
英検の準会場は、学校や塾などの団体が設ける試験会場で、本会場より検定料が安いのが大きな特徴です。
「準会場って何?」「自分の学校で受けられないときはどうするの?」という質問は、受験の申し込みの時期になると毎回のように受けます。
ユタカ英検の準会場って、本会場と何がちゃうの?
英検の準会場は、英検協会が認めた学校・塾・企業などの団体が設ける試験会場です。
- 所属する団体を通して申し込む(団体申込)
- 受けられるのは2級〜5級で、1級・準1級は受けられない
- 検定料は本会場より1,600円〜2,400円安い(税込)
- 二次試験は準会場では行わず、本会場で受ける
- 学校や塾で実施しない人は「一般受験者受け入れ団体」で受けられる場合がある
試験日や申し込み方は団体ごとに違うので、最後は英検担当の先生に確かめます。
英検1級を持つ英語講師として受験指導をしている筆者が、英検協会の「会場」「検定料」「試験日程」「一般受験者受け入れ団体」のページを確かめてまとめました。
申し込みの前に、自分がどの会場で受けるのがいちばん合っているかを決めるのに使ってください。
二次試験に向けて英語で話す練習の場を探している人は、ネイティブキャンプとはどんなサービスかにまとめています。↓


英検の準会場と本会場の違い【結論】
英検(従来型)の試験会場は、「本会場」と「準会場」の2種類です。
| 項目 | 本会場 | 準会場 |
|---|---|---|
| 設置する人 | 英検協会(全国約230都市・海外4都市の公開会場) | 英検協会が準会場として認めた団体(学校・塾・企業など) |
| 申し込み | 個人申込・団体申込 | 団体申込だけ(所属する団体の英検担当の先生を通す) |
| 受けられる級 | 1級〜5級の全級 | 2級〜5級 |
| 一次試験の日程 | 本会場の試験日 | A〜F日程から団体が1つ選ぶ |
| 二次試験 | 本会場 | 準会場では行わない(本会場で受ける) |
| 検定料(税込) | 1級12,400円〜5級4,000円 | 2級6,800円〜5級2,400円 |
いちばん大きな違いは、準会場は団体申込でしか受けられない点です。
本会場は自分で申し込めますが、準会場は所属する学校や塾が英検を実施していないと受けられません。
そのかわり、準会場は同じ級でも検定料が安く、通い慣れた学校や塾で受けられるという利点があります。
本会場では、希望の受験地は選べても試験会場そのものは指定できず、試験日の6日前までに届く受験票で会場が知らされます。



準会場は、学校や塾を通して申し込むんよ。
自分で直接は申し込まれへんで
英検の準会場の検定料
英検協会が公開している2026年度の検定料を、本会場と準会場で並べます。
| 級 | 本会場 | 準会場 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 2級 | 9,000円 | 6,800円 | 2,200円 |
| 準2級プラス | 8,600円 | 6,300円 | 2,300円 |
| 準2級 | 8,400円 | 6,000円 | 2,400円 |
| 3級 | 6,800円 | 4,900円 | 1,900円 |
| 4級 | 4,600円 | 2,800円 | 1,800円 |
| 5級 | 4,000円 | 2,400円 | 1,600円 |
準会場の検定料は、本会場より1,600円〜2,400円安い金額です。
2026年度の検定料は、2025年度より一律100円引き下げられています。
一次試験免除で二次試験だけを受ける人も、検定料は同じ金額です。
準会場で一次試験を受けた人は、二次試験を本会場で受けても、検定料は準会場の金額のままです。
払い方は団体によって違うので、英検担当の先生が指定する方法で払います。
本会場・準会場・英検S-CBTの検定料をまとめて比べたい人は、英検の検定料はいくら?本会場・準会場・英検S-CBTの金額と払い方を英検協会の案内で整理にまとめています。↓





同じ級やのに、2,000円以上も安いことがあるんや!
英検の準会場の試験日程(A〜F日程)
準会場の一次試験は、A〜F日程の6つの日程から、団体が1つを選んで実施します。
| 日程 | 第2回 | 第3回 |
|---|---|---|
| 準会場A日程 | 9月25日(金) | 1月15日(金) |
| 準会場B日程 | 9月26日(土) | 1月16日(土) |
| 準会場C日程 | 9月27日(日) | 1月17日(日) |
| 準会場D日程 | 10月2日(金) | 1月22日(金) |
| 準会場E日程 | 10月3日(土) | 1月23日(土) |
| 準会場F日程(本会場と同じ日) | 10月4日(日) | 1月24日(日) |
上の表は2026年度の第2回と第3回の日程で、第3回の一次試験は2027年1月です。
どの日程で受けるかは、受験者ではなく団体が決めます。
F日程は本会場と同じ日で、着席時間や試験開始時間も全国一律の本会場と同じ時間割です。
A〜E日程の試験時間は団体ごとに違うので、英検担当の先生に確かめてください。
障がい等のある人への受験上の配慮を準会場で受けられるのは、D・E・F日程だけです。
- 団体の申込受付期間:10月30日(金)〜12月14日(月)
- 一次試験:1月15日(金)〜1月24日(日)のうち団体が選んだ1日
- 一次試験のウェブ合否公開日:2月15日(月)
- 一次試験の成績表必着日:2月24日(水)
団体の申込受付期間の締め切りより前に、学校や塾が独自の締め切りを決めていることもあります。



準会場の日程は、学校や塾が決めるで
英検の準会場で受けられる級
準会場で受けられるのは、2級・準2級プラス・準2級・3級・4級・5級です。
| 級 | 本会場 | 準会場 |
|---|---|---|
| 1級 | ○ | − |
| 準1級 | ○ | − |
| 2級 | ○ | ○ |
| 準2級プラス | ○ | ○ |
| 準2級 | ○ | ○ |
| 3級 | ○ | ○ |
| 4級 | ○ | ○ |
| 5級 | ○ | ○ |
1級と準1級を受けたい人は、個人申込で本会場を選ぶ必要があります。
準1級は、英検S-CBTでも受けられます。
一般受験者受け入れ団体の場合は、団体によって受けられる級が違うので、一覧で確かめてから問い合わせましょう。
4級・5級は一次試験だけで、スピーキングテストは自宅や学校のパソコン・スマートフォン・タブレットから受けます。



準1級からは、準会場では受けられへんのよ
英検の準会場で受けた人の二次試験
二次試験は準会場では行わないため、準会場で一次試験に合格した人も、二次試験は本会場で受けます。
| 団体の区分 | 二次試験の日程 | 第2回の試験日 | 第3回の試験日 |
|---|---|---|---|
| 小学校・中学校・高等学校・大学など | 本会場A日程 | 11月8日(日) | 2月28日(日) |
| 塾 | 本会場B日程 | 11月15日(日) | 3月7日(日) |
準会場で受けた人の二次試験の日程は、申し込んだ団体の区分で決まります。
海外や離島などの一部特別会場の受験者と、受験上の配慮を受ける人は、どの区分でもA日程です。
二次試験の会場は、受験票で知らされます。
一次試験に合格して二次試験を欠席・不合格だった人は、翌年度の同じ回まで一次試験免除で申し込めて、この資格は本会場・準会場共通です。
二次試験の合格基準スコアは、英検二次試験の合格点は?級ごとの合格基準スコアと面接の評価の観点を英検協会の案内で整理にまとめています。↓





二次は本会場まで行かなあかんのやね
英検の準会場の申し込み方(所属する学校・塾)
通っている学校や塾で英検を実施している場合は、英検担当の先生を通じて申し込みます。
- 学校や塾が英検を実施するかどうかと、試験日を英検担当の先生に確かめる
- 先生の案内に沿って、受ける級を伝えて申し込む
- 先生が指定する方法で検定料を払う
- 試験日・試験時間・持ち物を先生に確かめて受ける
- 合否の結果や成績表は、原則として先生から受け取る
準会場で受ける場合は、受験票が届きません。
試験日や試験時間は、英検担当の先生から聞いておく必要があります。
成績表も、英検協会から学校や塾の先生あてに届くのが原則です。
学校や塾が英検を実施しない回や、日程が合わない回は、次の一般受験者受け入れ団体か、個人申込の本会場、英検S-CBTを考えます。



準会場は受験票が来おへんで。
先生からの案内で確かめてな
学校や塾以外の英検の準会場で受ける方法
英検協会は2020年度から、所属団体で受けられない人を受け入れてくれる準会場の団体を募り、その一覧をサイトに載せています。
所属する学校や塾で英検を実施しない人や、近くに本会場がない人は、一般受験者受け入れ団体で受けられる場合があります。
一般受験者受け入れ団体は、主に学習塾や予備校です。
受け入れる人の条件は各団体が決めるため、すべての人が受け入れてもらえるとは限りません。
受けられる級や試験日も、団体ごとに違います。
- 一覧に載っている問い合わせ開始日・曜日・時間を守って連絡する
- 団体の事務手数料などが検定料に加えて求められることがある(検定料そのものは全国一律)
- 個人申込で支払いまで済ませたあとは、団体での受験に切り替えられない
- 近くに受け入れ団体がない場合は英検協会に問い合わせられるが、受け入れは約束されていない
満席になった団体は一覧から外れることがあるので、気になる団体を見つけたら、問い合わせ開始日になってから早めに連絡するのがおすすめです。
一般受験者受け入れ団体で受ける場合も、検定料は準会場の金額で、二次試験は本会場で受けます。
受け入れ団体の一覧は回ごとに更新されるので、受けたい回の一覧を英検協会のサイトで確かめてください。



よその塾でも受けさせてもらえることがあるんや!
一般受験者受け入れ団体の英検準会場で受ける手順
一般受験者受け入れ団体での申し込みから成績表の受け取りまでを、英検協会の案内に沿って並べます。
- 一般受験者受け入れ団体の一覧から、受けたい団体を探して連絡する
- 「一般受験者受け入れ準会場 受験案内(PDF)」を印刷し、本人確認票および申込用紙に受験者情報・級・検定料を書く
- 申込用紙と検定料を団体に持っていき、団体の責任者に確認してもらう
- 試験当日は、返してもらった本人確認票と顔写真付き身分証明書を持って受ける
- 成績表(合格証明書)は、申し込んだ団体まで受け取りに行く
一般受験者受け入れ団体で受けた人の成績表は、自宅には郵送されません。
受け取らないままでいると、二次試験の成績表必着日から60日たったあとに破棄されることがあります。
本人確認票は、申込用紙を切り取ったあとに返されるので、試験当日まで大切に保管しておきます。
| 顔写真付き身分証明書の例(有効期限内) |
|---|
| 学生証・生徒手帳 |
| 運転免許証・パスポート |
| マイナンバーカード・社員証 |
| 在留カード・特別永住者証明書・障害者手帳 |
一次試験免除で二次試験から受ける人も、一般受験者受け入れ団体で申し込めます。



受け入れ団体で受けたら、成績表を取りに行くのを忘れんようにな
英検の準会場で受ける日の注意点
準会場で受ける日は、本会場とは違う点がいくつかあります。
- 試験日と試験時間(受験票が届かないので、先生に聞く)
- 集合場所と集合時間(A〜E日程は団体ごとに時間が違う)
- 持ち物(団体の英検担当の先生の案内にしたがう)
- 一般受験者受け入れ団体なら、本人確認票と顔写真付き身分証明書
学校や塾の準会場で受ける場合の持ち物は、団体の英検担当の先生の案内が基準です。
マークシートの記入方法や筆記用具は、英検協会の「解答用紙の記入方法」のページで前もって見ておくと当日あわてません。
二次試験は本会場で受けるので、二次試験の持ち物や会場は、本会場の受験票の案内で確かめます。
一次試験・二次試験の持ち物は、英検持ち物チェックリストにまとめています。↓





時間も集合場所も、先生に聞いとこな
英検の準会場で受けるメリットと気をつけたいこと
ここまでの英検協会の案内をもとに、準会場で受けるメリットと、気をつけたいことを並べます。
| メリット | 気をつけたいこと |
|---|---|
| 同じ級でも検定料が本会場より安い | 団体が実施しないと受けられない |
| 通い慣れた学校や塾で受けられる | 試験日を自分で選べない |
| 先生がまとめて申し込みや連絡をしてくれる | 1級・準1級は受けられない |
| 成績表を先生から受け取れる | 二次試験は本会場まで行く必要がある |
準会場のいちばんのメリットは、検定料の安さと、慣れた場所で受けられる安心感です。
一方で、試験日や試験時間は団体が決めるため、部活や行事と重なっても自分では動かせません。
準会場の日程が合わない回は、本会場の個人申込か、日程を選べる英検S-CBTに切り替えるのが現実的です。
1年間に何度も受ける予定がある人ほど、準会場で受けられる回は準会場を使うと、検定料の負担を抑えられます。
たとえば2級を1年間に3回とも準会場で受けると、本会場で受けるより6,600円安くなる計算です。



安いだけやなくて、慣れた場所で受けられるのもええなあ
英検の準会場・本会場・英検S-CBTの選び方
最後に、英語講師の立場から、どの会場で受けるかの選び方を整理します。
| こんな人 | 向いている会場 |
|---|---|
| 通っている学校や塾で英検を実施している | 準会場(検定料がいちばん安い) |
| 学校や塾で実施しないが、近くに受け入れ団体がある | 一般受験者受け入れ団体の準会場 |
| 1級を受けたい | 本会場(個人申込) |
| 準1級を受けたい | 本会場か英検S-CBT |
| 決まった日に都合がつかない・何度も挑戦したい | 英検S-CBT(原則毎週土日・同じ回に同じ級を3回まで) |
2級〜5級で、学校や塾で受けられるなら、まずは準会場で受けられないかを確かめるのが基本です。
英検S-CBTは準1級・2級・準2級プラス・準2級・3級で実施されていて、日程を自分で選べるのが強みになります。
ただし英検S-CBTの検定料は、準会場より2,800円〜3,000円高い級もあります。
英検S-CBTの日程や受け方は、英検S-CBTとは?従来型との違い・日程・検定料・当日の持ち物を英検協会の案内で整理にまとめています。↓





向いてる会場を表で見比べて、自分に合うほうを選んでな
英検の準会場に関するよくある質問
英検の準会場について、よく受ける質問に英検協会の情報で答えます。
- 英検の準会場とは何ですか?
-
英検協会が準会場として認めた団体(学校・塾・企業など)が設ける試験会場です。
所属する団体を通して申し込みます。
- 準会場は本会場より安いですか?
-
安いです。
2026年度は、本会場より1,600円〜2,400円安い金額です(税込)。
- 準会場で1級や準1級は受けられますか?
-
受けられません。
準会場で受けられるのは2級〜5級です。
- 準会場の試験日は自分で選べますか?
-
選べません。
A〜F日程のうち、団体が1つを選んで実施します。
- 準会場で受けたら、二次試験も準会場ですか?
-
二次試験は準会場では行いません。
二次試験は本会場で受けます。
- 準会場で受けると受験票は届きますか?
-
届きません。
試験日や試験時間は英検担当の先生に確かめます。
- 学校で英検を実施していない場合は、準会場で受けられませんか?
-
一般受験者受け入れ団体の準会場で受けられる場合があります。
英検協会のサイトの一覧から探して、団体に直接連絡します。
- 一般受験者受け入れ団体で受けたときの成績表はどう受け取りますか?
-
申し込んだ団体まで受け取りに行きます。
自宅には郵送されません。
- 準会場の試験時間は決まっていますか?
-
F日程は本会場と同じ全国一律の時間割です。
A〜E日程の試験時間は団体ごとに違うので、英検担当の先生に確かめます。
- 準会場の検定料はどうやって払いますか?
-
英検担当の先生が指定する方法で払います。
一般受験者受け入れ団体なら、申込用紙と一緒に検定料を団体に持っていきます。
- 準会場で受けても一次試験免除は使えますか?
-
使えます。
一次試験免除の資格は本会場・準会場共通で、翌年度の同じ回まで申し込めます。
- 準会場で受けた一次試験の結果はいつ分かりますか?
-
第3回なら、ウェブ合否公開日は2月15日(月)で、成績表の必着日は2月24日(水)です。
成績表は原則として学校や塾の先生あてに届きます。
- 近くに一般受験者受け入れ団体がない場合はどうすればいいですか?
-
英検協会に問い合わせると、次回以降にそのエリアの準会場団体へ受け入れの協力を案内してもらえます。
ただし約束はされていないので、本会場の個人申込か英検S-CBTも考えておきましょう。
- 個人申込で支払ったあと、準会場に切り替えられますか?
-
個人申込の支払いが済んだあとの変更やキャンセルはできません。



気になってたとこ、だいたい片づいたわ
受ける級のレベルや合格基準スコアを確かめたい方は、英検の級とレベル一覧|5級〜1級の目安・CEFR・合格基準スコア・試験時間を表で比べるにまとめています。
まとめ|英検の準会場は団体申込で安く受けられる会場
英検の準会場について、この記事で確かめたことをまとめます。
- 準会場は、英検協会が認めた学校・塾・企業などが設ける試験会場
- 申し込みは団体申込だけで、英検担当の先生を通す
- 受けられるのは2級〜5級で、検定料は本会場より1,600円〜2,400円安い(税込)
- 一次試験はA〜F日程から団体が1つ選び、受験票は届かない
- 二次試験は準会場では行わず、本会場で受ける
- 学校や塾で実施しない人は、一般受験者受け入れ団体で受けられる場合がある
まずは通っている学校や塾に、次の回の英検を実施するかどうかを聞いてみるところから始めましょう。
2級や準2級を受ける人は、二次試験の面接に向けて英語で答える練習も早めに始めておくと安心です。
毎日少しずつ英語で話す相手がほしい人は、ネイティブキャンプのようなオンライン英会話を、面接の練習相手として使うのも1つの方法です。



まずは学校の先生に聞いてみてな!
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あわせて読みたい記事も置いておきます。
英語で話す練習の場の中身は、ネイティブキャンプとはどんなサービスかにまとめています。↓


- 会場(本会場・準会場)(英検協会)
- 検定料(団体・学校関係者の方)(英検協会)
- 試験日程(団体・学校関係者の方)(英検協会)
- 受験を検討している方(試験会場と申し込みの種類)(英検協会)
- 通っている学校・塾でのお申し込みを検討している方(英検協会)
- 近隣の一般受験者受け入れ団体でのお申し込みを検討している方(英検協会)
- 一般受験者受け入れ団体でのお申し込みについて(英検協会)










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