海外でいちばん最初に困るのが、トイレの場所を聞くときです。
日本の学校では toilet と習いますが、この単語をそのまま使うと相手が一瞬固まることがあります。
トイレの英語は、アメリカでは restroom か bathroom。toilet は便器そのものを指すからです。
私はアメリカ・カリフォルニアに住んでいて、この違いは現地で暮らし始めてすぐに実感しました。
Where is the toilet? と聞くのは、日本語で「便器はどこですか」と聞いているのに近い響きになります。
通じはしますが、上品ではありません。
トイレの英語は国で変わる|restroom・bathroom・looの違い
| 英語 | 主に使う地域 | どんな場所か |
|---|---|---|
| restroom | アメリカ | 公共施設のトイレ。いちばん無難 |
| bathroom | アメリカ | 家のトイレ。外でも使う |
| toilet | イギリス・豪州 | 便器そのもの。英でも部屋を指す |
| loo | イギリス | くだけた言い方 |
| washroom | カナダ | カナダの標準 |
迷ったら restroom を使ってください。アメリカでもイギリスでも意味は通じますし、失礼になることがありません。
アメリカでは、家のトイレを指すときに bathroom と言います。
浴室と一体になっていることが多いため、そう呼ぶようになりました。
だから、他人の家で Can I use the bathroom? と聞くのは、まったく普通の言い方です。
トイレの英語|場所を聞く言い方6本
- Where is the restroom? / トイレはどこですか。
- Excuse me, where's the restroom? / すみません、トイレはどこですか。
- Is there a restroom nearby? / 近くにトイレはありますか。
- Could you tell me where the restroom is? / トイレの場所を教えていただけますか。
- Do you have a restroom? / トイレはありますか。(店で)
- May I use your restroom? / トイレをお借りできますか。
お店でトイレを借りるときは Do you have a restroom? がいちばん自然です。日本語の「お借りできますか」と同じ感覚で使えます。
なお、英語では「トイレを借りる」に borrow は使いません。
borrow は持って帰れるものに使う動詞なので、use が正解です。
Can I borrow your bathroom? と言うと、洗面所ごと持ち去るような響きになってしまいます。
トイレの英語|席を立つときの言い方4本
- I'll be right back. / すぐ戻ります。
- Excuse me for a moment. / 少し失礼します。
- I need to use the restroom. / トイレに行ってきます。
- Where can I wash my hands? / 手を洗えるところはどこですか。
食事中に席を立つときは、理由を言わずに I'll be right back. だけで十分です。英語圏ではこれが最も上品とされています。
Where can I wash my hands? は、直接的な表現を避けた遠回しの言い方です。
フォーマルな場では、この形が好まれます。
トイレの英語|看板と標識の読み方
海外のトイレの表示は、国によって言葉が変わります。
- Restroom / アメリカの公共施設
- Toilets / イギリスや空港(複数形が多い)
- WC / Water Closet の略。ヨーロッパで多い
- Lavatory / 飛行機の機内
- Powder Room / 女性用の化粧室
- Vacant / Occupied / 空き/使用中
飛行機の中のトイレだけは lavatory と呼びます。機内アナウンスでもこの語が使われるので、覚えておくと安心です。
Vacant と Occupied は、機内やレストランの個室の鍵によく書かれています。
緑が vacant(空き)、赤が occupied(使用中)と決まっていることが多いです。
トイレの英語|困ったときに使う5本
- It's out of order. / 故障しています。
- There's no toilet paper. / トイレットペーパーがありません。
- The door won't lock. / 鍵がかかりません。
- Is this the line for the restroom? / これはトイレの列ですか。
- Is it free to use? / 無料で使えますか。
ヨーロッパでは有料のトイレが珍しくありません。Is it free to use? と聞けるようにしておくと、小銭がなくて困る事態を避けられます。
out of order は、トイレに限らず機械全般の故障に使える表現です。
自動販売機やエレベーターの貼り紙でもよく見かけます。
トイレの英語でやりがちな間違い
- Where is the toilet?=アメリカでは直接的すぎる
- Can I borrow the bathroom?=borrow ではなく use
- W.C. を口に出す=看板の略語で、会話では使わない
- Toilet is here.=The が抜けている
toilet が完全に間違いというわけではありません。イギリスやオーストラリアでは普通に使われています。
ただ、どこでも安全なのは restroom なので、1語だけ覚えるならこちらにしてください。
トイレの英語が通じないときの最後の手段
発音が伝わらず、何度も聞き返されることがあります。
そんなときに効くのが、単語を変えることです。
- restroom が通じない / bathroom に言い換える
- bathroom も通じない / toilet と言ってしまう
- それでも通じない / Where can I wash my hands? と聞く
3段構えで言い換えれば、どこかで必ず通じます。言い方を変えるほうが、同じ単語を大声で繰り返すよりずっと早いです。
発音のコツもあります。restroom は「レストルーム」ではなく、rest を強く言って room を軽く添えます。
bathroom も同じで、bath を強く、room は弱くします。
日本語のように全部の音を均等に出すと、かえって聞き取ってもらえません。
トイレの英語でよくある質問
トイレの英語を子どもに教えるなら
potty が使われます。幼児向けの言葉で、大人同士では使いません。
I need to go potty. のように使い、日本語の「おしっこ」に近い感覚です。
トイレの英語でていねいな聞き方は
Could you tell me where the restroom is? がもっとも丁寧です。Could you 〜? を付けるだけで印象がやわらぎます。
ホテルや高級レストランでは、この形を使うと間違いがありません。
男性用と女性用は英語で何と書きますか
- Men / Women / いちばん一般的
- Gentlemen / Ladies / ややかしこまった表示
- Male / Female / 施設や病院
- All Gender / 性別を問わないトイレ
最近はアメリカを中心に All Gender や Unisex の表示も増えています。
トイレの英語を丁寧に言い換えるなら
the facilities や the washroom が上品な言い換えです。
ただし、日常会話では restroom で十分なので、無理に使う必要はありません。
トイレの英語まとめ
最後に、これだけ覚えれば困りません。
- 場所を聞く / Excuse me, where's the restroom?
- 店で借りる / Do you have a restroom?
- 席を立つ / I'll be right back.
この3本があれば、どの国に行ってもトイレで困ることはありません。
トイレの英語は、知らないと本当に困る一方で、覚えるのは一瞬です。
出発前に restroom という単語を一度だけ声に出しておけば、現地で迷わず口から出ます。
逆に、頭の中で読んだだけだと、いざというときに toilet が出てしまいます。
旅行前に声に出して練習しておくと安心です。AI英会話で口に出して練習するのがおすすめです。
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