
ユタカ英検3級のEメールの問題って、どんなふうに書いたらええの?
語数とか、何を書いたらアカンのかも知りたいわ
英検3級のEメールは、友達からのメールにある2つの質問に、15〜25語でそれぞれ答えるのがいちばん大事なポイントです。
- 外国人の友達から届いたEメールに、返信を英文で書く問題が1問出る
- 下線の引かれた2つの質問に答えていないと、0点と採点されることがある
- 「あいさつ1文+質問1の答え+質問2の答え」の3文の型にすると書きやすい
型を決めて、過去問の質問で何回か書いてみれば、本番でも落ち着いて書けるようになります。
英検1級を持つ英語講師の筆者が、日本英語検定協会の3級の試験内容と2026年度第1回の問題冊子、リニューアルの案内を読んで、この記事をまとめました。
この記事を読めば、3級のEメール問題で何を、どの順番で書けばいいのかがわかるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
英検3級のEメール問題とは?出題の形と配点
英検3級のEメール問題は、2024年度第1回のリニューアルで、3級のライティングに新しく加わった問題です。
それまでの3級のライティングは英作文の1問だけでしたが、今はEメールと英作文の2問を書く形になっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題の形 | 外国人の友達から届いたEメールに、返信メールを英文で書く |
| 問題数 | 1問(英作文とあわせてライティングは2問) |
| 語数の目安 | 15語〜25語 |
| 答える内容 | 友達のメールにある2つの質問(下線部)への答え |
| 試験時間 | リーディング・ライティングあわせて65分 |
| 解答のしかた | 解答用紙のB面にあるEメール解答欄に手で書く |
表のとおり、Eメールは英作文と同じく、リーディングと同じ65分の中で書きます。
選択肢から選ぶ問題ではなく、自分で英文を考えて書く記述式なので、書く練習をしておいたかどうかがそのまま点数の差になって出てきます。
リニューアルで増えた問題
日本英語検定協会の案内によると、リニューアルで3級の一次試験の筆記の時間は50分から65分にのびました。
のびた時間は、新しく加わったEメールを書くための時間だと考えると、時間の使い方を組み立てやすくなります。
合格に必要な英検CSEスコアは、リニューアルの前と同じです。
ライティングの重さ
3級の一次試験は、リーディング・ライティング・リスニングの3つの技能のスコアを合わせて合否が決まります。
合格に必要なのは、3技能の合計1650点のうち1103点です。
スコアのしくみは、英検CSEスコアの記事でくわしく整理しています。↓


ライティングの満点は550点で、Eメールと英作文の2問だけで、リーディング30問と同じ重さを持っています。



たった2問でリーディングと同じ重さなん?
ほな、Eメールも手を抜いたらアカンってことやな
英検3級のEメールで守る問題冊子の決まり
英検3級のEメールには、問題冊子の最初に、答えるときの決まりがいくつものっています。
2026年度第1回の問題冊子から、とくに大切な決まりを整理しました。
- 友達からの2つの質問(下線部)に対応する内容を、自分で自由に考えて答える
- 返信の英文の語数の目安は15語〜25語
- 解答欄の外に書いたものは採点されない
- 友達のEメールに対応していないと判断されると、0点と採点されることがある
- 最後の「Best wishes,」のあとに、自分の名前を書く必要はない
この中でも、いちばん気をつけたいのは質問に答えていないと0点になることがあるという点です。
下線部の質問に答える
友達のメールには、返信で答えてほしい質問が2つあり、その部分に下線が引かれています。
どれだけ正しい英語で書いても、この2つに答えていなければ、点数につながりません。
書き始める前に、下線の質問を2つとも丸で囲んでおくと、答えわすれを防げます。
「自由に考えて」の意味
問題冊子には、質問への答えを「あなた自身で自由に考えて」書くようにとあります。
つまり、本当のことでなくても、質問に合った内容になっていれば問題はありません。
書きやすい答えを作ってしまうほうが、むずかしい本当の話を書こうとして手が止まるより、ずっと点につながります。
名前と最初のあいさつ
解答欄には、最初から「Hi, James!」のようなよびかけと、「Thank you for your e-mail.」というお礼の文が印刷されています。
最後の「Best wishes,」も印刷されているので、自分で書くのはそのあいだの本文だけ。
印刷されている文は語数に入れずに、自分で書いた部分だけで15〜25語になるようにしましょう。
よびかけの相手の名前は回ごとに変わるので、本文の中で相手を呼ぶときは、メールの最後にある名前をそのまま使えば安心です。



書く内容は本当のことやなくてもええで。
質問に合ってたら、話は作ってかまへんよ。
英検3級のEメールは3文の型で書く
英検3級のEメールは、毎回同じ型で書くと決めておくと、本番で迷う時間がへります。
筆者がすすめるのは、次の3文の型です。
| 文 | 書くこと | 語数の目安(筆者の目安) |
|---|---|---|
| 1文目 | 質問1への答え | 7〜9語 |
| 2文目 | 質問2への答え | 7〜9語 |
| 3文目 | ひとこと(感想やさそい) | 4〜7語 |
3文で18〜25語ほどになるので、語数の目安にもちょうど入ります。
質問の順に答える
答える順番は、友達のメールで質問が出てきた順にそろえるのがいちばんわかりやすい形です。
1つ目の質問に1文目、2つ目の質問に2文目で答えると、読む人もどの答えかがすぐにわかります。
順番を入れかえる必要はないので、質問の順に1文ずつ答えると覚えておきましょう。
時制を質問にそろえる
質問が過去のことを聞いていれば、答えも過去形で書く必要があります。
2026年度第1回では、友達が「飛行機の中で何をしたか」と「きのう何時に家に帰ったか」を、どちらも過去の形でたずねていました。
質問の動詞が did なら過去形、are you going to なら未来の形というように、質問の形を答えにうつすのがコツになります。
最後のひとことの例
3文目のひとことは、語数を目安にとどかせるための文としても役に立ちます。
| 使えるひとこと(筆者がまとめた例) | 意味 |
|---|---|
| It was a lot of fun. | とても楽しかったです。 |
| I had a good time. | 楽しい時間を過ごしました。 |
| I want to go there again. | またそこに行きたいです。 |
| Let's go together next time. | 今度はいっしょに行こう。 |
| How about you? | あなたはどうですか。 |
どれも3級で使う単語だけでできているので、2つか3つを覚えておけば、どんな話題にも使えます。



質問1の答え、質問2の答え、ひとことの3文で書くんやで。
型があると本番で迷わへんよ。
英検3級のEメールの解答例を筆者が作ってみた
ここからは、英検3級のEメールの練習用に、筆者が作った質問と解答例を紹介します。
どちらも本番の問題ではなく、練習のために筆者が考えた例です。
例1 好きなスポーツ
- What sport do you like?
- When do you usually play it?
解答例は「I like tennis the best. I play it with my sister every Sunday morning. It is a lot of fun.」です。
1文目で好きなスポーツ、2文目でいつするかに答えて、最後にひとことを足して19語になりました。
「every Sunday morning」のように、いつなのかを具体的に書くと、質問にきちんと答えていることがはっきり伝わります。
例2 夏祭りに行った話
- What did you eat at the festival?
- How long did you stay there?
解答例は「I ate fried noodles and shaved ice there. They were very good. I stayed at the festival for about three hours with my family.」です。
どちらの質問も過去の形なので、ate と stayed のように過去形で答えて、全部で24語にまとめています。
焼きそばを日本語のまま書くと、日本語を知らない人には伝わりにくいので、fried noodles と英語で言いかえました。
語数の数え方
語数は、英単語1つを1語として数えるのが基本です。
I'm や don't のような短くした形は1語として数える人が多いので、本番の前に数え方を1つに決めておくと迷いません。
書き終えたら、指で単語を押さえながら数えて、15語より少なくないか、25語を大きくこえていないかを確かめましょう。
練習のうちに何回か数えておくと、3文でだいたい何語になるかの感覚がつかめて、本番では数える時間を短くできます。



fried noodles って焼きそばのことなんや!
日本語のまま書かんように言いかえるんやね
英検3級のEメールで点が下がりやすい書き方
英検3級のEメールでは、英語は書けているのに点が伸びない書き方がいくつかあります。
質問に答えるという決まりから考えて、気をつけたい書き方を整理しました。
| 書き方 | どうなりやすいか | 直し方 |
|---|---|---|
| 質問を1つしか答えていない | 対応していない部分が出る | 書く前に質問2つに丸をつける |
| 質問とちがうことに答えている | 0点になることがある | 質問の疑問詞(what・when)を確かめる |
| 5語ほどしか書いていない | 内容が足りなくなる | 3文の型で15語以上にする |
| 日本語のローマ字をそのまま使う | 読む人に伝わらない | 英語で言いかえるか、説明を足す |
| 解答欄の外に書いている | その部分は採点されない | 解答欄の中におさめる |
とくに質問とちがうことに答えるミスは、答えを書いた本人が気づきにくいので注意が必要です。
疑問詞を見落とさない
質問が what なら「何」、when なら「いつ」、how long なら「どのくらいの時間」を答えます。
たとえば how long と聞かれているのに、だれと行ったかだけを答えてしまうと、質問に答えたことになりません。
書き終えたあとに、疑問詞と自分の答えを1つずつ線でつなぐと、答えのずれに気づけます。
長く書きすぎない
語数が足りないことを心配して、30語や40語まで書いてしまう人もいます。
長く書くほどつづりや文法のまちがいがふえやすく、時間も英作文に回せなくなります。
目安は15〜25語なので、3文で書き切ったら、それ以上は足さないと決めておきましょう。
字はていねいに書く
3級のライティングの解答用紙は、機械で読み取って処理されます。
Eメールも同じ解答用紙のB面に書くので、字をはっきり、こく書くことが大切。
数字の1と小文字のl、数字の2とZのように、似ている文字は区別がつくように書いてください。



質問とちがうことを書いても気づかへんのはこわいなあ。
線でつないで確かめるの、やってみたいわ
英検3級のEメールは65分のうち何分で書くか
英検3級のEメールは、リーディング・ライティングの65分の中で書くので、時間の配分を決めておくことが大切です。
ライティングを始めるときに、試験監督者からの合図はありません。
つまり、自分で時計を見て、いつEメールに進むかを決めなければなりません。
| 問題 | 筆者がすすめる時間の目安 |
|---|---|
| リーディング(30問) | 約35分 |
| Eメール | 約10分 |
| 英作文 | 約15分 |
| 見直し | 約5分 |
この配分は公式のものではなく、筆者がすすめる目安です。
先に書く問題を決める
問題冊子では、リーディングのあとにEメール、英作文の順で並んでいます。
筆者は、型で書けるEメールを先に終わらせてから、英作文に時間をかける順番をすすめています。
英作文の時間が足りなくなりそうなら、Eメールを3文で書き切ったところで、すぐに次へ進みましょう。
下書きは短くていい
下書きをするときは、英文を全部書くより、日本語のメモで3文の中身だけを決めるほうが早く進みます。
「1 テニス」「2 日曜の朝」「3 楽しい」のように、メモは1行で十分です。
メモができたら、そのまま解答欄に英文で書いていけば、時間をむだにしません。
見直しで見るところ
最後の5分の見直しでは、質問2つに答えているか、時制が質問とそろっているかを先に確かめます。
そのあとで見るのは、文の最初が大文字になっているか、文の終わりにピリオドがあるかという点。
つづりのまちがいは、自信のない単語を自分が確実に書ける単語に言いかえると、まちがいそのものを減らせます。



Eメールを書く時間の合図はないから、自分で時計を見てな。
Eメールは10分って決めとくと安心やで。
英検3級のEメールを書けるようにする練習法
英検3級のEメールは、何回か書いて型に慣れれば、本番で手が止まりにくくなります。
筆者がすすめる練習の順番を紹介します。
- 公式サイトの過去問で、Eメールの質問の形を見る
- 3文の型で、時間を計らずに1回書いてみる
- 解答例と見くらべて、質問に答えているかを確かめる
- 10分を計って、同じ質問でもう1回書く
- 慣れたら、自分で質問を作って書く
書いた答えは、日付をつけてノートにためておくと、少しずつ書ける量がふえているのがわかります。
過去問の質問を集める
日本英語検定協会のサイトには、3級の過去1年分(3回分)の問題と解答がPDFでのっています。
解答のPDFには、Eメールと英作文の解答例ものっているので、書いた答えと見くらべるのに使えます。
解答例は「答えの一例」なので、同じ内容でなくても、質問に答えていれば問題ありません。
自分で質問を作る
過去問の質問を使いきったら、自分で質問を作って書く練習に進みましょう。
「週末に何をしたか」「好きな食べものは何か」「夏休みにどこへ行きたいか」のように、身近な話題で十分です。
3級の問題でよく出る場面は家庭や学校、地域などなので、毎日の生活の話題を中心に作ると本番に近くなります。
読んでもらう相手を作る
自分で書いた英文は、自分ではまちがいに気づきにくいものです。
学校の先生や家族に読んでもらい、質問に答えているかだけでも確かめてもらうと、直すところが見えてきます。
ネイティブキャンプのようなオンライン英会話には、キッズ向けに英検5級から3級の対策コースがあり、書いた内容を声に出して話す練習の場として使えます。
英作文の書き方のコツは、英検3級のライティングのコツの記事にまとめています。↓





自分で質問を作って練習したらええで。
それなら毎日でも続けられるよ。
英検3級のEメールに関するよくある質問
英検3級のEメールについて、よく聞かれる質問に答えます。
- 英検3級のEメールは何語で書けばいいですか?
-
語数の目安は15語〜25語です。
印刷されているあいさつは数えずに、自分で書いた本文だけで目安に入るようにしましょう。
- 英検3級のEメールで質問に1つしか答えなかったらどうなりますか?
-
友達のEメールに対応していないと判断された場合は、0点と採点されることがあります。
2つの質問の両方に答えることを、いちばん先に確かめてください。
- 英検3級のEメールの内容は本当のことでないといけませんか?
-
質問に対応する内容は、自分自身で自由に考えて答える決まりになっています。
質問に合った内容になっていれば、書きやすい話を作ってかまいません。
- 英検3級のEメールに自分の名前を書く必要はありますか?
-
2026年度第1回の問題冊子では、Best wishes, のあとに名前を書く必要はありませんでした。
本文を書くことに時間を使いましょう。
- 英検3級のEメールと英作文はどちらを先に書けばいいですか?
-
決まりはありませんが、筆者は型で書けるEメールを先に終わらせて、英作文に時間をかける順番をすすめています。
自分に合う順番を、過去問を時間どおりに解いて決めておくと安心です。
- 英検3級のEメールはいつから出題されていますか?
-
2024年度第1回検定から、3級のライティングにEメール問題が加わりました。
それより前の年度の過去問にはEメール問題がないので、練習には2024年度以降の過去問を使ってください。
- 英検3級のEメールの練習にはどの過去問が使えますか?
-
日本英語検定協会のサイトで、過去1年分(3回分)の問題と解答をダウンロードできます。
市販の問題集を使う場合も、2024年度のリニューアルに対応したものを選びましょう。



リニューアルより前の過去問にはEメールが無いで。
2024年度のリニューアルに対応した問題集を選んでな。
英検3級の勉強をどこから進めるか知りたい方は、英検3級の勉強法は何から始める?4級との違いから組む合格までの順番にまとめています。
まとめ|英検3級のEメールは2つの質問に答える型で書こう
英検3級のEメールについて、この記事のポイントをまとめます。
- Eメール問題は2024年度第1回から加わり、友達のメールに15〜25語で返信を書く
- 下線部の2つの質問に答えていないと、0点と採点されることがある
- 「質問1の答え+質問2の答え+ひとこと」の3文の型で書く
- 答えの時制は、質問の形にそろえる
- 65分のうち、Eメールは10分ほどで書き切る目安を決めておく
まずは公式サイトの過去問を1回分開いて、Eメールの質問2つに丸をつけるところから始めてみてください。
3文の型で何回か書いてみると、本番でも同じ手順で落ち着いて書けるようになります。
Eメールが10分で書けるようになれば、英作文やリーディングにも時間を回せるはずです。



まずは質問に丸をつけるところからやで!
型で書けるようになったら、本番も落ち着いて書けるよ。
\英語を声に出す練習相手がほしい人へ/
キッズ向けに英検3級〜5級の対策コースあり
7日間の無料トライアルあり
あわせて読みたい記事も置いておきます。
Eメールのほかの勉強の順番は、英検3級の勉強法の記事にまとめています。↓


何割とれば合格に近づくかは、英検の合格ラインの記事で確認できます。↓


- 3級の過去問・試験内容(日本英語検定協会)
- 3級の試験内容(日本英語検定協会)
- 2026年度第1回 3級 問題冊子(日本英語検定協会)
- 2026年度第1回 3級 解答(日本英語検定協会)
- 2024年度 英検リニューアル(日本英語検定協会)
- ライティングテスト(英作文)の採点に関する観点および注意点(3級)(日本英語検定協会)










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