
ユタカ英検準1級の過去問は、何回分を無料で見られますか?
解いたあとの点数の付け方も知りたいです。
英検準1級の過去問は、英検協会の準1級のページで、過去1年分にあたる3回分が無料で公開されています。
問題冊子・解答・リスニング原稿・音声がそろっているので、本番と同じ90分と約30分で解く練習ができます。
要約と英作文は正答がないため、英検協会が示す4つの観点で自分の答えを見直すのがコツです。
英検1級の英語講師である筆者が、英検協会の準1級の過去問のページと試験内容のページを確かめてまとめました。
3回分しかない過去問を、点数を測るだけで終わらせないための使い方を、順番に説明します。
準1級の勉強の全体像は、英検準1級の勉強法|技能別の進め方と社会人が続けられる16週の計画にまとめています。↓


英検準1級の過去問の入手先と公開回数
英検準1級の過去問は、英検協会の公式サイトにある「準1級の過去問・試験内容」のページで公開されています。
このページでは、準1級の試験内容と、過去1年(3回分)の過去問が紹介されています。
2026年10月の時点で見られるのは、2026年度第1回、2025年度第3回、2025年度第2回の分です。
| 回 | そろっているもの |
|---|---|
| 2026年度 第1回 | 問題冊子・リスニング原稿・音源(Part1〜3)・解答 |
| 2025年度 第3回 | 問題冊子・リスニング原稿・音源(Part1〜3)・解答 |
| 2025年度 第2回 | 問題冊子・リスニング原稿・音源(Part1〜3)・解答 |
表は、英検協会の準1級の過去問のページに並んでいる中身を回ごとに書き出したものです。



3回分とも、音声まで全部そろってるんよ。
公開されるのは本会場の回
ダウンロードできるのは、本会場で行われた回の問題です。
準1級は、1級と同じく本会場だけで行われる級なので、毎回の一次試験の問題がこの対象に入ります。
新しい回が出ると古い回は見られなくなることがあるので、使う予定の回は早めに保存しておくと安心です。
英検S-CBTで受ける人も過去問は使える
英検S-CBTは、コンピュータで受ける英検で、従来型と同じ級・資格・英検CSEスコアが取れる試験です。
解く画面は違っても、問われる力は同じなので、語彙や長文、ライティングの練習には過去問がそのまま役立ちます。
画面で解くことに慣れておきたい人は、印刷した過去問とは別に、PDFを画面に表示して解く回を1回作ってみてください。
英検準1級の過去問で分かる問題の形
英検協会によると、準1級の一次試験は、リーディングとライティングが90分、リスニングが約30分です。
過去問を開く前に、大問ごとの問題数を頭に入れておきましょう。
| 技能 | 大問 | 問題数 |
|---|---|---|
| リーディング | 短文の語句空所補充 | 18問 |
| リーディング | 長文の語句空所補充 | 6問 |
| リーディング | 長文の内容一致選択 | 7問 |
| ライティング | 英文要約 | 1問 |
| ライティング | 英作文 | 1問 |
| リスニング | 会話の内容一致選択 | 12問 |
| リスニング | 文の内容一致選択 | 12問 |
| リスニング | Real-Life形式の内容一致選択 | 5問 |
表は、英検協会の準1級の試験内容のページに載っている問題数です。



リスニングは、ぜんぶ放送が1回だけやで。
止めずに解く練習をしてな。
英検協会の試験内容のページでは、リスニングの3つの大問は、どれも放送回数が1回と示されています。
過去問の音声も、止めずに1回だけ聞いて解くことで、本番に近い練習になります。
要約は60語から70語
2026年度第1回の問題冊子では、英文要約は、元の英文を自分の言葉でまとめ、60語から70語で書くように指示されていました。
要約は、2024年度のリニューアルで準1級に加わった問題です。
元の英文の段落ごとの要点を1つずつ拾い、つなぎの言葉でまとめる練習を過去問でくり返しましょう。
英作文は120語から150語
同じ回の英作文は、目安の長さが120語から150語でした。
トピックに対する自分の意見を書き、理由を挙げて支える形の問題です。
語数が足りないと内容が薄く見えるので、理由を2つ書いてから結論でまとめる形を、過去問で手に覚えさせてください。
英検準1級の過去問の1回分の解き方
過去問は、本番と同じ条件で解いてこそ、いまの力が正しく分かります。
筆者がすすめる1回分の解き方は、次の流れです。
90分のタイマーをかけ、語彙・長文・要約・英作文を最後まで解きます。
音声は止めずに1回だけ流し、Part1からPart3まで続けて解きます。
選択問題は解答のPDFで丸を付け、大問ごとの正答数を書き出します。
4つの観点で自分の答えを読み直し、直した版をもう一度書きます。
手順は、公開されている過去問の使い方として筆者がすすめる流れです。



書き直すところまでやって、1回分やで。
3回分の割り振り
3回分は、勉強を始めた時期、本番の1か月ほど前、本番の1〜2週間前に1回ずつ解くのがおすすめです。
最初の回でいまの力を測り、2回目で時間配分を決め、最後の回で本番の予行演習をする、という役割分担になります。
最新の回は、いまの出題にいちばん近いので、本番の直前のために残しておきましょう。
解答は別の紙に書く
過去問のPDFは、本番と同じように紙に印刷して解くのがおすすめです。
画面で解くと、長文に線を引いたり余白にメモを書いたりする、本番の解き方が練習しにくいからです。
問題冊子に答えを書き込まずに、別の紙に記号を書いておくと、あとで同じ回を解き直せます。
マークシートの代わりに、大問ごとに番号を振った解答欄を自分で作っておくと、丸付けも速くなります。
英検準1級の過去問の正答率と自己採点の目安
英検の合否は英検CSEスコアで決まるので、過去問の正答数からスコアを正確に出すことはできません。
英検協会は、準1級の一次試験の合格基準スコアを1792、二次試験の合格基準スコアを512としています。
| 試験 | 合格基準スコア | 測る技能 |
|---|---|---|
| 一次試験 | 1792 | リーディング・リスニング・ライティング |
| 二次試験 | 512 | スピーキング |
表は、英検協会の英検CSEスコアのページに載っている準1級の合格基準スコアです。



正答数だけやと、合格かどうかははっきり分からんのやな。
目安として、英検協会は2016年度第1回の結果について、1級と準1級は各技能で正答率7割程度の人の多くが合格したと説明しています。
過去問では、リーディングとリスニングがそれぞれ7割に届いているかを1つの目安にしてください。
7割に届かなかった技能があれば、次の回を解くまでの勉強の時間を、その技能に多めに回します。
要約と英作文の自己採点
要約と英作文は、内容・構成・語彙・文法の4つの観点で評価されます。
英検協会は、問われたことに答えていないと判断された解答は、すべての観点で0点になることがあると説明しています。
自己採点では、まず問いに答えているかを確かめ、次に段落の組み立て、最後に語彙と文法の誤りを数える順番で見てください。
自己採点を記録する表
| 見る所 | 記録すること |
|---|---|
| 語彙(18問) | 正答数と、知らなかった語の数 |
| 長文(13問) | 正答数と、時間が足りたかどうか |
| 要約・英作文 | 4つの観点ごとに気になった点 |
| リスニング(29問) | 大問ごとの正答数 |
表は、筆者が受講生にすすめている記録の付け方です。
記録は、3回分を同じ表に並べて書くと、どの技能が伸びて、どの技能が止まっているかが一目で分かります。
伸びていない技能が見つかったら、次の回までの2〜3週間は、その技能の勉強に1日の時間の半分を回してみてください。
反対に、2回続けて7割を超えている技能は、維持するための短い復習だけにして、ほかの技能に時間を譲るのが効率的です。
記録の表は、ノートの1ページに収まる大きさで作っておくと、勉強を始める前に毎回見返せて、その日にやることを決めやすくなります。
英検準1級の過去問の語彙問題の見直し方
準1級の語彙問題は18問あり、短文や会話文の空所に合う語句を4つの選択肢から選ぶ形です。
見直しでは、間違えた問題の正解の語だけでなく、ほかの3つの選択肢の意味も確かめてください。
正解できた問題でも、自信がなく勘で選んだものには印を付け、間違えた問題と同じように見直しておくと安心です。



選ばなかった選択肢の意味まで調べるのがコツやで。
不正解の選択肢に並ぶ語も準1級で問われる難しさの語なので、4つまとめて覚えると効率がいいからです。
知らなかった語は、単語帳に載っているかを確かめ、載っていれば印を付けてくり返します。
単語帳に載っていない語は、過去問の文ごと語彙ノートに書き写しておくと、使われ方といっしょに覚えられます。
会話文の語彙問題
準1級の語彙問題には、短文だけでなく会話文の空所に入る語句を選ぶ問題もあります。
会話文の問題は、前後の発言の流れから意味を推し量れることが多いので、知らない語でもすぐにあきらめないでください。
見直しでは、空所の前後のどの言葉がヒントになったかに線を引いておくと、別の回でも同じ読み方が使えます。
句動詞の問題
2026年度第1回の問題冊子でも、語彙問題の後半に、動詞と前置詞などを組み合わせた句動詞を選ぶ問題がありました。
句動詞は、1つの動詞ごとにまとめて覚えると、組み合わせる語の違いで意味がどう変わるかが整理しやすくなります。
過去問に出た句動詞は、例文ごと語彙ノートに書き写し、声に出して読む練習をくり返してください。
準1級の単語帳の選び方は、英検準1級の単語帳はどう選ぶ?語彙問題18問の中身から決める1冊と3周の回し方にまとめています。↓


英検準1級の過去問の長文とリスニングの見直し方
長文とリスニングは、正解したかどうかより、どこで答えが決まったかを確かめる見直しが大切です。
それぞれの見直し方を説明します。



長文とリスニングは、どこで答えが決まったかを見るんよ。
長文の見直し
長文は、答えの根拠になった文に線を引き、ほかの選択肢がなぜ違うかを本文の言葉で説明できるかを確かめます。
時間が足りなかった人は、段落ごとの要点を1行で書き出す練習を加えると、読む速さが上がっていくはずです。
準1級の長文の話題は、英検協会の試験内容のページに、社会生活一般、芸術、文化、歴史、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネス、政治などと並んでいます。
リスニングの見直し
リスニングは、まず1回だけ聞いて解き、そのあとでリスニング原稿を見ながら聞き直します。
聞き取れなかった所に線を引き、音声に少し遅れて声に出して追いかけると、同じ音が次は聞き取れるようになるはずです。
Real-Life形式の5問は、放送の前に状況と質問を読んでおくと、何を聞き取ればよいかがはっきりします。
聞き取れなかった原因は、「知らない語だった」「音がつながって聞こえなかった」「内容は分かったが選択肢で迷った」の3つに分けてメモしておきましょう。
原因によって、語彙を覚える、声に出して追いかける、選択肢の言い換えを確かめる、と直し方が変わります。
英検準1級の過去問の要約と英作文の書き直し方
要約と英作文は、解きっぱなしにせず、自己採点のあとで書き直すと伸びが大きい問題です。
英検協会の2024年度リニューアルのページには、準1級の要約の出題例と解答例、評価の観点が載っています。



お手本の解答例と比べながら直せるんやな。
自分の要約と解答例を並べ、元の英文の要点のうち、どれが抜けているかを確かめます。
元の英文の語をそのまま写した所を見つけ、別の語や形に言い換えます。
60語から70語に収まるように、要点を残して書き直すのが最後の仕上げです。
英作文は、トピックに対する意見が最初の段落で分かるか、理由ごとに段落が分かれているかを見て書き直しましょう。
書き直した英作文は、時間をあけてもう一度読み直すと、書いた直後には気づかなかった誤りが見つかりやすくなります。
自分で直しきれない所は、英語の講師に添削してもらうと、自分の癖が見えてきます。
英検準1級の過去問がない二次試験の準備
二次試験については、過去問ではなく、サンプル問題のPDFが公開されています。
面接室に入ってから出るまでの流れは、「英検バーチャル二次試験」のアニメーションで確かめられます。
| 流れ | 中身 |
|---|---|
| ナレーションの準備 | 問題カードの指示文と4コマのイラストを見て1分間考える |
| ナレーション | 4コマのイラストの展開を2分間で説明する |
| 質疑応答 | No.1からNo.4まで4つの質問に答える |
表は、英検協会の準1級の試験内容のページにある二次試験の流れをまとめたものです。



ナレーションは、考える時間が1分しかないんよ。
サンプル問題の使い方
サンプル問題のPDFを印刷し、1分のタイマーで考えてから、2分のタイマーでナレーションを声に出して練習します。
スマートフォンで自分の声を録音して聞き直すと、時間が足りなくなる所や、言葉に詰まる所が分かります。
ナレーションの言い出しは問題カードに印刷されているので、必ずその言い出しから始める練習をしておきましょう。
質疑応答の練習
質疑応答のNo.1はイラストに関連した質問、No.2からNo.4はカードのトピックや社会性のある内容についての質問です。
答えるときは、自分の意見を先に言い、理由を1つか2つ続ける形にすると、短い時間でもまとまった答えになります。
英検協会は、自然な流れの中での聞き返しは減点の対象にならないとしているので、聞き取れなかったときは落ち着いて聞き返してください。
過去の出題例として、英検協会は在宅勤務、レストランでの喫煙、チャイルドシートなどの話題を挙げています。
一次試験の過去問で読んだ長文の話題について、自分の意見を英語で1分ほど話してみると、質疑応答の練習にもなります。
英検準1級の過去問を使い切ったあとの教材
3回分を使い切ったら、書店で売られている過去問題集や予想問題集で、解く回数を増やしましょう。
選ぶときは、2024年度のリニューアル後の形式に対応しているか、つまり英文要約が入っているかを必ず確かめてください。
リニューアル前の形式の本は、語彙や長文の練習には使えますが、時間配分の練習には向きません。



問題集は、要約が入ってる本かどうかを見て選んでな。
問題集は、1冊を2周するほうが、何冊も1回ずつ解くより、間違えた語彙や読み方の癖が身につきやすくなります。
2周目は、1周目に間違えた問題だけを解き直し、それでも間違えた問題に印を付けておくと、直前の見直しに使えます。
新しい教材に手を広げるのは、手元の過去問と問題集で7割を超えてからにすると、勉強がぶれません。
英検協会の過去問のPDFや音声は、英検協会の「試験問題などの著作権について」の案内に従い、自分の学習のために使ってください。
英検準1級の過去問についてよくある質問
ここでは、英検準1級の過去問について、よく出る質問に答えます。
- 英検準1級の過去問は何回分見られますか?
-
英検協会の準1級のページでは、過去1年にあたる3回分の一次試験の問題冊子・解答・リスニング原稿と音声が公開されています。
- 過去問はお金がかかりますか?
-
英検協会の公式サイトで公開されている3回分は、無料でダウンロードできます。
- 要約や英作文の模範解答は過去問のページにありますか?
-
過去問のページにあるのは問題冊子・解答・リスニング原稿と音声で、要約の解答例と評価の観点は、英検協会の2024年度リニューアルのページで見られます。
- 二次試験の過去問はありますか?
-
二次試験は過去問ではなく、サンプル問題のPDFと「英検バーチャル二次試験」が公開されています。
- 過去問で何割取れれば合格の目安になりますか?
-
英検協会は、2016年度第1回で各技能の正答率が7割程度の人の多くが合格したと説明しているので、技能ごとに7割を1つの目安にしてください。
- 過去問を解くのに一番いい時期はいつですか?
-
最初の1回は勉強を始めた時期に解き、残りの2回は本番の1か月前と1〜2週間前に取っておくと、力の伸びと時間配分の両方を確かめられます。
- 解答で丸を付けたあとは何をすればいいですか?
-
正誤を確かめたら、間違えた問題ごとに、なぜその答えになるかを本文やリスニング原稿の言葉で説明できるかを確かめ、説明できない問題に印を付けておきましょう。
- リニューアル前の過去問は使えますか?
-
語彙や長文の練習には使えますが、2024年度から要約が加わっているので、時間配分の練習にはリニューアル後の回を使うのがおすすめです。



過去問の手に入れ方から見直しまで、よう分かったわ。
過去問は、3回分しかないからこそ、1回ごとに目的を決めて解き、解いたあとの見直しに時間をかけることが合格への近道です。
解き終えた過去問は、間違えた問題に印を付けたまま残しておき、本番の前の週にその印の問題だけを解き直すと、直前の見直しが短い時間で済みます。
本番の前日は新しい問題に手を出さず、語彙ノートと書き直した英作文を読み返すくらいにして、早めに休むようにしてください。
準1級の勉強の進め方を決めたい方は、英検準1級の勉強法|技能別の進め方と社会人が続けられる16週の計画にまとめています。
まとめ|英検準1級の過去問は解いたあとの見直しが本番
- 英検準1級の過去問は、英検協会の準1級のページで3回分が無料で公開されている
- 問題冊子・解答・リスニング原稿・Part1からPart3の音声がそろっている
- 本番と同じ90分と約30分で解き、大問ごとの正答数を記録する
- 要約と英作文は4つの観点で自己採点し、書き直すまでを1回分とする
- 使い切ったら、要約の入ったリニューアル後の問題集で回数を増やす



解いて終わりやなくて、見直して書き直すまでが過去問やで。
がんばってな。
過去問で一次試験の準備が進んだら、二次試験のナレーションと質疑応答の練習も、早めに始めておきましょう。
英語で話す相手がいない人は、オンライン英会話で、過去問の英作文のトピックについて講師に意見を話してみるのも1つの方法です。
\申し込みは数分・7日間は無料/
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ネイティブキャンプの中身は、ネイティブキャンプとはどんなサービスか|回数無制限の中身をやさしく解説でくわしく紹介しています。↓


以下はすべて英検協会(公益財団法人 日本英語検定協会)公式サイトのページです。










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