
英検準2級の過去問は、英検協会のホームページから一次試験の3回分を無料でダウンロードして解けます。
ユタカ英検準2級の過去問って、タダで手に入るん?
部活もあって、まとまった時間がなかなか取れへんねん。
英検準2級の過去問は、英検協会のサイトで直近3回分が無料で、問題・音声・原稿・解答がそろっています。
まとまった時間が取れない人は、大問ごとに分けて解き、週末に1回分を通しで解く形にすると続けやすくなります。
Eメールと英作文は、解答PDFの解答例と、英検協会が公開している4つの採点の観点で見直すのがおすすめです。
この記事は、英検1級を持つ英語講師が、準2級の公式の過去問ページと問題冊子を読みこんで、使い方の手順にまとめたものです。
忙しい中学生や高校生でも、手元の時間に合わせて過去問を回せるように、時間の区切り方まで具体的に紹介します。
英検準2級の過去問は英検協会のサイトで3回分が無料
「準2級の過去問・試験内容」のページでは、次の3回分の一次試験が公開されています。
| 回 | ダウンロードできるもの |
|---|---|
| 2026年度 第1回 | 問題冊子・リスニング原稿・音源(Part1〜3)・解答 |
| 2025年度 第3回 | 問題冊子・リスニング原稿・音源(Part1〜3)・解答 |
| 2025年度 第2回 | 問題冊子・リスニング原稿・音源(Part1〜3)・解答 |
リスニングの音源は第1部から第3部までの3つに分かれていて、本番と同じ順に流せば1回分の放送になります。
対象は本会場と準会場F日程の回
ダウンロードできるのは、本会場と準会場F日程で行われた回の問題に限られます。
学校で受けた回の問題が見当たらないときは、別の日程で行われた回だった可能性があります。
面接はサンプル問題と動画で確かめる
二次試験については、過去の問題カードではなく、サンプル問題のPDFと「バーチャル二次試験」の動画が公開されています。
過去の面接カードで練習したい人は、面接の問題カードが付いた市販の過去問集を使うことになるでしょう。
面接では、音読のあとにパッセージやイラストについての質問と、自分の意見を問う質問が続く流れになっています。
ダウンロードしたら印刷して保存する
公開される回は新しいものに入れ替わっていくので、解く予定の回は早めに端末へ保存しておくと安心です。
問題冊子は紙に印刷して、本番と同じように書きこみながら解くと、長文で前の段落に戻るときの感覚もつかめます。
リスニングの音源も、通信が不安定な場所で途切れないように、解く前に保存しておきましょう。
面接で合否を分けるポイントは、英検準2級の二次試験の記事も読んでみてください。↓





学校で受けた回は、のっていないこともあるんよ。
英検準2級の過去問の中身|29問・2題・30問
準2級の一次試験は、リーディングとライティングが合わせて80分、リスニングが約25分です。
| 技能 | 大問の内容 | 問題数 |
|---|---|---|
| リーディング | 短文の語句空所補充 | 15問 |
| リーディング | 会話文の空所補充 | 5問 |
| リーディング | 長文の語句空所補充 | 2問 |
| リーディング | 長文の内容一致選択 | 7問 |
| ライティング | Eメール(返信を書く) | 1題 |
| ライティング | 英作文(意見と理由) | 1題 |
| リスニング | 会話の応答文選択/会話の内容一致選択/文の内容一致選択 | 各10問 |
2級にはない会話文の空所補充
準2級のリーディングには、会話の流れに合う文や語句を選ぶ会話文の空所補充が5問あります。
この大問は短い会話の前後から答えを決められるので、時間をかけずに得点したい部分です。
リスニング第1部は選択肢が読み上げられる
リスニングの第1部は、会話の最後の発話に続く応答を3つの選択肢から選ぶ問題で、選択肢は問題冊子に印刷されず、放送で読み上げられます。
第2部と第3部は4つの選択肢が印刷されているので、放送の前に選択肢に目を通しておくことができます。
長文は物語文・説明文・Eメール
公式の試験内容によると、長文の語句空所補充では物語文と説明文が、長文の内容一致選択ではEメールと説明文が使われます。
物語文は登場人物の気持ちや出来事の順番を、Eメールは書き手が何を伝えたいのかを、説明文は段落ごとの話題をつかむのが読み方の基本です。
過去問を解いたら、答えの根拠になった文に線を引いて、どの種類の文章で点を落としやすいかを見ておきましょう。



リスニングの第1部だけは、選択肢も耳で聞いて選ぶんやで。
英検準2級の過去問を大問ごとに分けて解く方法
1回分を通して解くには2時間近くかかるので、平日は大問ごとに分けて解く方法が向いています。
ここからは、英検1級を持つ英語講師としての区切り方の一例です。
| 日 | 解く範囲 | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 1日目 | 短文の語句空所補充(15問) | 10分前後 |
| 2日目 | 会話文と長文の語句空所補充(7問) | 10分前後 |
| 3日目 | 長文の内容一致選択(7問) | 20分前後 |
| 4日目 | Eメールと英作文(2題) | 30分前後 |
| 5日目 | リスニング第1部〜第3部(30問) | 約25分 |
※ 時間の目安は講師としての提案で、英検協会が示しているものではありません。
1日目と2日目は語彙と会話の知識で答える問題なので、短い時間でも集中して取り組めます。
3日目の長文は、本文を読む時間がかかるので、ほかの日より少し長めに時間を取っておくと落ち着いて解けます。
4日目のEメールと英作文は、書いたあとに解答例と見比べる時間まで含めて考えておくと、見直しまで1日で終わらせられるでしょう。
分けて解くときも1つの大問は時間を計る
大問ごとに解くときも、大問ひとつ分は必ず時間を計って、何分かかったかを記録しておきます。
記録した時間を足すと、80分の中でどこに時間がかかっているかが見えてきます。
週末は1回分を通しで解く
大問ごとに解いた回とは別の回を、週末に1回分まとめて解いておくと、80分を通したときの疲れ方や集中の続き方が分かります。
通しで解くときは、リーディングとライティングの80分のあと、休みを入れずにリスニングに進みましょう。



平日は大問ひとつ、週末は1回分って分けると続けやすそうやね。
英検準2級の過去問のEメール問題の見直し方
準2級のEメールは、外国人の知り合いから届いたメールに返信を書く問題です。
2026年度第1回の問題冊子では、次の条件が示されていました。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 書くこと | メールの質問にわかりやすく答える返信 |
| 質問 | メールの下線部について、その特徴を問う具体的な質問を2つ |
| 語数の目安 | 40語〜50語 |
| 0点になる場合 | 相手のメールに対応していないと判断されたとき |
質問を2つ書けているかを最初に確かめる
過去問のEメールを見直すときは、まず下線部について質問を2つ書けているかを確かめます。
公式の解答例でも、返信の中に下線部について尋ねる疑問文が2つ入っています。
答えが合っていても質問が1つしかなければ、条件を満たしていないことになるので注意してください。
相手の質問にも答えているかを見る
相手のメールの最後には質問が書かれているので、その質問に自分の考えで答えているかも確かめましょう。
下線部への質問と、相手の質問への答えの両方がそろって、はじめて返信として形になります。
語数は40〜50語の幅に入れる
書き終えたら、返信の本文の語数を数えて、目安の40語〜50語に入っているかを確かめます。
語数が大きく足りないときは、相手の質問への答えに理由をひとつ足すと、内容を変えずに語数を整えられます。
反対に多すぎるときは、同じことをくり返している文がないかを探して、1文にまとめてみてください。
Eメールと英作文で使える表現は、英検準2級ライティングの記事も読んでみてください。↓





質問を2つ書くのを忘れたら、それだけで条件が欠けてしまうんよ。
英検準2級の過去問の英作文の採点の見方
英作文は、QUESTIONに対して自分の意見と理由を2つ、50語〜60語を目安に書く問題です。
英検協会の「採点に関する観点」のページでは、準2級の英作文の採点のしかたが次のように説明されています。
| 観点 | 見られること |
|---|---|
| 内容 | 意見と、それに沿った理由が2つ書けているか |
| 構成 | 英文の流れが分かりやすく論理的か |
| 語彙 | 課題にふさわしい語を正しく使えているか |
| 文法 | 文の形にバリエーションがあり、正しく使えているか |
観点ごとに0〜4点の5段階で評価され、合計の満点は16点です。
同じページには、英作文のCSEスコアの満点は600と書かれていて、16点の素点がそのままスコアになるわけではありません。
過去問の自己採点では、4つの観点それぞれに自分で0〜4点を付けてみると、どの観点が弱いかが数字で分かります。
意見と反対の理由を混ぜない
採点の観点のページでは、最初の意見と反対向きの理由を書くと、その理由は意見を支えるものとして数えられないと説明されています。
過去問で書いた英文の理由が、2つとも同じ側の意見を支えているかを読み直してみてください。
不完全な文がないかを確かめる
同じページでは、Because it is fun. のように主節のない不完全な文を書かないよう注意が示されています。
Becauseで始まる文が単独で残っていないかは、見直しのときに目で探しやすい点なので、毎回チェックしておきましょう。



理由が2つとも同じ向きかどうか、読み直してな。
英検準2級の過去問の答え合わせと復習
答え合わせは、全部を解き終えてから、公式の解答PDFで行います。
技能ごとの正答率を出す
リーディングとリスニングは、それぞれの正解数を問題数で割って正答率を出しておきます。
英検の合否は英検CSEスコアで決まり、正答数との対応は公表されていないため、正答率は弱い技能を見つける目安として使ってください。
準2級の合格ラインの考え方は、英検準2級の合格ラインの記事も読んでみてください。↓


間違えた問題には理由を一言書く
間違えた問題の横には、「知らない語」「読み違い」「聞き取れない」のように、理由を短く書いておきます。
同じ理由が何度も出てくる大問が、次の1週間で重点的に練習する場所です。
知らない語で落とした問題が多いときは単語帳を、読み違いが多いときは長文の精読を、というように練習の中身を理由に合わせて選んでください。
リスニングは原稿のPDFを見ながら音源を聞き直し、聞こえなかった語に線を引いておくと復習がはかどります。
Eメールと英作文はもう一度書く
ライティングは、解答例を読んだあとに、自分の英文を一から書き直すところまでやると力がつきます。
書き直すときは、解答例の表現をそのまま写すのではなく、自分の言いたいことを解答例の組み立てに当てはめてみてください。



間違えた理由を一言書いておくと、次に何を練習するかがすぐ決まるで。
英検準2級の過去問集の選び方|過去6回と直前対策3回
公式の3回分では足りない人のために、旺文社の2冊を例に、版元の説明を整理しました。
| 本 | 収録回 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| 2026年度版 英検準2級 過去6回全問題集 | 2025年度第2回・第1回、2024年度第3回〜第1回、2023年度第3回 | 1,870円 |
| 2026-2027年対応 直前対策 英検準2級 3回過去問集 | 2025年度第3回・第2回・第1回 | 1,870円 |
※ 収録回と価格は旺文社の商品ページの記載によります。
過去6回全問題集は回数と面接カード
版元の説明では、リニューアル後の過去問が5回分で、新しいライティング問題のオリジナル予想問題も巻頭にのっています。
別冊の解答には訳と解説があり、正答率の高い「落とせない」問題に★印が付いているのも特徴です。
2023年度第3回はリニューアル前の形式なので、Eメールの問題がない点には気をつけてください。
★印の問題を間違えたときは、ほかの受験者の多くが取れている問題を落としたということなので、優先して復習しましょう。
直前対策3回過去問集は新しい回だけ
こちらは2026年9月発売で、2025年度の3回分がリーディング・ライティング・リスニング・面接までそろっています。
ただし2025年度第3回と第2回は公式サイトでも公開されているので、公式の分と合わせて使う人は同じ回を2度解くことになります。
どちらを選ぶかの考え方
講師としての考えでは、試験まで2か月ほどある人は回数の多い過去6回全問題集、1か月を切っている人は直前対策の3回分が使いやすいと感じます。
どちらにしても、まずは公式サイトの無料の回を1回解いて、自分に何が足りないかを確かめてから選ぶと失敗が少なくなります。



過去問集を買う前に、公式サイトの回と重なってへんか見ておいてな。
英検準2級の過去問で80分の時間配分を決める
リーディングとライティングの80分は、試験監督者から区切りの合図がないので、配分は自分で決めておく必要があります。
問題冊子にも、ライティングテスト開始の合図はなく、リーディング・ライティングの時間内に解答を終えるよう書かれています。
書く問題の時間を先に確保する
Eメールと英作文は、書き終わらないと点が大きく減るので、最初に書く問題の時間を確保してから、残りをリーディングに割り振る考え方がおすすめです。
過去問を大問ごとに解いたときの記録を足し合わせて、自分に合う配分を探してみてください。
たとえば語彙と会話文で予定より時間が余った日は、その分を長文の見直しに回すなど、余った時間の使い道まで決めておくと本番であわてません。
解く順番も過去問で試す
大問1から順に解く人もいれば、先にEメールと英作文を書いてからリーディングに戻る人もいます。
どちらが合うかは人によるので、過去問の回ごとに順番を変えて試し、点が安定したほうを本番の作戦にしましょう。
順番を変えるときは、マークのずれが起きないように、解答欄の番号と問題の番号がそろっているかを大問ごとに確かめるくせもつけておきます。



合図がないからこそ、自分で配分を決めておかなあかんのやね。
英検準2級の過去問を解き始める時期
講師としては、試験日から逆算して、次の3つの場面で過去問を使うのをおすすめしています。
| 時期 | 使い方 |
|---|---|
| 勉強を始めた週 | 1回分を解いて、弱い大問を見つける |
| 試験の3〜4週間前 | 大問ごとに分けて2回目の回を解く |
| 試験の1〜2週間前 | 残りの回を本番どおりに通しで解く |
3級から上がる人は最初に1回解く
3級から準2級に進む人は、語彙の難しさと書く量の差に驚くことが多いので、早めに1回分を見ておくと準備の見通しが立ちます。
点数が低くても、どの大問で点を落としたかが分かれば、それだけで十分な収穫です。
特にEメールと英作文は3級よりも求められることが増えているので、最初の1回で書けなかった人ほど、早めに書く練習を始めておくと安心です。
準2級プラスも考えている人は
準2級に余裕がありそうな人は、準2級プラスの過去問もあわせて見ておくと、どちらを受けるかの判断材料になります。
準2級プラスはライティングに英文要約が入るなど、準2級とは問題の形が変わります。
準2級プラスとの違いは、英検準2級プラスの記事も読んでみてください。↓





最初に1回解いておけば、どれくらい準備が要るか見えるで。
英検準2級の過去問についてよくある質問
- 英検準2級の過去問は何回分を無料で解けますか?
-
英検協会のサイトでは、一次試験の直近3回分が無料で公開されています。
新しい回が公開されると、古い回から順に入れ替わります。
- 英検準2級の過去問の解答に、Eメールの解答例はありますか?
-
公式の解答PDFには、Eメールと英作文の解答例がのっています。
解答例は一例なので、条件を満たしているかを自分の英文で確かめることが大切です。
- リニューアル前の過去問でも練習になりますか?
-
2024年度のリニューアルでEメールの問題が加わったため、それより前の回にはEメールがありません。
語彙や長文の練習には使えますが、時間配分の練習には2024年度以降の回を使いましょう。
- 英検準2級の過去問は何周すればいいですか?
-
講師としては、1回分を本番どおりに1周したあと、間違えた問題と迷った問題だけをもう一度解く形をすすめています。
同じ回を何周もすると答えの番号を覚えてしまうので、まだ解いていない回に進むほうが練習になります。
- リスニングの音源だけを先に聞いてもいいですか?
-
通学の時間などに音源だけを聞くのは、耳を慣らす練習として役に立ちます。
ただし1回目は問題冊子を見ながら本番どおりに解いておくと、自分の今の力を正しくつかめます。
- 過去問の問題を友だちに配ってもいいですか?
-
公式の問題冊子の各ページには、無断転載・複製を禁じる旨が書かれています。
自分の勉強のために印刷して使い、人に配ったりネットにのせたりするのはやめておきましょう。



リニューアル前の回にはEメールの問題がないから気ぃつけてな。
まずは公式の回から始めよな。
合格までの勉強の進め方を知りたい方は、英検準2級の勉強法は?技能別の対策とEメール・面接まで2か月で仕上げる進め方にまとめています。
英検準2級の過去問のまとめ
英検準2級の過去問について、ポイントを表にまとめます。
| 確かめること | ひとことで言うと |
|---|---|
| どこで解けるか | 英検協会のサイトで一次試験の3回分が無料 |
| 問題の形 | リーディング29問・ライティング2題・リスニング30問 |
| 忙しい人の解き方 | 平日は大問ごと、週末は1回分を通しで |
| Eメールの見直し | 下線部への質問2つと、相手の質問への答えがあるか |
| 英作文の見直し | 4つの観点(内容・構成・語彙・文法)で読み直す |
| 足りないとき | 市販の過去問集を足し、公式と重なる回に注意 |
英検準2級の過去問は、解き方を自分の時間に合わせて分けることで、忙しくても最後まで使い切れます。
過去問は、解いた回数よりも、間違えた理由をどれだけ次の練習につなげたかで効き目が変わります。
まずは最新の回の大問1だけでも、今日のうちに時間を計って解いてみてください。
過去問以外の勉強の進め方は、英検準2級の勉強法の記事も読んでみてください。↓


面接の本番で言葉に詰まらないよう、英語を声に出す機会を増やしたい人には、オンライン英会話という選択肢もあります。
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参考文献
- 準2級の過去問・試験内容(日本英語検定協会公式サイト)
- 準2級の試験内容(日本英語検定協会公式サイト)
- ライティングテストの採点に関する観点および注意点(準2級)(日本英語検定協会公式サイト)
- 2026年度版 英検準2級 過去6回全問題集(旺文社)
- 2026-2027年対応 直前対策 英検準2級 3回過去問集(旺文社)










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