
英検2級の対策でドリルを使おうと思っても、どんな中身で、いつから何日かけて解けばよいのか分からない人は多いでしょう。
ユタカ英検2級のドリルって、どんな本で何を解くの?
試験まであまり時間がないので、何から手を付ければいいか迷っています。
英検2級のドリルとしてよく使われるのが、旺文社の『7日間完成 英検2級 予想問題ドリル 6訂版』(1,595円・税込)です。
Day 1〜7で単語・熟語・文法・リスニング・会話表現・英作文・面接を1日1テーマずつ学び、要約は4回分を収めています。
試験の2〜5週間前に始めて形式に慣れ、そのあと過去問で仕上げる、という流れで使うと効果が出やすい本です。
英検1級を持つ英語講師として、旺文社の商品ページで2級の予想問題ドリルの目次と収録内容を確かめ、Dayごとの中身と試験前の使い方をまとめました。
英検2級のドリル『7日間完成 予想問題ドリル』の基本
旺文社の『7日間完成 英検2級 予想問題ドリル 6訂版』は、本番形式の予想問題を解いて、試験の直前に総仕上げをするための問題集です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 1,595円(税込) |
| 発売日 | 2024年4月23日 |
| 判型・ページ | 本冊B5判104ページ+別冊(解答・解説)B5判96ページ |
| 付属 | 解答用紙・赤セルシート |
| 音声 | 英語の友(スマホ)・PCへのダウンロード(CDは無し) |
| 採点 | 学びの友のオンラインマークシートで自動採点 |
※ 旺文社の商品ページの内容をもとにまとめています。
2024年度からの新しい形式に対応
このドリルは、2024年度から始まった2級の新しい試験形式に合わせて作り直された版です。
ライティングに加わった英文要約の問題が4回分入っているので、要約を本番の形で練習できるのが大きな特徴になっています。
5訂版の問題に、新しい形式に合わせた問題を加えて編集し直したものなので、古い版と取りちがえないよう書名の「6訂版」を確かめてから買いましょう。
採点はアプリで手早く
各Dayの筆記試験とリスニングテストの答えは、学びの友のオンラインマークシートに入力するだけで採点できます。
丸付けの時間が短くなる分、解説を読む時間や、間違えた問題を解き直す時間に回せるはずです。
音声はスマホの英語の友で聞けるので、リスニングの問題も机の上だけでなく移動中に聞き直せます。
英語の友・学びの友の使い方は、英検2級のアプリの記事も読んでみてください。↓


面接の練習も1冊でできる
Day 7は面接にあてられていて、本書1冊で二次試験の練習まで進められます。
Web特典のサイトでも、スピーキングテスト対策に取り組めるようになっています。
一次試験の前に面接の形を一度見ておけるので、二次の準備が遅れにくいのもこのドリルのよい点です。



要約が4回分入ってて、面接の練習まで1冊でできるんよ。
英検2級のドリルのDayごとの中身
ドリルは7日間に分かれていて、各Dayは、その日のテーマの要点をまとめたページと、本番形式の問題の2つでできています。
| Day | まとめのテーマ | その日に解く問題 |
|---|---|---|
| Day 1 | 頻出単語 | 筆記試験とリスニングテスト |
| Day 2 | 頻出熟語 | 筆記試験 |
| Day 3 | リスニングテストの攻略法 | リスニングテスト |
| Day 4 | 重要文法 | 筆記試験 |
| Day 5 | 会話表現 | リスニングテスト |
| Day 6 | 英作文問題の攻略法 | 筆記試験とリスニングテスト |
| Day 7 | 2級の面接はどんなテストか | 面接(スピーキングテスト) |
※ 旺文社の商品ページの目次をもとにまとめています。
Day 1・2は単語と熟語
最初の2日は、2級によく出る単語と熟語をまとめたページから始まります。
まとめのページで見た語が、その日の筆記試験の問題でも出てくるかを意識しながら解くと、覚えた語を使う練習になります。
知らない語が多かった人は、ドリルと並行して単語帳を毎日進めると、Day 3以降の長文も読みやすくなるでしょう。
単語帳の選び方と回し方は、英検2級の単語帳の記事も読んでみてください。↓


Day 3・5はリスニング
Day 3ではリスニングテストの攻略法、Day 5では会話表現を学んでから、リスニングの問題を解きます。
2級のリスニングは放送が1回なので、攻略法のページで聞くときの注意点を確かめてから問題に入るのがおすすめです。
解いたあとはスクリプトを見て、聞き取れなかった部分を音声に合わせて声に出して読んでおきましょう。
Day 4は文法、Day 6は英作文
Day 4は重要な文法をまとめたページのあとに筆記試験を解き、Day 6は英作文問題の攻略法を学んでから筆記試験とリスニングテストを解く流れです。
Day 6の英作文の攻略法は、要約と意見を書く英作文の両方に関わるので、ほかのDayより時間をかけて読む価値があります。
書いた答案は、解答例と並べて、入っていない要点や使えそうな表現を書き出しておくと次に生かせます。
Day 7は面接
最後のDay 7は、2級の面接がどんなテストかを学び、実際に面接の問題に取り組む日です。
2級の面接は約7分で、英文の音読と、イラストの流れの説明、自分の意見を答える質問などで構成されています。
音声を使って質問を聞き、声に出して答える練習までしておくと、二次試験の準備の第一歩になります。
面接の流れと答え方は、英検2級の面接の記事も読んでみてください。↓





Dayごとにテーマが決まってるから、迷わず進めるな。
英検2級のドリルを使う時期と日数
ドリルは本番形式の問題を解く本なので、いつ使うかで効果が大きく変わります。
試験の2〜5週間前が使いどき
編集担当者の声でも、試験の直前に形式に慣れるための本として紹介されています。
単語帳などで基礎を進めてきた人が、試験の2〜5週間前にドリルを始めると、それまでの勉強を本番の形につなげられます。
反対に、2級の勉強を始めたばかりで形式も知らない段階では、解けない問題が多すぎて、解説を読むだけで終わってしまうかもしれません。
7日で終えるか14日に分けるか
書名は7日間ですが、1日分を2日に分けて、解く日と復習する日を交互にする進め方もできます。
試験まで2週間以上あるなら、1日目に問題を解き、2日目に解説を読んで間違えた問題を解き直す、という14日の形がおすすめです。
試験まで1週間ほどしかないときは7日で通して解き、形式に慣れることを最優先にしましょう。
勉強期間全体の中での位置
2級の勉強を数か月かけて進める場合、ドリルは単語や教本で力をつけたあとの、仕上げの入り口にあたります。
ドリルで形式に慣れ、そのあと過去問で時間を測って解く、という順番にすると、試験までの流れがつながります。
試験までの期間の組み立て方は、英検2級の勉強期間の記事も読んでみてください。↓


2回目は弱いDayだけ解き直す
7日分を一通り終えたら、正答率が低かったDayだけを選んで、もう一度解き直すとよいでしょう。
答えをノートに書いていれば、ドリルを新品に近い状態で2回目に使えます。
試験の直前には、全部を解き直すよりも、苦手なDayにしぼって2回目を回すほうが、短い時間で効果を出せます。



基礎を固めたあと、仕上げの入り口として使うのがおすすめやで。
英検2級のドリルの1日分の進め方
1日分をどう進めるかを決めておくと、ドリルの7日分をむだなく使えます。
まとめのページを先に読む
各Dayの最初にあるまとめのページは、問題を解く前に読んでおきましょう。
その日のテーマの要点を頭に入れてから解くと、問題の中でその要点がどう問われるかが見えやすくなります。
まとめのページで知らなかった語や表現には印を付け、問題を解き終えたあとにもう一度見直してください。
筆記は時間を測って解く
筆記試験は、本番と同じように時間を意識しながら解くことが大切です。
大問ごとに使った時間を問題の横に書いておくと、本番の85分の中で、どこに時間がかかりやすいかが分かります。
時間が足りなくなりやすい人は、85分の分け方の記事も読んで、自分なりの目安を決めておくとよいでしょう。
85分の分け方は、英検2級の時間配分の記事も読んでみてください。↓


答えはノートや解答用紙に
ドリルに直接答えを書き込むと、2回目に解くときに答えが見えてしまいます。
付属の解答用紙やノートに答えを書き、ドリルには間違えた問題の印だけを付けておきましょう。
間違えた問題には、なぜ間違えたかを「単語を知らなかった」「本文の根拠を見落とした」のように一言で書いておくと、復習の向きがはっきりします。
音声はダウンロードしておく
リスニングのあるDayは、解き始める前に英語の友で音声を用意しておくと、途中で手が止まりません。
通信の状態によっては再生までに時間がかかることもあるので、自宅で前もってダウンロードしておくと安心です。
音声の準備まで含めて1日分の流れを決めておけば、毎日同じ手順で机に向かえるでしょう。
解説を読んで解き直す
採点が終わったら、正解した問題も含めて別冊の解説に目を通しましょう。
たまたま当たった問題は、本番では外れることもあるので、根拠を言える問題だけを正解と数えるくらいの気持ちで見直すのがおすすめです。
印を付けた問題は、次の日の最初にもう一度解き直すと、同じ間違いをくり返しにくくなるはずです。



まとめを読んで、時間を測って解いて、解説で解き直す。
この流れで進めてな。
英検2級のドリルにある要約4回分の使い方
このドリルには、2024年度から加わった英文要約の問題が4回分入っています。
2級の要約は、英文を読んで45〜55語にまとめる問題で、4回分を順番に使うと、書き方を段階的に身につけられます。
1回目は時間を気にせず書く
1回目は、時間を測らずに、本文を段落ごとに読んで要点をメモし、そのメモから英文を組み立てるところまでを丁寧に行いましょう。
書き終えたら解答例と並べて、自分の要約に入っていない要点がないかを確かめます。
要約の手順をまだ知らない人は、先に要約の書き方の記事で4つのステップを確かめておくと、1回目から迷わずに書けます。
45〜55語にまとめる手順は、英検2級の要約の記事も読んでみてください。↓


2回目からは時間を決める
2回目からは、要約に使う時間を決め、その中で書き終える練習に切りかえます。
本番では要約と英作文の2題を85分の中で書くので、要約だけに時間を使いすぎないことが大切です。
書き終えたら必ず語数を数え、45〜55語の幅に入っているかを確かめる習慣も付けておきましょう。
書き直しまでを1セットにする
解答例を読んで終わりにせず、足りなかった要点を入れて、自分の答案をもう一度最初から書き直してください。
4回分すべてで書き直しまで行えば、要約の手順が手に覚えられ、本番でも同じ流れで書けるようになります。
それでも練習が足りないと感じたら、過去問集に入っている要約の問題で回数を重ねていくとよいでしょう。
意見を書く英作文と続けて書く
本番では要約のあとに、自分の意見を書く英作文も続けて書くことになります。
要約の時間配分に慣れてきたら、要約と英作文を続けて書き、2題を合わせてどれくらい時間がかかるかを測っておきましょう。
2題を通して書いたときの時間が分かれば、本番でリーディングにどれだけ時間を残せばよいかも決めやすくなるはずです。



要約の4回分は、1回ごとに書き直すのが大事なんよ。
英検2級のドリルのあとは過去問で仕上げる
ドリルで形式に慣れたら、次は実際の試験の問題で、時間の使い方まで含めて仕上げます。
| 項目 | 過去6回全問題集 2026年度版 | 3回過去問集 2026-2027年対応 |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 1,980円 | 1,980円 |
| 収録回 | 2025年度第2回・第1回、2024年度第3回・第2回・第1回、2023年度第3回 | 2025年度第3回・第2回・第1回 |
| 主な特徴 | 新形式の過去問5回分と新ライティングの予想問題 | ライティングAI採点(お試し)・S-CBTにそっくりなテストの体験 |
※ 旺文社の商品ページの内容をもとにまとめています。
ドリルと過去問の役割のちがい
ドリルは、Dayごとにテーマを学びながら問題を解く本で、形式に慣れることに向いています。
過去問集は、実際に出た試験を1回分まとめて解く本なので、本番と同じ85分で解き、今の実力を測るのに向いています。
2冊を使うなら、ドリルで形式に慣れてから過去問で実力を測る順番が自然です。
6回分と3回分の選び方
6回全問題集には、2024年度の新しい形式になってからの過去問が5回分入っていて、回数を多く解きたい人に向いています。
3回過去問集は新しい3回分を収め、ライティングのAI採点のお試しや、S-CBTに似たテストの体験も付いています。
英検協会のサイトでも過去問が無料で公開されているので、市販の過去問集と組み合わせて使うと回数を増やせるでしょう。
無料の過去問の使い方は、英検2級の過去問の記事も読んでみてください。↓


ほかの問題集との組み合わせ
2級の問題集には、ドリルや過去問集のほかに、基礎から学ぶ教本や面接の予想問題もあります。
試験まで時間がある人は、教本で基礎を固めてからドリルに進むと、ドリルの問題を解き切れる割合が上がります。
4タイプの問題集の選び方は、英検2級の問題集の記事も読んでみてください。↓


ドリルと過去問のあいだにやること
ドリルを終えてすぐ過去問に進む前に、ドリルで間違えた問題の解き直しを一度すませておきましょう。
同じ種類の間違いを残したまま過去問を解くと、過去問でも同じところで点を落とし、見直しに追われてしまいます。
解き直しを終えてから過去問に入れば、過去問の結果を、ドリルで学んだことが身に付いたかの確認として読めるようになります。



ドリルで慣れて、過去問で実力を測るんやね。
英検2級のドリルでつまずきやすい点と対処
ドリルを使う人がつまずきやすい点を、あらかじめ知っておくと、7日分を最後まで進めやすくなります。
1日分が終わらない
仕事や部活で時間が取れず、1日分を1日で終えられない日もあるでしょう。
そのときは、まとめのページと問題を解くところまでをその日に行い、解説を読むのは翌日に回してもかまいません。
大切なのは、Day 7まで飛ばさずに進めて、すべてのテーマに一度は触れておくことです。
正答率が低くて落ち込む
ドリルの問題は本番の形式でつくられているので、最初は思ったより解けないと感じる人もいます。
正答率よりも、どの大問で、どんな理由で間違えたかを書き出すことのほうが、この段階では役に立ちます。
間違いの理由が単語に集中しているなら単語帳に、文法なら教本に戻る、というように、次にやることを決める材料として使いましょう。
英作文の答案を自分で採点できない
要約や英作文は、マークシートのように自動では採点できないので、自分の答案がよいのか分からなくなりがちです。
まずは解答例と比べて、要点の数、語数、使った文の形の3つを確かめるところから始めると、見直す観点がはっきりします。
それでも判断に迷う答案は、学校や塾の先生など、英語を教えている人に見てもらうと、自分では気づけない点が分かるでしょう。
リスニングの音声を聞き流してしまう
移動中に音声を流していると、聞いているつもりで内容が頭に入っていないことがあります。
1回目は問題を解くつもりで集中して聞き、2回目からはスクリプトを見ながら、聞き取れなかった語に印を付けると効果が上がります。
印を付けた部分だけを何度か聞き直し、音声と同時に声に出して読めるようになったら、その問題は終わりにしてよいでしょう。



つまずいたところは、次に何をやるかを決める材料にしたらええで。
英検2級のドリルについてよくある質問
- 英検2級のドリルは何日で終わりますか?
-
書名のとおり7日分に分かれていて、1日1テーマずつ進めると7日で終わります。
時間に余裕があれば、1日分を解く日と復習する日に分けて14日で進める方法もあります。
- ドリルには英文要約の問題が入っていますか?
-
6訂版には、2024年度から加わった英文要約の問題が4回分入っています。
買うときは、新しい形式に対応した6訂版かどうかを確かめてください。
- ドリルだけで合格できますか?
-
ドリルは試験の直前に形式に慣れて仕上げるための本です。
単語帳で語彙を増やし、ドリルのあとに過去問を本番と同じ時間で解くと、合格に近づけるでしょう。
- ドリルはいつから始めればいいですか?
-
基礎の勉強を進めたうえで、試験の2〜5週間前に始めるのが目安です。
勉強を始めたばかりの段階では、先に単語帳や教本で土台を作っておくと、ドリルを生かしやすくなります。
- CDは付いていますか?
-
CDは付いていません。
音声は、スマホのアプリ英語の友で聞けるほか、パソコンへのダウンロードにも対応しています。
- 面接の練習もできますか?
-
Day 7で面接の問題に取り組めるほか、Web特典のサイトでもスピーキングテスト対策ができます。
二次試験の練習回数をさらに増やしたい人は、面接専用の予想問題の本を足すとよいでしょう。
2級の技能ごとの対策は、英検2級の勉強法の記事も読んでみてください。↓





7日で形式に慣れたら、次は過去問で仕上げや。
がんばってな。
英検2級の勉強をどこから進めるか知りたい方は、英検2級の勉強法は何から始める?4技能ごとの対策と合格までの3か月の進め方にまとめています。
英検2級のドリルのまとめ
英検2級の予想問題ドリルの要点を表にまとめます。
| 項目 | 要点 |
|---|---|
| 書名・価格 | 7日間完成 英検2級 予想問題ドリル 6訂版・1,595円(税込) |
| 中身 | Day 1〜7で単語・熟語・リスニング・文法・会話表現・英作文・面接 |
| 要約 | 4回分を収録 |
| 使う時期 | 試験の2〜5週間前(7日または14日で進める) |
| 次の一手 | 過去問を本番と同じ85分で解いて仕上げる |
英検2級のドリルは、試験の前に形式に慣れ、要約4回分と面接まで一通り体験しておくための1冊です。
まずはDay 1のまとめのページを読み、筆記試験を時間を測って解くところから始めてみてください。
7日分を終えたときに、どの大問が得意で、どの大問に時間がかかるのかが分かっていれば、ドリルの役目は十分に果たせています。
ドリルのあとの仕上げ方は、英検2級の過去問の記事も読んでみてください。↓


Day 7のあとも面接で話す練習を続けたい人は、オンライン英会話の講師に質問役をお願いする方法もあります。
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参考文献
- 7日間完成 英検2級 予想問題ドリル 6訂版(旺文社公式サイト)
- 2026年度版 英検2級 過去6回全問題集(旺文社公式サイト)
- 2026-2027年対応 直前対策 英検2級 3回過去問集(旺文社公式サイト)
- 2級の試験内容(日本英語検定協会公式サイト)










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