
ビジネス英会話の勉強法は、単語や文法から始めるより、仕事でよく使う場面を3つに絞って「型」を覚え、声に出して使うところから始めるのが近道です。
ユタカビジネス英会話の勉強法って、何から始めたらええの?
会議で英語が出てこなくて固まってしもてん。
ビジネス英会話は、場面を絞って型を覚えるところから始めます。
会議・メール・電話など、自分が使う場面を3つに決めて、その場面の定型フレーズを覚えます。
覚えたフレーズは音読とシャドーイングで口に入れ、オンライン英会話や英語コーチングで実際に使って直していく流れです。
オンライン英会話を1年で360回受け、シャドーイング添削サービスに400回以上提出してきた筆者が、TOEIC S&WやVERSANTの公式情報も確かめて、2026年9月にまとめました。
この記事を読めば、忙しい社会人でも明日から迷わずに始められる順番まで分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ビジネス英会話の勉強法の結論|場面を絞って型から覚える順番
ビジネス英会話の勉強は、次の5ステップで進めます。
| ステップ | やること | 目安 |
|---|---|---|
| 1 | 使う場面を3つに絞る | 会議・メール・電話など |
| 2 | 場面ごとの定型フレーズ(型)を集める | 1場面10〜20文 |
| 3 | 音読で意味と音をつなげる | 1日15分 |
| 4 | シャドーイングで口に入れる | 1日15分 |
| 5 | 話す場で使って直す | 週2〜3回 |
大事なのは、ステップ1の「場面を絞る」を飛ばさないことです。
ビジネス英語の範囲は広すぎるので、全部をやろうとすると何も身につかないまま時間が過ぎてしまいます。



場面を決めたら、覚えるフレーズの数がぐっと減るんよ。
まずは自分が一番困ってる場面から始めてな。
ビジネス英会話の勉強法の前に知る日常英会話との違い
ビジネス英会話と日常英会話は、使う単語よりも「話の組み立て方」が違います。
たとえばTOEIC Speaking Testでは、国際的な職場環境で効果的にコミュニケーションする力を測るために、意見とその理由を60秒で述べる問題まで出題されるほどです。
仕事の英語では、結論を先に言い、理由と例を短く添える話し方が求められます。
| 比べる点 | 日常英会話 | ビジネス英会話 |
|---|---|---|
| 話の順番 | 思いついた順でもよい | 結論→理由→例の順 |
| 言葉の選び方 | くだけた言い方が多い | 丁寧で誤解のない言い方 |
| よく出る場面 | 買い物・雑談・旅行 | 会議・メール・電話・プレゼン |
| 求められること | 気持ちが伝わる | 相手が次に動ける |
出典:IIBC|TOEIC Speaking & Writing Tests テストの形式と構成
つまり、ビジネス英会話の勉強は「話す順番の型」を身につける勉強だと考えると分かりやすいです。
日本語を母語とする人にとって、英語は身につけるのに時間がかかる言語です。
アメリカ国務省の外交官養成機関(FSI)は、英語話者が日本語を学ぶのに88週・2,200時間かかるとして、日本語をいちばん難しい言語のグループに入れています。
逆向きの日本語話者にとっても英語は遠い言語なので、やることを絞る工夫がそのまま近道になります。



そっか、単語をいっぱい覚えるより、話す順番の型が先なんやね。



そうそう。
話す前に「結論はひとことで言うと何?」って自分に聞くクセをつけるだけでも、伝わり方が変わるで。
ビジネス英会話の勉強法ステップ1〜2|場面を絞って型を集める
ステップ1 使う場面を3つに絞る
まず、自分の仕事で英語を使う場面を書き出して、その中から3つだけ選びます。
- オンライン会議での自己紹介と進捗報告
- メールでのお礼・お願い・日程調整
- 電話やチャットでの確認と折り返し
- 海外の取引先との雑談(スモールトーク)
- プレゼンでの説明と質疑応答
選ぶ基準は「来月までに必ず出てくる場面」です。
使う予定のない場面の英語は、覚えても使わないうちに忘れるからです。
ステップ2 場面ごとの型を集める
場面を決めたら、その場面でよく使う定型フレーズを10〜20文ほど集めます。
たとえば会議の進捗報告なら、次のような文です。
- Let me give you a quick update on ~.(~について簡単に報告します)
- We're on track to finish by ~.(~までに終える予定どおりです)
- The main issue right now is ~.(今の一番の課題は~です)
- Could you clarify what you mean by ~?(~とはどういう意味か教えてもらえますか)
フレーズは、自分の仕事の言葉に置き換えてノートに書いておくと、そのまま使える形になります。
型ノートの作り方
集めた型は、1場面につき1ページの「型ノート」にまとめておくと、見直しが楽になります。
| ノートの欄 | 書くこと | 例 |
|---|---|---|
| 場面 | いつ・誰と使うか | 毎週月曜の定例会議 |
| 型 | 英語のフレーズ | Let me give you a quick update on ~. |
| 自分版 | 自分の仕事の言葉に置き換えた文 | Let me give you a quick update on the new website. |
| 使った日 | 実際に話した日付と相手 | レッスンで2回使った |
とくに自分版の欄が大事で、ここを書くと型が自分の言葉として残ります。
使った日を書いておくと、何度も使えている型と、まだ使えていない型がひと目で分かります。
まだ使えていない型は、次のオンライン英会話で優先して使ってみてください。



型は欲張って集めんでええよ。
使い切れる数だけ持っとくほうが、本番でちゃんと出てくるんよ。
無料で場面ごとの英語を学ぶなら、BBCのEnglish at Workのように、職場のやりとりをドラマ仕立てで聞ける教材が役に立ちます。
メールの型は、英文メールのお礼の書き方の記事でも場面別にまとめています。↓


ビジネス英会話の勉強法ステップ3〜4|音読とシャドーイングで口に入れる
集めた型は、読んで分かるだけでは会議で口から出てきません。
そこで、音読とシャドーイングで「意味の分かる英語」を「口から出る英語」に変えていきます。
ステップ3 音読で意味と音をつなげる
音読は、スクリプトを見ながら、意味を思い浮かべて声に出す練習です。
1つの型を5回ほど、会議の場面を思い浮かべながら読むのがコツです。
意味を考えずに口だけ動かすと、本番では言葉が出てきません。
ステップ4 シャドーイングで口に入れる
シャドーイングは、音声に少し遅れて重ねるように声を出す練習です。
私はシャドーイングの添削サービスに1年以上、400回を超えて音声を提出してきました。
続けてきて大切だと感じているのは、自分の録音を聞き直すことです。
自分では言えているつもりでも、録音を聞くと語尾が消えていたり、単語がつながっていなかったりします。
そこを1つずつ直していくのが、シャドーイングのいちばん大事な部分です。



録音はちょっと恥ずかしいけど、聞き直すと直すところがすぐ見つかるで。
毎日1本だけでもやってみてな。
私が6ヶ月使ったシャドーイングアプリの話は、シャドプラス(旧ENGLISH COMPANY MOBILE)の口コミ評判の記事に書いています。↓
ビジネス英会話の勉強法ステップ5|話す場で使って直す
型が口から出るようになったら、実際に話す場で使ってみます。
オンライン英会話を1年で360回受けてきた私がおすすめしたいのは、「今日はこの型を3回使う」と決めてから受けることです。
何も決めずに受けると、講師の話を聞いてうなずくだけで25分が終わってしまいます。
- レッスンの前に、今日使う型を3つ決めておく
- 講師にビジネスの場面を想定した役を頼む
- 言えなかった表現は、レッスン後すぐにノートへ足す
- 次のレッスンで、足した表現をもう一度使う
この「使う→直す→また使う」を回すことが、ビジネス英会話の勉強のいちばんの山場です。



レッスンの前に使う型を決めとくの、ええね。
それならうちでもできそうや。



レッスンが終わったら、言えんかった言い方を1つだけメモしとこな。
次の音読に足したら、ちゃんと自分の型になっていくで。
ビジネス英会話の勉強法の1日1時間メニュー
働きながら続けるなら、1日1時間を目安にメニューを組むのがおすすめです。
| 時間 | 練習 | やり方 |
|---|---|---|
| 10分 | 型の見直し | 今日使う型を3つ選んで意味を確かめる |
| 15分 | 音読 | 選んだ型を場面を思い浮かべて5回ずつ読む |
| 15分 | シャドーイング | 型が入った音声に重ねて声を出す |
| 10分 | 独り言の練習 | 今日の仕事を型を使って英語で説明し、録音する |
| 10分 | 録音の聞き直し | 止まった所を1つだけ直してノートに足す |
オンライン英会話がある日は、独り言の練習と聞き直しの20分をレッスンに置き換えます。
通勤中は音声を聞くだけにして、声を出す練習は家でまとめてやると続けやすいです。
1日1時間がどうしても取れない日は、音読の15分だけでも続けてください。
毎日少しでも口を動かすほうが、週末にまとめて3時間やるより身につきます。
- 月〜金:1日1時間のメニュー(うち2〜3日はオンライン英会話)
- 土:1週間分の録音を聞き直し、型ノートを整える
- 日:休み、または翌週の場面と型を3つ決める
週に1日は完全に休む日を作っておくと、忙しい週でも途切れにくくなります。
翌週の型を日曜に決めておけば、平日は迷わずに始められるはずです。



1時間を一気に取らんでも、朝15分・昼15分・夜30分みたいに分けてもええんやで。
ビジネス英会話の勉強法でやりがちな3つの失敗
ビジネス英会話の勉強が続かない人には、よく似た失敗があります。
- ビジネス英語の単語帳を最初から順番に覚えようとする
- フレーズ集を読むだけで、声に出す練習をしない
- オンライン英会話を、準備なしで受け続ける
1つ目の単語帳は、使う場面が決まっていないと、覚えた単語を使う機会がありません。
覚えるなら、自分の場面で使う単語から順に選ぶほうが残ります。
2つ目のフレーズ集は、読んで分かった気になりやすい教材です。
意味が分かることと、会議で口から出ることの間には大きな差があります。
3つ目のオンライン英会話は、準備なしで受けると雑談だけで終わりがちです。
どれも、場面を絞って型を声に出すという順番を守れば防げます。



うち、単語帳を最初から覚えようとして、3日でやめてしもたことあるわ…



それ、ようある話やで。
自分の場面で使う単語からにしたら、覚えたらすぐ使えるから続きやすいんよ。
ビジネス英会話の勉強法をレベル別に変えるコツ
同じ5ステップでも、今の英語力によって力の入れどころが変わります。
| 今の英語力 | 力を入れるところ | 目安 |
|---|---|---|
| 中学英語があやしい | ステップ3の音読で、中学レベルの文を口に慣らす | 型は1場面5文から |
| 読めるけど話せない | ステップ4のシャドーイングと独り言の練習 | 型は1場面10〜20文 |
| ある程度話せる | ステップ5で、結論→理由→例の順に話す練習 | 会議の発言を録音して直す |
中学英語があやしい人は、いきなりビジネスの型に進むより、基本の文を口に慣らすほうが結局は早く進みます。
読めるけど話せない人は、日本の社会人でいちばん多いタイプです。
このタイプは知識は足りているので、声に出す量を増やすだけで伸びが見えやすくなります。
ある程度話せる人は、話の順番を整えることで、相手に伝わる度合いが一段上がります。
どのレベルでも、自分の場面に合わせて型を選ぶことは変わりません。



自分がどのレベルか迷ったら、好きな英語の音声を1分まねして録音してみてな。
どこで止まるかで、力を入れるところが見えてくるで。
ビジネス英会話の勉強法で伸びを測る方法
勉強を続けるには、伸びを数字で確かめられると心強いです。
話す力を測れる代表的なテストは、次の3つです。
| テスト | 特徴 |
|---|---|
| TOEIC Speaking Test | 約20分・11問。職場でのやりとりを想定した問題 |
| VERSANT Speaking and Listening | 約20分・40問。AIが採点し、結果は数分後に出る |
| Cambridge English Business Certificates | ビジネス英語に特化した試験 |
出典:IIBC|TOEIC S&W テストの形式と構成/Versant公式|Speaking and Listening/Cambridge English|Business English Certificates
VERSANTのスコアは、ピアソンのGlobal Scale of Englishという10〜90点の指標で出ます。
GSEはCEFRにそろえて作られていて、職種ごとに必要な英語力をまとめたGSEの資料も公開中です。
英語コーチングの中には、VERSANTを成果の物差しにしているところもあります。
3ヶ月ごとに同じテストを受けると、どの力が伸びたかが見えるので、次の勉強の組み立てに役立つはずです。



テストは毎回同じものを受けるのがコツやで。
違うテストを混ぜると、伸びたのかどうかが分かりにくくなるんよ。
ビジネス英会話の勉強法を独学で続けるかスクールに頼るか
ここまでの5ステップは、独学でも進められます。
ただ、独学には「何を覚えるか」「どこを直すか」を自分で決め続けなければいけない大変さがあります。
私はENGLISH COMPANYの無料体験を受け、運営会社の社長・コーチ・広報の方にも取材しました。
そのうえで、独学で止まりやすい人は、次の2つのどちらかを使うと進みやすいと感じています。
| 向いている形 | こんな人 |
|---|---|
| STRAIL(自習型の英語コーチング) | 練習は自分でできるが、何をどれだけやるか決めてほしい中級以上の人 |
| ENGLISH COMPANY(トレーニング型) | 話し方や発音を、トレーナーに直接見て直してほしい人 |
自習型ならSTRAIL
STRAIL(ストレイル)は、授業をせずに、週1回のコンサルティングで学習の中身を決めてくれる英語コーチングです。
| 項目 | STRAIL ビジネス英語コース |
|---|---|
| 対象 | 中級〜上級(TOEIC550点以上が目安) |
| 学習の形 | 週1回60分のコンサルティング+自主学習(1日1.5時間) |
| 料金(税込) | 入会金55,000円/受講料(3ヶ月)336,600円 |
| 返金保証 | 受講開始から30日以内(入会金・教材費などは除く) |
| 無料カウンセリング | 60分・英語力診断シートあり |
料金の内訳は、STRAILの料金の記事で総額まで出しています。↓


話し方を直すならENGLISH COMPANY
ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)は、日本人トレーナーがマンツーマンで練習を見るパーソナルトレーニング型です。
| 項目 | ENGLISH COMPANY パーソナルトレーニング |
|---|---|
| 学習の形 | トレーナーとのトレーニング+自習(1日1〜1.5時間) |
| 料金(税込・入会金込み) | 90日間(週2回)616,000円/180日間(週1回)734,800円 |
| 返金保証 | 30日間返金保証あり(条件あり) |
| 受講場所 | オンライン、またはスタジオ7か所 |
| 無料体験 | 約90分・オンラインでも受けられる |
出典:ENGLISH COMPANY公式サイト(パーソナルトレーニングコース・返金保証)
コースごとの費用は、ENGLISH COMPANYの料金の記事で割引や給付金まで比べています。↓





どっちも無料で話を聞けるから、自分に合うかは体験で確かめるのが一番やで。
ビジネス英会話の勉強法のよくある質問



よう聞かれる質問をまとめたで。
気になるところから読んでみてな。
ビジネス英会話は独学でも身につきますか?
場面を絞って型を覚え、話す場で使って直す流れを続ければ、独学でも進められます。
何を覚えるかや、どこを直すかを自分で決めるのが難しいと感じたら、英語コーチングを検討してください。
ビジネス英会話は何から勉強すればいいですか?
自分が仕事で英語を使う場面を3つに絞り、その場面の定型フレーズを集めるところから始めます。
単語帳や文法書から始めるより、使う場面が早く見えます。
1日どれくらい勉強すればいいですか?
働きながら続けるなら、1日1時間を目安にしてください。
取れない日は、音読の15分だけでも続けると口が慣れていきます。
TOEICの点数が高ければビジネス英会話もできますか?
TOEIC L&Rは読む・聞くを測るテストなので、話す力は別に練習が必要です。
話す力を測りたいときは、TOEIC Speaking TestやVERSANTを使います。
オンライン英会話だけでビジネス英会話は伸びますか?
レッスンの前に使う型を決めて受ければ、練習の場として役に立ちます。
何も決めずに受けると聞くだけで終わりやすいので、型を覚える時間と組み合わせてください。
2〜3か月で英語を一気に伸ばしたい方は、おすすめコーチング英会話3選で比べています。
ビジネス英会話の勉強法のまとめ
ビジネス英会話の勉強は、場面を絞って型を覚え、声に出して使うところから始めるのが近道です。
- 使う場面を3つに絞る
- 場面ごとの型を10〜20文集める
- 音読とシャドーイングで口に入れる
- オンライン英会話などで使って直す
- 迷ったら英語コーチングの無料体験で相談する
1人で続けるのが不安なら、無料カウンセリングや無料体験で、今の英語力とこれからの練習の組み立て方を聞いてみてください。



最初の1週間は、場面を3つ決めて型を5文集めるだけで十分やで。
小さく始めて、ちょっとずつ広げていこな。
\ビジネス英語を自習で伸ばす/
今なら英語力診断シートがもらえる
STRAILの実際の評判は、ストレイルの口コミ・評判の記事で数えています。↓


ほかの英語コーチングと比べたい人は、STRAILとトライズの比較の記事も読んでみてください。↓


- TOEIC Speaking & Writing Tests テストの形式と構成(IIBC)
- Foreign Language Training(U.S. Department of State)
- CEFR Level descriptions(Council of Europe)
- English at Work(BBC Learning English)
- Business English Certificates(Cambridge English)
- Speaking and Listeningのテスト内容(Versant by Pearson公式)
- The Global Scale of English(Pearson)
- GSE resources(Pearson)











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