
ユタカ英検1級の合格点って何点なんですか?
何割取れば受かるのかが知りたいです。
英検1級の合格点は、一次試験が英検CSEスコアで2028、二次試験が602です。
スコアは技能ごとに850点満点で均等に配分され、一次はリーディング・リスニング・ライティングの合計で判定されます。
英検協会は正答数の目安を示していませんが、2016年度第1回では各技能で正答率7割程度の人の多くが合格したとしています。
英検1級の英語講師である筆者が、英検協会の英検CSEスコアのページと合否判定の説明を確かめてまとめました。
この記事を読めば、成績表のスコアを見て合格までどれだけ足りないかを自分で読めるようになるので、最後まで読んでみてください。
1級の勉強の進め方は、英検1級の勉強法|合格基準スコアから逆算する技能別の進め方と社会人の1日にまとめています。↓


英検1級の合格点|一次2028・二次602
英検協会によると、1級の合格基準スコアは、一次試験が2028、二次試験が602です。
一次試験はリーディング・リスニング・ライティングの3技能のスコアを合計して判定し、二次試験はスピーキングのスコアだけで判定します。
| 試験 | 判定に使う技能 | 満点 | 合格基準スコア |
|---|---|---|---|
| 一次試験 | リーディング・リスニング・ライティング | 2550 | 2028 |
| 二次試験 | スピーキング | 850 | 602 |
満点は技能ごとの満点850を足した数で、合格基準スコアは英検協会の英検CSEスコアのページの数です。
合格点に届いたかどうかは3技能の合計だけで決まり、技能ごとに足切りの点があるわけではありません。
ただし、1つの技能が極端に低いと合計を2028まで押し上げるのが難しくなるので、どの技能も落とさないことが前提です。



合格点は毎回変わらへんで。
1級の一次は2028に届けば合格や。
英検協会は、各級の合格基準スコアは変動しないと明記しています。
つまり、1級の一次試験は、どの回で受けても2028に届けば合格です。
準1級の合格点とのちがい
準1級の合格基準スコアは、一次試験が1792、二次試験が512で、技能ごとの満点は750です。
1級は満点も合格点も高く、技能ごとの満点が100上がるぶん、求められる水準も一段上がります。
| 級 | 技能ごとの満点 | 一次の合格点 | 二次の合格点 |
|---|---|---|---|
| 1級 | 850 | 2028 | 602 |
| 準1級 | 750 | 1792 | 512 |
2026年度第2回の結果が分かる日
英検協会によると、2026年度第2回の一次試験は10月4日で、ウェブでの合否の公開は10月26日です。
二次試験のウェブでの合否の公開は、A日程が11月17日、B日程が11月24日となっています。
一次試験の合否が分かってから二次試験のA日程までは2週間ほどしかないので、スピーチの練習は一次試験の前から少しずつ進めておくと安心です。
準1級の合格点を知りたい人は、英検準一級の合格点は何点?何%?準一級の難易度をまとめました!にまとめています。↓


英検1級の合格点とCSEスコアの仕組み
英検CSEスコアは、英検協会が各級で共通の尺度として使っているスコアです。
成績表には、合否に加えて、技能ごとのスコアと4技能を合わせたスコアが表示されます。



正答数から自分でスコアを計算することはできへんのよ。
正答数からは計算できない
英検協会は、スコアを各回の全答案を採点したあとに統計的な方法で出しているため、受験者が正答数から自分でスコアを計算することはできないと説明しています。
そのため、同じ正答数でも回によってスコアは変わります。
インターネット上で見かける「何問正解なら何点」という換算は、公式のものではない点に注意してください。
技能ごとにスコアを均等に配分
英検協会によると、技能ごとに問題数は異なっても、各技能にスコアが均等に配分されています。
1級の問題数は、リーディング35問、リスニング27問、ライティング2題です。
問題数が少ないライティングは、1題あたりのスコアへの影響がとても大きいということになります。
| 技能 | 問題数 | 満点 |
|---|---|---|
| リーディング | 35問 | 850 |
| リスニング | 27問 | 850 |
| ライティング | 2題(要約・英作文) | 850 |
| スピーキング | 二次試験 | 850 |
問題数は英検協会の「1級の試験内容」のページの数です。
英検1級の合格点は正答率7割が目安
英検協会は、正答数の目安は示せないとしたうえで、2016年度第1回の一次試験の結果を例として挙げています。
その回では、1級と準1級は各技能の正答率が7割程度の受験者の多くが合格しました。



7割取れたら、ほぼ大丈夫ってことなん?
7割はあくまで1回分の結果から示された目安で、毎回その正答率で合格できると約束されたものではありません。
とはいえ、勉強の目標としては、3技能のどれも7割を下回らないことを目指すのが分かりやすい考え方です。
7割にあたる問題数の目安
参考までに、1級の問題数に7割を掛けると、リーディングは35問のうち約25問、リスニングは27問のうち約19問になります。
ライティングは要約と英作文の2題を、内容・構成・語彙・文法などの観点で採点するので、問題数で7割を数えることはできません。
| 技能 | 問題数 | 7割にあたる数 |
|---|---|---|
| リーディング | 35問 | 約25問 |
| リスニング | 27問 | 約19問 |
| ライティング | 2題 | 観点ごとの採点のため数えられない |
表の「7割にあたる数」は問題数に0.7を掛けて四捨五入しただけの数で、合格を約束する基準ではありません。
過去問を解いたときは、この数を1つの物差しにして、どの技能が足りていないかをくらべてみてください。
リーディングで25問前後、リスニングで19問前後に届いていない技能があれば、そこが次に時間を使うべき技能です。
平均で見た1技能あたりのスコア
合格基準スコア2028を3技能で割ると、1技能あたり平均でおよそ676になります。
1つの技能が676を大きく下回ると、残りの2技能でその分を取り返す必要があるので、技能のバランスが大切になります。
上の676は2028を3で割っただけの数で、英検協会が示した技能ごとの基準ではありません。
合否は、あくまで3技能のスコアの合計が2028に届いたかどうかで決まります。
英検1級の合格点に届く技能のバランス
英検協会は、合格するためには技能のバランスが重要だとしています。
スコアが技能ごとに均等に配分されているため、1つの技能だけ高くても、ほかの技能が低いと合計が伸びにくいからです。



ライティングを捨てたらあかんで。
2題でリーディングと同じ850点があるんよ。
ライティングは2題しかありませんが、リーディング35問と同じ850点が配分されています。
ライティングを後回しにすると、3分の1の配点を取りにいかないことになり、残りの2技能で取り返すのはかなり難しくなります。
過去問で技能ごとの出来をくらべ、いちばん低い技能から時間を割くのが、合格点に近づく近道でしょう。
語彙問題の準備に使う単語帳は、英検1級の単語帳はどれを選ぶ?語彙問題の出題数から決める1冊目と回し方にまとめています。↓


英検1級の合格点と英検バンド
英検の成績表には、合格基準スコアからの距離を示す英検バンドが表示されます。
英検協会によると、英検バンドは合格基準スコアを起点にスコアを25点刻みで区切ったものです。
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| +1 | 合格基準スコアを上回る1つ目のバンド |
| +2 | そのさらに上のバンド |
| -1など | 合格基準スコアを下回ったバンド |
表は英検協会の英検CSEスコアのページの説明をもとにまとめました。



マイナスやったら、あとどれくらい足りへんかが分かるんやな。
たとえば一次試験の成績表で「-2」と出た場合は、合格基準スコアから2つ下のバンドにいることになります。
25点刻みなので、次の回では3技能の合計をあと数十点上げれば届く位置だと読み取れます。
英検バンドを見るときは、合計だけでなく、技能ごとのスコアのどこが低かったかも一緒に確かめてください。
合格した人にとっても、英検バンドは意味のある数字です。
+の数が大きいほど余裕を持って合格したことになるので、二次試験や次の目標に向けて、どれだけ力が残っているかを測る物差しになります。
英検1級の合格点とCEFRの関係
英検の成績表には、4技能の合計スコアにもとづいたCEFRのレベルも表示されます。
英検協会によると、1級の受験で算出できるCEFRのレベルはC1とB2です。
| CEFR | 4技能総合スコア | 技能別の目安 |
|---|---|---|
| C1 | 2600〜 | R 670〜/L 651〜/W 666〜/S 613〜 |
| B2 | 2300〜 | R 595〜/L 600〜/W 586〜/S 519〜 |
表の数は、英検協会の英検CSEスコアのページにある「CEFRレベルと英検CSEスコアの対応」から取りました。



1級に受かったら、C1になるってこと?
一次の合格基準スコア2028と二次の602を足すと2630になり、C1の4技能総合スコア2600を上回ります。
つまり、一次と二次の両方で合格基準スコアに届いていれば、4技能の合計はC1の範囲に入る計算です。
なお、1級を受けて4技能の合計が準1級の合格基準スコアである2304未満だと、4技能総合のCEFRは表示されません。
技能別のCEFRも表示されるので、たとえばリーディングだけがC1に届いていない、といった技能ごとの位置も成績表から読み取れます。
仕事で英語力を示したいときは、1級の合格に加えて、成績表のCEFRのレベルも一緒に伝えると、海外の相手にも伝わりやすくなるでしょう。
英検のスコアを他の試験とくらべたい人は、英検スコアのTOEICスコアへの換算方法を解説!レベルや用語も紹介!にまとめています。↓


英検1級の二次試験の合格点602
二次試験はスピーキングだけで判定され、合格基準スコアは602、満点は850です。
英検協会によると、1級の二次試験は、5つのトピックから1つを選んで2分間のスピーチをし、そのあと質疑応答に答える形です。
考える時間は1分間で、メモは取れないので、頭の中で話の筋を組み立てる力が問われます。



602って、850のうちのどれくらいなん?
602を850で割るとおよそ7割で、一次試験と同じように7割前後が一つの目安になると考えられます。
ただし、これも単純な割り算で、英検協会が二次試験の正答率の目安を示しているわけではありません。
二次試験の日程と受験地
英検協会によると、二次試験は21歳以上の人がA日程、20歳以下の人がB日程です。
1級の二次試験は、札幌、仙台、千代田、名古屋、梅田、福岡など全国14の受験地で行われます。
スピーチで点を取る考え方
スピーチは、最初に意見を言い、理由を2つか3つ述べ、最後に意見をまとめる形にすると、2分の中に収まりやすくなります。
質疑応答では、スピーチの内容に対して別の立場からの質問が来ることもあるので、相手の意見を受け止めてから理由とともに答える練習をしておきましょう。
英検1級の合格点を取るための勉強の配分
合格点から逆算すると、勉強の配分は「いちばん低い技能を7割に近づける」ことが軸になります。
まずは過去問を1回分解いて、技能ごとの出来をくらべてください。
- 語彙は毎日の土台として、単語帳を少しずつ回す
- いちばん低い技能に、週の時間のいちばん多くを割く
- ライティングは2題で850点なので、早めに型を固める
- 二次試験の練習は、一次の結果を待たずに始める



苦手な技能から手を付けるのが、合格点への近道やで。
その通りで、得意な技能をさらに伸ばすより、低い技能を7割に近づけるほうが、合計のスコアは早く上がりやすくなります。
英検協会の1級のページには、直近3回分の一次試験の問題冊子、リスニングの原稿、解答が載っています。
自分のスコアは計算できないので、過去問では技能ごとの正答率を7割と比べる使い方が現実的です。
英検1級の合格点を取るための一次試験の時間配分
英検1級の一次試験は、リーディングとライティングを合わせて100分で解きます。
ライティングの開始の合図は無いので、どこで書き始めるかは自分で決めなければなりません。
ライティングに850点が配分されていることを考えると、2題を書く時間を先に確保しておくのが安全です。
| パート | 時間の目安 |
|---|---|
| 短文の語句空所補充(22問) | 15分 |
| 長文の語句空所補充・内容一致選択(13問) | 40分 |
| 英文要約(90〜110語) | 20分 |
| 英作文(200〜240語) | 25分 |
表の時間は筆者がすすめる目安で、得意な技能に合わせて入れ替えてかまいません。



ライティングに45分も残しとくんか!
語彙問題は知っているかどうかで決まるので、迷った問題に時間をかけず、印を付けて先に進むのがコツです。
長文で時間を使いすぎてライティングが書き切れないと、850点分の配分を大きく失うことになります。
過去問を解くときから、この時間配分で通して解く練習をしておくと、本番でも慌てずに済むでしょう。
英検1級の合格点と成績表の見方
英検の成績表には、合否のほかに、技能ごとの英検CSEスコア、合計スコア、英検バンドが表示されます。
英検協会によると、2022年度以降は技能ごとのスコアにもとづいた技能別のCEFRレベルも表示されています。
合格点との差を読むときは、合計より先に技能ごとのスコアを見るのがコツです。



成績表は、まず合否と英検バンドから見てな。
まず合否と英検バンドで、合格基準スコアからどれくらい上か下かをつかみます。
次に、リーディング・リスニング・ライティングのスコアを並べて、いちばん低い技能を探します。
技能ごとのCEFRがB2なのかC1なのかを見ると、どの技能があと一歩なのかが分かります。
たとえば、リーディングとリスニングがC1の目安を超えていて、ライティングだけがB2なら、次の回までの時間はライティングに多く割くべきだと読めます。
成績表は合否を知るためだけのものではなく、次の勉強の配分を決めるための材料として使ってください。
2026年度第2回の成績表が届く日
英検協会によると、2026年度第2回の一次試験の成績表の必着日は11月4日です。
二次試験の成績表の必着日は、A日程が11月24日、B日程が12月1日となっています。
ウェブでの合否の確かめ方
成績表が届く前でも、ウェブでの合否の公開日からは、英検協会のサイトで合否とスコアを確かめられます。
第2回の一次試験なら10月26日に公開されるので、二次試験の準備を始めるかどうかをその日に決められます。
英検1級の合格点に届かなかったときの次の一手
合格点に届かなかったときこそ、成績表の技能ごとのスコアがいちばん役に立ちます。
英検バンドがマイナスでも、25点刻みの何段下かを見れば、次の回までに埋めるべき差の大きさが分かります。



落ちたら、すぐ次の回を申し込んだほうがええの?
英検協会によると、2026年度第3回の個人申込は10月30日から12月14日まで、一次試験は2027年1月24日です。
第2回の一次試験の結果が10月26日に分かるので、技能ごとの差を見てから第3回に申し込むかを決める時間は十分にあります。
差が小さい場合は、いちばん低い技能だけに絞って3か月取り組むだけで届くことも多いでしょう。
英検S-CBTは、英検協会によると準1級から3級で行われていて、1級は対象ではありません。
1級を受け直す場合は、本会場の検定回の日程に合わせて計画を立ててください。
1級の検定料は、2026年度の本会場の個人申込で12,400円(税込)です。
受け直すたびに費用がかかるので、成績表で弱い技能を確かめてから、勝てる準備ができた回に申し込むのがおすすめです。
英検1級の合格点についてよくある質問
ここでは、英検1級の合格点について、よく出る質問に答えます。
- 英検1級の合格点は毎回変わりますか?
-
英検協会によると、各級の合格基準スコアは変動しないので、1級は一次2028、二次602のままです。
- 何問正解すれば英検1級に合格できますか?
-
スコアは統計的な方法で回ごとに出されるため、正答数から計算することはできず、英検協会も正答数の目安は示していません。
- 一次試験の合格点に1技能だけ足りないとどうなりますか?
-
一次試験は3技能の合計で判定されるので、1つの技能が低くても、ほかの技能で補って合計が2028に届けば合格です。
- 英検1級に合格するとCEFRはどのレベルになりますか?
-
一次と二次の合格基準スコアを足すと2630で、英検協会が示すC1の4技能総合スコア2600を上回ります。
- ライティングで0点になることはありますか?
-
英検協会によると、トピックの問いに答えていないと判断された場合は、すべての観点で0点と採点されることがあるので、問いに正面から答えることが大切です。
- 二次試験の合格点602は何割にあたりますか?
-
602を満点の850で割るとおよそ7割ですが、これは単純な割り算で、英検協会が二次試験の正答率の目安を示しているわけではありません。
- 英検バンドの+1はどういう意味ですか?
-
合格基準スコアを上回る1つ目のバンドという意味で、英検バンドはスコアを25点刻みで区切って表示されます。



合格点の仕組みが分かったら、成績表はこわくないで。
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まとめ|英検1級の合格点は一次2028・二次602
- 合格点は一次が2028、二次が602で、回によって変わらない
- 技能ごとの満点は850で、スコアは技能ごとに均等に配分
- 正答数からスコアは計算できない
- 2016年度第1回では各技能7割程度の人の多くが合格
- 一次と二次の合格点を足すと2630で、C1の2600を上回る



どの技能も7割をめざして、バランスよく点を取っていこな。
英検1級の合格点で大切なのは、何問正解すればよいかを探すことより、どの技能も落とさずにバランスよく取ることです。
二次試験のスピーチに向けて、英語で意見を話す場を早めに持っておくと、一次試験のライティングにも良い影響があります。
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以下はすべて英検協会(公益財団法人 日本英語検定協会)公式サイトのページです。










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