねる
- 苦手な音は、口を動かす前に似た2語の聞き分けから
- 直す音は1回に1つにしぼる
- 練習の最後に録音して手本と聞き比べる
- 1日15分・4週間を1区切りにして続ける
自分で直す所が見つからなくなったら、毎日の練習をプロに見てもらえる英語コーチングを使う方法もあります。



今日の1回目は、短い文を1つ録音するだけでもええで。
録れたら、手本と聞き比べるところから始めてみてな!
2〜3か月で一気に伸ばしたい人は、おすすめのコーチング英会話3選も参考にしてください。↓


\独学の発音練習で伸びが止まったら/
2〜3か月で伸ばす3社を比べられます
紹介している3社とも無料カウンセリングか無料体験レッスンあり
参考文献
- Lee, J., Jang, J. & Plonsky, L. (2015). The Effectiveness of Second Language Pronunciation Instruction: A Meta-Analysis. Applied Linguistics, 36(3)(Oxford Academic)
- Bradlow, A. R., Pisoni, D. B., Akahane-Yamada, R. & Tohkura, Y. (1997). Training Japanese listeners to identify English /r/ and /l/: IV. Some effects of perceptual learning on speech production. JASA, 101(4), 2299–2310(Acoustical Society of America)
- Lively, S. E., Pisoni, D. B., Yamada, R. A., Tohkura, Y. & Yamada, T. (1994). Training Japanese listeners to identify English /r/ and /l/. III. Long-term retention of new phonetic categories. JASA, 96(4), 2076–2087(Acoustical Society of America)
- Hartshorne, J. K., Tenenbaum, J. B. & Pinker, S. (2018). A critical period for second language acquisition: Evidence from 2/3 million English speakers. Cognition, 177, 263–277(Elsevier)
- Derwing, T. M., Munro, M. J. & Wiebe, G. (1998). Evidence in Favor of a Broad Framework for Pronunciation Instruction. Language Learning, 48(3), 393–410(Wiley)
- Sakai, M. & Moorman, C. (2018). Can perception training improve the production of second language phonemes? A meta-analytic review of 25 years of perception training research. Applied Psycholinguistics, 39(1), 187–224(Cambridge University Press)
- BBC Learning English|Pronunciation(BBC公式サイト)
- Sounds of Speech(アイオワ大学)
- The International Phonetic Alphabet chart(国際音声学会)










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