英語の形容詞とは?並べる順番と使い方を例文40本で解説

英語の形容詞は、単語を覚えるだけでは使いこなせません。

並べる順番、置く位置、語尾の形という3つのルールがあるからです。

英語の形容詞でつまずく原因は、語彙不足ではなく順番のルールを知らないことにあります。

私はアメリカ・カリフォルニアに住んでいて、日常的に英語で書く仕事をしています。

このルールは、ネイティブは無意識に使っていて、説明できる人はほとんどいません。

逆に言えば、明文化して覚えてしまえば、日本人でも正確に並べられるようになります。

目次

英語の形容詞とは何か|名詞を説明する言葉

形容詞は、名詞がどんなものかを説明する言葉です。

大きい、赤い、古い、面白い。これらはすべて形容詞です。

英語の形容詞には、置き方が2種類あります。

置き方
名詞の前に置く形容詞+名詞a big house
be動詞のあとに置く主語+be+形容詞The house is big.

この2つはどちらも正しく、伝えたいことによって選びます。名詞の前に置くと説明、be動詞のあとに置くと主張になります。

日本語では「大きい家」も「家は大きい」も、形容詞の形が変わりません。

英語も形は同じですが、置く場所が変わる点だけ意識してください。

英語の形容詞を並べる順番のルール

形容詞を2つ以上並べるとき、英語には決まった順番があります。

  • ① 意見・評価 / beautiful, nice, ugly
  • ② 大きさ / big, small, tall
  • ③ 古さ / old, new, young
  • ④ 形 / round, square
  • ⑤ 色 / red, blue, black
  • ⑥ 出身・材質 / Japanese, wooden, plastic
  • ⑦ 目的 / running(shoes), sleeping(bag)

この順番を崩すと、文法的に間違いではなくても、ネイティブには強い違和感を与えます。

具体例で見てみます。

  • ◯ a beautiful small old round red Japanese wooden box
  • × a wooden Japanese red round old small beautiful box

上は自然で、下は意味は分かっても不自然に響きます。

実際には3つ以上並べることは少ないので、意見が先、事実があと、とだけ覚えれば十分です。

英語の形容詞で-edと-ingを間違えない方法

日本人がいちばん多く間違えるのが、-ed と -ing の形容詞です。

意味
-ingそう感じさせる(物・出来事)The movie is boring.
-edそう感じている(人)I am bored.

感情を表す形容詞は、人が主語なら -ed、物が主語なら -ing。この一行で全部片づきます。

I am boring. と言うと「私はつまらない人間です」という自己紹介になります。

同じ型の組み合わせを並べておきます。

  • interested(興味がある)/ interesting(興味深い)
  • excited(わくわくしている)/ exciting(わくわくさせる)
  • tired(疲れている)/ tiring(疲れさせる)
  • surprised(驚いた)/ surprising(驚くべき)
  • confused(混乱している)/ confusing(分かりにくい)
  • satisfied(満足している)/ satisfying(満足させる)

この6組を覚えるだけで、日常会話の事故はほぼなくなります。

英語の形容詞|よく使う40語一覧

分類単語
大きさbig / small / huge / tiny / tall / short / wide / narrow
良し悪しgood / bad / great / terrible / awesome / awful / fine / poor
気持ちhappy / sad / angry / calm / nervous / excited / tired / relaxed
見た目beautiful / pretty / cute / ugly / clean / messy / bright / dark
性質easy / hard / cheap / expensive / fast / slow / heavy / light

形容詞は数を増やすより、この40語を確実に使えるほうが役に立ちます。日常会話の9割はこの範囲で足ります。

覚えるときは、必ず反対語とセットにしてください。

big と small、cheap と expensive のように対で覚えると、記憶に残りやすくなります。

英語の形容詞を強める・弱める言い方

形容詞は、前に副詞を置くことで強さを調整できます。

  • a little / 少し(a little tired)
  • kind of / なんとなく(kind of tired)
  • pretty / けっこう(pretty tired)
  • really / とても(really tired)
  • so / すごく(so tired)
  • extremely / 極めて(extremely tired)

会話でいちばん使うのは pretty です。「けっこう」に近く、断定を避けながら程度を伝えられます。

注意点が1つあります。

very は、すでに強い意味を持つ形容詞には使えません。

  • × very perfect / ◯ absolutely perfect
  • × very excellent / ◯ truly excellent
  • × very freezing / ◯ absolutely freezing

perfect や excellent はそれ自体が最上級の意味を持つので、very では強められません。

英語の形容詞でやりがちな間違い

  • a red big car=順番が逆。a big red car
  • I am boring.=I am bored. が正しい
  • very perfect=強められない形容詞
  • These are expensives.=形容詞に複数形の s は付かない
  • He is a kind.=名詞が抜けている。a kind person

形容詞に複数形の s を付けてしまうのは、日本人に多いミスです。英語の形容詞は、何が来ても形が変わりません。

英語の形容詞を比較の形に変えるルール

形容詞は、比べるときに形が変わります。

ここも日本人がつまずきやすいところですが、ルールは単純です。

音節比較級最上級
短い語(1音節)-er(bigger)-est(biggest)
長い語(3音節以上)more(more beautiful)most(most beautiful)
2音節語によるhappier / more careful

目安は語の長さです。短ければ -er、長ければ more。2音節のときだけ迷いますが、-y で終わる語は -ier になります。

不規則に変化する形容詞もいくつかあります。

  • good / better / best
  • bad / worse / worst
  • many, much / more / most
  • little / less / least
  • far / farther / farthest

この5組は使用頻度が非常に高いので、丸ごと覚えてしまってください。

なお、more と -er を両方つける more bigger のような形は誤りです。

英語の形容詞でよくある質問

英語の形容詞は名詞の後ろに置けますか

限られた場合だけ置けます。something や anything のあとは必ず後ろです。

something interesting、anything new のように、この語順が正解になります。

形容詞と副詞の見分け方は

名詞を説明するのが形容詞、動詞を説明するのが副詞です。多くの副詞は -ly が付きます。

She is a quick runner.(形容詞)と She runs quickly.(副詞)を比べると違いが分かります。

英語の形容詞をたくさん覚える必要はありますか

ありません。基本の40語を確実に使えるほうが、300語をうろ覚えするより役に立ちます。

英語の形容詞まとめ

最後に3つのルールに絞ります。

  • 並べる順番 / 意見が先、事実があと
  • 語尾 / 人は -ed、物は -ing
  • 強める / pretty と really を使い分ける

この3つを押さえれば、英語の形容詞で困ることはほとんどなくなります。

形容詞は、覚えた数より使い慣れた数がものを言います。

知っている40語を毎日使い回すほうが、新しい単語を増やすより確実に伝わるようになります。

実際に組み立てて話す練習をするのが近道です。AI英会話で口に出して練習するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

海外在住15年|TOEIC920|パートナーはアメリカ人
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