
アメリカのバーで、いきなりこう聞かれたらどうしますか。
What's your poison?
ねこりんpoison って「毒」やんな…?
「あなたの毒は何?」って、急にデスゲーム始まったん!?



落ち着き落ち着き。
それ「何飲む?」って意味やで。
毒は一滴も入ってへんから安心して。
そうなんです。
What's your poison? は、バーや飲み会で「何飲む?」とたずねるカジュアルな表現。
本物の毒を聞いているわけではありません。
- What's your poison? の本当の意味
- なぜ poison が「お酒」になるのか(語源)
- バーで自然に返す英語フレーズ
- 発音のコツ
- 使っていい場面・避けたい場面
- 無難に「何飲む?」と聞く言い換え
書いているのは、関西出身・海外在住15年、アメリカ人パートナーのリチャードとの日常会話から「直訳すると事故る英語」を発信している @NekorinEnglish です。
【結論】What's your poison? は「何飲む?」という意味
まず結論から。
What's your poison? は、バーや飲み会で使うカジュアルな表現です。
意味は「何飲む?」「お酒は何にする?」。
What's your poison?
=「何飲む?」「お酒は何にする?」
poison は本物の毒ではなく、冗談っぽく「お酒」を指しています。
What's your poison? Beer or wine?
(何飲む?ビール?ワイン?)
So, what's your poison?
(で、何にする?)
ちなみに私は、最初にこの表現を聞いたとき、脳内が完全にフリーズしました。



ウエストハリウッドのバーで、いきなり What's your poison? やで。
「毒を選べ」って言われたと思って、本気で命の危険を感じた…。



ちゃうちゃう(笑)。
“What do you want to drink?” と一緒。
「何飲みたい?」って聞いただけやで。



毒ちゃうかったんや…!
単語は中学レベルやのに、組み合わせで急にホラーになるの、ほんま心臓に悪いわ。
なぜ poison が「お酒」になるのか(語源も深掘り)
お酒を冗談っぽく「毒」と呼んでいる
お酒は楽しいものですが、飲みすぎれば体に悪いものでもあります。
そこから英語では、ユーモアとして alcohol を poison と呼ぶことがあります。
日本語の「今日は何でやられる?」「一杯いっとく?」に近いノリ。
つまり What's your poison? は「今夜選ぶ“危険な一杯”は何?」という冗談まじりの聞き方です。
語源は、実は「飲み物」と関係が深い
おもしろいのが語源です。
poison は現代では「毒」ですが、たどると「飲み物」と関係の深い単語とされています。
- 古フランス語 poison … 「飲み物・薬の飲み物」
- さらにさかのぼるとラテン語 potio / potionem … 「飲むこと・飲み物」
- 同じ語源から生まれた仲間が potion(魔法の薬・薬液)
potion と poison は、語源的にかなり近い関係。
もともと「飲むもの」と関係があり、そこから「毒のある飲み物」→「毒」へ広がったとされています。



potion(魔法の薬)と poison が親戚やったとは…!
「毒=丸暗記」より、「昔から飲むものと関係あった」で覚えるほうが頭に残るわ。
普通に「何飲む?」と聞くならこの3つ
What's your poison? は知っておくと便利ですが、自分で使うなら、まずは無難な表現から。
場面で使い分けられる3つを紹介します。
What would you like to drink?(丁寧)
一番無難で丁寧な表現。
レストラン、カフェ、ホームパーティーなど、どこでも使えます。
What would you like to drink?
(何を飲みますか?)
Would you like something to drink?
(何か飲みますか?)
What are you having?(カジュアル)
友達に「何にする?」とくだけて聞くとき自然。
この having は「食べる・飲む」の意味です。
What are you having?
(何にする?)
I think I'll have a beer.
(ビールにしようかな。)
What can I get you?(取ってあげる時)
店員さんや、誰かに飲み物を取ってあげるときによく使います。
「何にしましょう?」「何持ってこようか?」のニュアンス。
What can I get you?
(何にしましょう?)
Can I get you anything?
(何か持ってこようか?)
What's your poison? と聞かれたら、どう返す?
難しく考えなくて大丈夫。
飲みたいものを、そのまま言えばOKです。
お酒にするとき
I'll have a beer.
(ビールにします。)
I'll go with red wine.
(赤ワインにします。)
I'm going with whiskey tonight.
(今夜はウイスキーにします。)
Beer sounds good.
(ビールいいね。)
飲まないとき
聞かれたからといって、飲まないといけないわけではありません。
飲まないときは、こう言えば大丈夫です。
I'm not drinking tonight.
(今夜は飲まないんです。)
I'll just have water.
(水にしておきます。)
発音のコツは「つなげて、軽く」
ゆっくり読むと「ワッツ ユア ポイズン?」。
発音記号は / wʌts jʊr ˈpɔɪ.zən / です。
ただし会話では、What's your がつながって「ワッチャ」に近く聞こえます。
poison は「ポイ・ズン」と区切りすぎず、最初の POI にアクセント。
- What's your poison? → ワッチャ ポイズン?
- What's your poison tonight?
- So, what's your poison?
- I'll have a beer.



コツは「怖そうに言わん」こと。
低い声で真顔で What's your poison? って言うたら、ただの怪しい人やからな(笑)。
Pick your poison とは意味が違う(要注意)
似ているのに意味が違う表現があります。
セットで覚えておくと、海外ドラマでも迷いません。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| What's your poison? | (バーで)何飲む?/お酒は何にする? |
| Pick your poison. | (どれか)好きなのを選んで。時に「どっちも微妙だけど選んで」 |
We can take the bus, or we can walk in the rain. Pick your poison.
(バスで行くか、雨の中歩くか。どっちも微妙だけど選んで。)
ちなみに poison は「毒」だけでなく、比喩でも使えます。
ただし飲み会の文脈なら、ほぼ「お酒」の話だと思ってOKです。
Jealousy is poison.
(嫉妬は毒だ。)
The rumor poisoned their relationship.
(その噂が彼らの関係を悪くした。)
使う時の注意点
- カジュアル・冗談っぽい表現。フォーマルな場(接待・目上)では避けるのが安全
- 基本はお酒を聞く表現。飲まない人には Would you like something to drink? がやさしい
- 少し古め&芝居がかるので、無理に自分で使わなくてOK
- poison は冗談でも、飲みすぎ・運転前・体調不良のときは無理しないこと
英語学習者にとって大事なのは、自分で毎日使うことより、聞いたときにフリーズしないこと。
「毒?」で止まらず「あ、何飲む?やな」と分かればOKです。



無理に使わんでええって聞いて、ちょっとホッとした…。
まずは「聞いて分かる」を目標にするわ。
よくある質問
今日のまとめ
What's your poison? は直訳すると「あなたの毒は何?」。
でもバーや飲み会では「何飲む?」「お酒は何にする?」という意味です。
poison は本物の毒ではなく、冗談っぽく「お酒」を指しています。
- What's your poison? → 何飲む?/お酒は何にする?
- I'll have a beer. → ビールにします
- I'll go with wine. → ワインにします
- I'm not drinking tonight. → 今夜は飲まないんです
- 無難に聞くなら What would you like to drink?



これで海外のバーで急に poison が出てきても、命の危険を感じずに済むな!



その調子。
英語は単語が中学レベルでも、知らんと脳がバグる表現が多い。
「聞いてフリーズせえへん」だけで、海外がぐっと楽になるで。
直訳すると事故る英語でパニックになりたくない人は、@NekorinEnglish でも毎日リアルな現地英語を発信しています。








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