書いた英語をAIに投げたら、きれいな英文が返ってきた。
でも、それを実際に送っていいのか分からないまま、コピーして貼るのをためらった経験はないでしょうか。
ねこりんです。
アメリカに住みながら英語コーチをしていて、日々AIに英文を直させています。
そのうえで先に結論を書きます。
AI英語添削は「直させ方」で結果がまるごと変わり、頼み方をひとつ変えるだけで、返ってくる英語の使えるかどうかが入れ替わります。
そしてもうひとつ、こちらのほうが大事です。
AIの添削には、直せる領域と、そもそも直せない領域があります。
この線を知らないまま全部を任せると、文法的には完璧なのに、現地では誰も口にしない英語ができあがります。
この記事で分かることは、次の6つです。
- ✓ AI英語添削で直るもの(文法・語順・時制・冠詞)と、直らないもの(自然さ・場面・距離感)の線引き
- ✓ そのままコピーして使える、AIへの頼み方の型
- ✓ やってはいけない頼み方と、それで何が返ってくるのか
- ✓ AIの添削文をアメリカ人のパートナーに当てて確かめた結果
- ✓ 添削されたきりで終わらせず、記憶に残す手順
- ✓ 用途別の頼み分けと、人に見てもらうべき場所
AI英語添削で直るものと、直らないものを先に分ける
頼み方の話より先に、これを片づけたほうが早いです。
AI英語添削がうまくいかない原因のほとんどは、AIが苦手な領域を、AIに投げていることです。
AIが強いのは、文法・語順・時制・冠詞
ここは安心して任せていい領域です。
主語と動詞が合っていない、三人称単数のsが抜けている、前置詞が違う、時制が混ざっている。
こういう「規則で白黒がつくもの」は、AIがほぼ取りこぼしません。
冠詞も同じです。
日本語話者がいちばん落としやすいaとtheの選択は、英文全体の情報の流れから決まるので、文脈を丸ごと読めるAIとの相性がいいところです。
この領域だけなら、AIに投げるだけで自分の英文はひとつ上の段に上がります。
AIが弱いのは、自然さ・場面の適不適・相手との距離感
問題はこちらです。
「文法的に正しいか」と「その場面で実際に使われているか」は、別の質問です。
そしてAIは、何も指定しなければ前者だけを見にいきます。
たとえば友達へのメッセージを添削させると、書き言葉として整った英文が返ってくることがあります。
整っているぶん、友達に送ると距離が出ます。
英語の失礼さや馴れ馴れしさは、単語の難易度ではなく、相手との距離感の設定を外したときに生まれます。
ここはAIが勝手に判断できる場所ではありません。
こちらが相手との関係を伝えて、はじめて計算に入ります。
直らないものを直させようとすると事故る
この線引きを表にすると、頼み方の設計がそのまま決まります。
| 領域 | AIに任せていいか | 理由 |
|---|---|---|
| 文法・語順・時制 | 任せていい | 規則で白黒がつく |
| 冠詞・前置詞 | 任せていい | 文脈から機械的に決まる部分が大きい |
| スペル・句読点 | 任せていい | 照合するだけで済む |
| 自然さ・言い回しの生きのよさ | 条件付き | 場面を伝えないと書き言葉に寄る |
| 相手との距離感・丁寧さの段 | 条件付き | 関係性を伝えないと計算できない |
| その場面で本当に使われているか | 任せきれない | 最後は現地の耳に当てるしかない |
下の3行が、この記事でいちばん伝えたいところです。
条件付きの行を、条件を渡さないまま投げているのが、いちばん多い失敗の形です。
AI英語添削の頼み方は「3つ出して」が基本形
ここからが本題です。
多くの人は「これを直して」とだけ書いて英文を貼ります。
すると、直った文だけが返ってきます。
直った文だけを受け取ると、次に同じ文を書くとき、また同じ間違いをします。
①直した文 ②直した理由 ③もっと自然な言い方の3点を出させる
頼む内容を、3つに割ります。
- ✓ ①直した文=そのまま送れる形。ここだけは絶対に必要
- ✓ ②直した理由=どの規則に触れたのか。ここが次回の自分を変える
- ✓ ③もっと自然な言い方=同じ内容を、その場面で実際に使われる形に置き換えたもの
③がある理由は、①と②だけだと「自分の文の骨を残したまま整えられる」だけで終わるからです。
自分の文の骨が日本語の発想でできているなら、いくら整えても日本語の発想のままです。
③は、骨ごと置き換えた案を見るための枠です。
そのまま貼って使える頼み方の型
私が普段使っている形を、そのまま置いておきます。
- ✓ 次の英文を添削してください。
- ✓ 場面=アメリカの同僚に、社内チャットで送るメッセージです。
- ✓ 相手との関係=同じチームで毎日話す相手。堅くしたくありません。
- ✓ 出力は3つに分けてください。①直した文 ②直した理由を日本語で箇条書き ③同じ内容を、その場面でよく使われる言い方に置き換えた別案を2つ
- ✓ ③では、書き言葉に寄せずに、口語として実際に使われている形にしてください。
長く見えますが、貼るのは一度きりです。
あとは英文だけ差し替えれば回ります。
「場面」と「相手との関係」の2行を足すかどうかで、返ってくる英語の質が変わります。
3つ出させると、添削が「読むもの」から「使うもの」に変わる
3点セットで受け取ると、その場で判断できるようになります。
②の理由を読んで納得できなければ、その直しは採用しなくていい。
③の別案が自分の口から出てこない言い回しなら、今回は使わずに①だけ送ればいい。
添削は受け取るものではなく、選ぶものです。
選べる形で出させることが、頼み方の目的そのものだと思っています。
もうひとつ、3点セットには副産物があります。
②の理由が毎回同じ項目に集中していたら、それがあなたの弱点です。
私の場合は冠詞と前置詞ばかりが並び、そこを重点的に潰すことになりました。
添削の記録は、そのまま自分専用の弱点リストになります。
やってはいけないAI英語添削の頼み方3つ
ここは失敗例です。
3つとも、私が実際にやって痛い目を見たものだけを載せます。
①「ネイティブっぽくして」とだけ投げる
これがいちばん多くて、いちばん危ない頼み方です。
「ネイティブっぽく」という言葉には、中身がありません。
誰に向けた、どんな場面の、どういう関係の英語なのかが何ひとつ入っていないからです。
中身のない指示を受けたAIは、いちばん無難な方向に寄せます。
無難な方向とは、書き言葉として整った、語彙の段が一段高い英語です。
その結果、硬くて、長くて、日常では誰も言わない英文が返ってきます。
ネイティブっぽさを求めて頼んだのに、ネイティブから遠い英語が返ってくるのが、この頼み方の怖いところです。
直し方は簡単で、「ネイティブっぽく」を「この場面で、この相手に」に置き換えるだけです。
②場面を言わずに、英文だけを投げる
英文をそのまま貼って「添削して」とだけ書く形です。
このとき、AIはその英文がどこで使われるのかを知りません。
知らないので、どこに出しても差し支えない書き方に寄せます。
友達へのメッセージがビジネス文書の顔になり、社内の連絡が妙に丁寧になります。
場面の1行は、添削の精度を上げるためではなく、添削の方向を決めるために要ります。
③一度のやりとりで完成させようとする
返ってきた英文をそのままコピーして送る、という使い方です。
時間がないときはそうしたくなりますし、私もします。
ただ、そのやり方だと、自分の英語は1ミリも動きません。
もうひとつ、送る前に効く質問があります。
- ✓ 「この文、実際に使われている頻度はどのくらいですか。堅い・普通・くだけている、のどれに入りますか」
- ✓ 「同じ意味で、もっと短く言う形はありますか」
- ✓ 「この言い回しが不自然に聞こえる相手や場面はありますか」
この3つを投げ返すだけで、最初の返答より現実に近い英語に寄っていきます。
AI英語添削は、一往復ではなく二往復で完成すると考えたほうが、結果が安定します。
AI英語添削の文をアメリカ人のパートナーに当ててみた
ここが、この記事でいちばん書きたかった節です。
AIが返した英文を、そのままアメリカ人のパートナーに読んでもらい、反応を見ました。
結果として、文法の指摘はほぼ正しく、自然さの判断はけっこう外れていました。
「文法的には正しいが、誰も言わない」英語が返ってきた例
実際に出たものを、英文・直訳・実際どういう意味か・いつ使うかの4点で並べます。
| AIが返した英文 | 直訳 | 実際どういう意味に響くか | いつ使うか |
|---|---|---|---|
| I would be delighted to join you. | ご一緒できてうれしく存じます | 丁寧すぎて、式典の返事のように響く | 改まった招待状への返信なら成立する |
| Could you kindly inform me of the details? | 詳細をお知らせいただけますでしょうか | 友達に送ると他人行儀に感じられる | 面識のない相手への問い合わせ |
| I am currently unable to attend. | 現在出席することができません | 断りが硬く、理由を隠している感じが出る | 公的な欠席連絡 |
| It is quite delicious. | それはたいへん美味である | 味の感想としては説明口調で、感情が乗らない | 文章のレビューとしてなら使える |
パートナーの反応は、どれも「間違ってはいない」でした。
間違ってはいない、の次に続いたのが「でも自分はそう言わない」でした。
同じ場面で、実際に出てきた言い方
では、目の前の人は同じ場面で何と言うのか。
その場で言ってもらったものを、同じ4点で並べます。
| 実際に出てきた英語 | 直訳 | 実際どういう意味か | いつ使うか |
|---|---|---|---|
| I'm in. | 私は中にいる | 行く、乗った、参加する | 誘われたとき。友達・同僚に |
| Can you send me the details? | 詳細を送ってくれますか | 詳しいのちょうだい | 相手が知っている前提の連絡 |
| I can't make it this time. | 今回は間に合わせられない | 今回は無理、また誘って | 誘いを断るとき。角が立ちにくい |
| This is so good. | これはとても良い | めちゃくちゃおいしい | 食べた直後。相手の料理にも使える |
並べると、長さがまるで違います。
日常の英語は、AIが返してくる英語より、たいてい短いです。
何が起きていたのかを整理する
この差は、AIの性能の問題ではないと考えています。
こちらが何も言わなければ、AIは「誤りを減らす」方向に最適化します。
誤りを減らすいちばん安全な道が、書き言葉に寄せることです。
書き言葉は規則がはっきりしていて、どこに出しても減点されにくいからです。
つまり、硬い英語が返ってくるのは不具合ではなく、指示が足りないときの既定の動きです。
だから、直すべきはAIではなく頼み方のほうになります。
もうひとつ分かったことがあります。
パートナーに「なぜそう言わないのか」を聞いても、理由はほとんど返ってきませんでした。
返ってきたのは「そう言う人もいるかもしれないけど、自分は言わない」という答えです。
自然さには理由が付かないことが多く、これがAIにとっていちばん扱いにくい種類の情報です。
理由が言語化されていないものは、学習の材料としても残りにくいからです。
ここを知っておくと、AIの添削を疑う場所が絞れます。
疑うのは文法の指摘ではなく、自然さの判断のほうだけで足ります。
AI英語添削を「覚える」に変える3つの手順
添削してもらった直後は、分かった気になります。
そして翌週、同じ間違いをします。
読んで理解したことと、書けるようになったことのあいだには、はっきり距離があります。
その距離を詰めるために、私がやっている手順を3つ置きます。
手順1|直された文を、3回書き直す
コピーではなく、自分の手で打ちます。
1回目は見ながら、2回目は半分隠して、3回目は何も見ずに。
3回目で詰まった場所が、自分がまだ握れていない部分です。
詰まった場所だけをメモしておくと、あとで自分の弱点の一覧ができあがります。
手順2|翌日に、日本語から自分で復元する
添削してもらった英文の「日本語の意味」だけを残しておきます。
翌日、その日本語を見て、英文を自分で書き起こします。
書けたら、前日の正解と並べて見比べます。
ここで一致しなくても問題ありません。
一致しなかった箇所が、あなたの英語のクセそのものです。
クセは指摘されて直るものではなく、自分で何度も見つけて、ようやく薄くなっていきます。
手順3|1週間後に、同じ日本語でもう一度添削させる
1週間後、同じ内容をもう一度自分で英語にして、AIに投げます。
このとき、前回の添削結果は見せません。
指摘の数が減っていれば、その分だけ身についています。
減っていなければ、その項目は手順1に戻します。
- ✓ 当日=直された文を3回書き直す
- ✓ 翌日=日本語から英文を復元して見比べる
- ✓ 1週間後=同じ内容をもう一度書いて、指摘の数を数える
添削の価値は、直された瞬間ではなく、この3回の往復のなかで生まれます。
AIを英語学習にどう組み込むかを、手を動かしながら学べる無料のウェブセミナーもあります。
用途別|AI英語添削の頼み方を場面で変える
同じ英文でも、出す場所が変われば正解が変わります。
ここでは、私がよく使う4つの場面で、頼み方の追加の1行を出しておきます。
SNSの返信|短さと軽さを指定する
SNSは、長い文がそれだけで浮きます。
追加の1行は「10語以内で、くだけた口語にしてください」。
語数を先に縛ると、AIは飾りを落として中身だけ残します。
語数の指定は、自然さを引き出すためのいちばん手軽な操作です。
メール|相手との関係を先に書く
メールは、堅すぎても、くだけすぎても事故ります。
追加の1行は「相手は初めて連絡する人です。丁寧さは中くらいで、堅くしすぎないでください」。
丁寧さに「中くらい」という段があることを伝えるのが要点です。
指定しないと、AIは上限まで丁寧にします。
独り言・日記|直しすぎを止める
英語で日記を書いている人は、添削の強さを下げたほうがいいです。
追加の1行は「意味が通じなくなる間違いだけ直してください。好みの範囲の言い換えは不要です」。
日記の目的は正しい英文を残すことではなく、英語で考える時間を増やすことだからです。
全部直されると、書く気そのものが削れます。
日常のやりとり|声に出せるかを基準にする
その場で口から出す英語は、書く英語とは別物です。
追加の1行は「声に出して言いやすい形にしてください。3語から7語くらいで」。
言いやすさを条件に入れると、返ってくる英文の見た目が変わります。
| 場面 | 追加する1行 | これで避けられる事故 |
|---|---|---|
| SNSの返信 | 10語以内・くだけた口語で | 長すぎて浮く |
| メール | 丁寧さは中くらいで | 他人行儀になりすぎる |
| 日記・独り言 | 意味が通じない間違いだけ直して | 直されすぎて続かない |
| 日常の会話 | 声に出しやすい3〜7語で | 覚えられない長文になる |
追加するのは毎回たった1行で、この1行が添削の出来のほとんどを決めます。
AI英語添削と人の添削は、どこで分けるか
AIがあれば人は要らない、という話にはなりません。
役割が違うからです。
AIに任せていいのは、量と速さが要る場所
AIの強みは、何度でも、何時でも、嫌な顔をせずに付き合ってくれることです。
同じ文を5回書き直して5回見てもらう、ということが平気でできます。
人に同じことを頼むのは、現実には難しい。
だからAIは、量をこなす場所に置くのがいちばん理にかなっています。
日記、SNSの返信、会話の前の下書き。
この3つは、全部AIで回して差し支えないと考えています。
人に見てもらうべきなのは、規則ではなく「空気」の部分
人に頼るべき場所は、はっきりしています。
- ✓ この言い方をされたら、相手はどう感じるか
- ✓ この場面で、その単語を本当に使うか
- ✓ 冗談として通じるか、それとも冷たく聞こえるか
- ✓ 世代や地域で、言い方が分かれるかどうか
この4つは、正解が1つに決まらない質問です。
正解が1つに決まらない質問を投げると、AIはもっともらしい1つを返します。
それが合っているかどうかは、投げた側には判断できません。
だからここだけは、生身の人に当てる価値があります。
身近に当てる相手がいないときの代わり
とはいえ、すぐ聞ける相手がいる人のほうが少ないはずです。
その場合の次善の手も書いておきます。
ひとつは、その英文をそのまま検索して、生の文章のなかで使われているかを見る方法です。
ニュースや解説記事ばかりが並ぶなら、書き言葉寄りの表現だと分かります。
もうひとつは、海外の動画やドラマのなかで、同じ場面を探して耳で確かめる方法です。
聞いたことがない言い回しは、自分の口からも出ません。
AI英語添削の結果が使えるかを、自分で見分ける3つの問い
人に当てられない日でも、自分で粗く判定する方法はあります。
私が使っている問いは3つです。
問い1|声に出して、言い切れるか
返ってきた英文を、そのまま声に出します。
途中で息継ぎが必要なら、会話には長すぎます。
言いにくい英文は、覚えられず、使われないまま消えます。
口に乗らない英文は、正しくても自分の英語にはなりません。
問い2|同じ内容を、半分の語数で言えるか
AIにそのまま聞いてしまうのがいちばん早いです。
「この文を半分の語数にしてください」と投げます。
半分にしても意味が変わらないなら、もとの文には飾りが入っていたということです。
日常会話では、その飾りが「よそよそしさ」として伝わります。
問い3|相手を変えても、同じ文で通るか
同じ英文を、友達に送る場合と、面識のない人に送る場合で比べます。
どちらでも違和感がないなら、それは真ん中に寄りすぎた無難な英語です。
よく書けている英語は、相手を変えると必ずどこかが不自然になります。
その不自然さこそが、場面に合っている証拠です。
AI英語添削でよくあるつまずきと、その場での直し方
ここまでの手順を回していると、だいたい同じところで止まります。
よく聞かれる3つに答えておきます。
添削されすぎて、自分の文が残らない
これは頼み方で止められます。
「元の文の構造は変えず、間違いだけ直してください」と先に書きます。
そのうえで、別案は③の枠にだけ入れてもらいます。
直しと書き換えを同じ枠に混ぜないことが、自分の文を守るコツです。
AIによって、返ってくる答えが違う
違って当たり前だと思ったほうがいいです。
文法の指摘が食い違うことは、私の手元ではほとんど起きません。
食い違うのは、決まって「自然な言い方」のほうです。
答えが割れたときは、短いほうを採用すると失敗が減ります。
これは現地で耳にする英語が、たいてい短いという実感からきています。
直された理由が、読んでも分からない
そのまま聞き返してください。
「中学生に説明するつもりで、例を2つ付けて言い直してください」と投げます。
説明の段を下げる指示は、AIがいちばん素直に聞いてくれるものの1つです。
それでも分からなければ、その項目は今は保留にします。
分からない指摘を無理に飲み込むより、分かる指摘を確実に身につけるほうが先です。
| つまずき | その場で足す1行 |
|---|---|
| 直されすぎる | 元の構造は変えず、間違いだけ直して |
| 答えが割れる | 短い言い方はどれか、理由も付けて |
| 理由が分からない | 中学生に説明するつもりで、例を2つ付けて |
| 硬くなりすぎる | 書き言葉ではなく、口語にして |
| 覚えられない | 同じ意味で、3語から7語の形にして |
AIを英語学習にどう組み込むかを、手を動かしながら学べる無料のウェブセミナーもあります。
AI英語添削を1週間に組み込む回し方
ここまでの話を、実際の1週間に落とします。
やることを増やすと続かないので、1日にひとつだけ置きます。
平日は「1日1文」でいい
その日に言いたかったのに言えなかったことを、1文だけ英語にします。
言えなかったことなので、自分にとって必要な英語であることが最初から分かっています。
教材から選んだ英文より、自分が詰まった英文のほうが、はるかに定着します。
その1文をAIに投げて、3点セットで返してもらいます。
ここまでで、かかる時間は5分もありません。
週末に、5日分をまとめて見直す
平日にたまった5文を、週末に並べます。
そして日本語の意味だけを見て、英文を自分で書き起こします。
5文のうち3文書ければ十分です。
書けなかった2文だけを翌週に持ち越すと、荷物が増えずに回り続けます。
月に一度、同じ文をもう一度出してみる
月末に、その月の1文目をもう一度自分で英語にします。
そのときの指摘の数が、1か月分の答えです。
- ✓ 平日=言えなかった1文をAIに投げて、3点セットで受け取る
- ✓ 週末=5文を日本語から復元し、書けなかった分だけ翌週へ回す
- ✓ 月末=月初の1文をもう一度書いて、指摘の数を比べる
添削の数ではなく、同じ間違いが減った数を見るのが、この回し方の芯です。
まとめ|AI英語添削は、直させ方で結果が変わる
最後に、この記事の要点をまとめます。
- ✓ AI英語添削が強いのは文法・語順・時制・冠詞。ここは安心して任せていい
- ✓ 弱いのは自然さ・場面の適不適・相手との距離感。条件を渡さないと計算に入らない
- ✓ 頼み方の基本形は「①直した文 ②直した理由 ③もっと自然な言い方」の3点セット
- ✓ 「ネイティブっぽくして」だけ投げると、硬くて長い英語が返ってくる
- ✓ アメリカ人のパートナーに当てた結果、文法の指摘は当たり、自然さの判断は外れることがあった
- ✓ 覚えるに変えるのは3手順。当日3回書き直す、翌日に復元する、1週間後にもう一度出す
- ✓ 場面ごとに追加する1行を変える。語数・丁寧さ・直しの強さの3つを指定すれば足りる
- ✓ 人に見てもらう価値があるのは、正解が1つに決まらない「空気」の部分だけ
AI英語添削で結果を分けるのは、使うAIの種類ではなく、こちらが何を渡したかです。
今日書く英文から、場面の1行を足すところだけでも試してみてください。
返ってくる英語が、いつもより短くなっていたら成功です。

コメント