英検準1級のライティング対策|要約と意見論述の書き方・採点基準・解答例

  • URLをコピーしました!

ⓘ PR観るだけで英語が上手くなる英語番組

イングリッシュブレークスルーなら、日本人の英語下手の原因を根本から解消する全4話を無料で観られます

ⓘ PRClaude Codeで自分専属の秘書・コーチを作りたい人へ

スタートAIの参加無料のウェブセミナーで、作り方が見つかります(37社のAI顧問・栗須俊勝さんのLIVE)

ユタカ

英検準1級のライティングって、何を何語で書くん?
採点のされ方も分からへんから、どこから手を付けたらええか迷うわ

回答
  • 英検準1級のライティングは要約(60〜70語)と意見論述(120〜150語)の2題
  • 意見論述はPOINTSから2つを選んで理由にし、序論・本論・結論の形で書く
  • 採点は内容・構成・語彙・文法の4つの観点で、問いに答えていないとすべての観点で0点になることがある
  • 時間はリーディングと合わせて90分なので、ライティング2題に合わせて40分ほどを残すのが目安

英検準1級のライティングの決まりと書き方を、英検1級を持つ英語講師の筆者が、日本英語検定協会の公式ページと過去問を確かめてまとめました。

この記事を読めば、2題の決まりごとから、本番で時間内に書き切るまでの手順がひととおりそろいます。

準1級そのもののレベルや合格点をまだつかめていない方は、英検準1級のレベルと勉強法の記事から読むと流れがつかめます。↓

目次

英検準1級のライティングとは|2題の形式・語数・試験時間

英検準1級のライティングは、一次試験の後半に出される要約1題と意見論述1題の英作文です。

日本英語検定協会は2024年度第1回から問題形式をリニューアルし、準1級のライティングに要約が加わって2題になりました。

項目要約(大問4)意見論述(大問5)
やること英文を読み、できるだけ自分の言葉で要約するTOPICについて自分の意見と理由を書く
語数60〜70語120〜150語(目安)
条件解答用紙A面の欄に書くPOINTSから2つを使う・序論・本論・結論の形
時間リーディングと合わせて90分リーディングと合わせて90分

語数と条件は、2026年度第1回の問題冊子の指示文と同じです。

要約は3段落の英文を60〜70語にまとめる

2026年度第1回の準1級では、水道水にフッ素を加える政策をテーマにした3段落の英文が出ました。

第1段落で政策の背景、第2段落で賛成する側の考え、第3段落で反対する側の心配、という流れの文章です。

このように背景→一方の意見→もう一方の意見と役割がはっきりした説明文が出ると考えておくと、本番で読み迷いません。

意見論述はTOPICとPOINTSが示される

意見論述では、問いの形のTOPICと、理由づけに使える4つのPOINTS(キーワード)が示されます。

2026年度第1回では、広告が人のお金の使い方に影響しすぎているかを問うTOPICが出ました。

POINTSのうち2つを選んで理由にするのが条件で、POINTSに無い理由だけで書くと条件を満たしません。

ユタカ

ライティングだけで2題もあるんやな。
思ってたより書く量が多いわ

英検準1級のライティングの採点基準|4つの観点とスコア

英検準1級のライティングは、協会が公開している4つの観点で採点されます。

内容・構成・語彙・文法の4観点

観点見られること(協会の説明の要点)
内容課題で求められた意見と、それに沿った理由が入っているか
構成英文の構成や流れが分かりやすく論理的か
語彙課題にふさわしい語彙を正しく使えているか
文法文の形にバリエーションがあり、正しく使えているか

協会は、理由を「安いから」「便利だから」で終わらせず、それが何につながるのか・具体的な例まで書くよう助言しています。

語彙と文法では、同じ語や同じ形の文をくり返さないことが求められています。

ライティングは750点満点

英検CSEスコアでは、準1級は技能ごとに750点が満点で、リーディング・リスニング・ライティングに均等に配分されています。

一次試験の合格基準スコアは3技能の合計で1792点です。

協会によると、準1級の合格者は各技能の正答率が7割程度の人が多かったとされています。

つまり、ライティングだけを捨てて読解とリスニングで取り返すのは難しく、2題とも書き切ることが合格の前提になります。

ねこりん

理由を書くだけやなくて、その先まで説明せなあかんで

英検準1級の意見論述の書き方|序論・本論・結論の型

英検準1級のライティングの意見論述は、指示文で序論・本論・結論の3部構成が求められています。

型を決めておけば、本番はTOPICに合わせて中身を入れるだけになります。

序論|立場をはっきり書く

序論では、TOPICに賛成か反対かを1文目で言い切ります。

2文目で、本論で使う2つの理由を予告しておくと、読み手に流れが伝わります。

本論|POINTSから2つを選んで1段落ずつ

本論は、理由1つにつき1段落で書くのが基本です。

各段落は「理由を言う文→説明や具体例→結果どうなるか」の3〜4文にするのがおすすめで、内容の観点で求められる説得力につながります。

協会は、意見と矛盾する理由や説明を書くと減点になると示しているので、賛成なら賛成の理由だけで固めます。

結論|意見を言い換えて締める

結論では、序論の意見を別の言い方でくり返し、2つの理由を短くまとめます。

新しい理由を結論で足すと構成がくずれるので、まとめに徹します。

STEP
TOPICの問いに印を付ける

TOPICが何を聞いているのか(賛否・可能性・必要性)を確かめます。

問いに答えていない答案は、すべての観点で0点になることがあります。

STEP
POINTSから書きやすい2つを選ぶ

具体例がすぐ浮かぶPOINTSを2つ選びます。

どちらの立場が書きやすいかも、このとき決めます。

STEP
日本語でメモを作る

序論・理由1・理由2・結論を、それぞれ日本語で1行ずつメモします。

理由ごとに「なぜ」「例えば」を1つずつ書き足すと、本論が埋まります。

STEP
英語で書く

メモの順に英語にします。

難しい言い回しより、正しく書ける表現を優先します。

STEP
見直す

語数・3単現のs・時制・冠詞を確かめます。

同じ語を何度も使っていたら、言い換えます。

ねこりん

型を先に決めとけば、本番は中身を入れるだけでええで

英検準1級の意見論述の解答例|自作のTOPICで書いてみる

ここでは、英検準1級のライティングと同じ形の自作の問題で、意見論述の解答例を示します。

TOPICとPOINTSは筆者が作ったもので、実際の試験問題ではありません。

TOPIC:Should the government do more to reduce plastic waste?

POINTS:Cost/Environment/Convenience/Business

解答例(137語)

I believe that the government should do more to reduce plastic waste. I have two reasons to support this opinion: the environment and business.

First, plastic waste causes serious damage to the environment. Much of it ends up in rivers and oceans, where it can harm fish and birds and remain for a very long time. Stronger rules, such as charging for plastic bags and packaging, would encourage people to change their daily habits.

Second, government action can create new business opportunities. If companies are required to use recyclable materials, firms that develop alternatives to plastic will have a chance to grow. This could lead to new jobs and support the economy in the long run.

In conclusion, for the sake of the environment and business, I think the government should take stronger action against plastic waste.

解答例のどこを見ればいいか

部分書いていること
序論(2文)賛成の立場と、使う2つのPOINTS(Environment・Business)
本論1(3文)環境への害→具体的な場所と生き物→対策で行動が変わる
本論2(3文)企業への義務→代わりの素材を作る会社が伸びる→雇用と経済
結論(1文)2つの理由をまとめて意見をくり返す

理由ごとに「何が起きるか」「その結果どうなるか」まで書いているのが、内容の観点で点を取るためのポイントです。

ユタカ

理由2つを、1段落ずつ説明していけばええんやな

英検準1級のライティングの要約問題の書き方

英検準1級のライティングの要約は、60〜70語という短さに3段落分の要点を入れる問題です。

段落ごとに1文を基本にする

3段落の英文なら、1段落あたり20語前後の1文にまとめると、60〜70語にちょうど収まります。

具体例や数字は外し、「何について」「どちらの立場が」「何を言っているか」だけを残します。

本文の文をそのまま写さない

指示文には「できるだけ自分の言葉で」とあるので、本文の文を書き写すのではなく、語や文の形を変えて書きます。

自分の意見は要約には入れません。

要約の5つの手順と言い換えの具体例は、英検1級の要約問題の書き方の記事で詳しくまとめています。↓

級が違っても手順は同じなので、語数を60〜70語に置き換えて使ってください。

ねこりん

要約は、段落ごとに1文って覚えとくとええで

英検準1級のライティングで使える表現

英検準1級のライティングでは、型ごとに決まった表現を持っておくと、書き出しで止まらなくなります。

序論と結論で使う表現

場面表現意味
意見を言うI believe that ~./I strongly agree that ~.~だと思う/~に強く賛成する
理由を予告するI have two reasons to support this opinion.この意見には理由が2つある
結論に入るIn conclusion,/For these reasons,結論として/これらの理由から
意見をくり返すI am convinced that ~.~だと確信している

本論で使う表現

場面表現意味
理由を並べるFirst,/Second,/In addition,まず/次に/さらに
例を出すFor example,/such as ~例えば/~のような
結果を言うAs a result,/This could lead to ~.その結果/~につながりうる
対比するOn the other hand,/While ~,一方で/~である一方

協会は同じ表現のくり返しを避けるよう助言しているので、各場面で2つずつ使い分けられるようにしておくと安心です。

ねこりん

場面ごとに2つずつ言い方を持っとくと安心やで

英検準1級のライティングで0点・減点になりやすい書き方

英検準1級のライティングには、協会が注意点として公開している書き方があります。

0点になることがある書き方

すべての観点で0点になることがある
  • TOPICの問いに答えていない(問いと違うことを書いている)
  • 全く関係のないTOPICについて書いていると判断された

例えば、ある服装が広まるかを問われているのに、その服の説明だけを書くと、問いに答えていないと判断されます。

減点されやすい書き方

書き方なぜ減点されるか
意見と矛盾する理由賛成と言いながら反対の理由が混じると、その理由が数えられない
理由に説明や例がない理由が1文で終わると説得力が足りない
問いと関係の無い内容論理に一貫性がないとして構成の点で減点されることがある
説明の無い日本語の単語英語以外の単語は、分からない人にも伝わる説明が要る

特に、賛成と反対の両方の理由を書く答案は、ていねいに見えて減点につながるので避けます。

ねこりん

両方の立場を書いたら、かえって減点されることもあるんよ

英検準1級のライティングの時間配分

英検準1級のライティングには始める合図がなく、リーディングと合わせた90分の中で自分で時間を割り振ります。

パート時間の目安考え方
語彙問題(18問)10分迷ったら先へ進む
長文読解(13問)35分内容一致は本文を先に読む
要約15分段落ごとの1文をメモしてから書く
意見論述25分メモ5分・書く15分・見直し5分
見直し5分マークの抜けと語数を確かめる

時間の目安は筆者の考えで、協会が決めたものではありません。

見直しの5分を最後に残す

英作文は書き終えた直後に、語数・3単現のs・時制だけでも見直すと、文法の観点の取りこぼしが減ります。

解答用紙の欄の外に書いた部分は採点されないので、はみ出していないかも一緒に確かめてください。

ライティングから先に解く手もある

読解に時間を取られて英作文が白紙になるのがいちばん痛いので、ライティングから先に解く人もいます。

どちらが合うかは、過去問を時間を計って解いてみて決めてください。

ユタカ

90分って長いと思ってたけど、割り振ったらぎりぎりなんやな

英検準1級のライティングの練習法

英検準1級のライティングは、書いた量と見直した量で伸び方が変わります。

過去問を時間を計って書く

協会のサイトでは、直近の過去問の問題冊子が公開されています。

まずは1回分の要約と意見論述を、合わせて40分で書いてみてください。

書いた答案を4観点で見直す

自分で見直すときのチェック
  • 1文目でTOPICへの答えを言い切っているか
  • POINTSを2つ使い、1段落に1つの理由になっているか
  • 理由のあとに説明や例が1〜2文あるか
  • 同じ語・同じ形の文が続いていないか
  • 語数が指定の範囲に入っているか

話して説明する練習も効く

意見と理由を口に出して英語で説明できるようになると、書くスピードが上がります。

準1級の二次試験でも、社会的な話題について自分の意見を言う質問が出るので、話す練習はそのまま面接の準備にもなります。

ねこりん

書くだけやなくて、話して説明する練習も役に立つで

英検準1級のライティングについてよくある質問

英検準1級のライティングは何語書けばいいですか?

要約は60〜70語、意見論述は120〜150語が目安です。

指定の範囲から大きく外れないように書いてください。

POINTSを使わずに書いてもいいですか?

指示文でPOINTSから2つを使うよう求められています。

POINTSに無い理由だけで書くと条件を満たさないので、必ず2つ選んでください。

賛成と反対の両方を書いたほうがいいですか?

協会は意見と矛盾する理由を書くと減点の対象になると示しています。

どちらか一方の立場で書くのが安全です。

ライティングは何点満点ですか?

英検CSEスコアで750点満点です。

リーディング・リスニングと均等に配分されています。

要約と意見論述はどちらを先に書くべきですか?

決まりはありません。

配点の重みは公開されていないので、時間が足りなくなりやすい方を先に書くのがおすすめです。

ユタカ

迷いやすいところが、これでだいぶ減ったわ

合格までの勉強の進め方を知りたい方は、英検準1級の勉強法|技能別の進め方と社会人が続けられる16週の計画にまとめています。

まとめ|英検準1級のライティングは型と時間配分で決まる

ポイント内容
形式要約(60〜70語)+意見論述(120〜150語)
意見論述の型序論(立場)→本論(POINTS2つ)→結論(言い換え)
採点内容・構成・語彙・文法の4観点
避けること問いに答えない・矛盾する理由・説明の無い理由
時間90分のうち英作文2題に40分ほど

英検準1級のライティングは、型を決めて練習すれば安定して点を取れるパートです。

まずは公式の過去問を1回分、40分を計って書いてみるところから始めてください。

ねこりん

まずは過去問1回分を、時間を計ってやってみてな

意見を英語で話す練習の場がほしい方は、予約なしで講師と話せるオンライン英会話を使う方法もあります。

\予約なしで今すぐ話せる/

24時間・予約不要で講師と英語で話す練習ができる

今だけ7日間の無料トライアル実施中・期間中はいつでも解約できる

⇧目次に戻る⇧

あわせて読みたい

英検準1級のレベルと勉強法の記事↓

英検1級の要約問題の書き方の記事↓

参考文献

ねこりん先生
ⓘ PRねこりんのおすすめ

読んで分かったら
次は観て慣れる番やで

観るだけで英語が上手くなる英語番組「イングリッシュブレークスルー」。全4話を、メールアドレスの入力だけで1分ですぐ観られるで。

全4話を無料で観る
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

海外在住歴15年、アメリカ在住の英語インフルエンサー「ねこりん」のライターチーム
ねこりんのフォロワー数:X 2.7万人・note 4,000人・Threads 2,300人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次