
英検準2級プラスの過去問は、英検協会の公式サイトで一次試験の3回分が無料で公開されています。
ユタカ英検準2級プラスって新しい級やろ?
過去問はあるん?
本屋で探してもあんまり見つからへんねん。
英検準2級プラスの過去問は、公式サイトの3回分と、市販の全問題集が主な手に入れ方です。
2025年度に始まった級なので、ほかの級にくらべて過去問の数がまだ少なく、1回分ずつをていねいに使う工夫が必要です。
問題の並びは2級と同じ形なので、過去問を解き終えたあとは2級の問題で形に慣れておくという補い方もあります。
ここでは英検1級を持つ英語講師が、準2級プラスの公式ページと市販の過去問集の中身を照らして、少ない過去問を最大限に生かす使い方をまとめました。
読み終えると、手元にある過去問を何回分、どの順番で使えばよいかが決まり、足りない分を何で補うかも分かるようになります。
英検準2級プラスの過去問は公式サイトで3回分が無料
「準2級プラスの過去問・試験内容」のページで公開されているのは、次の3回分の一次試験です。
| 回 | 公開されているもの |
|---|---|
| 2026年度 第1回 | 問題冊子・リスニング原稿・音源(Part1・Part2)・解答 |
| 2025年度 第3回 | 問題冊子・リスニング原稿・音源(Part1・Part2)・解答 |
| 2025年度 第2回 | 問題冊子・リスニング原稿・音源(Part1・Part2)・解答 |
ほかの級と同じく、ダウンロードできるのは本会場と準会場のF日程で行われた回の問題です。
2025年度第1回は公式ページから外れている
準2級プラスは2025年度に始まった級ですが、公式ページは直近の3回分だけを公開しているため、2025年度第1回の問題はもう公式ページにはありません。
2025年度第1回の問題を解きたい人は、あとで紹介する市販の全問題集を使うことになります。
二次試験はサンプル問題で確かめる
二次試験の面接は、過去の問題カードではなく、サンプル問題のPDFと「バーチャル二次試験」の動画で流れを確かめられます。
公式の試験内容では、面接は約7分で、55語程度のパッセージの音読と、3コマのイラストの展開を説明する問題が含まれるとされています。
保存してから解き始める
公開される回は新しい試験が行われるたびに入れ替わるので、解く予定の回はPDFと音源を先に保存しておきましょう。
問題冊子は紙に印刷して、要約と英作文は罫線のある紙に手で書くと、本番に近い形で練習できます。
マークシートの解答用紙は公式ページには見当たらないので、選択問題はノートに番号を書いて答え合わせに備えてください。



2025年度第1回の問題は、もう公式ページでは見られへんのよ。
英検準2級プラスの過去問が少ない理由と補い方
準2級プラスは2025年度に新しく設けられた級なので、何年分も過去問がたまっているほかの級とは事情がちがいます。
そのため、手に入る問題を全部数えても、2級や準2級のように「過去6回分」をそろえることはまだできません。
公式と市販本を合わせると何回分になるか
公式の3回分と、旺文社の『2026年度版 英検準2級プラス 全問題集』を合わせると、次のようになります。
| 問題 | 公式サイト | 全問題集 |
|---|---|---|
| 2026年度第1回 | ○ | - |
| 2025年度第3回 | ○ | - |
| 2025年度第2回 | ○ | ○ |
| 2025年度第1回 | - | ○ |
| 英検公式サンプル問題 | - | ○ |
| 旺文社オリジナル予想問題 | - | ○ |
重なっているのは2025年度第2回だけなので、両方を使えば、実際に行われた試験4回分と、サンプル問題・予想問題の2回分を解けることになります。
2級の過去問で形に慣れる
公式の試験内容を見比べると、準2級プラスの一次試験は、大問の並びと問題数が2級と同じです。
英検協会は準2級プラスの目安を「高校上級程度」、2級を「高校卒業程度」としているので、2級の問題は少し難しく感じるでしょう。
それでも、要約や長文の形に慣れる練習としては役に立つので、準2級プラスの過去問を解き終えた人は、2級の過去問を1回分試してみるのもひとつの方法です。
2級の過去問の手に入れ方は、英検2級の過去問の記事も読んでみてください。↓


過去問の英文を何度も使い回す
過去問の数が少ないときは、解き終わった長文やリスニングの原稿を、語彙と読解の教材としてくり返し使うのがおすすめです。
長文の中で知らなかった語に印を付け、意味を確かめてから音読すると、同じ英文から語彙と読む速さの両方を伸ばせます。
要約の問題文も、自分で段落ごとの要点を書き出す練習に何度でも使えるので、捨てずに取っておきましょう。



回数が少ない分、2級の問題で形に慣れるって手もあるんやね。
英検準2級プラスの過去問の形|2級と同じ並び
過去問を開く前に、準2級プラスの一次試験の形を、準2級・2級と並べて確かめておきます。
| 大問 | 準2級 | 準2級プラス | 2級 |
|---|---|---|---|
| 短文の語句空所補充 | 15問 | 17問 | 17問 |
| 会話文の空所補充 | 5問 | - | - |
| 長文の語句空所補充 | 2問 | 6問 | 6問 |
| 長文の内容一致選択 | 7問 | 8問 | 8問 |
| ライティング | Eメール・英作文 | 英文要約・英作文 | 英文要約・英作文 |
| リスニング | 30問(3部) | 30問(2部) | 30問(2部) |
| リーディング・ライティングの時間 | 80分 | 85分 | 85分 |
準2級から上がる人にとっては、会話文の空所補充とEメールがなくなり、英文要約が加わる点がいちばん大きな変化です。
リスニングは2部で各15問
リスニングは、会話の内容一致選択が15問、文の内容一致選択が15問の2部構成で、どちらも放送は1回だけです。
準2級の第1部のように選択肢が読み上げられる問題はなく、4つの選択肢が問題冊子に印刷されています。
放送が始まる前に選択肢に目を通しておけば、何について聞かれそうかを予想しながら聞けるので、過去問でもこの準備を毎回くり返しておきましょう。
書く問題は要約と英作文の2題
ライティングの2題は、リーディングと同じ85分の中で解くので、過去問を解くときは書く問題の時間を先に確保しておくと安心です。
書く2題にどれだけ時間がかかるかは人によって大きく違うので、自分の時間を過去問で測っておく意味は大きいといえます。
長文は説明文とEメール
公式の試験内容によると、長文の語句空所補充は説明文、長文の内容一致選択はEメールと説明文です。
準2級の長文にあった物語文はなく、テクノロジーや人物紹介など、身近な社会の話題を扱った説明文が中心になります。
過去問の長文を解いたら、段落ごとに何を述べているかを一言でメモしておくと、そのまま要約の練習にもつながります。



準2級から上がると、Eメールの代わりに要約が入るんよ。
ここは押さえとこな。
英検準2級プラスの過去問を解く手順
数の少ない過去問をむだにしないために、1回分ごとに目的を決めて解くのがおすすめです。
公式の最新の回を、85分と約25分で本番どおりに解きます。
時間内に終わらなかった大問と、点を落とした大問を記録しておきます。
1回目で見つけた弱い大問の練習を1〜2週間続けてから、次の回を解きます。
前の回と同じ大問で点が伸びたかを比べます。
試験の1週間ほど前に、残しておいた回を本番どおりに解きます。
ここで見つかった弱点だけを、試験までの数日で見直します。
この手順は英検1級を持つ英語講師としての提案で、回数の少なさを前提にした組み立てです。
公式の3回分だけを使う人は、1回目・2回目・最後の1回と、ちょうど3つの目的に1回分ずつ当てはめられます。
市販の全問題集も使う人は、サンプル問題と予想問題を2回目と3回目のあいだの練習に回すと、実際の試験の回を力試し用に残せます。
同じ回はくり返し解かない
同じ回をくり返し解くと、問題を読まなくても答えを思い出してしまうので、力を測る材料としては使えなくなります。
2周目に解くのは、間違えた問題と迷った問題だけにしぼり、正解の理由を自分の言葉で言えるかを確かめてください。
リスニングは原稿で聞き直す
解き終わったリスニングは、原稿のPDFを見ながら音源をもう一度聞いて、聞き取れなかった部分に線を引きます。
過去問の本数が少ない分、1回分の音源を何度も聞き直して、音と文字を結びつける練習に使うと、むだなく活用できます。



少ない過去問やからこそ、1回ずつ目的を決めて解くんやで。
英検準2級プラスの過去問の英文要約の見直し
準2級プラスの英文要約は、短い英文を読んで、その内容を英語で要約する問題です。
2026年度第1回の問題冊子では、次のように指示されていました。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 書くこと | 英文の内容を英語で要約する |
| 語数 | 25〜35語 |
| 0点になる場合 | 英文の要約になっていないと判断されたとき |
段落ごとの要点が入っているかを見る
過去問の要約を見直すときは、もとの英文の段落ごとに、何が書かれていたかを日本語で一言ずつ書き出してみます。
そのうえで、自分の要約にそれぞれの要点が入っているかを、解答PDFの解答例と並べて確かめましょう。
例を細かく書き写すより、段落の要点をつないで短くまとめるほうが、要約としての形が整いやすくなります。
語数の幅に入っているかを数える
書き終えたら必ず語数を数えて、25〜35語の幅に入っているかを確かめます。
2級の要約よりも語数の幅が小さいので、言いたいことをしぼりこむ練習として過去問を使うと効果的です。
語数が足りないときは要点が1つ抜けていないかを、多すぎるときは例や細かい説明を書きすぎていないかを見直すと、直す場所が見つかります。
要約の組み立て方をくわしく知りたい人は、英検2級の要約問題の記事も読んでみてください。↓





要点を段落ごとに書き出してから比べると、抜けが見つけやすいんやね。
英検準2級プラスの過去問の英作文の見直し
英作文は、QUESTIONに対する自分の意見と、その理由を2つ英語で書く問題です。
2026年度第1回の問題冊子では、語数の目安が50語〜60語と示され、QUESTIONに対応していないと判断されると0点になることもあります。
意見と理由2つがそろっているか
過去問の英作文を見直すときは、まず意見が1つにしぼられていて、理由が2つ書けているかを確かめましょう。
理由のあとに、具体的な例や説明が1文ずつ入っていると、英文全体の説得力が上がります。
50語〜60語の目安に対して、意見の文、理由と説明が2組、まとめの文という形にすると、語数の配分がつかみやすくなります。
語数を数えて目安を大きく下回っているときは、理由の説明が抜けていないかを最初に確かめてみてください。
解答例の組み立てをまねて書き直す
公式の解答PDFには英作文の解答例がのっているので、意見・理由1・理由2・まとめの順番を自分の英文と比べてみてください。
表現をそのまま写すのではなく、組み立てだけを借りて自分の言葉で書き直すと、ほかのQUESTIONにも応用できる力がつきます。
書いた英文を声に出して読む
見直しの最後に、自分の英文を声に出して読んでみると、文のつながりが不自然なところや、同じ語のくり返しに気づきやすくなります。
声に出して読んだ英文は、そのまま二次試験で意見を述べるときの練習にもなるので、一石二鳥の見直し方です。
特に理由を述べる文は、面接で意見を聞かれたときにも使える形なので、言いやすい表現にととのえておきましょう。



見直すときは、理由が2つあって、それぞれに説明が付いてるかを見てな。
英検準2級プラスの過去問の採点と合格点の目安
準2級プラスの合否は、ほかの級と同じく英検CSEスコアで決まり、合格基準スコアは一次試験が1402、二次試験が427です。
1技能の満点は625なので、一次試験の3技能の満点は1875になります。
過去問の正答率は弱点探しに使う
英検CSEスコアは正答数をもとに統計的に出されるため、過去問の正答数から自分のスコアをそのまま計算することはできません。
リーディング31問とリスニング30問の正答率は、合否の判定ではなく、どの技能をのばすべきかを見つける目安として使ってください。
ライティングは技能の4分の1を占める
CSEスコアは技能ごとに同じ満点が割り当てられているので、題数が2つしかないライティングも、リーディングと同じ625の枠を持っています。
過去問で要約と英作文をきちんと書き上げて見直すことが、スコアの上でも大きな意味を持つということです。
逆に、リーディングで少し点を落としても、ライティングでしっかり点を取れれば、合計で合格基準スコアに届く可能性は十分にあります。
過去問を解いたら、書く2題を白紙のまま残していないか、時間切れで途中になっていないかを最初に確かめてください。
スコアのしくみをくわしく知りたい人は、英検CSEスコアの記事も読んでみてください。↓





2題しかないライティングも、リーディングと同じ重さなんやね。
英検準2級プラスの過去問を解いて受ける級を決める
準2級プラスを受けるか、準2級や2級を受けるか迷っている人は、過去問を解いてから決める方法があります。
ここからは講師としての考え方の一例です。
| 過去問を解いた結果 | 考えられる選び方 |
|---|---|
| 準2級プラスの過去問で時間が足りず、長文と要約が書ききれない | まず準2級を受けて、語彙と書く力を固める |
| 準2級プラスの過去問で大きな苦手がなく、時間内に終わる | 準2級プラスを受ける |
| 準2級プラスの過去問に余裕があり、2級の過去問でも手ごたえがある | 2級に挑戦することも考える |
準2級プラスと準2級は問題の形がちがう
準2級と準2級プラスは、ライティングの中身もリスニングの部の数もちがうので、過去問の点数を単純に比べるのではなく、どちらの形が自分に合うかも見ておきましょう。
級ごとのちがいをまとめて知りたい人は、準2級プラスの級の説明をしている記事も参考になります。
準2級・2級との違いや受けるべき人は、英検準2級プラスとは何かの記事も読んでみてください。↓


入試で使う人は使い方も確かめる
入試や学校の評価で英検を使う予定がある人は、志望先が準2級プラスをどう扱うかを募集要項で確かめてから級を決めてください。
過去問の手ごたえと、使い道の両方がそろってはじめて、どの級を受けるかを決めやすくなります。
迷ったときは、次の試験で合格の見込みが高い級を選び、そのあとで上の級に進むという順番も考えてみてください。
級を決めたら、その級の過去問を中心に、残りの期間の練習計画を立て直しましょう。
準2級プラスを選んだ場合は、この記事で紹介した手順で、残りの過去問を1回分ずつ目的を決めて解いていけば十分です。



受ける級は、過去問の手ごたえと使い道の両方を見て決めたらええで。
英検準2級プラスの過去問についてよくある質問
- 英検準2級プラスの過去問は何回分ありますか?
-
英検協会の公式サイトでは、一次試験の直近3回分が無料で公開されています。
市販の全問題集には、公式から外れた2025年度第1回のほか、公式サンプル問題とオリジナル予想問題も入っています。
- 英検準2級プラスの過去問に解答例はありますか?
-
公式の解答PDFには、英文要約と英作文の解答例がのっています。
解答例は一例なので、要点と理由がそろっているかを自分の英文で確かめましょう。
- 英検準2級プラスの二次試験の過去問はありますか?
-
公式サイトで見られるのは、二次試験のサンプル問題とバーチャル二次試験の動画です。
市販の全問題集には、二次試験の面接の問題カードも入っています。
- 英検準2級プラスの過去問は、何か月前から解き始めればいいですか?
-
講師としては、勉強を始めた週に1回分を解いて、今の力と準2級プラスの差を確かめておくことをすすめています。
残りの回は、弱点の練習を進めながら、試験の1か月前と1週間前に1回分ずつ解くと、伸びを確かめながら仕上げられます。
- 英検S-CBTで準2級プラスを受ける人も過去問は役に立ちますか?
-
英検協会は、英検S-CBTでも従来型の英検と同じ級・資格・英検CSEスコアが取れると説明しています。
級のレベルや問題の種類をつかむために、公式の過去問を解いておく意味は十分にあります。
- 過去問が少ないときは何で練習すればいいですか?
-
講師としては、まず手に入る準2級プラスの過去問を全部解き、そのあとで2級の過去問を形の練習に使う方法をすすめています。
語彙は準2級プラス向けの単語帳で補うと、長文や要約の読みやすさにもつながります。



公式から外れた回の問題は、市販の本で解けるで。
足りへん分はそれで補おな。
合格までの勉強の進め方を知りたい方は、英検準2級プラスの勉強法は?準2級との差を埋める技能ごとの対策と要約・面接まで仕上げる順番にまとめています。
英検準2級プラスの過去問のまとめ
英検準2級プラスの過去問について、ポイントを表にまとめます。
| 確かめること | ひとことで言うと |
|---|---|
| 公式の過去問 | 一次試験の3回分が無料(問題・原稿・音源・解答) |
| 市販の過去問集 | 全問題集に2025年度第2回・第1回、サンプル、予想問題の4回分 |
| 問題の形 | 大問の並びと問題数は2級と同じ |
| 要約の見直し | 25〜35語の中に段落ごとの要点が入っているか |
| 英作文の見直し | 50〜60語で意見1つと理由2つがそろっているか |
| 足りないとき | 2級の過去問で形に慣れ、語彙は単語帳で補う |
英検準2級プラスの過去問は、数が少ないからこそ、1回分ごとに目的を決めて解くことが大切です。
解き終えた過去問は、長文の音読や要約の書き直しに何度も使えるので、1回解いて終わりにしないことが大切です。
過去問の数が少ない級だからこそ、1つの英文から語彙・読解・要約・音読まで、できるだけ多くの練習を引き出してください。
まずは公式サイトから最新の回を保存して、85分を計って解くところから始めてみてください。
準2級プラスの過去問を解き終えて、2級の形でも練習したい人は、英検2級の過去問の記事も読んでみてください。↓


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参考文献
- 準2級プラスの過去問・試験内容(日本英語検定協会公式サイト)
- 準2級プラスの試験内容(日本英語検定協会公式サイト)
- 2級の試験内容(日本英語検定協会公式サイト)
- 2026年度版 英検準2級プラス 全問題集(旺文社)










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