さようならは英語で?Goodbye以外の別れのあいさつ54本

さようならを英語で言おうとすると、Goodbye. しか出てこない人が多いです。

ところが英語の Goodbye. は、日常の別れ際にはほとんど使われません。

もう会えないかもしれない、という重さが入ってしまうからです。

さようならの英語は、また会うなら See you、その場を離れるなら Take care、別れが重いなら Goodbye。この3分割が出発点です。

私はアメリカ・カリフォルニアに住んでいます。

こちらで暮らしていて、Goodbye. と言われた回数は数えるほどしかありません。

スーパーのレジでも、友人と別れるときも、聞こえてくるのはほとんど See you. か Have a good one. です。

日本語の「さようなら」も、実は大人同士の会話ではあまり使いません。

この記事では、さようならの英語を場面ごとに分けて、そのまま口に出せる形で50本そろえました。上から順に読めば、別れ際に迷うことがなくなります。

目次

さようならの英語は3つの重さに分かれる

まず、別れの言葉がどれくらいの重さを持つかを整理します。

場面日本語英語
また近いうちに会うじゃあねSee you.
その場を離れるお先に失礼しますTake care.
しばらく会えない元気でねTake care of yourself.
もう会えないかもしれないさようならGoodbye.
店や受付を出るどうもHave a good one.

日常の9割は See you. と Take care. で足ります。Goodbye. を使う場面は、実は年に数回あるかどうかです。

Goodbye. の語源は God be with you です。

もともと「神があなたとともにありますように」という、旅立つ人への祈りの言葉でした。

その名残で、今でもどこか重く、区切りの強い響きが残っています。

だから恋人同士が別れ話の最後に言うのが Goodbye. なのです。

明日も会う同僚に Goodbye. と言うと、辞めるのかと心配されます。

迷ったら See you. を選んでください。軽すぎず重すぎず、ほぼどんな相手にも使えます。

さようならの英語|また会うときの12本

いちばん出番が多い、軽い別れの言い方です。

  • See you. / じゃあね。
  • See you later. / またあとで。
  • See you soon. / また近いうちに。
  • See you tomorrow. / また明日。
  • See you around. / またどこかで。
  • Catch you later. / またね。
  • Later. / じゃ。
  • Bye. / バイバイ。
  • Bye for now. / とりあえずまたね。
  • Talk to you later. / また話そうね。
  • I'll see you next week. / また来週。
  • Until next time. / またこの次に。

See you. のあとに時期を足すだけで、別れの言葉は無限に作れます。later、soon、tomorrow、next week、どれを足しても自然です。

Catch you later. と Later. は、かなりくだけた言い方です。

友人や同僚には自然ですが、初対面の人や目上の人には軽すぎます。

See you around. は「またどこかで会うでしょう」という、予定が決まっていないときの言い方です。

同じ職場や同じ学校で、いつか顔を合わせる相手に向いています。

Bye. は単独だと少しそっけなく響きます。Bye, take care! のように一言足すと、ぐっと温かくなります。

さようならの英語|相手を気づかうときの10本

別れ際に、相手の無事や幸せを願う言い方です。

  • Take care. / 気をつけてね。
  • Take care of yourself. / 体に気をつけて。
  • Have a good one. / よい一日を。
  • Have a great day. / よい一日を過ごしてね。
  • Have a good weekend. / よい週末を。
  • Get home safe. / 気をつけて帰ってね。
  • Drive safe. / 運転気をつけて。
  • Text me when you get home. / 着いたら連絡してね。
  • Enjoy the rest of your day. / 残りの一日も楽しんでね。
  • All the best. / お元気で。

Have a good one. は、アメリカの店員さんが1日に何十回も使う定番です。one が day の代わりになっていて、何にでも使える便利な形です。

言われたら You too! と返すのが決まり文句です。

Thank you. でも通じますが、You too! のほうが会話が対等に終わります。

Drive safe. は、車社会のアメリカでとにかくよく聞きます。

夜のパーティーや食事会の帰り際には、ほぼ全員がこれを言い合います。

Text me when you get home. は、親しい相手への気づかいです。

気づかいの一言を足すかどうかで、別れ際の印象は大きく変わります。See you. だけで終わらせず、もう一言を習慣にしてください。

さようならの英語|仕事で使う8本

オフィスや取引先での、少し整った別れ方です。

  • Have a good evening. / よい夜を。
  • It was great seeing you. / お会いできてよかったです。
  • Thanks for your time. / お時間ありがとうございました。
  • I'll be in touch. / また連絡します。
  • Let's touch base next week. / 来週また擦り合わせましょう。
  • Looking forward to working with you. / よろしくお願いします。
  • I'm heading out. / お先に失礼します。
  • Have a good night. / お疲れさまでした。

日本語の「お先に失礼します」に当たるのが I'm heading out. です。謝る必要はまったくなく、これだけで十分に礼儀正しい言い方になります。

アメリカのオフィスでは、定時に帰ることを謝る習慣がありません。

I'm heading out, have a good night! と明るく言って帰るのが普通です。

It was great seeing you. は、久しぶりに会った相手との別れ際に使います。

初対面なら seeing ではなく meeting に変えて、It was great meeting you. と言います。

seeing は再会、meeting は初対面。この1語の違いを間違えると、初対面なのに「またお会いできて」と言ってしまうことになります。

さようならの英語|しばらく会えないときの8本

引っ越し、転職、留学の終わりなど、区切りのある別れです。

  • Take care of yourself. / 体に気をつけてね。
  • Keep in touch. / 連絡取り合おうね。
  • Don't be a stranger. / たまには顔を見せてね。
  • I'll miss you. / 寂しくなるよ。
  • Safe travels. / よい旅を。
  • Good luck with everything. / これからも頑張ってね。
  • It won't be the same without you. / あなたがいないと寂しくなります。
  • Until we meet again. / また会える日まで。

Don't be a stranger. は直訳すると「他人にならないで」です。転職や引っ越しで離れる人に、いちばん温かく響く一言です。

言われた側は Of course not! や I won't! と返します。

Keep in touch. より親しみがあり、実際に連絡を取りたい気持ちが伝わります。

Safe travels. は、旅行や帰省に出る人への定番です。

空港や駅で別れるときは、これ一言で十分に気持ちが伝わります。

重い別れの場面でも、Goodbye. より Take care of yourself. のほうがよく使われます。相手の今後を願う形のほうが、前向きに終われるからです。

さようならの英語|電話やチャットで使う7本

顔が見えないぶん、終わり方をはっきりさせる必要があります。

  • Talk to you soon. / また近いうちに話そうね。
  • I'll let you go. / そろそろ切るね。
  • I should get going. / そろそろ行かないと。
  • Thanks for calling. / 電話ありがとう。
  • Have a good one, bye! / じゃあね、またね。
  • TTYL / また話そう(talk to you laterの略)。
  • Gotta run. / もう行かなきゃ。

I'll let you go. は「あなたを解放してあげます」という形の、相手を立てた切り方です。自分の都合で切りたいときにも角が立ちません。

電話を切りたいのに切り出せない、という悩みはこれで解決します。

相手の時間を気づかう形になっているので、失礼になりません。

Gotta run. は got to run が縮まった形で、急いでいるときに使います。

ただしかなりカジュアルなので、仕事の電話では I should get going. のほうが無難です。

英語の電話は、切る前に必ず予告を入れます。いきなり Bye. で切ると、怒っていると受け取られることがあります。

さようならの英語は重さの順番で選ぶ

同じ別れでも、言葉によって距離感がまったく違います。

重さ表現使う場面
とても軽いLater.友人・同僚
軽いSee you.ほぼ全員
普通Take care.知人・店員・同僚
やや丁寧Have a good one.店・受付・初対面
丁寧It was great meeting you.仕事の相手
重いGoodbye.もう会わないかもしれない相手

重さを外すと、軽すぎればなれなれしく、重すぎれば大げさに見えます。次にいつ会うかで選ぶのがいちばん確実です。

明日も会うなら See you tomorrow. で決まりです。

いつ会うか分からないなら See you around. か Take care. にします。

もう会わないと分かっているときだけ、Goodbye. の出番です。

この判断は、日本語で「じゃあね」と「さようなら」を選び分けるのとほぼ同じ感覚です。

さようならの英語でやりがちな間違い6つ

  • Goodbye を毎日の別れに使う=もう会わないのかと思われる
  • See you again を毎回つける=別れが大げさに聞こえる
  • Bye bye を大人同士で使う=子どもっぽく響く
  • Have a good day を夜に使う=evening か night に替える
  • 言われた Have a good one に Thank you だけで返す=You too! が自然
  • Take care を怒った口調で言う=突き放したように聞こえる

Bye bye. は、英語圏では小さい子どもに向けて使う言い方です。大人同士では Bye. か See you. にしてください。

日本語の「バイバイ」は大人でも普通に使いますが、英語ではそこがずれます。

See you again. も、教科書では定番ですが実際にはあまり使われません。

again が入ると「またいつか」の色が強くなり、日常の別れには重すぎるのです。

教科書で習った表現ほど、現地では使われていないことがあります。See you. と Take care. の2本に絞れば、まず外しません。

さようならの英語を使う会話例

実際の流れの中で見ると、使い分けがはっきりします。

  • レジを出る / Thanks! ― Have a good one!(どうも ― よい一日を)
  • 同僚と退社 / I'm heading out. See you tomorrow!(お先に、また明日)
  • 夜に友人と別れる / Drive safe, text me when you get home!(気をつけて、着いたら連絡してね)
  • 電話を切る / I'll let you go. Talk to you soon!(そろそろ切るね、また話そう)
  • 引っ越す同僚に / Don't be a stranger. All the best!(顔見せてね、お元気で)
  • 初対面の相手と / It was great meeting you. Take care!(お会いできてよかったです)

6つの場面すべてで、Goodbye. は1回も出てきませんでした。これが現地の別れ際の実際です。

別れの言葉は、ほとんどが2つの要素でできています。

「またね」を表す部分と、「気をつけて」を表す部分です。

さようならの英語|カジュアルな言い方9本

友人同士や、気のおけない相手とのくだけた別れ方です。

  • See ya! / じゃあね。
  • Peace. / じゃ、また。
  • I'm out. / もう行くね。
  • Take it easy. / 無理しないでね。
  • Catch you on the flip side. / また今度ね。
  • Later, gator. / またね。
  • Have fun! / 楽しんでね。
  • Say hi to your family. / ご家族によろしく。
  • Alright, I'll get out of your hair. / じゃ、お邪魔しました。

Take it easy. は「気楽にね」と「じゃあね」の両方を兼ねる便利な一言です。相手が疲れているときにも、ただの別れ際にも使えます。

アメリカの西海岸では、Take care. と同じくらいよく耳にします。

言われたら You too. か Thanks, you too. と返せば会話が閉じます。

I'll get out of your hair. は直訳すると「あなたの髪から出ていきます」です。

「もうお邪魔しません」という意味で、長居してしまったときの切り上げ方として定番です。

Say hi to your family. は、相手の家族を知っているときの締めの言葉です。

日本語の「皆さんによろしく」とまったく同じ働きをします。

Later, gator. は See you later, alligator. という古い言い回しの短縮形です。子ども相手や、ふざけた場面でだけ使ってください。

Peace. と I'm out. は、かなり若い世代の言い方です。

仕事の場面で使うと軽く見られるので、友人同士に限ったほうが安全です。

カジュアルな表現は、相手との距離が縮まってから使うものです。知り合ったばかりの相手には See you. と Take care. で十分です。

さようならの英語でよくある質問

さようならの英語でGoodbyeは使わないほうがいいですか

日常では避けたほうが自然です。

もう会わないかもしれない、という区切りの響きが入るためです。

空港での見送りや、退職する人との別れなど、本当の区切りのときに取っておいてください。

See youとSee you laterはどう違いますか

ほとんど同じです。later が付くと「今日のうちにまた会うかも」の色が少し出ますが、実際には区別なく使われています。

どちらを使っても間違いにはならないので、言いやすいほうで大丈夫です。

さようならの英語をビジネスメールで書くには

本文の結びは Best regards, か Best, が定番です。

その手前に Thanks again for your time. を入れると、丁寧さが一段上がります。

Goodbye をメールの結びに書くことはありません。

Have a good oneと言われたら何と返しますか

  • You too! / そちらも。
  • Thanks, you too! / ありがとう、そちらも。
  • Same to you! / そちらこそ。

You too! がいちばん短くて自然です。言い終わる前にかぶせても問題ありません。

さようならの英語をチャットで短く書くには

TTYL や cya が使われます。TTYL は talk to you later、cya は see ya の略です。

仕事のチャットでは略さず Talk to you later. と書くほうが無難です。

別れ際に何も言えずに固まってしまいます

See you! と Take care! の2つだけ、口に出せるようにしておいてください。

この2本でほぼ全ての場面が持ちこたえます。

さようならの英語を子どもに教えるなら

Bye! と See you! と Have a good day! の3つから始めます。

アメリカの学校では、先生が毎日 Have a good day! と言って子どもを送り出します。

さようならの英語で手を振る文化はありますか

あります。とくに車で去る人を見送るときは、必ず手を振ります。

相手の車が見えなくなるまで見送るのが、アメリカの家庭では丁寧なふるまいとされています。

言葉が出てこないときは、手を振るだけでも気持ちは十分に伝わります。

See you soonと言われたのに会えないときは失礼ですか

失礼になりません。

See you soon. は約束ではなく、別れ際のあいさつとして使われているからです。

本当に予定を決めたいときは Let's set a date. と続けてください。

さようならの英語まとめ

最後に5本に絞ります。

  • また会う / See you.
  • 気づかう / Take care.
  • 店や受付 / Have a good one.
  • 仕事の相手 / It was great meeting you.
  • 本当の区切り / Goodbye.

この5本があれば、日本語の「さようなら」が出てくる場面のほぼ全てをカバーできます。

さようならの英語でいちばん損をするのは、毎日の別れに Goodbye. を使ってしまうことです。

本人は丁寧に言ったつもりでも、相手には距離を置かれたように届きます。

別れ際に口を開く前に、次にいつ会うかを一度だけ思い出してください。

明日も会うなら See you tomorrow、しばらく会わないなら Take care で足ります。

迷ったときは See you. を選んでください。どんな関係でも、これで失礼になることはありません。

もう一つ覚えておきたいのが、別れ際の一言を足す習慣です。

英語圏では、See you. のあとに相手を気づかう言葉を足すのがごく自然です。

Drive safe. でも Have a good one. でも、何でもかまいません。

この一言があるかないかで、相手の中に残る印象がはっきり変わります。

頭で分かっていても、とっさに口から出るかどうかは別の話です。実際に声に出す回数だけが、別れ際の言葉を体に入れてくれます。

実際の会話で選び分ける練習をするのが近道です。AI英会話で口に出して練習するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

海外在住15年|TOEIC920|パートナーはアメリカ人
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