
ユタカ英検5級の単語って、いったい何語くらい覚えたらええの?
単語帳もいっぱいあって、どれを選べばええかわからへん
英検5級の単語は、公式が「何語」と数を決めているわけではないので、数よりも出題のされ方に合わせて覚えるのが近道です。
- 5級のレベルは中学初級程度で、小学校の英語で扱う語は600〜700語程度とされている
- 2026年度第1回の語句の問題15問では、名詞・動詞のほかに熟語や代名詞も問われた
- 単語は意味だけでなく、音と使い方(よくいっしょに使う語)をセットで覚える
単語帳は、5級向けで音声がついていて、例文がのっているものを1冊選べば十分です。
英検1級を持つ英語講師の筆者が、日本英語検定協会の5級の試験内容と2026年度第1回の問題冊子、文部科学省の学習指導要領を読んで、この記事をまとめました。
この記事を読めば、5級の単語をどこまで、どんな順番で覚えればいいのかがわかるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
英検5級の単語は何語覚えればいい?数の目安
英検5級の単語の数について、日本英語検定協会は「何語覚えれば合格」という数を示していません。
そのかわりに、5級のレベルを中学初級程度としていて、出てくる場面や話題を公開しています。
| 目安にできる情報 | 内容 | 出どころ |
|---|---|---|
| 5級のレベル | 中学初級程度 | 日本英語検定協会 |
| 小学校で扱う語 | 600〜700語程度(3・4年の外国語活動の語をふくむ) | 文部科学省 小学校学習指導要領 |
| 小学校で扱う連語の例 | get up・look at など | 文部科学省 小学校学習指導要領 |
この表から、5級の単語は「小学校で習う英語に、中学1年の最初のほうの単語を少し足したくらい」と考えるとイメージしやすいでしょう。
数は筆者の目安
単語の数の目安を出すなら、筆者は600〜700語を土台にすることをすすめています。
これは小学校の学習指導要領の数をもとにした筆者の見立てで、公式が決めた数字ではありません。
5級向けの単語帳を1冊仕上げて、知らない語を過去問で足していけば、土台は十分にそろいます。
数より形をそろえる
5級の問題では、単語の意味を知っているだけでは解けない問題も出ます。
たとえば「get up」のような二語のかたまりや、「his」「mine」のような代名詞の形も問われます。
だからこそ、数を追いかけるより、出題の形に合わせて覚えるほうが点数につながりやすいのです。
今の単語力を確かめる
覚え始める前に、単語帳の最初の50語ほどを見て、意味がすぐにわかる語がいくつあるかを数えてみましょう。
半分以上わかるなら、単語帳を1周するのにそれほど時間はかからないはずです。
ほとんどわからない場合は、試験日から逆算して、1日に覚える数を少し多めに決めておくと安心でしょう。



5級の単語は何語って決まってへんのよ。
まずは単語帳の最初の50語で、わかる数を数えてみてな
英検5級の単語が出る問題の形
次に、英検5級の単語がどの問題で問われるのかを、公式の試験内容から整理します。
| 技能 | 問題の形 | 問題数 | 単語とのかかわり |
|---|---|---|---|
| リーディング | 短文の語句空所補充 | 15問 | 単語と熟語・文法を直接問う |
| リーディング | 会話文の文空所補充 | 5問 | 会話の決まった言い方を問う |
| リーディング | 日本文付き短文の語句整序 | 5問 | 語の並べ方を問う |
| リスニング | 会話の応答文選択 | 10問 | 聞いて意味がわかるかを問う |
| リスニング | 会話の内容一致選択 | 5問 | 聞いて意味がわかるかを問う |
| リスニング | イラストの内容一致選択 | 10問 | 聞いて意味がわかるかを問う |
リーディング25問、リスニング25問のどれも、単語がわからなければ答えにたどり着けません。
いちばん直接問われる15問
単語の力がいちばんはっきり出るのは、リーディングの最初にある「短文の語句空所補充」の15問です。
短い文や会話のかっこに入る語を、4つの選択肢から1つ選ぶ形になっています。
リーディング25問のうち15問がこの形なので、ここで点を取れるかどうかが合否に大きくかかわります。
リスニングにも単語の音が要る
リスニングの25問は、すべて2回ずつ放送されます。
とはいえ、文字では知っている単語でも、音で聞いてわからなければ答えは選べません。
単語を覚えるときに、音もいっしょに覚えておくことが、リスニングの点にも直結します。
会話の5問は決まり文句
リーディングの「会話文の文空所補充」5問では、会話の流れに合う一言を選びます。
2026年度第1回の正解には「I do, too.」「Good idea.」「Yes, I am.」のような、短い決まった言い方が並んでいました。
こうした言い方は1語ずつではなく、ひとまとまりの文として覚えておくと、選択肢を見た瞬間に答えが浮かぶようになります。



単語ってリーディングだけやなくて、リスニングにも効いてくるんや!
音で覚えるのも大事なんやな
英検5級の単語を過去問1回分で分けてみた
実際にどんな英検5級の単語が問われているのかを確かめるために、筆者が公式サイトの2026年度第1回の問題冊子と解答を読みました。
リーディングの「短文の語句空所補充」15問の正解を、問われている内容ごとに分けたのが次の表です。
| 問われた内容 | 問題数 | 正解の語(筆者が分類) |
|---|---|---|
| ものの名前(名詞) | 4問 | newspaper・people・racket・mountain |
| 動作(動詞) | 2問 | drink・leave |
| 熟語・決まった言い方 | 5問 | see(I see)・at(at home)・go(go hiking)・after(after school)・wake(wake up) |
| ようすをあらわす語(形容詞) | 1問 | tall(how tall) |
| 代名詞の形 | 2問 | his・mine |
| 動詞の形(文法) | 1問 | is studying |
15問のうち、ものの名前と動作をあらわす単語は6問で、半分以上は熟語や代名詞、文法の形でした。
熟語が5問も出ていた
とくに目立つのは、二語以上のかたまりで覚えておかないと解けない問題が5問あったことです。
「wake」だけを知っていても、「wake up」で「目をさます」という形を知らないと、自信を持って選べません。
単語帳で1語ずつ覚えるときも、例文の中でいっしょに使われている語を見ておくと、こうした問題に強くなります。
代名詞は表で覚える
「his」や「mine」のような代名詞は、意味より形の使い分けが問われます。
I・my・me・mine のように、1つの人について4つの形を表にして覚えるのがおすすめです。
| 人 | 〜は | 〜の | 〜を・〜に | 〜のもの |
|---|---|---|---|---|
| わたし | I | my | me | mine |
| あなた | you | your | you | yours |
| かれ | he | his | him | his |
| かのじょ | she | her | her | hers |
| わたしたち | we | our | us | ours |
| かれら | they | their | them | theirs |
1回分で決めつけない
この分け方は1回分の結果なので、ほかの回では名詞がもっと多いこともあります。
公式サイトには過去1年分(3回分)の問題と解答がのっているので、何回か分けてみると出かたのくせが見えてきます。
単語帳を終えたあとに、自分でも同じように分けてみると、苦手な種類がはっきりするでしょう。



短い決まった言い方は、ひとまとまりの文で覚えよな。
過去問を何回分か分けてみると、出かたのくせが見えるで
英検5級の単語は話題ごとにまとめて覚える
英検5級の単語は、出てくる話題ごとにまとめて覚えると、思い出しやすくなります。
公式は、5級でよく出る場面と話題を次のように示しています。
- 場面:家庭、学校、地域(店や公共の施設をふくむ)、電話など
- 話題:家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽
- 話題:食事、天気、道案内、自己紹介、休日の予定、近況報告など
この話題に合わせて単語をグループにすると、場面ごとに使う語がまとまって頭に入ります。
話題別の単語の例
| 話題 | 覚えたい単語の例(筆者がまとめた例) |
|---|---|
| 家族 | father・mother・brother・sister・grandmother |
| 学校 | teacher・classroom・homework・library・lunch |
| スポーツ | soccer・tennis・basketball・swimming・racket |
| 食事 | breakfast・dinner・apple・milk・hungry |
| 天気 | sunny・rainy・cloudy・snowy・hot |
| 曜日・月 | Monday・Wednesday・July・December・weekend |
表の単語はすべて一例なので、単語帳の中で同じ話題の語を探して、自分の表を作ってみてください。
曜日と月はつづりまで
曜日や月の名前は、リスニングでもリーディングでもよく出てきます。
「Wednesday」や「February」のように、つづりと読み方がずれる語は、声に出しながら書いて覚えるのが確実です。
毎朝カレンダーを見て、その日の曜日と月を英語で言うだけでも、自然と身につきます。
数字と時刻もセットで
時刻や値段、年齢などの数字も、5級のリスニングによく出てくる話題です。
1から100までの数を言えるようにして、「seven thirty」のような時刻の言い方もいっしょに練習しておきましょう。
数字は聞きとりで差がつきやすいので、音を聞いてすぐに書けるところまで練習しておくと安心です。



話題ごとにまとめたら、たしかに覚えやすそうや。
うちやったら食べものの単語から始めたいわ
英検5級の単語の覚え方5ステップ
ここからは、英検5級の単語を毎日覚えるときの手順を紹介します。
- 音声を聞いて、まねして3回言う
- 意味を確かめて、絵や場面を思いうかべる
- 例文を読み、いっしょに使われている語を見る
- 日本語を見て、英語を声に出して言う
- 次の日と3日後に、もう一度だけ見直す
1回にたくさん覚えるより、この流れを少ない数でくり返すほうが忘れにくくなります。
1日10語から始める
小学生なら、1日に新しく覚える単語は10語くらいから始めるのがおすすめです。
10語を覚えたら、前の日の10語の見直しをして、合わせて20語ほどにふれる形になります。
慣れてきたら15語、20語と少しずつ増やしていくと、無理なく続けられるでしょう。
書くのは最後でいい
5級の一次試験は、すべてマークシートで答える形で、単語を書く問題はありません。
そのため、最初から何回も書いて覚えるより、見て・聞いて・言えることを先に目指すほうが効率的です。
書く練習は、つづりのまちがえやすい単語にしぼって行えば十分でしょう。
忘れた単語に印をつける
見直しのときに思い出せなかった単語には、単語帳に小さな印をつけておきます。
印が2つ以上ついた単語だけを集めて、試験の前の週に集中して見直すと効率よく仕上がります。
忘れることは悪いことではなく、何度も出会うことで少しずつ覚えていくものだと考えてください。
親ができる手伝い
小学生が単語を覚えるときは、親が日本語を読み上げて、子どもが英語で答えるクイズの形にすると続きやすくなります。
正解したら単語帳にシールをはるなど、目に見える形で進み具合を残すのもよい工夫です。
親が英語に自信がなくても、音声を流す係と丸つけの係を受け持つだけで、子どもは覚えることに集中できます。



親が日本語を読んで、子どもが英語で答えるクイズにすると続けやすいで。
英語に自信がなくても大丈夫やで
英検5級の単語帳の選び方
英検5級の単語を覚えるための単語帳は、たくさんの種類が出ています。
筆者は、特定の1冊よりも、次の条件を満たすかどうかで選ぶことをすすめています。
| 見るところ | あるとよいもの | 理由 |
|---|---|---|
| 対象の級 | 5級向け、または5級をふくむもの | 出る単語にしぼって覚えられる |
| 音声 | スマートフォンなどで聞ける音声 | 音で覚えてリスニングにも使える |
| 例文 | 短い例文と、その日本語の意味 | 熟語や使い方もいっしょに覚えられる |
| 並び方 | 話題別、または出やすい順 | まとめて覚えやすい |
| 文字の大きさ | 大きめで、ふりがなや絵があるもの | 小学生でも1人で開ける |
この中でも、とくに大切なのは音声と例文がついているかどうかです。
1冊を何周もする
単語帳は、何冊も買うより、1冊を何周もくり返すほうが力がつきます。
1周目は全部覚えられなくてもかまわないので、まずは最後のページまで進めることを目標にしましょう。
2周目からは、印のついた単語を中心に見直していくと、くり返すたびに覚えている単語が増えていきます。
アプリを使うときの注意
単語アプリは、音声が出て、すきま時間に使いやすいのが便利なところです。
一方で、選択肢から選ぶだけの練習が多いと、自分で思い出す練習が足りなくなることもあります。
アプリを使うときも、日本語を見て英語を声に出す練習を、ときどき入れるようにしてください。
学校の教科書も使う
小学校や中学校の英語の教科書も、5級の単語を覚えるのに役立つ教材です。
教科書の単語は授業で何度も目にするので、単語帳とかさなる語から先に覚えると、二つの勉強が助け合う形になります。
教科書の巻末にある単語の一覧を、単語帳と見くらべてみるのもおすすめです。
5級に出やすい単語の例や合格点は、英検5級のレベルや合格点をくわしく解説した記事で確認できます。↓





単語帳は何冊も買わんでええんや!
1冊をくり返すほうが力になるんやね
英検5級の単語を音で覚えるリスニング対策
英検5級の単語は、音で覚えておくとリスニングの点数にもつながります。
5級のリスニングは3つのパートで25問あり、どれも2回ずつ放送されるので、知っている単語が聞きとれれば落ち着いて答えられます。
まねして声に出す
単語の音声を聞いたら、すぐにまねして声に出すのが基本の練習です。
自分で言える音は、聞いたときにも気づきやすくなります。
「tomato」や「banana」のように、カタカナの読み方とちがう単語は、とくにていねいにまねしてみてください。
過去問の音声で確かめる
公式サイトには、過去問のリスニング音声とリスニング原稿がのっています。
音声を聞いてわからなかった単語を原稿で探し、単語帳にない語は自分のノートに足していきましょう。
本番と同じ音声で単語を確かめると、試験で聞く速さにも慣れていきます。
話す練習で使う
覚えた単語は、実際に使うと記憶に残りやすくなります。
ネイティブキャンプのようなオンライン英会話には、キッズ向けに英検5級から3級の対策コースがあり、覚えた単語を声に出して使う場として利用できます。
家族と英語で一言ずつ話すだけでも、単語を思い出す回数がふえて、忘れにくくなるはずです。
聞きとりの練習をもっと知りたいときは、英検5級のリスニング対策の記事にまとめています。↓





覚えた単語は声に出して使うてみてな。
家族と英語で一言ずつ話すだけでも忘れにくくなるで
英検5級の単語に関するよくある質問
英検5級の単語について、よく聞かれる質問に答えます。
- 英検5級の単語は何語覚えれば合格できますか?
-
日本英語検定協会は、合格に必要な単語の数を示していません。
筆者は、小学校で扱う600〜700語程度を土台にして、5級向けの単語帳を1冊仕上げることをすすめています。
- 英検5級の単語はいつから覚え始めればいいですか?
-
試験までの期間が短いほど1日の数が増えるので、勉強を始めたその日から、毎日少しずつ取り組むのがおすすめです。
単語は一度で覚えきるものではないので、見直しの回数を確保するためにも、過去問や文法より先に始めておくと安心です。
- 英検5級の単語はつづりまで書けないといけませんか?
-
5級の一次試験はマークシートで答える形なので、単語を書く問題はありません。
まずは見て・聞いて・言えることを目指し、書く練習はまちがえやすい語にしぼりましょう。
- 英検5級の単語は1日何語覚えればいいですか?
-
公式が決めた数はありませんが、小学生なら1日10語ほどから始めて、前の日の分の見直しと組み合わせるのが続けやすい形です。
慣れてきたら15語、20語と少しずつ増やしていきましょう。
- 英検5級の単語帳とアプリはどちらがいいですか?
-
どちらでもかまいませんが、音声と例文がついていることが大切です。
アプリを使うときは、選ぶだけでなく、自分で思い出して声に出す練習も入れてください。
- 英検5級の単語を覚えても点数が上がらないのはなぜですか?
-
意味は覚えていても、熟語や代名詞の形、会話の決まった言い方で問われると答えられないことがあります。
過去問でまちがえた問題を、名詞・動詞・熟語・代名詞・文法のどれだったかに分けると、足りないところが見えてきます。
- 英検5級の単語は過去問で覚えられますか?
-
公式サイトの過去問は、出かたのくせを知るのに役立ちます。
ただし1年分(3回分)しかのっていないので、単語帳で土台をつくってから過去問で確かめる順番が進めやすいでしょう。



書けへんでも大丈夫って聞いて、ほっとしたわ。
まずは声に出して言えたらええんやね
英検5級の勉強をどこから進めるか知りたい方は、英検5級の勉強法は何から始める?合格までの手順と毎日のやり方にまとめています。
まとめ|英検5級の単語は出かたに合わせて覚えよう
英検5級の単語について、この記事のポイントをまとめます。
- 公式は5級の単語数を示していないので、600〜700語程度を目安の土台にする
- 2026年度第1回の語句の問題15問では、半分以上が熟語・代名詞・文法の形だった
- 単語は話題ごとにまとめ、音と例文といっしょに覚える
- 単語帳は5級向けで音声と例文があるものを1冊選び、何周もくり返す
- 書く練習より、見て・聞いて・言える状態を先に目指す
まずは単語帳を1冊決めて、今日の10語を音声に合わせて声に出すところから始めてみてください。
単語の土台ができたら、公式サイトの過去問で、覚えた単語が本番でどう問われるのかを確かめていきましょう。
毎日少しずつ続けた分だけ、試験の日に「知っている単語」が増えているはずです。



まずは単語帳を1冊決めて、今日の10語を音声に合わせて声に出すとこから始めてな
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あわせて読みたい記事も置いておきます。
単語のほかの勉強の順番は、英検5級の勉強法の記事にまとめています。↓


覚えた単語を話す力につなげたいときは、英検5級のスピーキングテストの記事も読んでみてください。↓


- 5級の過去問・試験内容(日本英語検定協会)
- 5級の試験内容(日本英語検定協会)
- 2026年度第1回 5級 問題冊子(日本英語検定協会)
- 2026年度第1回 5級 解答(日本英語検定協会)
- 小学校学習指導要領(平成29年告示)(文部科学省)










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