AI英会話アプリを選ぼうとして、比較サイトを何枚も開いたまま決められなくなる。
どれも「AIが添削します」「スピーキングが伸びます」と書いてあって、違いが読み取れないからです。
ゆりねこりん先生、TORAbitって他のアプリと何がちゃうんですか。値段だけ見たらどれも似たようなもんで。



ええとこ突いたなあ。値段で並べても差は出えへんねん。「1日で何回アウトプットできるか」で並べたら、いっぺんに順番が変わるで。
わたしはアメリカに住んでいて、家ではアメリカ人のパートナーと英語で話しています。
そのうえで日本の英語学習サービスを取材して記事にしているのですが、アプリ選びで失敗する人の共通点は「料金だけを横に並べて決めている」ことです。
先に立場をはっきりさせておきます。
わたしが自分のお金で受けたのはアクエス360回・シャドテン400回超・ENGLISH COMPANY MOBILE 6ヶ月の3つで、TORAbitも、この記事で比較する他のアプリも、わたしは受講していません。
ですからこの記事は、各社の公式サイトに書いてある内容だけを突き合わせた「調査記事」です。
- TORAbitと他のAI英会話アプリの料金を、公式表記のまま並べた表
- スピークバディ・スピフル・ELSA Speak・シャドテンとの中身の違い
- 比較するときに見るべき5つの物差し
- TORAbitが合わない人の条件
- 無料体験の日数と、解約でつまずきやすいポイント
TORAbitと他のAI英会話アプリはどう選ぶか|先に結論
結論から書きます。
「聞き取れないのを直したい」ならTORAbit、「会話の場数を踏みたい」ならスピークバディ、という分かれ方になります。
理由は、そもそも土台にしている練習法が違うからです。
TORAbitの公式サイトは、看板機能としてシャドーイング採点(シャドトラ)を一番上に置いています。
公式の説明は「ネイティブの英語が聞き取れない原因は音声変化。リスニング力向上に効果的なシャドーイングを5STEPでトレーニング」です。
つまり出発点が「音」にあります。
一方でスピークバディの公式サイトは、1,000以上のシーンの英会話学習と、ストーリー仕立てのレッスンを前面に出しています。
こちらは出発点が「会話の場面」です。
| こういう悩みなら | 候補 |
|---|---|
| 相手の英語が速くて聞き取れない | TORAbit(シャドーイング採点が中心) |
| 言いたいことが英語で出てこない | TORAbit・スピフル(瞬間英作文がある) |
| 会話のやり取り自体に慣れたい | スピークバディ(シーン別レッスンが厚い) |
| 発音そのものを直したい | ELSA Speak(発音矯正が看板) |
| 人にシャドーイングを見てもらいたい | シャドテン(人の添削が1日1回) |



なるほど。「何ができひんのか」から逆算するんですね。



そうそう。悩みが決まってへんまま料金表だけ見ても、そら決まらんて。
TORAbitの公式サイトでは全プランに7日間の無料体験が付いていて、AI英会話は無料体験中に3回まで試せると案内されています。
比較で迷うくらいなら、先に無料体験の枠だけ確保して、実際の音声の返り方を自分の耳で確かめるほうが早いです。
TORAbitの公式サイトで7日間の無料体験の中身を見てみる
TORAbitと他のAI英会話アプリの料金を並べて比較
まず数字を出します。
以下はすべて、各サービスの公式サイトに書かれている表記をそのまま写したものです。
| サービス | 1か月 | 長期プラン | 無料体験 |
|---|---|---|---|
| TORAbit | ¥3,436/月(¥3,780税込) | 6か月 ¥2,573/月(¥2,830税込)支払総額¥16,980(税込)/12か月 ¥2,121/月(¥2,333税込)支払総額¥28,000(税込) | 7日間 |
| スピークバディ | ¥3,980(税込/月) | 12ヶ月プラン ¥2,367(税込/月)/¥28,400/年 | 公式サイトに日数の記載なし |
| スピフル | 4,980円(税別)/5,478円(税込) | 12ヶ月プラン 月々3,483円(税別)/3,831円(税込)・総額41,800円(税別)/45,980円(税込) | 7日間(12ヶ月プランは9日間) |
| ELSA Speak | ¥3,380(税込) | 1年プラン ¥11,200(税込) | 公式サイトに日数の記載なし |
※2026-09-08時点・公式サイト調べ。最新は公式でご確認ください。
この表で先に言っておきたいことがあります。
税表記が各社でバラバラなので、そのまま縦に比べると誤解します。
スピフルだけは公式サイトが税別と税込を両方書いていて、TORAbitは¥3,436/月という表記と¥3,780(税込)という表記を並べています。
比べるときは税込の数字だけを拾って並べ直すのが安全です。
- 1か月あたり(税込)で並べると、TORAbit ¥3,780 → ELSA Speak ¥3,380 → スピークバディ ¥3,980 → スピフル 5,478円
- 長期プランの月あたり(税込)で並べると、TORAbit ¥2,333 → スピークバディ ¥2,367 → スピフル 3,831円
- ELSA Speakの1年プランは¥11,200(税込)という総額表記で、月あたりの計算方法が他社と揃っていない
12か月で契約したときの月あたりで見ると、TORAbitとスピークバディはほぼ同じ価格帯に並びます。
差額は月あたり34円で、ここで悩む意味はほとんどありません。
TORAbitとスピークバディを比較|練習の形が根本から違う
価格が並ぶ以上、この2つは中身で選ぶことになります。
TORAbitの公式サイトが挙げている機能は3つです。
- シャドトラ=シャドーイング採点し放題(5STEPで進む)
- フレトラ=AI添削付き瞬間英作文
- スピトラ=AI英会話(AIチューターとリアルタイムで会話)
対してスピークバディの公式サイトが挙げているのは、1,000以上のシーンの英会話学習、キーフレーズ・語彙・リスニング・発音学習、フリートーク機能、ストーリー仕立てのレッスン、文法や発音のフィードバックです。
並べると差がはっきりします。
TORAbitは「1本の英文を、音とスピードまで込みで自分のものにする」設計です。
対してスピークバディは「場面をひととおり回して、使える型を増やす」設計です。
| 観点 | TORAbit | スピークバディ |
|---|---|---|
| 看板の練習 | シャドーイング採点 | シーン別のAI英会話 |
| アウトプットの型 | 音読・瞬間英作文・AI会話の3本立て | 会話ロールプレイ中心 |
| 教材の量(公式表記) | 2,000本以上 | 1,000以上のシーン |
| フィードバック | 音声変化を可視化して採点 | 文法・表現・発音・抑揚 |
| 12か月の月あたり(税込) | ¥2,333 | ¥2,367 |
※2026-09-08時点・公式サイト調べ。最新は公式でご確認ください。
ここでひとつ、現地で暮らしていて実感していることを書きます。
日本の教室で通じていた人がアメリカに来て最初につまずくのは、語彙でも文法でもなく音のつながりで単語の切れ目が分からなくなることです。
相手は難しい単語を使っていないのに、リンキングと脱落で一続きに聞こえて、意味が取れなくなる。
TORAbitが「音声変化」を看板に置いているのは、この一番痛いところを狙っているからだと読めます。
公式サイトのシャドーイングは、教材を選ぶところからリスニング→オーバーラッピング→プロソディシャドーイング→コンテンツシャドーイングと段を踏み、最後にシャドーイングテストで採点される流れになっています。
採点のあとに理解度チェックと日本語訳の確認まで置かれているので、聞き流しで終わらない作りです。
シャドーイングは自己流でやると「なんとなく言えた気がする」で止まってしまうのが最大の落とし穴なので、この段組みは理にかなっています。
ちなみに公式サイトは、シャドーイングの採点回数が2023年12月から2026年7月までで40万回を突破したと公表しています。



わたし、まさにそれです。単語は知ってんのに、どこで切れてるか分からへんくて。



やったらシーンを増やすより先に、音を直す側から入るほうが順番として合うてるかもな。
TORAbitとスピフルを比較|瞬間英作文が重なる2つ
スピフルは、プログリット(PROGRIT Inc.)が運営するスピーキング特化のアプリです。
公式サイトが挙げている機能は「瞬間英作文」と「独り言英会話」の2つです。
TORAbitのフレトラも瞬間英作文なので、この2つは練習の型が正面からぶつかります。
ここで効いてくるのが料金差です。
スピフルの1ヶ月プランは公式表記で4,980円(税別)/5,478円(税込)、12ヶ月プランは月々3,483円(税別)/3,831円(税込)で総額41,800円(税別)/45,980円(税込)です。
TORAbitの12か月プランは¥2,121/月(¥2,333税込)・支払総額¥28,000(税込)なので、年間で見ると17,980円の差になります。
※2026-09-08時点・公式サイト調べ。最新は公式でご確認ください。
ただし金額だけで切ると判断を誤ります。
- スピフルの無料体験は7日間、12ヶ月プランを選ぶと9日間に延びる(公式表記)
- スピフルは「独り言英会話」でテーマに沿って1人で話す訓練がある
- TORAbitはシャドーイング採点が付く分、リスニング側もカバーする
- TORAbitのAI英会話は無料体験中は3回まで(公式表記)
言い換えると、アウトプット1本に絞るならスピフル、インプットとアウトプットを1つのアプリでまとめたいならTORAbitという整理になります。
TORAbitとELSA Speakを比較|発音を直したい人はどちらか
ELSA Speakは発音矯正を看板にしているアプリです。
公式サイトには、発音矯正のレッスンが7,100種類以上あり、発音・イントネーション・流暢さ・文法・語彙を分析すると書かれています。
料金は1ヶ月プランが¥3,380(税込)、1年プランが¥11,200(税込)という表記です。
※2026-09-08時点・公式サイト調べ。最新は公式でご確認ください。
ここは「直したいのが自分の口か、耳か」で分かれます。
ELSA Speakは、自分の発音がネイティブの音からどれだけずれているかを見る道具です。
TORAbitのシャドトラは、お手本の音を丸ごと真似して、その再現度を採点してもらう道具です。
似ているようで、鍛えられるものが違います。
| 目的 | 向く方 | 理由 |
|---|---|---|
| 単語1つの音を正確に出したい | ELSA Speak | 音素レベルの発音分析が看板 |
| 文が一続きに聞こえるのを直したい | TORAbit | 音声変化の可視化が看板 |
| 英作文もまとめてやりたい | TORAbit | フレトラとスピトラが同じ料金に含まれる |
TORAbitとシャドテンを比較|シャドーイングの採点はAIか人か
この比較だけは、わたしが片方を実際に受けています。
シャドテンには400回超の提出をしていて、これはプログリットが運営するシャドーイング添削サービスです。
公式サイトには「1日1回、24h以内に毎日必ず添削」「1日1回までの添削」「7日間無料トライアル」と書かれています。
ここがTORAbitとの一番大きな違いです。
シャドテンは人が音声を聞いて、どの音がどうずれているかを言葉で返してくれます。
その代わり1日1回という上限があります。
TORAbitは公式サイトで「シャドーイング採点し放題」とうたっていて、回数の上限を置いていません。
わたしが400回続けて分かったのは、シャドーイングは提出した回数がそのまま伸びに効くということです。
1日1回でも積み上がりますが、時間が取れる日に3回やりたくても増やせないのはもどかしさがありました。
- 人の耳で細かく直してほしい人=シャドテン
- とにかく回数を打ちたい人=TORAbit
- 両方の言い分があるので、無料体験の期間で自分の生活に合うほうを選ぶ
TORAbitと他アプリを比較するときの5つの物差し
ここまでの整理を、そのまま使えるチェック項目にします。
①1日に何回アウトプットできるか
回数制限のあるサービスと、上限のないサービスでは、同じ月額でも練習量が何倍も変わります。
月額を「1回あたりいくらか」に割り直すと、見え方が変わります。
②フィードバックが何を見ているか
発音の音素を見るのか、音声変化を見るのか、文法を見るのかで、直る部分が違います。
TORAbitは公式サイトで、リンキングや脱落といった音声変化を可視化すると説明しています。
③教材が自分の場面に合うか
TORAbitの教材は2,000本以上で、ビジネス(プレゼン・会議・交渉・電話対応)、日常会話(買い物・旅行・文化)、文法(文型・時制・品詞)、業界別(IT・医療・金融)に分かれていると公式サイトに書かれています。
自分が英語を使う場面がこの一覧にあるかを、申し込む前に見ておくと外しません。
④無料体験の日数と数え方
TORAbitの公式FAQには「無料期間は7日間で、申込日が1日目としてカウントされます」と明記されています。
申込日が1日目に入るので、体感では6日と少しです。
⑤解約の手順が分かれているか
アプリの契約でいちばん揉めるのが、解約の窓口が2つに分かれている場合です。
TORAbitの公式FAQでは、Web申し込みの解約はマイページから、iOSアプリ内課金の解約は端末のサブスクリプション設定から更新日の24時間前までに行うようにと案内されています。
アカウント削除では解約にならない点も、公式が名指しで注意しています。
TORAbitを比較して見えた弱点と、合わない人
良いところだけ並べても選ぶ役には立たないので、公式サイトに書いてある注意点を拾います。
まずWeb版とアプリ版でデータが引き継がれません。
公式FAQには「Web版とアプリ版の間で『お気に入り』や『学習履歴』などのデータ共有・引継ぎはできず、一部教材も異なります」と書かれています。
次に、申し込みの導線が2段階です。
Webでプランを申し込んでからアプリでアカウントを作り、申込完了メールに届く契約IDとパスワードで連携するという流れになります。
公式FAQも「プラン申込み時のご契約ID・パスワードではアプリにログインできません」とわざわざ書いています。
三つめは、問い合わせがメールだけという点です。
公式サイトには「当サービスは、お電話での対応は行っておりません」と書かれています。
- PCのブラウザで使い始めて、あとからアプリに移りたい人は要注意
- 設定でつまずいたときに電話で聞きたい人には向かない
- 人に直接コーチングしてほしい人にも向かない(アプリ単体のサービス)
- 推奨環境はiOS 17.0以上・Android 9.0以上なので、古い端末では動かない可能性がある
ネット上では「AI採点だから甘いのではないか」という声もあります。
この点については、公式サイトが特許第7659710号(2025年3月取得)を根拠として挙げているという事実だけを置いておきます。
公式サイトの説明は「音声認識技術と自然言語処理を融合した独自のシャドーイング評価アルゴリズム」で、2025年3月に日本国特許庁から特許を取得したというものです。
採点が甘いか厳しいかは、7日間の無料体験で自分の音声を1本入れてみれば数分で分かります。
比較記事の言い分よりも、自分の声で出た点数のほうが判断材料としては確かです。
TORAbitが比較で残る人|3つの条件
逆に、次の3つに当てはまる人はTORAbitが候補の最後まで残ります。
条件①「聞き取れない」が一番の悩み
相手が何を言っているか分からないと、そもそも会話練習が成立しません。
耳の側から入るサービスは意外と少ないので、ここは強みです。
条件②1つのアプリでまとめたい
シャドーイング・瞬間英作文・AI英会話を別々のアプリで契約すると、月額が3つ分になります。
TORAbitはこの3つが同じプランに全部入っていると公式サイトが書いています(全プランで「すべての機能を利用可能」)。
条件③1日5分から始めたい
公式サイトは「1日5分から気軽にできるビジネス英語トレーニング」を求める人を対象に挙げています。
参考書を買っても続かなかった人が、採点という形で毎日の結果が数字で残るのは続ける助けになります。



わたし、まさに参考書が積み上がってるタイプです。



そういう人こそ「点数が出る」やつが効くねん。まず7日間で自分に合うか見といで。
TORAbitの公式サイトで無料体験の申し込み画面を見てみる
TORAbitの比較でよくある質問
TORAbitはトライズやプログリットと同じ会社のサービスですか?
TORAbitを運営しているのはトライズ株式会社(TORAIZ Inc./代表取締役社長 三木雄信)です。この記事で比較したスピフルとシャドテンはPROGRIT Inc.のサービスで、別の会社です。
TORAbitの無料体験は何日ですか?
公式サイトには「全てのプランで 7日間の無料体験が可能!」と書かれています。公式FAQでは「無料期間は7日間で、申込日が1日目としてカウントされます」と説明されています。
無料体験でAI英会話も試せますか?
公式FAQには「無料体験期間中に3回までお試しいただけます。有料プランでは毎月ご利用いただけます」と書かれています。
スマートフォンがないとTORAbitは使えませんか?
公式FAQによると、Apple製品のPCならApp Storeからアプリをインストールでき、その他のPCではWebブラウザ版を使えます。ただしWeb版とアプリ版でお気に入りや学習履歴の引継ぎはできません。
解約はどこからしますか?
Web申し込みの場合はマイページから手続きします。iOSアプリ内課金の場合は、アカウント削除ではなく端末のサブスクリプション設定から更新日の24時間前までに手続きするよう公式FAQが案内しています。
法人でまとめて導入できますか?
公式サイトには法人コンソールで社員の学習進捗を一元管理できると記載があり、法人向けの案内ページが別に用意されています。条件は公式にお問い合わせください。
TORAbitと他のAI英会話アプリの比較まとめ
最後に、この記事で分かったことを畳んでおきます。
- 12か月で契約したときの月あたり(税込)は、TORAbit ¥2,333/スピークバディ ¥2,367でほぼ並ぶ
- 差は中身。TORAbitはシャドーイング採点が看板、スピークバディはシーン別会話が看板
- 瞬間英作文で重なるスピフルは、12ヶ月の総額で45,980円(税込)とTORAbitの¥28,000(税込)に差がある
- 発音そのものを直したいならELSA Speakという選択もある
- 人の添削がほしいならシャドテン、回数を打ちたいならTORAbit
- 弱点はWeb版とアプリ版でデータが引き継がれないことと、問い合わせがメールのみであること
比較記事をいくら読んでも、最後は自分の耳が音を返してもらったときの手応えでしか決まりません。
TORAbitもスピフルも7日間の無料体験があるので、同じ週に両方入れて比べてしまうのが一番早い方法です。
※料金は2026-09-08時点・各社公式サイト調べです。最新の金額とプラン内容は公式サイトでご確認ください。



2つ同時に無料体験って、そんな手があったんですね。



7日あるんやから使わな損やろ。合わんかったら期間内に止めたらええだけの話やで。









コメント