もちろんを英語で言うとき、多くの人が of course を使います。
ところが of course は、使う場面によっては失礼になります。
もちろんの英語は、頼まれごとには Sure、確認には Of course、強く同意するなら Absolutely。この使い分けが要点です。
私はアメリカ・カリフォルニアに住んでいます。
of course が失礼になるのは「そんなの当たり前でしょう」という響きを持つことがあるからです。
なぜそうなるのかを、順番に見ていきます。
もちろんの英語は5種類|強さと丁寧さの表
| 英語 | 強さ | 向いている場面 |
|---|---|---|
| Sure. | 軽い | 頼まれごとへの返事 |
| Of course. | 中 | 当然だと確認するとき |
| Certainly. | ていねい | 接客、ビジネス |
| Absolutely. | 強い | 強く同意するとき |
| Definitely. | 強い | 確信を持って賛成 |
いちばん使い勝手がいいのは Sure. です。軽くて角が立たず、どんな相手にも使えます。
接客やビジネスでは Certainly. が最も安全です。
日本語の「かしこまりました」にいちばん近く、丁寧さが確実に伝わります。
もちろんの英語|of courseが失礼になる場面
of course には「言うまでもない」という含みがあります。
そのため、相手が知らなくて当然のことに使うと、ばかにしているように聞こえます。
- △ Is this seat free? — Of course. / 「当たり前でしょ」に聞こえうる
- ◯ Is this seat free? — Sure, go ahead. / 自然
- △ Can you explain again? — Of course. / 言い方次第で嫌味になる
- ◯ Can you explain again? — Of course! Happy to. / 一言足せば安全
of course を使うなら、そのあとに一言足すのが鉄則です。Of course! だけで切ると、冷たく響くことがあります。
逆に、相手が当然知っているべきことを確認したときは of course がぴったりです。
たとえば Do you know him? — Of course, we work together. のような場合です。
もちろんの英語|頼まれごとに答える7本
- Sure. / いいよ。
- Sure thing. / もちろん。
- Of course! / もちろん!
- Absolutely. / もちろんです。
- No problem. / 問題ないよ。
- You bet. / まかせて。
- Happy to. / 喜んで。
You bet. はアメリカでよく使われる口語で、「もちろん、まかせて」という気持ちのいい返事になります。
どれを使っても意味は通じますが、相手との距離で選ぶと自然になります。
初対面なら Sure. か Of course.、親しい相手なら You bet. や Sure thing. です。
もちろんの英語|強く同意する8本
- Absolutely! / まったくそのとおり!
- Definitely. / 間違いなくそうです。
- Exactly. / そのとおり。
- For sure. / 確かに。
- No doubt. / 疑いようがない。
- 100 percent. / 完全に同意です。
- Couldn't agree more. / 大賛成です。
- That's exactly what I was thinking. / まさにそう思っていました。
Couldn't agree more. は「これ以上同意できない」=最大限の賛成という意味です。否定形なのに強い肯定になる、ひっかけのような表現です。
会議で賛成を示したいときは、Yes. だけよりこの形のほうが伝わります。
日本語の「おっしゃるとおりです」にいちばん近いのは Exactly. です。
もちろんの英語|ビジネスで使う6本
- Certainly. / かしこまりました。
- Of course, I'll take care of it. / もちろん、対応いたします。
- Absolutely, we can do that. / もちろん可能です。
- By all means. / どうぞご遠慮なく。
- Certainly, right away. / かしこまりました、すぐに。
- That won't be a problem. / 問題ございません。
By all means. は「ぜひどうぞ」という許可の意味で、of course よりも丁寧に響きます。
メールで使うなら Certainly. か Of course. が無難です。
You bet. や Sure thing. は口語すぎるので、社外のメールでは避けてください。
もちろんの英語でやりがちな間違い
- Of course. を単独で連発=上から目線に聞こえることがある
- Of course not.=「もちろん違う」。強い否定なので使う場面を選ぶ
- Sure. を無表情で言う=気のない返事に聞こえる
- Certainly. を友達に使う=かたすぎて距離ができる
Of course not. は強い否定です。やわらかく否定したいときは Not really. や I don't think so. に置き換えてください。
もちろんの英語でよくある質問
もちろんの英語で一番安全なのはどれですか
Sure. です。軽すぎず重すぎず、どんな相手にも使えます。
丁寧にしたいときだけ Certainly. に切り替えれば、それで足ります。
もちろんの英語をチャットで書くには
Sure! や Of course! のように感嘆符を付けると、そっけなさが消えます。
文字だけのやりとりでは表情が見えないので、記号で温度を足すのが基本です。
もちろんと言ったあと何を足せばいいですか
- Sure, no problem. / もちろん、大丈夫。
- Of course, happy to help. / もちろん、喜んで。
- Absolutely, let me check. / もちろん、確認します。
- Certainly, I'll send it today. / かしこまりました、本日お送りします。
一言足すだけで、返事の印象がまるで変わります。
もちろんの英語は上司にも使えますか
使えます。Certainly. か Of course. を選べば失礼になりません。
もちろんの英語を日本語の感覚のまま使うと起きること
日本語の「もちろん」は、相手を安心させるための言葉です。
英語の of course は、相手が知っているはずだという前提を含みます。
この差が、思わぬすれ違いを生みます。
日本語の「もちろんです」を丸ごと of course に置き換えると、親切のつもりが上から目線になってしまうことがあります。
たとえば、初めて来たお客さんに Do you have a restroom? と聞かれたとします。
ここで Of course. と返すと「当然あるに決まっている」という響きになります。
正しくは Yes, it's right over there. のように、場所まで添えて答えます。
- ◯ Sure, it's down the hall. / 親切
- ◯ Yes, right this way. / 丁寧
- △ Of course. / 素っ気なく響く
つまり、of course は「同意」ではなく「当然」を表す言葉だと覚え直すと、使いどころがはっきりします。
もちろんの英語まとめ
最後に3本だけに絞ります。
- 頼まれごと / Sure.
- 仕事の場 / Certainly.
- 強く同意 / Absolutely.
この3本があれば、もちろんの英語で迷う場面はなくなります。
もちろんの英語は、単語そのものより、そのあとに何を足すかで印象が決まります。
Sure. だけで終えるか、Sure, no problem. まで言うかで、相手の受け取り方はまったく違います。
一語足す手間を惜しまないこと。これが、短い返事をあたたかくする唯一のコツです。
英語のやりとりで冷たいと思われる人の多くは、性格ではなく語数が足りていないだけです。
慣れてきたら、返事のあとに相手への質問をひとつ足してみてください。
Sure, what time works for you? のように聞き返すだけで、会話が自然に前へ進みます。
短い言葉ほど反射で出る必要があります。AI英会話で口に出して練習するのが早いです。

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