好きは英語で?likeとloveの違いと言い換え75本

好きを英語で言おうとすると、I like it. か I love it. のどちらにするかで止まる人が多いです。

日本語の「好き」は、food が好き、人として好き、恋愛として好き、を全部ひとつの言葉でまかなっています。

英語ではそこが分かれているので、選び方を間違えると意味が大きくずれます。

好きの英語は、物や事なら like、熱中しているなら love、人への恋愛感情なら have feelings for。この3分割が出発点です。

私はアメリカ・カリフォルニアに住んでいます。

こちらでは、料理にも映画にも天気にも I love it! と言います。

日本語の感覚だと大げさに聞こえますが、物に対する love はまったく重くありません。

重くなるのは、love の相手が人になったときだけです。

この記事では、好きの英語を対象ごとに分けて、そのまま使える65本をそろえました。物と人で言い方が変わる理由が、読み終わるころにはっきりします。

目次

好きの英語は対象で言い方が変わる

まず、何を好きなのかで整理します。

対象日本語英語
物・食べ物これ好きですI like this.
物に熱中これ大好きですI love this.
友達としていい人だと思うI like her as a friend.
恋愛として好きなんですI have feelings for her.
家族・恋人へ愛していますI love you.

いちばん危ないのが、人に対する I like you. です。友達として好き、という意味に受け取られることがあります。

告白のつもりで I like you. と言っても、相手が友情の話だと受け取る場合があるのです。

だから英語圏では、恋愛感情を伝えるときに別の言い方を使います。

代表的なのが I have feelings for you. です。

直訳すると「あなたに対して感情があります」で、恋愛以外の意味になりません。

逆に、物に対しては like も love も自由に使えます。

迷ったら、対象が人かどうかだけ確認してください。人以外なら、like も love も失敗しません。

好きの英語|物や食べ物が好きなときの12本

いちばん出番が多い、日常の「好き」です。

  • I like it. / 好きです。
  • I really like it. / かなり好きです。
  • I love it. / 大好きです。
  • I'm into it. / はまっています。
  • It's my favorite. / いちばん好きです。
  • I'm a big fan of it. / 大ファンです。
  • I can't get enough of it. / いくらでもいけます。
  • I'm obsessed with it. / 夢中です。
  • It's right up my alley. / まさに好みです。
  • I have a soft spot for it. / つい好きになってしまいます。
  • I enjoy it. / 楽しんでいます。
  • It's growing on me. / だんだん好きになってきました。

物に対する love は、日本語の「大好き」より軽い言葉です。初めて食べた料理にも、遠慮なく I love this! と言ってかまいません。

むしろ I like it. だけで止めると、少し物足りない反応に見えることがあります。

手料理を出してもらったときなどは、love を使ったほうが相手は喜びます。

It's growing on me. は、最初は好きではなかったものが好きになってきた状態です。

音楽や食べ物の話でよく使われる、便利な言い回しです。

I'm obsessed with it. は「執着」ではなく「夢中」の意味で日常的に使われます。悪い意味には取られないので安心してください。

好きの英語|恋愛感情を伝える10本

気持ちを伝えるときの、はっきりした言い方です。

  • I have feelings for you. / あなたのことが好きです。
  • I have a crush on you. / 気になっています。
  • I like you, more than a friend. / 友達以上に好きです。
  • I'm interested in you. / あなたに興味があります。
  • I can't stop thinking about you. / あなたのことばかり考えています。
  • I'd love to take you out. / 食事に誘いたいです。
  • I really enjoy spending time with you. / 一緒にいる時間が本当に楽しいです。
  • I'm falling for you. / 好きになりかけています。
  • I love you. / 愛しています。
  • You mean a lot to me. / あなたは大切な人です。

I have a crush on you. は、付き合う前の「気になっている」段階を表します。重すぎず、はっきり伝わる便利な形です。

crush は、まだ深い関係ではない片思いの状態を指します。

子どもから大人まで、幅広い年代が普通に使う言葉です。

I love you. は、英語圏でもかなり重い言葉です。

付き合ってすぐに言うと、相手が驚くこともあります。

一方で、家族や親しい友人には気軽に使われます。

同じ I love you. でも、恋人に言えば告白、家族に言えば日常のあいさつになります。関係によって重さが変わる言葉です。

好きの英語|友達として好きなときの9本

恋愛ではない、という線をはっきりさせたいときの言い方です。

  • I like her as a friend. / 友達として好きです。
  • She's a great person. / いい人です。
  • We get along really well. / とても気が合います。
  • I enjoy her company. / 一緒にいて楽しいです。
  • He's good people. / いいやつです。
  • I think highly of him. / 尊敬しています。
  • We're just friends. / ただの友達です。
  • I really value our friendship. / この友情を大切にしています。
  • She's like family to me. / 家族みたいな存在です。

友情だと伝えたいときは、as a friend を足すだけで誤解が消えます。この4語がいちばん確実な線引きです。

I enjoy her company. の company は「会社」ではなく「一緒にいること」です。

相手の人柄を褒める、上品な言い方になります。

He's good people. は文法的には奇妙に見えますが、口語で定着した言い方です。

「信頼できるやつ」という温かい評価を表します。

人を褒めるときは、like より具体的な言葉のほうが伝わります。great、kind、reliable のように中身を言うほうが喜ばれます。

好きの英語|趣味や活動が好きなときの10本

何をするのが好きか、を伝える形です。

  • I like cooking. / 料理が好きです。
  • I love to travel. / 旅行が大好きです。
  • I'm really into photography. / 写真にはまっています。
  • I enjoy reading. / 読書を楽しんでいます。
  • I'm passionate about music. / 音楽に情熱があります。
  • Running is my thing. / 走るのが自分に合っています。
  • I could do this all day. / 一日中でもやっていられます。
  • I've been getting into yoga. / 最近ヨガを始めてはまっています。
  • It's my happy place. / そこにいると落ち着きます。
  • I live for weekends. / 週末のために生きています。

like のあとは ing 形でも to 不定詞でもかまいません。I like cooking. と I like to cook. は、どちらも自然です。

細かく言えば、ing のほうが「行為そのものが好き」という響きになります。

ただ、日常会話でその差を気にする人はほとんどいません。

I'm into ~ は、今まさに熱中していることを表します。

自己紹介で使うと、話が広がりやすくなる便利な形です。

Running is my thing. の my thing は「自分らしいこと」という意味です。趣味を語るときにとても使い勝手のいい表現です。

好きの英語|好きではないと伝える9本

角を立てずに断るための言い方です。

  • It's not really my thing. / あまり得意ではないです。
  • I'm not a big fan. / そんなに好きではないです。
  • It's not for me. / 私には合いません。
  • I could take it or leave it. / どちらでもいいです。
  • I don't hate it. / 嫌いではないです。
  • It's just okay. / まあまあです。
  • I'll pass. / 遠慮しておきます。
  • I'm not into it. / 興味がないです。
  • I've never really gotten into it. / はまったことがないです。

I don't like it. は少し強い否定です。相手の好きなものを否定してしまうので、It's not my thing. に替えるのが大人の言い方です。

not my thing は「良し悪しではなく、私に合わないだけ」という含みを持ちます。

相手の価値観を否定しないので、どんな場面でも安全です。

I hate it. は、日本語の「嫌い」よりかなり強く響きます。

食べ物や人に対して使うと、きつい印象を残すので注意してください。

英語では、否定を弱める言い方がたくさん用意されています。強く言わないほうが、大人として扱われます。

好きの英語|相手の好みを聞く10本

自分から言うより、相手に聞く場面のほうが多いかもしれません。

  • Do you like it? / 気に入りましたか。
  • What do you think? / どう思いますか。
  • Are you into this kind of thing? / こういうのは好きですか。
  • What's your favorite? / いちばん好きなのは何ですか。
  • What kind of music do you like? / どんな音楽が好きですか。
  • Is this your kind of thing? / 好みに合いますか。
  • How do you like it so far? / 今のところどうですか。
  • What are you into these days? / 最近は何にはまっていますか。
  • Not a fan? / お好きではないですか。
  • Would you be up for it? / 気が向きますか。

How do you like it? は「どのくらい好きか」ではなく「どうですか」と感想を聞く形です。直訳すると意味を取り違えるので注意してください。

引っ越してきた人に How do you like it here? と聞けば「こちらはどうですか」になります。

新しい仕事や新居の話題で、とてもよく使われる言い方です。

What kind of ~ do you like? は、話題を広げるのに便利な型です。

music、food、movies のどれを入れても、そのまま会話が始まります。

Not a fan? は、相手の表情が曇ったときの短い確認です。

2語だけで「好きじゃないですか」と聞けるので、気まずさが残りません。

好みを聞く質問は、相手に気持ちよく話してもらうための入口です。自分の好きを語るより、聞くほうが会話は長く続きます。

好きの英語は強さの順番で選ぶ

同じ「好き」でも、言葉によって温度がまったく違います。

強さ表現目安
弱いIt's okay.嫌いではない
やや弱いI like it.好き
普通I really like it.かなり好き
強いI love it.大好き
とても強いI'm obsessed with it.夢中
最上級It's my favorite.いちばん好き

物に対しては、思っているより1段強く言うくらいがちょうどよく伝わります。日本語の控えめさをそのまま持ち込むと、興味がないように見えます。

プレゼントをもらったときに I like it. だけで終わると、少し冷たく響きます。

I love it, thank you so much! まで言って、ようやく普通の反応です。

ただし、人に対しては逆で、強く言いすぎると重くなります。

物は強め、人は慎重に。この一言で覚えておくと間違えません。

好きの英語でやりがちな間違い6つ

  • 告白で I like you. を使う=友達としての好意に受け取られることがある
  • 物への love を重いと思って避ける=反応が薄いと思われる
  • I don't like it. で断る=相手の好きなものを否定してしまう
  • I hate it. を軽い気持ちで使う=日本語の「嫌い」よりずっと強い
  • favorite に most を付ける=favorite だけで最上級
  • 人を褒めるのに like だけ=中身のある言葉のほうが伝わる

most favorite は、英語として重複しています。favorite にはすでに「いちばん」の意味が入っているからです。

複数挙げたいときは one of my favorites という形にします。

これなら「お気に入りのひとつ」という意味になり、無理がありません。

告白での I like you. は、文脈があれば通じます。

ただ、確実に伝えたいなら more than a friend を足すのが安全です。

恋愛の場面だけは、遠回しにせず言葉を足してください。英語では、察してもらうことを期待しません。

好きの英語を使う会話例

実際の流れの中で見ると、使い分けがはっきりします。

  • 料理を出された / Oh, I love this! What's in it?(これ大好きです、何が入ってるんですか)
  • 趣味を聞かれた / I'm really into photography lately.(最近は写真にはまっています)
  • 誘いを断る / Thanks, but it's not really my thing.(ありがとう、でもあまり得意ではなくて)
  • 友情を説明する / We're just friends, I like her as a friend.(ただの友達です)
  • 気持ちを伝える / I have a crush on you.(あなたのことが気になっています)
  • プレゼントに / I love it, thank you so much!(大好きです、本当にありがとう)

6つの場面で、like と love と crush と not my thing が使い分けられました。日本語ならすべて「好き」で済む場面です。

この差を埋めるコツは、口を開く前に対象を確認することです。

物なら遠慮なく love、人なら一度立ち止まる、これだけです。

好きの英語でよくある質問

好きの英語でlikeとloveはどう使い分けますか

対象が物や事なら、どちらを使っても問題ありません。

強く伝えたいときに love、控えめでよいときに like を選びます。

対象が人のときだけ、love が急に重くなると覚えてください。

好きの英語で告白するには何と言いますか

I have feelings for you. がいちばん誤解されません。恋愛以外の意味に取りようがない形だからです。

もう少し軽くしたいなら I have a crush on you. にします。

I love youは家族に使ってもいいですか

使います。アメリカでは、電話を切る前に家族へ言うのがごく普通です。

親子でも、きょうだいでも、日常のあいさつとして交わされます。

好きの英語をやんわり断るときは

  • It's not really my thing. / あまり得意ではないです。
  • I'm not a big fan. / そんなに好きではないです。
  • It's not for me. / 私には合いません。

どれも相手を否定しない形なので、安心して使えます。

好きの英語をチャットで短く書くには

love it や obsessed が単独で使われます。主語を省いても通じます。

仕事のチャットでは、I really like this approach. のように文の形で書くほうが無難です。

好きな食べ物を聞かれたら何と答えますか

My favorite food is ramen. のように favorite を使うのが定番です。

ひとつに絞れないときは One of my favorites is ramen. と言えば自然です。

好きの英語を子どもに教えるなら

I like it. と I love it. と It's my favorite. の3つから始めます。

アメリカの学校では、好きな理由まで一言足すことを早い時期から教えます。

好きの英語まとめ

最後に5本に絞ります。

  • 物が好き / I like it./I love it.
  • 熱中している / I'm really into it.
  • 友達として / I like her as a friend.
  • 恋愛感情 / I have feelings for you.
  • やんわり断る / It's not really my thing.

この5本があれば、日本語の「好き」が出てくる場面のほぼ全てをカバーできます。

好きの英語でいちばん損をするのは、物への love を遠慮してしまうことです。

日本語の感覚では大げさに思えても、英語では普通の反応です。

控えめに I like it. とだけ言うと、気に入っていないように見えてしまいます。

相手が何かをしてくれたときは、思い切って love を使ってください。

逆に、人に対しては一度立ち止まってください。love も like も、相手との関係によって意味が変わります。

もう一つ覚えておきたいのが、理由を一言足す習慣です。

英語では、好きと言ったあとに「どこが」を続けるのが自然な流れです。

I love it, the sauce is amazing. のように一言足すだけで、会話が続きます。

好きという言葉だけで止めると、そこで話が終わってしまいます。

頭で分かっていても、とっさに口から出るかどうかは別の話です。実際に声に出す回数だけが、この使い分けを体に入れてくれます。

実際の会話で選び分ける練習をするのが近道です。AI英会話で口に出して練習するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

海外在住15年|TOEIC920|パートナーはアメリカ人
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