ユタカ英検2級の要約の練習問題ってどこかにある?
過去問だけやと数が足りへんし、本番の形で何回か練習したいねん
- この記事に、英検2級の要約と同じ形の練習問題を4題用意した(すべて筆者の自作)
- 形式は本番どおり3段落の英文→45〜55語で要約。1題15分を計って解く
- 各問に段落ごとの要点・解答例(語数つき)・言いかえのポイントを付けた
- 解いたあとは採点の目安表で、自分の答案をチェックできる
英検2級の要約の練習問題と解答例を、英検1級を持つ英語講師の筆者が、日本英語検定協会の公式ページと過去問を確かめてまとめました。
この記事を読めば、公式には無い本番形式の練習問題4題と、解答例・言いかえ・自己採点の目安まで手に入るので、ぜひ最後まで読んでみてください。
問題文と解答例は筆者が作った練習用のもので、実際の試験問題ではありません。
ただし、指示文・語数・英文の長さと流れは、公式の過去問に合わせてあるので、本番と同じ感覚で練習できます。
要約の書き方の手順をまだ読んでいない方は、先に英検2級の要約問題の書き方の記事を読んでから解くと効果が上がります。↓


英検2級の要約の練習問題の使い方
英検2級の要約の練習問題は、本番と同じ条件で解いてから答え合わせをすると力がつきます。
本番の指示文
- 以下の英文を読んで、その内容を45〜55語の英語で要約し、解答欄に記入しなさい
- 解答が英文の要約になっていないと判断された場合は、0点と採点されることがあります
- 英文をよく読んでから答えてください
2026年度第1回の2級の問題冊子と同じ条件です。
1題15分で解く
1題あたり15分を計って解きます。
本番では、リーディングと英作文もあわせて85分で解くので、要約に15分以上かけると、ほかの問題の時間が足りなくなります。
話題・良い点・問題点など、段落ごとの役割を書きこみます。
First, However, Moreover などのつなぎの言葉に丸を付けます。
具体例・数字・人名を外して、言いたいことだけを残します。
1段落を1文、15〜20語を目安に書きます。
本文の文をそのまま写さず、言いかえて書きます。
45〜55語に入っているか確かめます。
自分の意見が入っていないかも確かめます。
答え合わせの順番
解き終えたら、まず「段落ごとの要点」の表と自分の答案を比べ、3つの要点がすべて入っているかを確かめます。
次に解答例を読み、言いかえの表で、自分が本文の表現をそのまま使った所がないかを見ます。
最後に、この記事の後半にある自己採点の目安で答案全体をチェックしてください。



15分を計って解いたら、答え合わせは要点→言いかえ→採点の順でやってな
英検2級の要約 練習問題1|ペットを飼う人が増えている(やさしめ)
英検2級の要約の練習問題1は、ペットを飼う人が増えているをテーマにした英文です。
15分を計って、45〜55語で要約してください。
問題1の英文
Many families today have a pet such as a dog or a cat. Because more people live alone or work from home, pets have become important members of the family for many of them.
Why do so many people keep pets? First, pets can make their owners feel less lonely. Spending time with a pet after a long day helps people relax. Also, walking a dog every day gives owners a chance to exercise and meet neighbors.
However, keeping a pet is not always easy. Pets need food, medical care, and attention, so owners have to spend a lot of money and time on them. In addition, some apartments do not allow pets, so people who want one may have trouble finding a place to live.
問題1の段落ごとの要点
| 段落 | 役割 | 要点(日本語) |
|---|---|---|
| 第1段落 | 話題 | 一人暮らしや在宅勤務が増え、ペットが家族の一員になっている |
| 第2段落 | 良い点 | さびしさが減り落ち着ける・犬の散歩で運動と近所づきあいができる |
| 第3段落 | 問題点 | お金と時間がかかる・ペット不可の住まいがあり家探しが大変 |
問題1の解答例(49語)
These days, more people keep pets and treat them as family members. Pets help owners feel less lonely and more relaxed, and dogs give them chances to exercise and meet others. However, pets cost a lot of money and time, and finding housing that allows pets can be difficult.
問題1の言いかえのポイント
| 本文の表現 | 解答例の表現 |
|---|---|
| live alone or work from home | (まとめて)more people keep pets |
| Spending time with a pet … helps people relax | feel … more relaxed |
| food, medical care, and attention | money and time |
| some apartments do not allow pets | finding housing that allows pets can be difficult |
第1段落の「一人暮らしや在宅勤務が増えた」という理由は、語数を考えて話題の紹介だけにまとめています。
第2段落と第3段落に語数を回すと、良い点と問題点の両方がはっきり伝わる要約になります。



背景の理由は削って、良い点と問題点に語数を回すんがコツやで
英検2級の要約 練習問題2|紙の教科書からタブレットへ(ふつう)
英検2級の要約の練習問題2は、紙の教科書からタブレットへをテーマにした英文です。
15分を計って、45〜55語で要約してください。
問題2の英文
Some schools in Japan have started to use tablets instead of paper textbooks. Students can read their textbooks and do homework on the same device, and teachers can share materials with the whole class quickly.
There are several advantages to this change. Tablets are light, so students do not have to carry heavy bags to school. Moreover, digital textbooks can include videos and sound, which help students understand difficult topics more easily.
On the other hand, some people are worried about using tablets. Looking at screens for a long time may cause eye problems. Also, students may be tempted to play games or watch videos that have nothing to do with their studies.
問題2の段落ごとの要点
| 段落 | 役割 | 要点(日本語) |
|---|---|---|
| 第1段落 | 話題 | 紙の教科書の代わりにタブレットを使う学校がある |
| 第2段落 | 良い点 | かばんが軽くなる・動画や音声で難しい内容が分かりやすい |
| 第3段落 | 問題点 | 目に悪いおそれ・勉強と関係ない遊びに使ってしまう |
問題2の解答例(48語)
Some Japanese schools now use tablets in place of paper textbooks. Tablets reduce the weight students carry, and videos and sound in digital textbooks make lessons easier to understand. However, long screen time may harm students' eyes, and students might use the devices for entertainment instead of studying.
問題2の言いかえのポイント
| 本文の表現 | 解答例の表現 |
|---|---|
| instead of paper textbooks | in place of paper textbooks |
| do not have to carry heavy bags | reduce the weight students carry |
| may cause eye problems | may harm students' eyes |
| play games or watch videos | use the devices for entertainment |
この英文は、第2段落がThere are several advantages、第3段落がOn the other handで始まり、段落の役割が分かりやすい作りです。
先生が教材を配りやすいという第1段落の内容は、要約では話題の紹介に含めて省いています。



段落の最初の言葉で、役割がすぐ分かるんやな
英検2級の要約 練習問題3|自転車のシェアサービス(ふつう)
英検2級の要約の練習問題3は、自転車のシェアサービスをテーマにした英文です。
15分を計って、45〜55語で要約してください。
問題3の英文
In many cities, people can now rent bicycles from stations placed around town. They can pick up a bike at one station and return it to another, and they usually pay through a smartphone app.
This service has some good points. It is convenient for short trips, such as going from a train station to an office. Furthermore, if more people ride bicycles instead of driving cars, there will be less traffic and air pollution.
However, bike-sharing services also cause problems. Some users leave bicycles on sidewalks, which can block pedestrians. In addition, companies must spend a lot of money to repair bikes and move them to stations where they are needed.
問題3の段落ごとの要点
| 段落 | 役割 | 要点(日本語) |
|---|---|---|
| 第1段落 | 話題 | 町のステーションで自転車を借りて別の場所で返せる |
| 第2段落 | 良い点 | 短い移動に便利・車が減って渋滞と大気汚染が減る |
| 第3段落 | 問題点 | 歩道に放置されて歩行者のじゃま・修理と移動に費用がかかる |
問題3の解答例(45語)
Bike-sharing services, which let people rent bicycles through apps, are spreading in cities. They are useful for short trips and can reduce traffic and pollution. However, bikes left on sidewalks can get in people's way, and companies face high costs for repairing and moving them.
問題3の言いかえのポイント
| 本文の表現 | 解答例の表現 |
|---|---|
| rent bicycles from stations … pay through a smartphone app | let people rent bicycles through apps |
| going from a train station to an office | (例を外して)short trips |
| can block pedestrians | can get in people's way |
| spend a lot of money to repair … and move | face high costs for repairing and moving |
「駅から会社まで」のような具体例は、short tripsという一段上の言葉にまとめました。
関係代名詞のwhichを使って第1段落を1文に収めると、第2段落以降に語数を残せます。



具体例をまとめる言葉を見つけるのが、語数を減らすコツなんよ
英検2級の要約 練習問題4|セルフレジの広がり(むずかしめ)
英検2級の要約の練習問題4は、セルフレジの広がりをテーマにした英文です。
15分を計って、45〜55語で要約してください。
問題4の英文
More and more supermarkets are introducing self-checkout machines. With these machines, customers scan and pay for their items by themselves instead of waiting for a cashier.
Supporters of self-checkout say it has clear benefits. Customers who buy only a few items can finish shopping quickly. Stores can also save money because they need fewer workers at the registers, which is helpful when it is hard to hire staff.
However, not everyone likes these machines. Some elderly customers find them difficult to use and feel uncomfortable asking for help. Moreover, because no one checks every item, stores may lose money when customers make mistakes or do not scan some products.
問題4の段落ごとの要点
| 段落 | 役割 | 要点(日本語) |
|---|---|---|
| 第1段落 | 話題 | 自分で商品を読み取って払うセルフレジが増えている |
| 第2段落 | 良い点(店と客の両方) | 少ない買い物ならすぐ終わる・人手が少なくてすみ人手不足に助かる |
| 第3段落 | 問題点 | 高齢の客には使いにくい・読み取り忘れなどで店が損をする |
問題4の解答例(48語)
Supermarkets are increasingly using self-checkout machines. These help shoppers with few items finish quickly and allow stores to reduce staff costs when hiring is difficult. However, some older people struggle to use them, and stores may suffer losses because items can go unscanned by mistake or on purpose.
問題4の言いかえのポイント
| 本文の表現 | 解答例の表現 |
|---|---|
| More and more supermarkets are introducing | Supermarkets are increasingly using |
| need fewer workers at the registers | reduce staff costs |
| elderly customers find them difficult | older people struggle to use them |
| make mistakes or do not scan some products | items can go unscanned by mistake or on purpose |
この問題は、第2段落に客にとっての良い点と店にとっての良い点が混ざっていて、片方だけを書くと要点が欠けてしまいます。
「人手を雇うのが難しい」という条件も、when hiring is difficultと短く入れると、本文の流れを正確に伝えられます。



良い点が2人分あるのは、見落としそうやな
英検2級の要約の練習問題の自己採点の目安
英検2級の要約の練習問題を解いたら、4つの観点で自分の答案を見直します。
協会は、英作文を内容・構成・語彙・文法の4つの観点で採点すると公開しています。
要約もライティングの技能なので、同じ4つの観点で見直すのが近道です。
観点ごとのチェック表
| 観点 | できている | もう一歩 |
|---|---|---|
| 内容 | 3つの段落の要点がすべて入っている | 良い点か問題点のどちらかが抜けている |
| 構成 | However などで流れの切りかえが分かる | 文が並んでいるだけで関係が分からない |
| 語彙 | 本文の表現を自分の言葉に言いかえている | 本文の文をそのまま写している |
| 文法 | 主語と動詞の形・時制・複数形が正しい | 3単現のsや冠詞の抜けがある |
表は、協会が公開している英作文の4つの観点を、要約の見直しに当てはめた筆者の整理です。
0点になりかねない答案
指示文のとおり、要約になっていない答案は0点と採点されることがあります。
- 自分の意見や感想(I think ~)を書いている
- 1つの段落の内容しか書いていない
- 本文に書かれていないことを足している



4つの観点で見直したら、直すところがはっきりするで
英検2級の要約の練習問題でよくある間違いと直し方
英検2級の要約の練習問題を解くと、同じ間違いをくり返す人が多くいます。
| よくある間違い | 直し方 |
|---|---|
| 具体例をそのまま書いて語数オーバー | 2つ以上の例を1つの言葉でまとめる |
| 第1段落を長く書きすぎる | 話題の紹介は1文・15語前後にとどめる |
| 問題点の段落が抜ける | However のあとの段落は必ず1文入れる |
| I think で始めてしまう | 要約では意見を書かない |
| 語数が45語に届かない | 抜けた段落の要点を足す・理由を1つ加える |
語数が多すぎるときの削り方
語数が多いときは、まず形容詞や副詞(very, really など)を削ります。
それでも多いときは、具体例が残っていないかを探し、まとめる言葉に置きかえます。
語数が少なすぎるときの足し方
語数が少ないときは、段落の要点が欠けていることがほとんどです。
特に良い点と問題点が1つずつしか入っていない場合は、本文にあった2つ目の理由を足すと、内容も語数も整います。



多いときは例を削って、少ないときは理由を足すんやな
英検2級の要約の練習問題を解いたあとの練習
英検2級の要約の練習問題4題を解き終えたら、公式の過去問で仕上げます。
公式の過去問で本番の難しさを確かめる
協会のサイトでは、直近の回の問題冊子が公開されています。
2026年度第1回の2級では、翻訳アプリを話題にした英文が出ました。
練習問題と同じく、話題の紹介・良い点・問題点の3段落の流れです。
同じ問題を2回解く
一度解いた問題も、1週間ほどあけてもう一度解くと、言いかえの引き出しが増えたかを確かめられます。
1回目の答案と比べて、本文の表現をそのまま使った所が減っていれば、力がついている証拠です。
英作文とセットで時間を計る
本番では、要約のあとに英作文も書きます。
要約15分と英作文20分を続けて解く練習をしておくと、本番の時間配分がつかめます。
英作文の採点のされ方は英検2級ライティングの採点基準の記事にまとめています。↓





同じ問題を1週間あけて解き直すのも、ええ練習になるで
英検2級の要約の練習問題についてよくある質問
- この記事の練習問題は本番と同じ難しさですか?
-
語数・段落の数・流れは公式の過去問に合わせています。
ただし筆者の自作なので、難しさは問題ごとに少しちがいます。
- 解答例と同じ表現で書かないとだめですか?
-
同じである必要はありません。
段落ごとの要点が入っていて、45〜55語に収まっていれば、表現は自由です。
- 1題に何分かけるのがいいですか?
-
本番の時間配分を考えると、1題15分が目安です。
慣れてきたら12分ほどで書けるようにしておくと安心です。
- 要約の練習は毎日したほうがいいですか?
-
1日1題でも続けると、言いかえの表現が増えていきます。
英作文の練習と交互に進めるのもおすすめです。
- 練習問題がもっとほしいときはどうすればいいですか?
-
公式の過去問を使い切ったら、英語のニュース記事を3段落ぶん選び、同じ手順で45〜55語にまとめる練習ができます。



練習のしかたが、だいぶ見えてきたわ
合格までの勉強の順番は、「英検2級の勉強法は何から始める?4技能ごとの対策と合格までの3か月の進め方」の記事にまとめています。
まとめ|英検2級の要約は練習問題で手順を体にしみこませる
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 練習問題 | 4題(やさしめ1・ふつう2・むずかしめ1) |
| 解き方 | 1題15分・段落の役割→要点→英語→語数確認 |
| 答え合わせ | 要点の表→言いかえの表→4観点のチェック |
| よくある間違い | 具体例の書きすぎ・問題点の抜け・意見の混入 |
| 次の練習 | 公式の過去問→1週間後に解き直し→英作文とセット |
英検2級の要約は、練習問題で同じ手順をくり返すほど、本番で迷わず書けるようになります。
まずは練習問題1を、15分を計って解いてみてください。



まずは練習問題1を、15分を計って解いてみてな
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参考文献
- 2級の過去問・試験内容(日本英語検定協会)
- 2024年度 英検 問題形式リニューアル(日本英語検定協会)
- ライティングテスト(英作文)の採点に関する観点および注意点(日本英語検定協会)
- 2026年度第1回 2級 一次試験 問題冊子(PDF)(日本英語検定協会)










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