
ユタカ英検5級のスピーキングテストって、どんなことを聞かれるん?
受けなあかんのかどうかも、ようわからへんのやけど
英検5級のスピーキングテストは、パソコンやスマートフォンで答えを録音する約3分のテストで、受けるかどうかは自分で決められます。
- 出題は音読1問・パッセージについての質問2問・自分のことなどの質問1問の合計4問
- 合格スコアは266で、合格すると「5級スピーキングテスト合格」になる
- 5級の合否は一次試験だけで決まり、このテストの結果は級の合否に影響しない
一次試験を申し込んだ人ならだれでも受けられるので、話す練習の腕だめしとして使うのがおすすめです。
英検1級を持つ英語講師の筆者が、日本英語検定協会の5級の試験内容と4級・5級スピーキングテスト特設サイトを読んで、この記事をまとめました。
この記事を読めば、5級のスピーキングテストを受ける前に何を準備すればいいのかがわかるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
英検5級スピーキングテストとは?一次試験との関係
英検5級のスピーキングテストは、リーディングとリスニングの一次試験とは別に用意された、話す力をはかるテストです。
5級は英語の学習を始めて最初の目標となる級で、レベルは中学初級程度とされています。
| 項目 | 一次試験 | スピーキングテスト |
|---|---|---|
| はかる技能 | リーディング・リスニング | スピーキング |
| 時間 | リーディング25分・リスニング約20分 | 約3分 |
| 受ける場所 | 本会場または準会場 | 自宅や学校など |
| 受け方 | 紙のマークシート | 端末で答えを録音する |
| 5級の合否 | これだけで決まる | 影響しない |
表のとおり、二つの試験は受ける場所も受け方もまったく別になっています。
申し込みは一次試験と一緒
スピーキングテストのために、あらためて申し込みをする必要はありません。
5級の一次試験を申し込むと、同じ級のスピーキングテストを受ける資格が自動でつきます。
検定料も一次試験の分だけで、テストのために追加の料金がかかるわけではありません。
受けるかどうかは自由
このテストを受けるかどうかは任意で、受けなくても5級の合否には関係しません。
一次試験に落ちた人や、一次試験を欠席した人でも、申し込んでいればだれでも受けられます。
1級から3級は二次試験の面接まで合格して級が認められますが、4級と5級だけは一次試験の結果で級が決まるしくみです。
面接官はいない
5級のスピーキングテストには、面接委員と向かい合う場面がありません。
画面に出る英文や質問に向かって答えを話し、その声が録音されて、あとから採点されます。
会場に行く必要もなく、公開会場で受ける方法は用意されていない点も覚えておきましょう。
5級全体のレベルや合格点は、英検5級のレベルや合格点をくわしく解説した記事で確認できます。↓





面接の先生がおらんで、録音するだけなんや!
それやったら、緊張せんと受けられそうやな
英検5級スピーキングテストの出題4問と流れ
次に、英検5級のスピーキングテストで何が出るのかを、公式の試験内容から整理します。
| 課題 | 内容 | 問題数 |
|---|---|---|
| 音読 | 20語程度のパッセージ(短い英文)を読む | 1問 |
| パッセージについての質問 | 音読した英文の内容についての質問に答える | 2問 |
| 受験者自身のことなど | 日常生活の身近なことについての質問に答える | 1問 |
テスト全体の時間は約3分で、4問に順番に答えていく流れです。
音読の前には、英文を声に出さずに読む「黙読」の時間も用意されています。
最初に英文を黙読する
画面には、イラストと20語ほどの短い英文がのったカードが出てきます。
まず黙って英文を読み、どんな話なのかをつかんでから、声に出して読む流れになります。
黙読の時間は、知らない単語の読み方を頭の中で決めておくのに使うとよいでしょう。
音読は1回だけ
次に、同じ英文を声に出して読み、その声が録音されます。
20語程度なので、5級で習う単語と短い文がいくつか並ぶくらいの長さです。
あわてて速く読むよりも、一語ずつはっきり読むことを意識しましょう。
英文についての質問が2問
音読が終わると、読んだ英文の内容について質問が2問出ます。
答えは英文の中に書かれていることが多いので、カードをよく見て答えを探します。
質問の文に使われている単語を手がかりに、英文のどこを読めばいいかを見つけるのがコツです。
最後は自分のことの質問
4問目は、あなた自身のことや、ふだんの生活についての質問です。
公式の説明では、カードの話題に直接つながらない質問も出るとされています。
好きなものや、ふだんしていることを英語で一言いえるように、準備しておくと安心です。



最後の質問は、カードを見ても答えが書いてないんよ。
自分のことを言う練習をしとこな
英検5級スピーキングテストの合格スコアと結果の見方
英検5級のスピーキングテストの合否は、英検CSEスコアという点数で決まります。
- 5級スピーキングテストの合格スコアは266
- 合格すると「5級スピーキングテスト合格」という資格になる
- 合否だけでなく、何点で合格(不合格)だったかもスコアで確かめられる
- 5級の級の認定は、一次試験の合否だけで決まる
このように、スピーキングテストには5級本体とは別の独立した合否がつきます。
結果はウェブで見る
結果は、原則として受けた日から30日以内に、ウェブの「合否閲覧」で見られるようになります。
ただし、その回の二次試験A日程の実施日より前に受けた場合は、その日から数えて30日以内に閲覧が始まります。
成績の郵送はないので、結果は自分でウェブにログインして確かめましょう。
メールを登録しておく
テストを受けたあとには、メールアドレスを登録する画面に進めるようになっています。
アドレスを登録しておくと、採点が終わったときに「採点完了通知メール」が届きます。
登録しなかった場合も、約30日後からログインすれば結果を見ることができるので、心配はいりません。
英検IDとパスワードが要る
テストを受けるときも、結果を見るときも、英検IDとパスワードが必要になります。
この二つは一次試験の合否結果がのった成績表で確かめられるので、なくさないようにしてください。
学校や塾などの団体で申し込んだ場合、成績表を受け取る前なら、申し込みの担当の先生に聞けば調べてもらえます。



合格したら、5級とは別にもうひとつ合格がもらえるで。
励みになるな
英検5級スピーキングテストを受けられる期間と回数
英検5級のスピーキングテストは、一次試験の日に受けるわけではありません。
申し込んだ回の一次試験の合否を見られる日から、受けられるようになります。
| 申し込んだ回 | 受けられる期間 |
|---|---|
| 2025年度第3回 | 2026年2月16日(月)13:00〜2027年3月7日(日)23:59 |
| 2026年度第1回 | 2026年6月22日(月)13:00〜2027年7月11日(日)23:59 |
| 2026年度第2回 | 2026年10月26日(月)13:00〜2027年11月14日(日)23:59 |
| 2026年度第3回 | 2027年2月15日(月)13:00〜2028年3月6日(月)23:59 |
どの回も、受けられる期間はおよそ1年あります。
1回の申し込みで1回だけ
受けられるのは、1回の申し込みにつき1回だけです。
最後まで受け終わったあとは、どんな理由があっても受け直すことはできません。
だからこそ、本番の前に機械の準備と練習をすませてから受けるのが大切です。
途中で止まったときは
テストの途中で端末が止まったり、電源が落ちたりしたときは、やり直しができます。
ただし、途中からではなく最初から受け直す形になり、それまでの録音は消えてしまいます。
パソコンならブラウザを、スマートフォンならアプリをいったん閉じて、ログインからやり直しましょう。
受ける日の決め方
期間が長いので、一次試験の結果を見てから落ち着いて受ける日を決められます。
筆者のおすすめは、結果が出たあと1〜2週間以内に受けてしまうことです。
一次試験の勉強で英語にふれている時期のほうが、英文を読む力も聞きとる力もまだ残っているからです。



受けられる期間は長いけど、うっかり忘れがちやで。
早めに受ける日を決めとこな
英検5級スピーキングテストに必要な端末と準備
英検5級のスピーキングテストを受けるには、インターネットにつながる端末とマイクが必要です。
| 端末 | 動作環境(公式の記載) |
|---|---|
| スマートフォン(iPhone) | iOS 15・16・17・26 |
| スマートフォン(Android) | Android 13・14・15・16 |
| Windowsのパソコン | Windows 10・11(Chrome・Edge・Firefoxの最新版) |
| Macのパソコン | macOS 12・13・14(Safari・Chrome・Firefoxの最新版) |
スマートフォンで受けるときは、公式アプリ「英検スピーキングテスト」を使います。
iPadは使えない
iPhoneには対応していますが、iPadは対応しておらず、正しく動かないことがあるとされています。
家にタブレットしかない場合は、事前に動作の確認をして、だめならスマートフォンかパソコンを用意しましょう。
パソコンのなかには、マイクが入っていない機種もあるので注意が必要です。
マイクの確認をしておく
マイクつきのヘッドセットがあると便利ですが、端末に入っているマイクでも受けられます。
準備の画面で録音した声が小さすぎたときは、「もう一度録音する」を選んで、マイクに近づいて話します。
音量のメーターが緑色まで届かないときは、つまみを動かして音量を上げましょう。
静かな場所を選ぶ
録音で答えるテストなので、まわりの音が入らない部屋を選ぶのがおすすめです。
テレビや兄弟の声が入ると、自分の声が聞きとりにくくなってしまいます。
通信が不安定だと途中で止まることもあるため、Wi-Fiが安定している場所で受けると安心です。
保護者は準備だけ手伝う
公式は、小さな子どもには端末の準備がむずかしい場合があるとして、保護者に受け方の説明と手助けをお願いしています。
ただし、テストそのものは必ず受験者本人が受けることになっています。
ログインやマイクの確認までは親が手伝い、答えるところからは子どもにまかせる、という分け方がわかりやすいでしょう。



親は機械の準備まで、答えるのは子ども本人やで。
そこはしっかり分けといてな
英検5級スピーキングテストの音読のコツ
英検5級のスピーキングテストで最初にくる音読は、準備しだいで取り組みやすくなる問題です。
- 黙読の時間に、読み方に自信がない単語を見つけておく
- 速さよりも、一語ずつはっきり読むことを大切にする
- 文の終わりのピリオドで、少しだけ間をあける
- 読みまちがえても止まらずに、そのまま最後まで読む
この4つを意識するだけで、聞き手に伝わる読み方にぐっと近づきます。
単語の読み方をそろえる
5級の音読でつまずきやすいのは、つづりと読み方がずれる単語です。
たとえば「Wednesday」や「often」のように、つづりのとおりに読まない単語は、ふだんから音声で確かめておきましょう。
単語帳で覚えるときも、目で見るだけでなく、音声を聞いてまねして言うのが近道です。
区切りを意識する
英文は、意味のまとまりごとに少しだけ区切って読むと、聞きやすくなります。
「主語と動詞」「場所を表すことば」のように、かたまりで読む練習をしてみてください。
教科書の短い英文に斜線を入れて、区切りの場所を決めてから読むのもよい練習になります。
止まらずに読み切る
録音のテストでは、途中で長く止まってしまうことがいちばんもったいない失敗です。
まちがえたと気づいても、言い直しは一回だけにして、先に進みましょう。
最後まで読み切ることを目標にすると、本番でもあわてずにすみます。



まちがえても止まらへんのがコツなんや!
うちやったら、つい最初から読み直してしまいそうやわ
英検5級スピーキングテストの質問への答え方
英検5級のスピーキングテストの質問は、カードの英文についての2問と、自分のことの1問に分かれます。
どちらも、答え方の型を一つ決めておくだけで、ぐっと答えやすくなります。
| 質問の種類 | 答えの探し方 | 答え方の型 |
|---|---|---|
| 英文についての質問 | 質問の単語をカードの英文から探す | 主語と動詞のそろった短い文で答える |
| 自分のことの質問 | ふだんの生活を思い出す | I から始めて一文で答える |
主語と動詞をそろえて答える
英文についての質問には、単語一つではなく、主語と動詞のそろった短い文で答えるのが基本です。
たとえば「What does Ken like?」と聞かれたら、「He likes soccer.」のように、主語を代名詞に変えて答えます。
これは筆者が作った例ですが、Ken を He に変える形は5級でよく使う答え方です。
聞かれた形に合わせる
質問が「Do you」で始まるときは「Yes, I do.」や「No, I don't.」で答えます。
「What」や「Where」のような疑問詞で始まるときは、何を聞かれているかに合わせて、もの・場所・時間を答えましょう。
疑問詞ごとに何を答えるかを、表にして覚えておくと迷いません。
| 疑問詞 | 聞いていること | 答え方の例(筆者の作例) |
|---|---|---|
| What | もの・こと | I like apples. |
| Where | 場所 | I play soccer in the park. |
| When | 時 | I study English after dinner. |
| How many | 数 | I have two cats. |
自分のことは正直に短く
4問目の自分のことの質問は、むずかしく考えず、知っている単語で答えられる内容を選べば大丈夫です。
長い文を作ろうとするより、知っている単語だけで短く言い切ることを大切にしましょう。
好きな食べもの・スポーツ・教科・ペットなど、よく聞かれそうな話題で一文ずつ言えるようにしておくと安心です。



知ってる単語だけで、短く言えたら大丈夫やで
英検5級スピーキングテストに向けた家での練習
英検5級のスピーキングテストは、家での短い練習でも準備ができます。
公式サイトには問題見本と、テストの流れをアニメーションで見られる「バーチャルスピーキングテスト」が用意されています。
まず問題見本を見る
最初に問題見本を見て、カードの形や質問の流れを親子で確かめておきましょう。
本番と同じ画面のイメージを持っておくだけで、当日の不安がかなり減ります。
問題見本には満点の答えの例ものっているので、答え方の型を確かめるのにも役立ちます。
1日10分のメニュー例
| 時間 | やること |
|---|---|
| 3分 | 教科書や問題集の短い英文を1つ音読する |
| 3分 | その英文について、親が英語で1〜2問質問する |
| 4分 | 好きなものや毎日のことを、英語で一文ずつ言う |
毎日でなくても、週に数回この流れをくり返すと、答える型が自然と身についていきます。
答えをスマートフォンで録音して聞き返すと、自分の声の大きさや読み方のくせにも気づけます。
声に出す相手を増やす
家族だけでは英語で質問する役がむずかしいときは、オンライン英会話を使う方法もあります。
ネイティブキャンプにはキッズ向けに英検5級から3級の対策コースがあるので、質問に答える練習の相手として使えます。
本番は録音のテストですが、人に英語で答える経験があると、画面に向かって話すときも落ち着いて答えられるはずです。
一次試験もふくめた勉強の順番は、英検5級の勉強法の記事にまとめています。↓





1日10分なら、毎日でも続けられそうやな!
録音して聞き返すのは、ちょっと照れるけどな
英検5級スピーキングテストに関するよくある質問
英検5級のスピーキングテストについて、よく聞かれる質問に答えます。
- 英検5級のスピーキングテストは受けないといけませんか?
-
受けるかどうかは任意で、受けなくても5級の合否には影響しません。
一次試験を申し込んだ人全員に受ける資格があるので、話す力の腕だめしとして受けておくのがおすすめです。
- 一次試験に落ちても受けられますか?
-
受けられます。
一次試験の合否や、一次試験を受けたかどうかに関係なく、申し込んだ人はだれでも受験できます。
- 英検5級のスピーキングテストは何点で合格ですか?
-
合格スコアは英検CSEスコアで266です。
合否だけでなく、自分のスコアも確かめられます。
- 別の申し込みや追加の料金は必要ですか?
-
5級の一次試験を申し込むと、同じ級のスピーキングテストを受けられるようになるため、あらためて申し込む必要はありません。
- 会場で受けることはできますか?
-
公開会場での実施はありません。
自宅や学校などで、パソコンやスマートフォンを使って受けます。
- 結果の成績表は郵送されますか?
-
成績の郵送はありません。
原則として受けた日から30日以内に、ウェブの合否閲覧で確かめます。



受けても受けへんでも5級の合否は変わらへんよ。
気楽にチャレンジしたらええで
面接やスピーキングの練習相手がほしい方は、英語が全く話せない人におすすめのオンライン英会話にまとめています。
まとめ|英検5級スピーキングテストは早めに受けよう
英検5級のスピーキングテストについて、この記事のポイントをまとめます。
- 5級のスピーキングテストは約3分で、答えを端末で録音する形
- 出題は音読1問・英文についての質問2問・自分のことの質問1問
- 合格スコアは266で、5級の合否には影響しない
- 一次試験の合否を見られる日から約1年のあいだに1回だけ受けられる
- iPadは対応していないので、スマートフォンかパソコンを用意する
まずは公式サイトの問題見本を開いて、カードの形と質問の流れを親子で確かめるところから始めてみてください。
5級のうちに音読と短い答え方に慣れておくと、4級のスピーキングテストや、3級からの面接にもそのままつながります。
結果が出たら、次の級に向けた勉強に気持ちよく進めるはずです。



まずは問題見本を見て、流れをつかむところからやで!
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あわせて読みたい記事も置いておきます。
5級の次に進むときは、英検4級の勉強法の記事も読んでみてください。↓


その先の面接の準備は、英検3級の面接対策の記事が参考になります。↓


- 5級の試験内容(日本英語検定協会)
- 5級の試験内容(スピーキングテスト)(日本英語検定協会)
- 4級・5級スピーキングテスト特設サイト(日本英語検定協会)
- 4級・5級スピーキングテストの結果について(日本英語検定協会)
- 4級・5級スピーキングテストの受け方(日本英語検定協会)
- 4級・5級スピーキングテストの受験期間(日本英語検定協会)
- 4級・5級スピーキングテストのよくある質問(日本英語検定協会)










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