ENGLISH COMPANY と検索すると、候補に「怪しい」が並びます。
広告でよく見かけるのに、料金がぱっと出てこない。だから疑われる、という順番です。
ゆりねこりん先生、ENGLISH COMPANY って怪しいんですか? 値段が全然わからへんくて怖いんですけど。



怖いのは値段が見えへんからやろ? ほな公式に書いてある数字を、ぜんぶ表に出したろか。
わたしはアメリカに住んでいて、家ではアメリカ人のパートナーと英語で話しています。
英語サービスの取材を続けていると、「怪しい」と言われるサービスの多くは、価格が高いのに価格ページが遠いという共通点があります。
この記事では、ENGLISH COMPANY の公式サイトに実際に書かれている数字だけを並べます。
先にお断りしておくと、わたしは本家の ENGLISH COMPANY には通っていません。ですから体験談は書きません。書くのは公式の記載と、公開されている情報の読み方だけです。
- ENGLISH COMPANY が「怪しい」と言われる理由の正体
- 公式サイトに載っている全コースの料金(税込)
- 1コマあたりに割り直したときの見え方
- 30日間返金保証の細かい条件
- 教育訓練給付制度で実際に戻る金額
- 向いている人と、やめておいたほうがいい人
ENGLISH COMPANYは怪しいのか?結論から
結論を先に書きます。
ENGLISH COMPANY は怪しいサービスではありません。ただし、料金は英語学習サービスの中でかなり高い部類に入ります。
運営会社は登記情報が公開されている法人で、公式サイトには全コースの料金が税込で明記されています。
拠点の住所も、返金の条件も、給付制度の対象コースも、公式サイトの中に文章として置かれています。
つまり「情報を隠している」タイプの怪しさは見当たりません。
一方で、パーソナルトレーニングコースは入会金を含めると60万円を超えます。この金額を見て「詐欺ではないか」という声が出るのは、正直なところ自然な反応だと思います。
| 疑われている点 | 公式サイトを見た結果 |
|---|---|
| 料金を隠している | 全コースの税込金額が掲載されている |
| 運営会社が不明 | 会社名・所在地・代表者が公開されている |
| 返金に応じない | 条件つきの30日間返金保証の規定がある |
| 効果の根拠がない | 「最大3.8倍」の表現あり。ただし条件の読み方が必要 |



ほな、なんでみんな「怪しい」って打つんやろな。
ENGLISH COMPANYが「怪しい」と言われる5つの理由
検索の候補に「怪しい」が出る理由は、だいたい5つに整理できます。
理由1|金額の桁が英会話スクールと違う
月額数千円のオンライン英会話に慣れていると、60万円台という数字は現実感がありません。
桁がひとつ違うものを見たとき、人はまず「何かの間違いか、罠か」と考えます。
理由2|広告の露出が多い
広告で何度も見かけるサービスは、それだけで身構えられます。
ただし広告を出していること自体は、良し悪しの判断材料になりません。中身とは別の話です。
理由3|「3.8倍」という数字が独り歩きしている
公式サイトには、独学と比べて TOEIC スコアの伸び率が最大3.8倍という表現があります。
この「最大」という言葉が落ちた形で拡散すると、誰でも3.8倍になると誤解されます。そして期待とのズレが不信になります。
理由4|英語コーチングという業態がまだ新しい
「英語を教える」のではなく「学習の設計と管理をする」業態は、日本ではまだ歴史が浅いものです。
何にお金を払っているのかが直感的に分かりにくいぶん、「金の無駄ではないか」という声も出やすくなります。
理由5|比較記事が多すぎて情報が古い
英語コーチングは比較記事が非常に多いジャンルです。
その結果、数年前の料金が今の料金として引用され続けているページがいくつも残っています。金額が食い違えば、当然「どっちが本当なの」となります。
「3.8倍」という数字の正しい読み方
公式サイトでいちばん目立つのが「超効率3.8倍メソッド」という言葉です。
公式のよくある質問では、これは独学と比較した TOEIC スコアの伸び率が最大3.8倍という説明になっています。
読み方の注意点は3つです。
- 「最大」であって、全員の平均ではありません
- 比較対象は独学であって、他のスクールではありません
- 指標は TOEIC スコアであって、会話力そのものではありません
この3つを外して読むと、期待が実際より大きくふくらみます。
そして期待とのズレが、あとから「話が違う」という不満に変わります。
数字そのものが嘘だという話ではなく、条件つきの数字を条件ごと受け取る、というだけの話です。



なるほど、隠してるんちゃうくて、高いのと情報が古いのがごっちゃになってるんや。
ENGLISH COMPANYの料金は公式サイトでいくらと書かれているか
疑いを晴らす一番早い方法は、公式の数字をそのまま並べることです。
ENGLISH COMPANY の公式サイトによると、コースと料金は次のとおりです。表示はすべて税込と記載されています。
| コース | 期間・回数 | 入会金 | 受講料 | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| パーソナルトレーニング 90日間集中(週2回) | 3ヶ月・45分×48コマ | 55,000円(税込) | 561,000円(税込) | 616,000円(税込) |
| パーソナルトレーニング 180日間集中(週1回) | 6ヶ月・45分×48コマ | 55,000円(税込) | 679,800円(税込) | 734,800円(税込) |
| 初級セミパーソナル | 6ヶ月・90分×全24回 | 55,000円(税込) | 264,000円(税込) | 319,000円(税込) |
| 中級セミパーソナル | 3ヶ月・90分×全12回 | 55,000円(税込) | 231,000円(税込) | 286,000円(税込) |
| 上級セミパーソナル | 3ヶ月・90分×全12回 | 55,000円(税込) | 242,000円(税込) | 297,000円(税込) |
これとは別に、教材費が別途かかります。
公式のよくある質問では、教材費は約10,000円前後、オンライン受講の場合の発送事務手数料は2,750円と案内されています。
支払い方法は銀行振込のみで、分割は1回・3回・6回・8回・10回・12回から選べると記載があります。
つまり金額は公開されていて、隠されてはいません。高いことと、怪しいことは別問題です。
ENGLISH COMPANYの公式サイトで最新の料金と無料体験の空きを見てみる
料金を1コマあたりに割り直してみる
総額だけを見ていると判断が止まってしまうので、1コマあたりに割ってみます。
公式の記載では、パーソナルトレーニングコースは45分のトレーニングが48コマです。
| コース | 合計(税込) | 回数 | 1回あたり(概算) |
|---|---|---|---|
| パーソナル90日間集中 | 616,000円 | 48コマ | 約12,833円 |
| パーソナル180日間集中 | 734,800円 | 48コマ | 約15,308円 |
| 初級セミパーソナル | 319,000円 | 24回 | 約13,291円 |
| 中級セミパーソナル | 286,000円 | 12回 | 約23,833円 |
| 上級セミパーソナル | 297,000円 | 12回 | 約24,750円 |
1回あたりに割ると、パーソナルコースは1万円台前半という数字になります。
マンツーマンの専門職に90分近く時間を使ってもらう価格帯としては、飛び抜けた数字ではありません。
ただしセミパーソナルは1回あたりが上がります。回数が少ないぶん、総額に対する体感が変わるからです。



え、1回で割るとそんなに変わるん? 総額だけ見てビビってたわ。



せやろ。高い安いは総額やのうて、単価と回数で見んと判断でけへんねん。
ENGLISH COMPANYの運営会社は怪しい会社なのか
「怪しい」を確かめるとき、わたしが最初に見るのは運営会社の情報です。
公式の会社情報サイトによると、運営は株式会社イングリッシュカンパニーです。
| 項目 | 公式サイトの記載 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社イングリッシュカンパニー |
| 設立 | 2010年2月 |
| 代表者 | 代表取締役社長 髙橋 航 |
| 所在地 | 東京都千代田区神田神保町一丁目24番地1 CIRCLES神保町Ⅱ4F |
| 事業内容 | 英語コーチングの運営、教育系アプリの開発 |
設立からの年数、住所の明示、代表者名の公開という3点がそろっています。
さらにスタジオの住所も公開されていて、公式サイトでは恵比寿・新宿・銀座・神田・梅田・神戸・四条烏丸の7拠点が案内されています。
実在の教室を7つ構えて、住所を出している会社です。ここを見るかぎり、怪しさの根拠にはなりません。
ENGLISH COMPANYの30日間返金保証は条件つき
高額サービスで一番もめやすいのが返金です。
ENGLISH COMPANY には30日間返金保証がありますが、対象と条件がはっきり限定されています。公式サイトの記載を整理します。
- 対象はパーソナルトレーニングコースの90日間集中プログラム・180日間集中プログラムのみ
- セミパーソナルコース(初級・中級・上級)は対象外
- ENGLISH COMPANY のサービスを初めて受講する方であること
- 週2回90日は最大8回消化時点まで、週1回180日は最大4回消化時点まで
- 学生割引を利用していないこと
- 返金対象は初回納入受講料(入会金・教材費・発送事務手数料・分割事務手数料を除く)
- 受講開始日から30日以内にスタジオで書面手続き、または退会届を郵送(消印有効)
- この保証を使って退会した場合、再入会はできない
注目してほしいのは入会金55,000円(税込)は返らないという点です。
「合わなければ全額返ってくる」と思い込んで始めると、そこで話が食い違います。
手続き完了後3〜5営業日以内に返金されると記載があります。日数の目安が書かれているのは、条件が整理されている証拠でもあります。



入会金は返らへんのか…。そこ知らんかったら絶対もめるやつやん。
ENGLISH COMPANYで教育訓練給付制度を使うと戻る金額
料金の話でもうひとつ大事なのが、一般教育訓練給付制度です。
公式サイトによると、入会金+受講料の20%が支給され、上限は最大10万円と案内されています。
| 対象コース | 通常 | 制度利用時 |
|---|---|---|
| パーソナルトレーニング 90日間 | 616,000円 | 516,000円 |
| パーソナルトレーニング 180日間 | 734,800円 | 634,800円 |
| 上級セミパーソナルコース | 297,000円 | 237,600円 |
受給の条件も公式に書かれています。
- 初めて利用する場合は、雇用保険の加入期間が通算1年以上
- 2回目以降は、前回の給付金受給日から通算3年以上の加入期間
- 出席率80%以上
- コースを修了していること
- 効果測定で基準以上であること
出席率80%と効果測定という条件があるので、通わなければ戻りません。ここも誤解が起きやすいところです。
離職後1年以内の方も対象になると記載があります。詳しい適用可否はハローワークで確認するのが確実です。
ENGLISH COMPANYの公式サイトで給付制度の対象コースを確かめる
ENGLISH COMPANYの悪い評判として挙がりやすいこと
良い話だけ並べても意味がないので、否定的に語られやすい点も書きます。
自習の時間が取れないと成立しない
公式のよくある質問では、推奨する学習時間は1日1時間〜1時間半程度と書かれています。
通う日だけ頑張れば済む設計ではありません。そこが噛み合わないと「最悪だった」という口コミにつながります。
通いやすい場所に拠点があるとは限らない
スタジオは7拠点で、関東と関西に集中しています。
オンライン受講もありますが、対面前提で申し込んだ人にとっては選択肢が狭いと感じられます。
支払い方法が銀行振込のみ
公式のよくある質問には、支払い方法は銀行振込のみと明記されています。
クレジットカードのポイントを当てにしていた方には、ここは不便に映ります。分割は選べますが、8回以上は手数料の話が出てきます。
短期間で終わるぶん、終わったあとが続かない
3ヶ月または6ヶ月で終わる設計です。
終了後に学習が止まってしまうと、払った金額に対して手元に残るものが薄く感じられます。「ぼったくり」という声が出るのは、多くがこの型です。
ENGLISH COMPANYをおすすめしない人・向いている人
ここまでの内容を、判断できる形にまとめます。
| 向いていない人 | 向いている人 |
|---|---|
| 自習に毎日1時間を割けない | 期限が決まっていて逆算したい |
| 総額60万円台が生活を圧迫する | 会社の補助や給付制度を使える |
| 楽しく話す場がほしいだけ | 弱点をひとつずつ潰したい |
| ゆっくり長く続けたい | 短期集中で一気に片づけたい |
| 教えてもらう受け身が好き | やり方を設計してほしい |
安く広く学びたい人には合いません。逆に、期限と目的がはっきりしている人には噛み合いやすい設計です。
「英語をなんとなく上達させたい」という状態で申し込むと、金額の重さだけが残ります。



なんとなくで60万は、さすがにあかんわな。
ENGLISH COMPANYの無料体験で必ず確かめたい3つのこと
公式のよくある質問によると、無料体験は約90分・無料で、Zoom でも受けられると案内されています。
内容はサービス説明、英語習得における優先課題の診断、学習法の提案、質疑応答です。
怪しいかどうかを自分で判定したいなら、この90分で次の3つを聞くのが早いと思います。
- 自分の場合、教材費と手数料を含めた総額はいくらになるか
- 返金保証の対象になるコースか、条件を満たしているか
- 給付制度の対象になるか、必要な出席率と効果測定の基準は何か
この3つにその場で数字で答えてもらえるかどうかが、いちばん正直な判断材料になります。
振替についても聞いておくと安心です。公式によると、パーソナルコースは前日22:00まで1回の振替ができ、振替の期間は受講期間に加えて90日間とされています。
ENGLISH COMPANYの公式サイトで無料体験の空き状況を見てみる
ENGLISH COMPANYに申し込む前に確かめておきたいこと
ここまでで「怪しくはないが高い」という結論は出ました。あとは自分に合うかどうかです。
姉妹サービスのアプリなら月額で試せる
いきなり60万円台は無理でも、同じ会社の考え方だけ先に触ってみる方法があります。
ENGLISH COMPANY を運営する会社は、シャドーイング学習アプリのシャドプラス(旧 ENGLISH COMPANY MOBILE)も提供しています。
わたしはこのシャドプラスを6ヶ月使いました。本家のスクールとは別物ですが、教材の作り方や学習の順番には同じ思想が流れています。
6ヶ月使って強く感じたのは、「単語→チャンク→リピーティング→シャドーイング」という順番が崩れないことでした。やる内容が毎日決まっているので、迷う時間がほぼゼロになります。
公式サイトによると、料金プランは2つです。
| プラン | 月額 | 無料体験 |
|---|---|---|
| バリュープラン | 4,378円(税込)/3,980円(税抜) | 7日間の無料体験の対象 |
| フィードバックプラン | 21,780円(税込)/19,800円(税抜) | 無料体験の対象外 |
本家のパーソナルトレーニングコースとは金額の桁がまったく違います。
もちろんアプリはカリキュラムを個別に設計してくれるわけではありません。トレーナーが弱点を診断してくれる本家とは、役割そのものが違います。
それでも「この会社の教材は自分に合うのか」を月額数千円で確かめられるのは、判断材料として大きいと思います。



いきなり大金積まんでも、先に手触りだけ確かめられるんはええな。
他の英語コーチングと比べるときの4つの軸
「怪しい」と感じたときほど、他社と並べて見ると落ち着きます。
ただし比べる軸を間違えると、余計に混乱します。わたしが見ている軸は4つです。
- 総額ではなく「1回あたり」と「回数」で見る
- 入会金・教材費・手数料まで含めた金額で見る
- 返金や中断の条件が文章で公開されているかを見る
- 求められる自習時間が生活に収まるかを見る
この4つで並べたとき、ENGLISH COMPANY は金額が高い代わりに、条件がかなり細かく公開されている側に入ります。
逆に「安いけれど、返金や中断の条件がどこにも書かれていない」サービスのほうが、後から困る場面は多くなります。
怪しさを測るものさしは、値段の高さではなく条件が文章で残っているかどうかだと考えています。
その意味で、公式サイトに返金の除外項目まで書いてあるのは、むしろ安心できる材料でした。
ENGLISH COMPANYのよくある質問
検索でよく一緒に出てくる疑問を、公式の記載にもとづいて整理しました。
ENGLISH COMPANYはなぜ料金が高いのですか?
公式サイトによると、日本人トレーナーによる個別カリキュラムの設計とマンツーマンのトレーニングが中心の設計です。パーソナルトレーニングコースは45分×48コマで、入会金を含めた合計は616,000円(税込)または734,800円(税込)と記載されています。
ENGLISH COMPANYに返金保証はありますか?
あります。ただし対象はパーソナルトレーニングコースの90日間・180日間集中プログラムのみで、受講開始から30日以内、初めて受講する方、学生割引を利用していない方という条件があります。入会金・教材費・発送事務手数料・分割事務手数料は返金の対象外です。
ENGLISH COMPANYはオンラインだけでも受けられますか?
公式のよくある質問では、Zoom を使ったオンライン受講が可能でパソコンが推奨と案内されています。上級セミパーソナルコースはオンラインのみの提供と記載されています。
ENGLISH COMPANYは初心者でも受けられますか?
初級セミパーソナルコースは TOEIC L&R 500点未満の方が対象と記載されています。中級は500〜700点台、上級は730〜900点程度が目安です。パーソナルトレーニングコースは全レベル対応とされています。
ENGLISH COMPANYの支払いはカードでもできますか?
公式のよくある質問には、支払い方法は銀行振込のみと記載されています。分割は1回・3回・6回・8回・10回・12回から選べ、受講期間内であれば分割手数料はかからないと案内されています。
ENGLISH COMPANYのスタジオはどこにありますか?
公式サイトでは恵比寿・新宿・銀座・神田・梅田・神戸・四条烏丸の7拠点が案内されています。海外からの受講実績もあり、その場合は教材の郵送料が実費になると記載があります。
まとめ|ENGLISH COMPANYは怪しいのではなく「高くて人を選ぶ」
最後にまとめます。
- 料金・会社情報・拠点住所・返金条件はすべて公式に公開されている
- パーソナルは入会金込みで616,000円(税込)または734,800円(税込)
- 1コマあたりに割ると1万円台。総額だけで判断しない
- 返金保証は対象コースと条件が限定され、入会金は戻らない
- 給付制度は出席率80%と効果測定という条件つき
- 自習1日1時間〜1時間半が前提。取れないなら合わない
「怪しい」の正体は、金額の大きさと情報の古さでした。
公式の数字を並べてみると、隠されているものはほとんどありませんでした。
とはいえ誰にでも合うサービスではありません。自習の時間を毎日確保できる人でなければ、金額に見合う結果は出にくい設計です。
迷っているなら、まず90分の無料体験で自分の総額と条件を出してもらうのが確実です。数字が出てから決めても遅くありません。



疑うんやのうて、数字を出させる。それがいちばん強い自衛やで。









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