美味しいを英語で言おうとすると、ほぼ全員が delicious と言います。
間違いではありませんが、ネイティブが日常でいちばん使うのは delicious ではありません。
美味しいの英語でいちばん自然なのは、実は This is really good. です。delicious はやや大げさな響きを持ちます。
私はアメリカ・カリフォルニアに住んでいて、パートナーはアメリカ人です。
家でも外でも毎日食事の感想を言い合うので、その体感をもとに整理しました。
まずは強さの表から入ります。
美味しいの英語は強さで5段階に分かれる
| 英語 | 強さ | どんな場面 |
|---|---|---|
| Not bad. | ★ | 思ったより悪くない |
| It's good. | ★★ | 日常でいちばん多い |
| This is really good. | ★★★ | 素直なほめ言葉 |
| Delicious. | ★★★★ | はっきり美味しい |
| This is amazing. | ★★★★★ | 感動レベル |
家庭料理をほめるときは This is really good. がいちばん喜ばれます。delicious はレストランの料理や、初めて食べたものへの感想に向いています。
日本人が delicious を使いすぎてしまうのは、学校で最初にこの単語を習うからです。
毎回 delicious と言っていると、少し大げさで、かえって嘘っぽく聞こえてしまうことがあります。
逆に It's good. を使えるようになると、一気に自然になります。
美味しいの英語の言い換え15語|tasty・yummyの違い
| 単語 | ニュアンス | 使う相手 |
|---|---|---|
| good | ふつうに美味しい | 誰にでも |
| tasty | 味がしっかりしている | 誰にでも |
| yummy | 子どもっぽい、かわいい | 家族、親しい友達 |
| savory | 塩気があって旨い | 料理の説明 |
| rich | こってり、濃厚 | スープ、ソース |
| fresh | 新鮮 | 野菜、魚 |
| juicy | ジューシー | 肉、果物 |
| crispy | さくさく | 揚げ物、パン |
このほかにも、感想を細かく伝える語がいくつもあります。
- mouthwatering / よだれが出そう
- flavorful / 風味豊か
- heavenly / 天国のよう(大げさ)
- addictive / やみつきになる
- comforting / ほっとする味
- well-seasoned / 味付けがちょうどいい
- melts in your mouth / 口の中でとろける
yummy は大人の男性が使うと少し幼く聞こえることがあります。仕事の場では tasty か good を選ぶのが無難です。
美味しいの英語の例文20本【食べた瞬間・ほめる・レストラン】
食べた瞬間に言う(7本)
- Mmm, this is good. / んー、おいしい。
- Wow, that's really good. / わあ、すごくおいしい。
- This is so good. / これめちゃくちゃおいしい。
- I love this. / これ好き。
- That hits the spot. / 染みるわあ。
- I could eat this every day. / 毎日食べられる。
- This is dangerous. / やばい(うますぎて止まらない)。
That hits the spot. は「まさに今ほしかった味」という意味で、疲れているときの食事にぴったりの言い方です。
作ってくれた人をほめる(7本)
- You're a great cook. / 料理上手だね。
- Did you make this? It's amazing. / これ作ったの?すごい。
- This is better than the restaurant. / お店より美味しい。
- Can I have the recipe? / レシピ教えてくれる?
- Seconds, please. / おかわりください。
- You outdid yourself. / 今回は特にすごいね。
- Thank you for cooking. / 作ってくれてありがとう。
英語圏では、作った人に Can I have the recipe? と聞くのが最高のほめ言葉とされています。
レストランで使う(6本)
- Everything was delicious. / どれも美味しかったです。
- My compliments to the chef. / シェフに伝えてください。
- What do you recommend? / おすすめは何ですか。
- This is exactly what I wanted. / まさにこれが食べたかったです。
- The sauce is incredible. / このソースがすごいです。
- We'll definitely come back. / また来ます。
My compliments to the chef. は少し古風ですが、今でも高級店で通じる定番のほめ言葉です。
美味しいの英語で美味しくないときの言い方
正直に言いにくい場面こそ、言い方の技術が問われます。
英語では、否定するのではなく「自分の好みの問題にする」のが基本です。
- It's not really my thing. / 私の好みではないかな。
- It's a bit too salty for me. / ちょっと塩気が強いかも。
- I'm not used to this flavor. / この味に慣れていなくて。
- It's interesting. / 変わってるね。(遠回しの否定)
for me や my thing を付けるだけで、料理への批判ではなく自分の好みの話になります。これが角を立てない言い方の核心です。
ちなみに It's interesting. は、英語圏ではやんわりした否定として受け取られることが多い表現です。
本当に興味深いときは That's fascinating. のように別の語を使ったほうが誤解されません。
美味しいの英語でやりがちな間違い
- Delicious! を単独で連発=大げさに聞こえる。It's good. を混ぜる
- I am delicious.=「私は美味しい」になる。必ず It is 〜 にする
- taste good と tastes good=主語が単数なら s を忘れない
I am delicious. は本当によく起きる言い間違いで、聞いた相手は確実に笑います。主語は必ず食べ物にしてください。
美味しいの英語でよくある質問
美味しいの英語をSNSに書くには
So good. / Obsessed. / 10/10. の3つがよく使われます。
10/10 は「10点満点で10点」という意味で、写真に添えるだけで伝わります。
美味しいの英語で「まずい」ははっきり言っていいですか
よくありません。英語圏でも、作った人の前で bad や disgusting と言うのは強い侮辱にあたります。
どうしても伝える必要があるときは、前の章で挙げた not really my thing のように、自分の好みの話に寄せてください。
唯一の例外は、明らかに傷んでいるときです。そのときは This tastes off. と言えば、味の好みではなく安全の問題として伝わります。
美味しいの英語は飲み物にも使えますか
使えます。ただしコーヒーやお酒には delicious より good や smooth のほうが自然です。
smooth は「口当たりがなめらか」という意味で、コーヒー、ワイン、ウイスキーのどれにも使えます。
美味しいの英語で子どもに言うなら
Yummy! が定番です。子どもと話すときだけは、大人でも遠慮なく使えます。
美味しいの英語まとめ|今日から使う3本
ここまでを一度たたみます。
- ふだんの食事 / This is really good.
- はっきりほめる / This is delicious.
- 感動したとき / This is amazing.
この3本を強さ順に持っておけば、どんな食事の場面でも言葉に詰まりません。
美味しいの英語でいちばんもったいないのは、delicious しか知らないせいで、毎回同じ強さの感想になってしまうことです。
家庭料理に amazing を連発すれば大げさに聞こえますし、記念日のレストランで good だけだと物足りなく響きます。
強さを合わせるという一点だけ意識すれば、単語の数はそれほど要りません。
そのうえで、tasty や juicy のような具体的な語を1つ足すと、感想が一気に立体的になります。
味の感想は一瞬で出てこないと意味がありません。AI英会話で口に出して練習するのが近道です。

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