バラは rose。チューリップは tulip。ここまでは出てきます。
ところが「あじさい」「きんもくせい」「すみれ」となると、急に止まります。
ゆりねこりん先生、散歩中に花の話になったんやけど、名前が1個も出てけえへんかったわ。



花の名前はな、全部覚えんでええねん。「よう見る30個」と「名前が出てけえへんときの言い方」、その2つでいけるで。
わたしはアメリカのカリフォルニアに住んでいて、日常の英語はアメリカ人パートナーと話しています。
花の話は、天気と並んで当たり障りのない話題の定番です。名前をいくつか知っているだけで、会話のきっかけが増えます。
- 身近な花の名前30種の英語
- 花の部位や状態の言い方
- 名前がわからない花をどう説明するか
- 花屋・公園で使える例文
- 花の名前で気をつけたい落とし穴
身近な花の名前30種|英語一覧
よく見かける順ではなく、覚えやすいようにグループで並べます。
花束・贈り物でよく使う花
- バラ|rose
- カーネーション|carnation
- ユリ|lily
- ガーベラ|gerbera
- かすみ草|baby's breath
- ラン|orchid
- チューリップ|tulip
- ヒヤシンス|hyacinth
かすみ草の baby's breath は、直訳すると「赤ちゃんの息」です。英語らしい名づけ方で、覚えやすい語のひとつです。
春から夏に見る花
- 桜|cherry blossom
- 梅|plum blossom
- 菜の花|rapeseed blossom / canola flower
- すみれ|violet
- たんぽぽ|dandelion
- あじさい|hydrangea
- ひまわり|sunflower
- あさがお|morning glory
- ラベンダー|lavender
- デイジー|daisy
桜は cherry blossom です。cherry だけだと果物のさくらんぼを指すので、花の話をするときは blossom をつけます。
なお、花見の文化が知られてきたこともあり、sakura という語がそのまま通じる場面も増えています。
秋から冬に見る花
- コスモス|cosmos
- 菊|chrysanthemum
- 金木犀|fragrant olive / osmanthus
- 椿|camellia
- 水仙|daffodil / narcissus
- シクラメン|cyclamen
- ポインセチア|poinsettia
chrysanthemum は長くて言いにくい語なので、会話では mum と略されることがあります。
そのほかよく見る花
- 朝顔以外のつる性の花|climbing flower
- アヤメ・菖蒲|iris
- 芍薬・牡丹|peony
- マリーゴールド|marigold
- パンジー|pansy
- ゼラニウム|geranium
日本語では細かく分けている花が、英語では同じ語にまとまることがあります。芍薬と牡丹がどちらも peony になるのは、その例です。
花の部位・状態の言い方
- 花びら|petal
- つぼみ|bud
- 茎|stem
- 葉|leaf(複数形 leaves)
- とげ|thorn
- 根|root
- 花粉|pollen
- 香り|scent / fragrance
「咲く」「散る」をどう言うか
- The flowers are blooming.|花が咲いている
- The cherry blossoms are in full bloom.|桜が満開だ
- The petals are falling.|花びらが散っている
- The flowers have wilted.|花がしおれた
- The buds are opening.|つぼみが開きはじめている
「満開」は in full bloom です。ひとかたまりで覚えてしまうのが早いです。
名前がわからない花をどう説明するか
ここがいちばん実用的です。30種覚えても、知らない花のほうが多いからです。
名前が出てこないときは、色・大きさ・形・季節で説明します。
- What's this flower called?|この花、なんていう名前ですか
- It's a small purple flower.|小さい紫の花です
- It has a strong sweet smell.|強い甘い香りがします
- It blooms in early spring.|春の初めに咲きます
- It looks like a small sunflower.|小さいひまわりみたいな見た目です
最後の It looks like … はとても便利です。知っている花に例えるだけで、たいてい伝わります。



名前が出てけえへんときに黙るんが一番もったいないねん。「小さい紫の花」で十分通じるんやから。
花屋・公園で使える例文
花屋で
- I'm looking for a bouquet for a birthday.|誕生日用の花束を探しています
- Could you wrap it as a gift?|贈り物用に包んでもらえますか
- What flowers are in season now?|今はどんな花が旬ですか
- How long do these last?|これはどのくらいもちますか
- Do you deliver?|配達はしていますか
公園や散歩中に
- These flowers are beautiful.|この花、きれいですね
- They smell wonderful.|いい香りですね
- When do they usually bloom?|いつ頃咲くんですか
- We have this flower in Japan, too.|この花、日本にもあります
「いい香り」は smell good / smell wonderful のように、smell + 形容詞で言います。smell well は「嗅覚が優れている」という別の意味です。
花の名前で気をつけたい落とし穴
- cherry は果物。花は cherry blossom
- lotus(ハス)と water lily(スイレン)は別の花
- 日本語のカタカナ名が英語と違う花がある(例:キンモクセイは kinmokusei では通じない)
- 地域によって同じ花を別の名前で呼ぶことがある
- 花の色に込める意味は文化によって違う
最後の点は、贈り物のときに関係します。どの花や色がどんな場面にふさわしいかは国や文化で異なるため、贈る相手の文化に合わせて、迷ったら花屋に相談するのが確実です。
花の英語についてよくある質問
花の名前は何種類くらい覚えればいいですか
会話で困らない範囲なら、この記事の30種で足ります。それより、説明する言い方を覚えるほうが実用的です。
flower と blossom はどう違いますか
flower は花全般を指します。blossom は、果樹など木に咲く花を指すことが多い語です。
桜や梅が cherry blossom、plum blossom と呼ばれるのはこのためです。
花の名前は数えられますか
数えられます。a rose、two tulips のように使います。
ただし、群生している様子を言うときは the cherry blossoms のように複数形でまとめて表します。
学名を知っておく必要はありますか
日常会話では必要ありません。園芸の専門的な話をする場合を除いて、一般名で十分です。
まとめ|30種+説明の言い方で、花の話は乗り切れる
- 贈り物の花・春夏の花・秋冬の花で分けて覚えると整理しやすい
- 桜は cherry blossom。cherry だけだと果物
- 満開は in full bloom。ひとかたまりで覚える
- 名前が出てこないときは、色・大きさ・香り・季節で説明する
- It looks like … で知っている花に例えれば伝わる
- 花や色に込める意味は文化で違う。贈るときは花屋に相談する



散歩の途中で目に入った花を、1日1個だけ英語で言うてみ。それが一番はよ覚えるで。
まずは What's this flower called? を声に出して言ってみてください。









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