
英検2級の過去問は、英検協会の公式サイトで直近3回分の一次試験を無料で解くことができます。
ユタカ英検2級の過去問ってどこで手に入るん?
本を買わなあかんのか、ネットで解けるのか知りたいねん。
英検2級の過去問は、公式サイトで一次試験の3回分が無料で公開されていて、問題冊子・リスニング音源・原稿・解答がそろっています。
解答のPDFには、選択問題の正解に加えて、英文要約と英作文の解答例ものっています。
3回分を解き切ってさらに練習したい人や、二次試験の面接カードも手元に置きたい人は、市販の過去問集を足すのが近道です。
ここでは英検1級を持つ英語講師が、公式の過去問ページに何がのっているかと、1回分をむだなく使い切る手順を整理しました。
読み終えるころには、どの回をいつ解いて、終わったあとに何を見直せばよいかが自分で決められるようになります。
英検2級の過去問はどこで手に入る?公式サイトで3回分が無料
英検協会の「2級の過去問・試験内容」のページには、次の3回分の一次試験がのっています。
| 公開されている回 | のっているもの |
|---|---|
| 2026年度 第1回 | 問題冊子・リスニング原稿・リスニング音源・解答 |
| 2025年度 第3回 | 問題冊子・リスニング原稿・リスニング音源・解答 |
| 2025年度 第2回 | 問題冊子・リスニング原稿・リスニング音源・解答 |
どれもPDFと音声で配られていて、会員登録をしなくてもそのまま開けます。
公開されるのは本会場と準会場F日程の分
公式ページの説明では、ダウンロードできるのは本会場と準会場のF日程で行われた回の問題です。
学校や塾で受ける準会場のほかの日程の問題は、このページには出ていません。
新しい回が出ると古い回は入れ替わる
公式ページにのるのは直近の3回分なので、新しい回が加わると、いちばん古い回は見られなくなります。
解く予定の回があるなら、早めにPDFと音声を保存しておくと安心です。
二次試験は過去問ではなくサンプル問題
二次試験の面接は、過去の問題カードではなく、公式のサンプル問題がPDFで公開されています。
面接室に入ってから出るまでの流れは、同じページの「バーチャル二次試験」で動画として見られます。



お金をかけずに3回分も本番の問題が解けるんやね。
英検2級の過去問から分かる問題の形|31問・2題・30問
過去問を開く前に、一次試験がどんな形でできているかを押さえておきましょう。
| 技能 | 問題の種類 | 問題数 |
|---|---|---|
| リーディング | 短文の語句空所補充 | 17問 |
| リーディング | 長文の語句空所補充 | 6問 |
| リーディング | 長文の内容一致選択 | 8問 |
| ライティング | 英文要約 | 1題 |
| ライティング | 英作文(意見論述) | 1題 |
| リスニング | 会話の内容一致選択 | 15問 |
| リスニング | 文の内容一致選択 | 15問 |
試験時間はリーディングとライティングを合わせて85分、リスニングが約25分です。
リーディングとライティングは同じ85分の中
リーディングとライティングは時間が分かれていないため、どちらにどれだけ時間を使うかは自分で決めることになります。
この配分を決める材料になるのが、過去問を時間どおりに解いたときの記録です。
リスニングは放送が1回だけ
リスニングはどの問題も放送が1回だけで、聞き逃した部分をもう一度聞くことはできません。
過去問の音源はPart1とPart2に分かれて配られているので、本番と同じ順に続けて流しましょう。
長文はEメールと説明文
長文の内容一致選択では、Eメールと説明文が出題されると公式の試験内容に示されています。
Eメールは書き手が何を頼んでいるか、説明文は段落ごとに何を述べているかをつかむと、設問の答えを本文の中で探しやすくなるでしょう。
過去問を解くときは、本文のどこに答えの根拠があったかに線を引いておくと、復習の手がかりになります。



時間配分を決める材料は、過去問の中にあるんよ。
英検2級の過去問を解く前の準備|印刷・時計・音源
1回分の過去問を本番に近い形で解くには、始める前に3つのものをそろえておきます。
- 問題冊子のPDFを紙に印刷したもの
- 85分と25分を計れる時計かタイマー
- リスニング音源(Part1・Part2)を流せる機器
問題は紙に印刷して解く
本番の一次試験は紙の問題冊子にマークと手書きで答えるので、過去問も印刷して解くのがおすすめです。
画面で読むのと紙で読むのとでは、長文で前の段落に戻るときの手間が変わります。
音源は先に保存しておく
リスニング音源は、解き始める前に端末に保存しておくと、通信の状態に左右されずに最後まで流せます。
再生する機器の音量も、本番の会場で聞くくらいの大きさにそろえておくと練習の質が上がります。
解答用紙の代わりを用意する
公式ページには問題冊子・原稿・解答がのっていますが、マークシートの解答用紙は見当たりません。
選択問題はノートに番号を書き、要約と英作文は罫線のある紙に手で書いておくと、あとで見直しやすくなります。
市販の過去問集には解答用紙(マークシート)が付いている本もあるので、本番と同じ形で練習したい人はそちらを使う手もあります。



ライティングは手で書いとくと、あとで自分の英文を見直せるで。
英検2級の過去問の解き方|1回分を本番どおりに通す
1回目の過去問は、途中で答えを見ずに、本番と同じ時間で最後まで通すことが大切です。
タイマーを85分に合わせ、大問1から英作文まで一気に解きます。
大問ごとに、かかった時間を余白にメモしておきます。
休みを入れずに音源を流し、止めずに最後まで答えます。
聞き取れなかった問題には印だけ付けておきます。
選択問題の答え合わせは、全部解き終わってから解答PDFで行います。
要約と英作文は、解答例と並べて見比べます。
1回目は時間内に終わらなくても最後までやる
85分で終わらなかったときは、時間が来たところに線を引いて、残りをそのまま解き切ってください。
どこで時間切れになったかが分かると、次の回でどの大問を速くすればよいかがはっきりします。
2回目からは配分を決めてから解く
2回目からは、1回目のメモをもとに「語彙は何分、長文は何分、要約と英作文は何分」と先に決めてから解きます。
配分の決め方に正解はないので、自分が点を取りやすい大問から時間を確保する考え方で組み立ててみてください。



1回目でつまずいた場所が、2回目の作戦になるんやね。
英検2級の過去問の自己採点のしかた|正答率と解答例で見る
過去問の採点では、選択問題とライティングで見るものが変わります。
リーディングとリスニングは技能ごとの正答率を出す
リーディングは31問、リスニングは30問なので、それぞれの正解数を数えて正答率を出しておきます。
| 技能 | 問題数 | 正答率の出し方 |
|---|---|---|
| リーディング | 31問 | 正解数 ÷ 31 |
| リスニング | 30問 | 正解数 ÷ 30 |
英検の合否は正解数ではなく英検CSEスコアで決まるため、過去問の正答率からスコアを正確に出すことはできません。
正答率は合否の判定ではなく、技能どうしを比べてどこが弱いかを見つけるための目安として使ってください。
合格基準スコアの1520と、技能ごとの目安は、英検2級の合格点の記事も読んでみてください。↓


要約と英作文は解答例と観点で見比べる
解答PDFの解答例は、あくまで一例として示されたもので、同じ表現を使わなくても点は取れます。
英検協会の採点の観点ページでは、英作文は内容・構成・語彙・文法の4つの観点で見られると説明されています。
- 内容:問われたことに答えていて、意見に合った理由が書けているか
- 構成:意見と理由の流れが分かりやすいか
- 語彙:課題に合った語を正しく使えているか
- 文法:いろいろな形の文を正しく使えているか
自分の英文をこの4つに当てはめて、足りないところに印を付けておくと、解答例との違いが具体的に見えてきます。
問いに答えていない英文は、すべての観点で0点になることがあると公式に示されているので、まずはそこから確かめましょう。
観点ごとの見方をくわしく知りたい人は、英検2級ライティングの採点基準の記事も読んでみてください。↓





正答率は合否を見るためやなくて、弱いところ探しに使うんやで。
英検2級の過去問の復習のしかた|間違いの理由を3つに分ける
過去問は解いたあとの復習で力がつくので、間違えた問題は理由ごとに分けて直していきます。
| 間違いの理由 | 直し方 |
|---|---|
| 単語や熟語を知らなかった | 単語帳で同じ語を探して印を付け、次の周で必ず見直す |
| 本文の根拠を取り違えた | 正解の根拠になる文に線を引き、選択肢との言いかえを確かめる |
| 音が聞き取れなかった | 原稿を見ながら音源を聞き、聞こえなかった語を書き出す |
語彙問題は単語帳とつなげる
短文の語句空所補充で間違えた語は、使っている単語帳にのっているかを確かめて、のっていれば印を付けます。
単語帳にのっていない語は、ノートの最後のページに書きためておき、試験の前にまとめて見直しましょう。
単語帳の選び方と回し方は、英検2級の単語帳の記事も読んでみてください。↓


リスニングは原稿で答え合わせをする
公式ページにはリスニング原稿のPDFがあるので、聞き取れなかった問題は原稿と音源を合わせて確認できます。
原稿を見て意味が分かるのに聞き取れなかった文は、音源に合わせて声に出して読むと、次に同じ音が来たときに気づきやすくなります。
要約と英作文は書き直しまでやる
ライティングは、解答例を読んで終わりにせず、自分の英文を一度書き直すところまでやります。
書き直した英文を声に出して読むと、二次試験で意見を言う練習にもつながります。



間違えた理由で分けると、何を直せばええか迷わへんで。
英検2級の過去問は3回分で足りる?市販の過去問集との使い分け
公式の3回分を解き終えて、さらに練習したい人には、市販の過去問集という選び方があります。
ここでは例として、旺文社が出している2冊の版元の説明を整理します。
| 本 | 収録されている回 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| 2026年度版 英検2級 過去6回全問題集 | 2025年度第2回・第1回、2024年度第3回・第2回・第1回、2023年度第3回 | 1,980円 |
| 2026-2027年対応 直前対策 英検2級 3回過去問集 | 2025年度第3回・第2回・第1回 | 1,980円 |
※ 価格と収録回は旺文社の商品ページの記載によります。
過去6回全問題集の特徴
版元の説明では、6回分のうち2024年度のリニューアル後の過去問が5回分で、新しいライティング問題のオリジナル予想問題も巻頭にのっています。
一次試験だけでなく、二次試験の面接の問題カードと解答例・解説も入っているのが、公式の無料分との大きな違いです。
収録のうち2023年度第3回はリニューアル前の形式なので、要約問題はのっていない点に気をつけてください。
直前対策3回過去問集の特徴
こちらは2026年9月に出た本で、2025年度の3回分のリーディング・ライティング・リスニング・面接がのっています。
版元の説明では、カラーの面接問題カードや、アプリでのライティングAI採点(お試し)が付いているとされています。
公式の3回分と重なる回に注意
市販の本と公式サイトでは、同じ回が重なっていることがあります。
| 回 | 公式サイト | 過去6回全問題集 | 直前対策3回過去問集 |
|---|---|---|---|
| 2026年度第1回 | ○ | - | - |
| 2025年度第3回 | ○ | - | ○ |
| 2025年度第2回 | ○ | ○ | ○ |
| 2025年度第1回 | - | ○ | ○ |
| 2024年度第3回〜第1回 | - | ○ | - |
たとえば公式の3回分と直前対策3回過去問集を両方使うと、2025年度の第3回と第2回は同じ問題を2回解くことになります。
どちらの本を選ぶかの目安
ここからは講師としての目安ですが、試験まで2か月以上ある人は、回数の多い過去6回全問題集のほうが練習の量を確保できます。
試験まで1か月を切っている人は、新しい3回分にしぼった直前対策の本のほうが、短い期間で解き切りやすいはずです。
どちらを選ぶ場合も、公式サイトの無料の回を先に解いて、自分に足りないものを確かめてから買うと、むだな買い物を減らせます。
できるだけ多くの回を解きたい人は、公式の3回分と過去6回全問題集の組み合わせにすると、重なるのは2025年度第2回の1回だけです。



同じ回を2回買ってしまわんように、表で見比べてな。
英検2級の過去問でよくある失敗と防ぎ方
過去問は使い方しだいで効き目が大きく変わるので、よくある失敗を先に知っておきましょう。
| よくある失敗 | 防ぎ方 |
|---|---|
| 同じ回を何度も解いて答えを覚えてしまう | 2周目は間違えた問題だけを解き直す |
| 答え合わせをして点数だけ見て終わる | 間違いを理由ごとに分けてから次へ進む |
| 時間を計らずにのんびり解く | 1回分は必ず85分と約25分で通す |
答えを覚えた回は力試しに使えない
同じ回を何度も解くと、英文を読まなくても答えの番号を覚えてしまいます。
2周目からは、間違えた問題と自信がなかった問題だけを解き直して、正解の根拠を言えるかを確かめてください。
まだ解いていない回は、本番前の力試しのために取っておくと役立ちます。
点数だけ見て終わると次につながらない
正解数を数えて一喜一憂するだけでは、次の回でも同じところで間違えてしまいます。
採点が終わったら、間違えた問題の横に「単語」「根拠」「音」のどれが原因かを書いてから、次の勉強に移りましょう。



同じ回を何回も解くと、答えを覚えてしまうんやね。
英検2級の過去問を解く時期と回数の目安
ここからは、英検1級を持つ英語講師としての目安です。
| 時期 | 過去問の使い方 |
|---|---|
| 勉強を始めたころ | 1回分を解いて、技能ごとの弱いところを知る |
| 試験の1か月前ごろ | 時間配分を決めて、もう1回分を本番どおりに解く |
| 試験の2週間前から | 残りの回を解き、間違えた問題を中心に見直す |
1回目は勉強を始めてすぐに解く
過去問は力がついてから解くものと思われがちですが、最初に1回解いておくと、どの技能から手を付けるべきかが分かります。
点が低くても気にせず、弱いところを見つける材料として使いましょう。
このときの技能ごとの正答率をノートに残しておくと、あとで解いた回と並べて、どれだけ伸びたかを数字で比べられます。
最後の1回は試験の直前に残しておく
公式の3回分しか使わない人は、1回分を試験の1週間ほど前まで取っておくと、仕上がりを確かめる場になります。
その回の結果を見て、試験までの数日で何を見直すかを決めてください。
過去問を入れた勉強の全体の流れは、英検2級の勉強法の記事も読んでみてください。↓





最初と最後に過去問を置くと、伸びたかどうかが見えるんよ。
英検2級の過去問についてよくある質問
- 英検2級の過去問は何回分を無料で解けますか?
-
英検協会の公式サイトでは、一次試験の直近3回分が無料で公開されています。
新しい回が公開されると、いちばん古い回から入れ替わっていきます。
- 英検2級の過去問の解答に、要約と英作文の答えはのっていますか?
-
公式の解答PDFには、英文要約と英作文の解答例がのっています。
解答例は一例なので、自分の英文は採点の観点に当てはめて見直してください。
- 二次試験の過去問はありますか?
-
公式サイトで公開されているのは、二次試験のサンプル問題です。
過去の面接の問題カードを使いたい人は、市販の過去問集を使う方法があります。
- 2023年度以前の過去問は今も使えますか?
-
2024年度のリニューアルで、2級の一次試験は問題数が変わり、ライティングに英文要約が加わりました。
古い回の語彙や長文は練習になりますが、全体の時間配分を確かめるときは2024年度以降の回を使うのがおすすめです。
- 英検2級の過去問は何周すればいいですか?
-
講師としての目安は、1回分を本番どおりに1周したあと、間違えた問題だけをもう1周解き直す形です。
全部を何周もくり返すより、まだ解いていない回に進んだほうが、初めて見る英文に対応する練習になります。
- 英検S-CBTで受ける人も過去問は役に立ちますか?
-
英検協会は、英検S-CBTでも従来型の英検と同じ級・資格・英検CSEスコアが取れると説明しています。
級のレベルや問題の種類をつかむために、公式の過去問を解いておくのは役に立ちます。
- 過去問をブログやSNSにのせてもいいですか?
-
英検協会のサイトポリシーでは、個人のブログやSNSに試験問題をのせることは私的利用に当たらないと説明されています。
自分の勉強のために印刷して使う範囲にとどめてください。



古い回を使うときは、形が変わる前の問題かどうかを先に見てな。
英検2級の勉強をどこから進めるか知りたい方は、英検2級の勉強法は何から始める?4技能ごとの対策と合格までの3か月の進め方にまとめています。
英検2級の過去問のまとめ
英検2級の過去問について、ポイントを表にまとめます。
| 確かめること | ひとことで言うと |
|---|---|
| どこで手に入るか | 英検協会の公式サイトで一次試験の3回分が無料 |
| のっているもの | 問題冊子・リスニング原稿・音源・解答(要約と英作文の解答例つき) |
| 二次試験 | 公式はサンプル問題とバーチャル二次試験の動画 |
| 解き方 | 85分と約25分を本番どおりに通し、答え合わせは最後に |
| 自己採点 | 正答率は弱点探しに使い、ライティングは4つの観点で見直す |
| 足りないとき | 市販の過去問集を足し、公式と重なる回に気をつける |
英検2級の過去問は、解いたあとの見直しまでやって1回分と考えると、3回分でも十分に力がつきます。
まずは公式サイトから最新の回を印刷して、85分を計って解いてみてください。
一次試験のあとに控える二次試験の準備は、英検2級の面接の記事も読んでみてください。↓


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参考文献
- 2級の過去問・試験内容(日本英語検定協会公式サイト)
- 2級の試験内容(日本英語検定協会公式サイト)
- ライティングテストの採点に関する観点および注意点(1級・準1級・2級)(日本英語検定協会公式サイト)
- サイトポリシー(試験問題などの著作権)(日本英語検定協会公式サイト)
- 2026年度版 英検2級 過去6回全問題集(旺文社)
- 2026-2027年対応 直前対策 英検2級 3回過去問集(旺文社)










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