
ユタカ非ネイティブの英語って、やっぱり恥ずかしいん?
ネイティブみたいに話せへんと通じへん気がするわ
非ネイティブの英語は、恥ずかしいものではありません。
英語を話す人の数を一次データで数えると、英語が母語ではない人のほうがずっと多いからです。
- 英語を話す約15億2,800万人のうち、母語の人は約3億9,000万人
- 残りの約4人に3人は非ネイティブ(計算値)
- ヨーロッパの語学の基準は、ネイティブ並みを目標にしないと明記
- 大事なのは訛りのなさより相手に通じるか
- 通じるコツは短い文・やさしい単語・聞き返し
筆者が、Ethnologue・British Council・欧州評議会の資料を確かめてまとめました。
この記事を読めば、訛りや間違いを気にしすぎずに、通じる英語で話し始める準備ができます。



英語を使う人の大半は、英語が母語やない人なんよ
みんな自分の訛りのまま話してるで
非ネイティブの英語は恥ずかしくない|話す人の約4人に3人が非ネイティブ
非ネイティブとは、英語を母語としない人のことで、英語ではnon-native speakerと言います。
日本では「ノンネイティブ」とも呼ばれ、学校や仕事で英語を身につけて使う人がこれに当たります。
| 言語 | 話す人の合計 | 母語で話す人 |
|---|---|---|
| 英語 | 15億2,800万人 | 3億9,000万人 |
| 中国語(標準語) | 11億8,400万人 | 9億9,000万人 |
| ヒンディー語 | 6億900万人 | 3億4,500万人 |
| スペイン語 | 5億5,800万人 | 4億8,400万人 |
「話す人の合計」は母語の人に加え、第二言語・第三言語として話す人も数えた数字です。
英語は母語の人だけなら3番目ですが、第二言語として話す人まで数えると世界でいちばん話されている言語になります。
英語の非ネイティブは約11億人
表の数字から引き算すると、英語を母語以外で話す人は約11億3,800万人になります。
割合にすると約74%で、英語を話す人のおよそ4人に3人は非ネイティブという計算です。
中国語は話す人の8割以上が母語の人なので、英語は母語でない人に支えられていることが特に目立つ言語と言えます。
Ethnologueは、英語が話されている国の数を188か国としています。
British Councilの推計では4対1
イギリスの公的な国際文化交流機関であるBritish Councilも、2013年の報告書で同じ傾向を示しました。
| 項目 | 報告書の記述 |
|---|---|
| 英語を実用レベルで話す人 | 約17億5,000万人(世界の4人に1人) |
| 非ネイティブと母語の人の比率 | 推計で約4対1 |
数字が合わないのは、数えた年と「話せる」とみなす基準が違うからです。
どちらの資料でも、英語を話す人の多数派は非ネイティブという点は変わりません。



ネイティブの英語は、実は「少数派の英語」なんやね
非ネイティブの英語はネイティブ並みを目指さなくてよい|CEFRの考え方
語学のレベルを6段階で示すCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)も、ネイティブ並みを目標にしていません。
欧州評議会が2020年に出した最新版では、最上位のC2でさえ理想化された「ネイティブ話者」とは関係がありません。
発音の基準は「通じるか」に変わった
2001年版の発音の基準は、ネイティブを暗黙の目標にしていて現実的でないとして、作り直されました。
新しい基準では、相手がどれだけ楽に聞き取れるかがレベルを分ける大事な点になっています。
The focus on accent and on accuracy instead of on intelligibility has been detrimental to the development of the teaching of pronunciation.
(訳)通じやすさではなく訛りと正確さばかりに注目してきたことが、発音の教え方の発展を妨げてきた。
訛りが残っていても上級になれる
| レベル | 発音の記述(要約) |
|---|---|
| C2 | ほかの言語の訛りが残っていても、通じやすさには全く影響しない |
| C1 | 訛りが目立つことはあっても、通じやすさには影響しない |
| B2 | 訛りはほかの言語の影響を受けやすいが、通じやすさへの影響はほとんどない |
つまり、訛りがあることと英語が上手なことは、両方同時に成り立つということです。
非ネイティブの英語で目指すのは、訛りを消すことではなく相手に通じる言い方を身につけることになります。



ヨーロッパの語学の基準でも、ネイティブ並みは目標にしてへんねん
見られてるのは、相手が楽に聞き取れるかどうかやで
非ネイティブ同士で通じる英語の話し方のコツ7つ
非ネイティブどうしの会話では、お互いに英語が母語ではないので、伝わりやすさを優先した話し方が向いています。
ここでは、今日から試せるコツを7つにまとめました。
1. 短い文で1つずつ言う
長い文を1回で言おうとすると、途中で文法が崩れて相手も迷いやすくなります。
「I went to the station. It was crowded.」のように、1文に1つのことだけを入れると伝わりやすくなります。
2. やさしい単語を選ぶ
難しい単語より、中学で習うようなやさしい単語のほうが、母語の違う相手にも届きます。
使う単語を1,500語にしぼったグロービッシュという考え方もあります。↓


3. たとえ話や決まり文句を避ける
ネイティブ向けの言い回しは、非ネイティブの相手には意味が伝わらないことがあります。
| 避けたい言い方 | 意味 | 通じやすい言い方 |
|---|---|---|
| It’s a piece of cake. | 簡単だ | It’s easy. |
| I’m on the fence. | まだ決めていない | I haven’t decided yet. |
| Let’s touch base. | また連絡を取り合おう | Let’s talk again. |
4. 大事な単語をはっきり言う
速く話すより、名詞や数字など大事な単語をゆっくりはっきり言うほうが通じます。
文の全部をていねいに言う必要はなく、相手に届いてほしい言葉だけ強めれば十分でしょう。
5. 分からないときは聞き返す
聞き取れなかったときに分かったふりをすると、話が食い違ったまま進んでしまいます。
| 場面 | 聞き返しの英語 |
|---|---|
| もう一度言ってほしい | Sorry, could you say that again? |
| ゆっくり話してほしい | Could you speak a little more slowly? |
| 意味を確かめたい | Do you mean …? |
| 言葉の意味を聞きたい | What does … mean? |
相手の話に合わせる短い返事は、英語の相槌の打ち方をまとめた記事で場面ごとに紹介しています。↓


6. 数字と名前は確かめる
時間・金額・人の名前は聞き間違えると困るので、繰り返して確かめるのが安全です。
「So, three o’clock, right?」のように言い直したり、メモや画面に書いて見せたりすると間違いが減ります。
7. 間違えても最後まで言い切る
文法を気にして途中で止まるより、多少の間違いがあっても最後まで言い切るほうが相手は意味を取りやすくなります。
通じなかったら別の単語で言い直すと決めておけば、話すことがこわくなくなるはずです。



非ネイティブどうしは、お互いさまやからね
聞き返すのも言い直すのも、ふつうのことやで
非ネイティブの英語で気をつけたい点
非ネイティブの英語でよいといっても、何でも通じるわけではありません。
- ほかの言語の影響が強すぎると、相手に聞き取る努力をしてもらう必要が出る
- 試験や仕事の書類では、標準的な文法とつづりで書く
- ネイティブが相手のときは、速さや言い回しに慣れる練習も要る
CEFRのA2の段階では、ほかの言語の影響が強いと通じにくくなり、相手の協力が要ります。
「訛りがあってよい」と「通じなくてよい」は違うので、通じるところまでは発音も練習しておきたいところです。
母音と子音の練習は、発音記号の覚え方をまとめた記事の順番で進められます。↓





恥ずかしがらんでええけど、通じる練習はちゃんとせなあかんってことやね



訛りがあるのと、通じへんのは別の話やで
ここの線引きだけ押さえといてな
非ネイティブの英語を話す練習を始める方法
非ネイティブの英語は、ひとりで声に出す練習と、人の前で話す練習を組み合わせると身につきやすくなります。
ひとりの練習は、英語のひとりごとの練習方法の手順で1日10分から始められます。↓


人の前で話す練習をしたい人は、スピークアップの無料体験セミナー(英語脳速習ウェブセミナー)で体験できます。
インド出身のサチン・チョードリーさんが開発に関わった講座の入り口で、少ないフレーズを使い回して話す練習を講師と声を出して試せます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 参加費 | 無料 |
| 形式 | Zoom(カメラと声を出して参加) |
| 時間 | 約2時間 |
| 定員 | 1回10名 |
終わりに有料のベーシックコース(税込250,000円)の案内があり、申し込みは任意です。
当日の流れは、スピークアップの無料体験セミナーの記事で紹介しています。↓


\話す練習から始めたい人へ/
カメラと声を出して参加する形式
参加無料・特典動画5本つき



ひとりの練習と人前の練習、両方そろうと身につくのが早いで
まずは1日10分のひとりごとからやってみ
非ネイティブの英語についてよくある質問
- 非ネイティブとノンネイティブは同じ意味ですか?
-
同じ意味です。
どちらも英語のnon-native speakerのことで、英語を母語としない人を指します。
- 世界で英語を話す人のうち、非ネイティブは何割ですか?
-
Ethnologueのグラフでは英語を話す人が15億2,800万人、母語の人が3億9,000万人でした。
引き算すると約74%が非ネイティブです。
- 非ネイティブの英語は失礼になりませんか?
-
失礼にはなりません。
英語を話す人の多数派は非ネイティブで、ヨーロッパの語学の基準もネイティブ並みを目標にしていません。
- 訛りは直したほうがいいですか?
-
訛りを消す必要はありません。
欧州評議会の基準でも、相手に通じるかどうかが発音のレベルを分ける点になっています。
- 非ネイティブどうしで通じやすい話し方は?
-
短い文で1つずつ言い、やさしい単語を選び、分からないときは聞き返すことです。
数字や名前は繰り返して確かめると安全です。



非ネイティブとノンネイティブ、どっちの言い方でも意味は一緒やで
まとめ|非ネイティブの英語は通じることを大事にすればよい
- 英語を話す人の約4人に3人は非ネイティブ(Ethnologueの数字からの計算)
- British Councilの推計でも非ネイティブが約4倍
- CEFRはネイティブ並みを目標にしない
- 話すコツは短い文・やさしい単語・聞き返し
- 訛りはあってよいが、通じるところまでは練習する
非ネイティブの英語で話す練習は、無料のウェブセミナーで声に出して試すと始めやすいです。
\まずは無料で1回だけ試す/
Zoomで参加・約2時間
参加無料・特典動画5本つき
※話す人の数はEthnologue・British Councilが公開している数字です。
やさしい単語で話せるかが気になる人は、中学英語で英会話はできるかをまとめた記事もあわせて読んでみてください。↓












コメント