
ユタカ英検4級の単語って、5級のときからどれくらい増えるん?
何をどう覚えたらええか、順番も知りたいわ
英検4級の単語は、公式が数を決めていないので、5級の単語を土台に、中学2年ごろまでの単語と熟語を出題の形に合わせて覚えるのが近道です。
- 4級のレベルは中学中級程度で、5級の中学初級程度から一段上がる
- 2026年度第1回の語句の問題15問では、熟語・決まった言い方が4問、文法の形が3問問われた
- 一次試験はマークシートなので、まずは見て・聞いて意味がわかる単語をふやす
単語帳は4級向けで音声と例文がついたものを1冊選び、何周もくり返すのがおすすめです。
英検1級を持つ英語講師の筆者が、日本英語検定協会の4級の試験内容と2026年度第1回の問題冊子、文部科学省の学習指導要領を読んで、この記事をまとめました。
この記事を読めば、4級の単語をどこまで、どんな順番で覚えればいいのかがわかるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
英検4級の単語は何語覚えればいい?数の目安
英検4級の単語の数について、日本英語検定協会は「何語覚えれば合格」という数を示していません。
そのかわりに、4級のレベルを中学中級程度としていて、出てくる場面や話題を公開しています。
| 目安にできる情報 | 内容 | 出どころ |
|---|---|---|
| 5級のレベル | 中学初級程度 | 日本英語検定協会 |
| 4級のレベル | 中学中級程度 | 日本英語検定協会 |
| 3級のレベル | 中学卒業程度 | 日本英語検定協会 |
| 小学校で扱う語 | 600〜700語程度 | 文部科学省 小学校学習指導要領 |
| 中学校で加わる語 | 小学校の語に1600〜1800語程度の新語を加えた語 | 文部科学省 中学校学習指導要領 |
この表から、4級の単語は「小学校の単語に、中学校で習う単語のうち前半から中ほどまでを足したくらい」と考えるとイメージしやすいでしょう。
数は筆者の目安
学習指導要領は中学校の3年間でふえる語の数を示していますが、学年ごとの数までは決めていません。
そのため筆者は、4級の単語を「何語」と決めるより、4級向けの単語帳1冊を土台にすることをすすめています。
単語帳を1冊仕上げて、知らない語を過去問で足していけば、4級の土台は十分にそろいます。
5級からの上がり幅
5級は中学初級程度、4級は中学中級程度なので、4級では5級より一段上の単語が加わります。
5級の単語がまだあやしい人は、5級の単語の見直しを先にすませてから4級の単語に進むと、とちゅうで止まりにくくなります。
5級の単語帳の最初の50語ほどを見て、すぐに意味がわかる語が多ければ、4級の単語帳から始めて問題ありません。
今の単語力を確かめる
4級の単語帳を開いたら、最初の50語のうち、意味がすぐにわかる語がいくつあるかを数えてみましょう。
5割をこえていれば、1周目はわりと早く進められるでしょう。
わかる語が少ないときは、試験までの残り日数を数えて、毎日のノルマを早めに決めておくことが大切です。



4級は5級から一段上がるんよ。
5級の単語があやしかったら、先に見直しとこな
英検4級の単語が問われる問題の形
次に、英検4級の単語がどの問題で問われるのかを、公式の試験内容から整理します。
| 技能 | 問題の形 | 問題数 | 単語とのかかわり |
|---|---|---|---|
| リーディング | 短文の語句空所補充 | 15問 | 単語・熟語・文法を直接問う |
| リーディング | 会話文の文空所補充 | 5問 | 会話の決まった言い方を問う |
| リーディング | 日本文付き短文の語句整序 | 5問 | 語の並べ方を問う |
| リーディング | 長文の内容一致選択 | 10問 | 掲示・Eメール・説明文を読む力を問う |
| リスニング | 3つのパート | 30問 | 聞いて意味がわかるかを問う |
リーディング35問、リスニング30問のどれも、単語がわからなければ答えにたどり着けません。
いちばん直接問われる15問
4級の単語力がもっとも素直に点数へあらわれるのは、大問1にあたる語句の空所補充15問。
1〜2行の英文のかっこにあてはまる語を、4択で選びます。
リーディング35問のうち15問がこの形なので、ここで点を取れるかどうかが合否に大きくかかわってくるはずです。
長文で単語の数がふえる
4級の長文の10問では、掲示・案内、Eメール(手紙文)、説明文の3種類の文が出ます。
5級にはなかった長文の問題が加わるので、1回の試験で目にする単語の数がぐっとふえるのが4級の特徴です。
長文で知らない単語に出会っても、前後の文から意味を予想して読み進める練習をしておきましょう。
リスニングは2回ずつ
4級のリスニングは3つのパートで30問あり、どれも2回ずつ放送されます。
ただ、つづりを見ればわかる語でも、耳で聞いたときに意味が浮かばなければ正解には届きません。
単語を覚えるときに音もいっしょに覚えておくことが、リスニングの点にも直結します。



4級から長文が出るんや!
読む量がふえるぶん、単語の力が大事になるんやね
英検4級の単語を過去問1回分で分けてみた
実際にどんな英検4級の単語が問われているのかを確かめるために、筆者が公式サイトの2026年度第1回の問題冊子と解答を読みました。
大問1の15問について、正解の語を品詞や働きで仕分けした結果をまとめました。
| 問われた内容 | 問題数 | 正解の語(筆者が分類) |
|---|---|---|
| ものの名前(名詞) | 4問 | eggs・country・contest・city |
| 動作(動詞) | 3問 | use・cut・share |
| ようすをあらわす語(形容詞) | 1問 | open |
| 熟語・決まった言い方 | 4問 | idea(I have an idea.)・think(think of)・for(Good for you.)・hear(hear about) |
| 動詞の形(文法) | 3問 | cheaper(比較級)・swam(過去形)・must(助動詞) |
15問のうち、名詞・動詞・形容詞の単語の問題が8問で、残りの7問は熟語・決まった言い方と文法の形でした。
決まった言い方が4問
「Good for you.」は「よかったね」、「What do you think of 〜?」は「〜をどう思う?」という、会話でよく使う言い方です。
どちらも1語の意味だけを知っていても、かたまりで覚えていないと自信を持って選べません。
ふだんから単語帳の例文に目を通し、前後の語ごと頭に入れておけば、こうした出題でも迷いにくくなるはずです。
文法の3問は4級の新しい形
文法の3問は、比較級・不規則な過去形・助動詞の must という、4級で新しく出てくる形が問われていました。
「swim」の過去形が「swam」になるように、形が大きく変わる動詞は、もとの形・過去形をセットで覚えておく必要があります。
こうした語は、単語としてではなく、文法の形といっしょに覚えるのが近道です。
1回分で決めつけない
ここで見たのは1回分だけなので、回によって名詞が多かったり、文法が少なかったりと内訳は変わります。
4級の過去問も公式サイトに3回分あるので、残りの2回も同じように仕分けると、4級らしい出かたがつかめるでしょう。
自分がまちがえた問題に色をつけながら仕分けると、弱いのが名詞なのか熟語なのかが一目でわかります。



15問のうち7問が熟語と文法なんよ。
単語だけやなくて、かたまりで覚えてな
英検4級の単語と熟語・文法はセットで覚える
英検4級の単語の勉強では、1語の意味に加えて、熟語や動詞の形もいっしょに覚えることが大切です。
2026年度第1回で実際に出た形を手がかりに、まとめて覚えたい表現を種類別に並べます。
| 種類 | 覚え方の例(筆者がまとめた例) |
|---|---|
| 会話の決まった言い方 | Good for you.・I have an idea.・That's a good idea. |
| 動詞+小さな語 | think of・hear about・look for・wait for |
| 不規則な過去形 | swim-swam・go-went・eat-ate・make-made |
| くらべる形 | cheap-cheaper-cheapest・big-bigger-biggest |
ここにあるのはごく一部なので、手もとの単語帳から同じ仲間を書き足して、オリジナルの一覧に育てていきましょう。
不規則動詞は表にする
過去形が -ed にならない動詞は、4級の文法問題でも長文でもよく出てきます。
もとの形と過去形を2列の表にして、毎日少しずつ声に出して読むと、形が自然と口から出るようになります。
リスニングでも過去形の音で話が進むことが多いので、音で聞いて過去形だとわかるところまで練習しておきましょう。
会話の決まり文句
リーディングの会話文の5問でも、会話の流れに合う一言を選ぶ問題が出ます。
誘いにこたえる言い方やお礼の言い方など、会話でよく使う文は、1語ずつではなく文のまま覚えておくのが近道。
丸ごと口になじませておけば、4つの選択肢を見たときに、自然な返事がすっと選べます。
並べかえは語順で覚える
日本文付きの語句整序の5問では、単語を正しい順番に並べる力が問われます。
2026年度第1回では、疑問詞で始まる過去の疑問文や、may や could を使ったお願いの文が出ていました。
単語帳の例文を声に出して読むときに、語の順番ごと覚える意識を持つと、並べかえの問題にも強くなります。



過去形は2列の表にして声に出すんやで。
並べかえは例文の語順ごと覚えたらええよ
英検4級の単語は話題ごとにまとめて覚える
英検4級の単語は、出てくる話題ごとにまとめて覚えると、思い出しやすくなります。
公式は、4級でよく出る場面と話題を次のように示しています。
- 場面:家庭、学校、地域(店や公共の施設をふくむ)、電話、アナウンスなど
- 話題:家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽
- 話題:食事、天気、道案内、自己紹介、休日の予定、近況報告、海外の文化など
5級の話題に「海外の文化」が加わっているので、ほかの国の行事や食べものの単語にもふれておきましょう。
話題別の単語の例
| 話題 | 覚えたい単語の例(筆者がまとめた例) |
|---|---|
| 学校 | contest・club・festival・subject・grade |
| 地域 | station・hospital・museum・library・city |
| 旅行 | country・airport・ticket・trip・visit |
| 食事 | eggs・cookies・restaurant・delicious・cut |
| 天気 | warm・cool・weather・snow・spring |
話題ごとの列を5語ずつ自分で足していくと、関連する語がつながって思い出しやすくなります。
掲示の単語をおさえる
長文の掲示・案内では、日時や場所、料金を知らせる文がよく使われます。
「open」「close」「free」「ticket」のように、お知らせでよく見る単語は、まとめて覚えておくと読むのが速くなります。
曜日・月・時刻の言い方も、掲示の問題では答えに直結するので、つづりと読み方の両方を確かめておきましょう。
自分のことで例文を作る
覚えた単語で、自分のことを言う短い文を作ってみるのも、記憶に残すよい方法です。
「I want to visit another country.」のように、自分に当てはめた文は、ただの例文より思い出しやすくなります。
4級にはスピーキングテストもあるので、自分のことを英語で言う練習は、その準備にもなるはずです。
スピーキングテストの流れは、英検4級のスピーキングテストの記事でくわしく紹介しています。↓





4級から「海外の文化」も話題に入るんやね。
自分のことで例文を作るのは楽しそうや
英検4級の単語帳の選び方と回し方
英検4級の単語を覚えるための単語帳は、たくさんの種類が出ています。
書名で選ぶより、4級の出題に合った作りになっているかを、次の5点で見くらべるのが筆者のおすすめです。
| 見るところ | あるとよいもの | 理由 |
|---|---|---|
| 対象の級 | 4級向け、または4級をふくむもの | 出る単語にしぼって覚えられる |
| 熟語 | 熟語や会話表現のページがあるもの | 決まった言い方の問題にそなえられる |
| 音声 | スマートフォンなどで聞ける音声 | リスニングにも使える |
| 例文 | 短い例文と、その日本語の意味 | 使い方と語順もいっしょに覚えられる |
| 文字の大きさ | 大きめで読みやすいもの | 小学生でも1人で開ける |
5点のうち外せないのは、音声が聞けることと、例文がそえてあることの2つです。
1冊を何周もする
4級の単語帳は、1冊にしぼって回数を重ねるほうが、何冊にも手を出すより定着します。
最初の周回は覚えきれなくても気にせず、最後のページまでたどり着くことだけを目指してください。
次の周からは、すぐに出てこなかった語にチェックを入れ、チェックがたまった語だけを重点的に回します。
1日の量の決め方
1日に新しく覚える単語の数は、試験日までの日数から逆算して決めるのがおすすめです。
たとえば単語帳の1周目を30日で終えたいなら、単語帳の語数を30で割った数が1日の目安になります。
新しい単語のほかに、前の日と3日前の分の見直しもあわせて行うと、覚えた単語が残りやすくなるでしょう。
書く練習はしぼる
4級の一次試験は、すべてマークシートで答える形で、単語を書く問題はありません。
そのため、最初から何回も書いて覚えるより、見て・聞いて・言えることを先に目指すほうが効率的です。
ただし3級からはライティングが加わるので、よく使う単語だけは、つづりを書く練習を少しずつ始めておくと安心です。
単語のほかの勉強の順番は、英検4級の勉強法の記事にまとめています。↓





4級はマークシートやから、書くより言えるのが先やで。
3級を見すえて少しずつ書く練習もしとこな
英検4級の単語を音で覚えるリスニング対策
英検4級の単語は、音で覚えておくとリスニングの点数にもつながります。
4級のリスニングは3つのパートで30問あり、どれも2回ずつ放送されるので、知っている単語が聞きとれれば落ち着いて答えられます。
まねして声に出す
音声を1回聞くたびに、同じ調子で口に出してみるのが、4級でもいちばん手軽な練習です。
口に出したことのある音は、放送の中でも聞きわけやすくなります。
「country」や「contest」のように、カタカナの読み方とちがう単語は、とくにていねいにまねしてみてください。
過去問の音声で確かめる
4級の過去問のページでは、3つのパートの放送音声とリスニング原稿が公開されています。
聞きとれなかった語は原稿で文字を確かめ、単語帳にのっていなければノートの「4級追加リスト」に書き足しておくのがおすすめ。
本番の音声で練習を重ねると、放送のスピードにも少しずつ耳がなじんでいきます。
話す練習で使う
単語は、自分の口で使った回数が多いほど忘れにくくなるものです。
ネイティブキャンプのようなオンライン英会話にはキッズ向けの英検5級から3級の対策コースがあるので、4級の単語を会話で使ってみる場にできます。
夕食のときに家族と英語で1つずつ質問し合うだけでも、思い出す回数はぐっと増えるでしょう。



声に出してまねするだけで、聞きとりにも効くんや!
家族と一言ずつ話すのもやってみたいわ
英検4級の単語に関するよくある質問
英検4級の単語について、よく聞かれる質問に答えます。
- 英検4級の単語は何語覚えれば合格できますか?
-
4級の合格に何語必要かという数は、日本英語検定協会からは出ていません。
筆者は、5級の単語を土台にして、4級向けの単語帳を1冊仕上げることをすすめています。
- 英検4級の単語は5級とどれくらいちがいますか?
-
5級は中学初級程度、4級は中学中級程度なので、5級より一段上の単語が加わります。
長文の問題も加わるので、1回の試験で目にする単語の数もふえます。
- 英検4級の単語はつづりまで書けないといけませんか?
-
4級の一次試験はマークシートで答える形なので、単語を書く問題はありません。
まずは見て・聞いて・言えることを目指し、3級を受ける予定がある人は、よく使う単語から書く練習を始めましょう。
- 英検4級の熟語はどのくらい大切ですか?
-
2026年度第1回の語句の問題15問のうち、4問が熟語や会話の決まった言い方の問題でした。
熟語や会話表現のページも、単語のページと同じ回数だけ回すようにしましょう。
- 英検4級の単語は1日何語覚えればいいですか?
-
公式が決めた数はないので、単語帳の語数を、1周目を終えたい日数で割って決めるのがおすすめです。
新しい単語のほかに、前の日と3日前の分の見直しも組みこみましょう。
- 英検4級の単語は小学生でも覚えられますか?
-
音声を聞いてまねする、話題ごとにまとめるなどの工夫をすれば、小学生でも少しずつ覚えていけます。
親が日本語を読み上げて子どもが英語で答えるクイズの形にすると、続けやすくなります。
- 英検4級の単語は過去問で覚えられますか?
-
過去問は、4級で単語がどう問われるかを知る材料として役に立ちます。
公式の過去問は3回分なので、単語帳で語いをそろえてから、確認用に使う順番が向いています。



小学生でも、クイズの形やったら続けやすいで。
親子でいっしょにやるのもおすすめや
英検4級の勉強をどこから進めるか知りたい方は、英検4級の勉強法は何から始める?5級との違いから決める順番にまとめています。
まとめ|英検4級の単語は熟語と文法の形までセットで覚えよう
英検4級の単語について、この記事のポイントをまとめます。
- 公式は4級の単語数を示していないので、5級の単語を土台に4級向けの単語帳を1冊仕上げる
- 2026年度第1回の語句の問題15問では、7問が熟語・決まった言い方と文法の形だった
- 不規則な過去形やくらべる形は、表にして声に出して覚える
- 「海外の文化」もふくむ4級の話題ごとに単語をまとめ、音といっしょに覚える
- 4級はマークシートなので、書くより先に聞いて言える状態をつくる
最初の一歩として、4級向けの単語帳を1冊に決めて、今日の分の音声を流すところから取りかかりましょう。
単語帳が1周したら、公式の過去問を解いて、覚えた語が大問1や長文でどう出てくるかを確かめてください。
こつこつ積み重ねた語の数が、そのまま4級の当日の安心につながります。



熟語と文法の形までセットで覚えよな。
まずは今日の分を声に出すところから始めてみてな
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あわせて読みたい記事も置いておきます。
5級の単語から見直したいときは、英検5級の単語の記事が参考になります。↓


4級のレベルや合格点は、英検4級のレベルや合格点をくわしく解説した記事で確認できます。↓


- 4級の過去問・試験内容(日本英語検定協会)
- 4級の試験内容(日本英語検定協会)
- 2026年度第1回 4級 問題冊子(日本英語検定協会)
- 2026年度第1回 4級 解答(日本英語検定協会)
- 小学校学習指導要領(平成29年告示)(文部科学省)
- 中学校学習指導要領(平成29年告示)(文部科学省)










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