英語コーチングを調べていると、必ず名前が出てくるのがSTRAIL(ストレイル)です。
ところが説明を読んでも、何をしてくれる場所なのかが分かりにくい。
ゆりねこりん先生、ストレイルって英会話スクールとちゃうんですか?レッスン受けに行くんとちゃうんですか?



ちゃうねん。そこがいちばん誤解されるとこや。今日はそこだけ、きっちり説明するわ。
わたしはアメリカに住んでいて、家ではアメリカ人のパートナーと英語で話しています。
ただし、STRAILは受講していません。
この記事に体験談は出てきません。書くのは、公式サイトに載っている説明と数字だけです。
そのかわり、公式サイトのどのページに何が書いてあるかまで示しながら進めます。
- STRAILがどういう仕組みのサービスなのか
- 「授業をしない」と言われる意味
- 週1回60分で実際に何をするのか
- 2つのコースの違いと料金
- オンラインとスタジオの受講スタイル
- ENGLISH COMPANYとの選び分け方
STRAILとはどんなサービスか
いちばん短く言うと、STRAILは英語を教える場所ではなく、英語学習の課題を見つけて処方する場所です。
公式サイトのトップページには「1日1時間で結果を出す“超効率型”英語コーチング」というキャッチコピーが掲げられています。
やることは、週1回のコンサルティングと、毎日の自習課題の2本立てです。
公式サイトは「週に1度、アセスメントテストによる定量的な診断と、対面コンサルティングによる定性的な課題発見を行います」と説明しています。
そして日々の学習は、ホームプログラムという名前の自習課題で進めます。
受講期間は公式サイトの表記で3ヶ月/6ヶ月の2種類です。
コンサルティングは週1回60分で、その内訳はアセスメントテスト30分+面談30分と明記されています。
つまり教室で英語を練習する時間そのものは、料金に含まれていません。



そういうこと。ここさえ掴んだら、あとの話は全部つながるで。
STRAILを運営しているのは誰か|ENGLISH COMPANYとの関係
公式サイトのフッターには「© 2018 ENGLISH COMPANY Inc.」と表示されています。
つまりSTRAILは、ENGLISH COMPANY と同じ会社が運営している姉妹サービスです。
公式サイトのフッターには関連サービスの一覧もあり、法人向けの英語研修や、スマホでできる英語トレーニングのサービスも並んでいます。
問い合わせ用の電話番号も公開されていて、受付時間は平日10時-21時 / 土日祝10時-19時と記載されています。
スタジオ(教室)は公式サイトの申込フォーム上で、恵比寿・新宿・銀座・梅田の4か所が選択肢として並んでいます。
加えて「オンライン」も選べる形になっています。
ENGLISH COMPANY との違いについては、公式サイトのFAQにはっきり書かれています。
「ENGLISH COMPANYはパーソナルトレーニングをその特徴としており、コンサルティングだけでなく、実際に学習のトレーニングを受けたいという方にお勧めのブランドです」
そして「一方、STRAILはトレーニングがない分コストダウンを実現しているサービスです」と続きます。
この2文が、2つのブランドの役割分担をそのまま示しています。
STRAILが授業をしない理由|買っているのはコンサルティング
ここが記事のタイトルにもした部分です。
公式サイトは、コンサルティングの意味をお医者さんにたとえて説明しています。
「たとえば医師が診察をするとき、まずすることは症状をみること。そして、その症状を生み出す原因を精緻に探り当てることです」という一節です。
そのうえで「聞けない」「読むのが遅い」「話せない」といった症状から、原因になっている知識やスキルの抜けを発見すると書かれています。
公式サイトはこれを「正確な課題発見こそが、英語学習コンサルティングの、もっとも重要な手順です」と表現しています。
その根拠として挙げられているのが、第二言語習得研究という学問です。
公式サイトには「『英語ができるようになった人』の属人的な学習法や、思いつきの方法、また学問的には効果が認められない方法を廃し」という記述があります。
つまりSTRAILが売っているのは、レッスンの時間ではなく、学習の設計と軌道修正です。



診断はしてもらえるけど、薬を飲むのは自分ってことですね。



ええ言い方するやん。そこを納得できるかどうかが、STRAILに向くかどうかの分かれ目やねん。
STRAILの週1回60分では何をするのか
60分の中身は、公式サイトの料金ページに明記されています。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 30分 | アセスメントテスト(定量的な診断) |
| 30分 | 面談(定性的な課題発見) |
公式サイトによれば、コンサルタントは学習課題(弱点)の特定と分析を行い、それを解決するトレーニングメニューを提供します。
また、受講生専用のサイトで、各種トレーニングを正しく行うための動画コンテンツも用意されているとされています。
伸びの測り方についても記載があります。
公式サイトのFAQには「受講期間中の英語力の伸びは、週1回のアセスメントテスト、及び受講中に複数回実施する効果測定テストを用いて測定しています」とあります。
ビジネス英語コースでは、これに加えて受講前後の英会話力の伸びをVERSANT®スピーキングテストでも数値化していると書かれています。
なお公式サイトには「VERSANT®スピーキングテストやTOEIC®L&R IPテストは別途受験料がかかります」という注記もあります。
セッションの時間帯は、公式サイトのFAQで平日13:00〜22:00/土日10:00〜19:00とされています。
ただしオンライン受講に限り、平日午前中の時間帯も案内可能と書かれています。
STRAILのホームプログラム(自習課題)とは何か
STRAILの実質的な本体は、この自習課題のほうです。
公式サイトはホームプログラムを「学習課題に応じて、コンサルタントがご提案する自習課題です」と定義しています。
そして分量については、注目すべき一文があります。
「STRAILでは『たくさんの量をこなす。そのことによって英語力を伸ばす』といったことを目指しているわけではありません」
つまり量で押す設計ではないということが、公式サイト側から明言されています。
特長ページには「効率重視の学習だからできる 自主学習は1日たったの1.5時間」という見出しも置かれています。
使う教材については「自社開発の各種オリジナル教材やアプリの他、必要に応じて市販の教材を使用します」と記載されています。
さらに、公式サイトにはオンラインサポートという仕組みの説明もあります。
「自習課題であるホームプログラムを毎日どのような手順にのっとって取り組むべきかを遠隔でサポートするシステムです」という説明です。



毎日ほったらかしにされるわけやないんですね。



そう。しかも公式は『続ける技術』の行動科学の知見も入れてるって書いてるで。習慣化のほうを重視してるんやな。
公式サイトには、モチベーションよりも習慣化が重要だという考え方が明記されています。
「人が行動を続けられるのは、なにもモチベーションが維持されているからではありません」という一節です。
やる気が落ちた日でも回るように組む、という発想が土台にあることになります。
この点は、自習が続かない人ほど確認しておきたい部分です。
STRAILの2つのコース|ビジネス英語とTOEIC®L&R TEST
公式サイトのコース・料金ページには「目的に合わせて、2つのコースをご用意しています。」と書かれています。
| 項目 | ビジネス英語コース | TOEIC®L&R TESTコース |
|---|---|---|
| 向いている人 | 会議や商談といったビジネスシーンで通用する総合的な英語力の向上を目指す方 | TOEIC®L&Rのスコアを重点的かつ短期間で伸ばしたい方 |
| 受講期間 | 3ヶ月/6ヶ月 | 3ヶ月/6ヶ月 |
| コンサルティング | 週1回60分 | 週1回60分 |
| 対象レベル | 中〜上級者・TOEIC550点以上 | 全レベル |
ビジネス英語コースについては英会話レッスンも併用するという記載があります。
公式サイトの説明では「英会話レッスンも併用しながら、円滑なコミュニケーションを可能にする実践的なスキルを鍛えます」となっています。
この英会話部分は、ウィークリー英会話ブーストという名前のオプションとして紹介されています。
公式サイトは、これを「英会話を『話して終わり』にしない、より高い成果を出すための“課題発見型”英会話です」と説明しています。
講師についても記載があり、STRAIL海外拠点所属の外国人講師が担当するとされています。
TOEIC®L&R TESTコースのほうは、公式サイトで「3ヶ月集中TOEIC特化型プログラム」と紹介されています。
STRAILの料金と支払い方法
金額は公式サイトの記載をそのまま並べます。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入会金 | 55,000円 |
| 受講料(3ヶ月) | 336,600円 |
| お支払い例(12回分割) | 月30,250円 |
| ウィークリー英会話ブースト | 別料金・月額14,960円 |
| 発送事務手数料 | 2,500円(税込2,750円) |
公式サイトの分割払いシミュレーションでは、入会金・受講料・教材費・発送事務手数料を含んだ合計額も公開されています。
それによると、90日プランの合計額は418,858円、180日プランは722,458円です。
この表には「教材費は24,508円(税込)として計算されています。ただし、実際の教材費はお客様ごとに異なります」という注記が付いています。
支払い回数についても記載があり、公式サイトには分割払い3回まで手数料無料と書かれています。
また、受講生・卒業生からの紹介で10,000円割引という案内もあります。
費用を下げるもうひとつの手段が、一般教育訓練給付制度です。
公式サイトには「一定の条件を満たすことで支払った金額の20%(最大78,320円)がハローワークから支給されます」と記載されています。
対象は90日コースで、実質負担額は入会金+受講料391,600円が313,280円になる例が公式サイトに掲載されています。
ただし180日コースは対象外だと明記されているため、期間を選ぶときの判断材料になります。
STRAILの受講スタイル|オンラインとスタジオ
公式サイトには受講スタイルとしてオンライン受講・スタジオ受講・ハイブリッド受講が挙げられています。
特長ページには「セッションごとにオンラインorスタジオを選べる」という記載もあります。
オンラインの場合の環境については、注意事項ページに細かい条件が書かれています。
- インターネットに接続されたパソコンを準備する
- オンライン通話サービスZoomを使用する(ブラウザはGoogle Chromeを推奨)
- スピーカーとマイク、Webカメラが必要
- 音源を再生するためのデバイスを別途用意する(例:パソコンとスマートフォン)
- 光回線での有線接続を推奨
この音源用のデバイスを別に用意するという条件は、見落とされやすい部分です。
シャドーイングなど音声を使うコンサルティングのときに、受講者自身が音源を再生する必要があるためだと説明されています。
回線トラブルへの対応も明記されていて、開始予定時刻から15分以上経過した場合は振替対応をすると書かれています。
通常の振替については、前日22時までの連絡で月に1回まで対応するという記載です。
公式サイトには「前日22時を過ぎてのご連絡の場合、予定されていたコンサルティングセッションは実施済みの扱いとなります」とも書かれています。
つまり締め切りを過ぎた欠席は、1回消化したことになるということです。



そこ、けっこうシビアやからな。スケジュール帳に先に入れとくのが正解やわ。
STRAILのコンサルタントはどんな人が担当するのか
公式サイトのコンサルタント紹介ページには、採用の基準が書かれています。
「大学や大学院で言語学等を修了した者、豊富な指導経験がある者を採用」という記載です。
また特長ページには「第二言語習得研究に精通した日本人コンサルタントが伴走」という見出しが置かれています。
FAQにも同じ趣旨の説明があります。
「大学や大学院などで専門的な知識を得て、教育の現場にも関わった経験のあるプロフェッショナルが多数在籍しています」という一文です。
公式サイトには実際のコンサルタントの氏名と経歴も掲載されていて、誰が担当するのかが匿名になっていません。
ただし注意事項には「専属コンサルタントの年次休暇などの事情により、別のコンサルタントでの代講となる場合がございます」という記載もあります。
また「コンサルティングの録音・録画はお控えください」というルールも明記されています。
60分のうち面談は30分しかないため、聞きたいことは先にメモしておくほうが得です。
録音に頼れない以上、その場で書き取る前提で臨むことになります。
STRAILが向いている人・向いていない人
公式サイトの記載から、はっきり線が引ける部分だけを書きます。
まず対象レベルです。FAQには「STRAILは英語中級〜上級者(目安:TOEIC600〜900点程度)の方を主な対象としています」とあります。
そして中学英語の復習から始めたい方や、TOEIC600点未満の方には姉妹サービスを案内するとも書かれています。
| 向いている | 向いていない |
|---|---|
| 自分で学習を進められる人 | その場で教わらないと動けない人 |
| 1日1.5時間を確保できる人 | 学習時間をまったく取れない人 |
| 基礎はあるが実践で使えない人 | 中学英語からやり直したい人 |
| 短期間で方向性を決めたい人 | ゆっくり長く続けたい人 |
公式サイトが挙げている「こんな方におすすめ」の項目も参考になります。
ビジネス英語コースでは、海外赴任や海外出張を控えている方、英語でのプレゼンや会議がある方などが挙げられています。
つまり期限が決まっている人ほど噛み合う設計だと読めます。
TOEIC®L&R TESTコースのほうは、公式サイトの表記では対象レベルが「全レベル」となっています。
ただしFAQの記載では、サービス全体としては中級〜上級者が主な対象だと書かれています。
コース単位の表記とFAQの表記で読み取れる範囲が違うため、ここは無料体験で直接確認するのが確実です。
STRAILとENGLISH COMPANYはどう選び分けるか
この2つで迷う人はとても多いはずです。
公式サイトのFAQには、選び方そのものを答えている項目があります。
「価格に加えて、トレーニング型学習あるいは自習型学習のどちらがご自身のスタイルに合うかでご判断下さい」という回答です。
判断軸は価格と学習スタイルの2つだけだと、運営側が示していることになります。
さらに「どちらかのブランドに足をお運びいただければ、専門スタッフがご相談対応もいたします」とも書かれています。
迷ったまま比較記事を読み続けるより、無料体験で相談したほうが早い、というのが公式サイトの案内です。



比べるポイントを運営が公開してくれてるんやから、素直に使わせてもらお。
なお公式サイトには、修了認定条件も明記されています。
出席率が80%以上であること、受講期間を終了していること、効果測定の結果が基準以上であることの3つを満たす必要があるとされています。
STRAILの無料体験は60分|申し込み前に見る場所
公式サイトには「入力1分 最短当日体験」「60分無料体験」という案内が置かれています。
給付制度のページでは、流れの1つ目のステップがまずは60分の無料体験と書かれています。
申込フォームでは、希望スタジオとしてオンラインを含む5つの選択肢から選ぶ形になっています。
申し込み理由の選択肢も用意されていて、仕事・キャリアアップ・転職・旅行や趣味などが並んでいます。
また、公式サイトには30日間返金保証制度があり、対象はすべてのコースだと記載されています。
ただし返るのは初回納入受講料のみで、入会金・教材費・発送事務手数料・分割事務手数料・VERSANT®受験料は除くとされています。
条件はもう1つあり、コンサルティングセッション消化回数が4回以内であることも明記されています。
まとめ|STRAILとは学習の設計と軌道修正を買うサービス
最後に整理します。
STRAILは、教室で英語を教わるサービスではありません。
公式サイトの言葉を借りれば「トレーニングがない分コストダウンを実現しているサービス」です。
週1回60分のコンサルティングで課題を見つけ、残りの日はホームプログラムで自習する。この形が中心です。
だからこそ、自分で手を動かせる人ほど噛み合います。



地図とコンパスをもらう場所、っていうのがいちばん近い説明やと思うわ。歩くのは自分やねんな。
- 運営は ENGLISH COMPANY Inc.、ENGLISH COMPANY の姉妹サービス
- 週1回60分=アセスメントテスト30分+面談30分
- 自主学習は1日たったの1.5時間(公式サイトの特長ページ)
- 入会金55,000円+受講料336,600円(3ヶ月・税込表示)
- 90日コースは一般教育訓練給付制度の対象・実質負担額313,280円の例あり
- 主な対象は英語中級〜上級者(目安:TOEIC600〜900点程度)
STRAILとは一言でいうとどんなサービスですか?
週1回60分のコンサルティングで英語学習の課題を特定し、自習課題(ホームプログラム)で日々の学習を進める英語コーチングです。公式サイトは「トレーニングがない分コストダウンを実現しているサービス」と説明しています。
STRAILのコースは何種類ありますか?
公式サイトによると、ビジネス英語コースとTOEIC®L&R TESTコースの2つです。どちらも受講期間は3ヶ月/6ヶ月で、コンサルティングは週1回60分と記載されています。
STRAILの受講料はいくらですか?
公式サイトの表示で入会金55,000円、受講料(3ヶ月)336,600円です。表示価格はすべて税込と記載されています。教材費と発送事務手数料を含む公式の分割払いシミュレーションでは、90日プランの合計額が418,858円と掲載されています(2026-09-08時点)。
STRAILはオンラインだけで完結しますか?
公式サイトにはオンライン受講・スタジオ受講・ハイブリッド受講が挙げられており、セッションごとに選べると書かれています。オンラインではZoomを使用し、音源を再生するためのデバイスを別途用意するよう記載されています。
STRAILとENGLISH COMPANYはどちらを選べばいいですか?
公式サイトのFAQは「価格に加えて、トレーニング型学習あるいは自習型学習のどちらがご自身のスタイルに合うかでご判断下さい」と回答しています。トレーニングを受けたい方はENGLISH COMPANY、自習型で進めたい方はSTRAILという整理です。
STRAILの無料体験は何分ですか?
公式サイトには「60分無料体験」と記載されています。給付制度のページでも、最初のステップが「まずは60分の無料体験」となっており、英語力の診断も行うと書かれています。









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