
「ChatGPTで英会話の練習ができる」という話、あちこちで見かけますよね。
でも実際に開いてみると、何をどう話しかけたらいいのか分からずに画面を閉じてしまった、という人がとても多いんです。
ゆりChatGPTで英会話って、ほんまにできるん? どうせ「Hello!」で止まってまうやつやろ?



できるで。しかも無料のままでも声で話せる。ただな、そのままやと「ええね!」しか返ってこーへん罠があんねん。
この記事では、ChatGPTで英会話を練習する手順を、実際に画面を触りながら順番に説明します。
そしてChatGPTが作った英語をアメリカ人パートナーに聞いてもらった結果も、正直にそのまま載せます。
- ChatGPTで英会話がどこまでできるのか(結論)
- 無料のままでどこまで話せるのか(公式の記載を確認)
- スマホでの始め方(3ステップ)
- そのままコピペで使えるプロンプト
- ChatGPTが直してくれない間違いと、その埋め方
- 途中で止まる・待ってくれないときの対処
書いているのは、アメリカ・カリフォルニアでアメリカ人パートナーと暮らしながら英語を発信している @NekorinEnglish です。
【結論】ChatGPTで英会話はできる。ただし「相手役」として使うかどうかで結果が変わる
先に結論から言います。
ChatGPTは英会話の「話し相手」として十分に使えます。音声で会話ができて、途中で止めても怒られず、何回同じことを聞いても嫌な顔をされません。
ただし、何も指示せずに使うと「先生」にはなってくれません。少しくらい不自然な英語を言っても、そのまま会話を続けてくれてしまうからです。
ここが、ChatGPT英会話でいちばん最初につまずくところです。
人間の先生なら、こちらが変な言い方をすれば表情が一瞬止まります。
でもChatGPTは、こちらの言いたいことを推測して、勝手に汲み取って、会話を前に進めてくれるんです。
親切なのですが、練習相手としては「間違いに気づけないまま上手になった気になる」という副作用があります。



えっ、こわ。ずっと通じてる気になってまうやん。



せやねん。せやから最初に「直してな」って頼む。それだけで別モンになるで。
この記事の後半で、その「頼み方」をそのまま貼れる形で置いておきます。
ChatGPTの英会話は無料でどこまでできる?公式の記載を確認しました
いちばん気になるのは「無料でも声で話せるのか」だと思います。
OpenAIの公式ヘルプページには、音声機能について次のように書かれていました。
Live: Our latest Voice experience, powered by GPT-Live-1 on paid plans and GPT-Live-1 mini on Free.
ChatGPT Free: Limited access to GPT-Live-1 mini during each rolling 24-hour period.
出典:OpenAI Help Center「ChatGPT Voice」(2026年8月26日に確認)
ここから読み取れることは2つです。
- 無料プランでも音声で会話できる(使われるモデルは GPT-Live-1 mini)
- ただし24時間ごとに使える量に上限がある(“Limited access … during each rolling 24-hour period”)
つまり「無料でも話せるけれど、無限ではない」というのが正確なところです。
1日にどれくらい話せるかという具体的な分数は、公式ページには数字として書かれていませんでした。
また料金プランの金額は変更されることがあるので、ChatGPTの公式料金ページで今の金額を見てから決めてください。



金額はコロコロ変わるから、公式で見るのがいちばん早いってことね。
スマホでChatGPT英会話を始める3ステップ(iPhone・Android共通)
やることは3つだけです。
ステップ1:アプリを入れて、マイクの使用を許可する
ChatGPTのアプリをスマホに入れて、アカウントを作ります。
初回に「マイクへのアクセスを許可しますか」と聞かれるので、ここで許可しておきます。
ここを断ってしまうと音声で話せないので、後から設定を開き直すことになります。
ステップ2:先にテキストでお願いごとを書いてから、音声に切り替える
これが、多くの人が飛ばしてしまう大事な手順です。
いきなり音声ボタンを押すと、こちらの条件を伝えないまま会話が始まってしまいます。
先にテキストで「どんな相手役になってほしいか」を書いてから、同じ会話の中で音声に切り替えると、その設定を引き継いだまま話せます。



ここ、地味やけど一番効くとこやで。順番変えるだけで会話の質が変わんねん。
ステップ3:話す。詰まったら日本語を混ぜてもいい
英語が出てこないとき、無理に英語だけで押し通す必要はありません。
「えっと、これ英語でなんて言うんだろう」と日本語で言ってしまって大丈夫です。
ChatGPTは日本語も理解するので、その場で言い方を教えてくれて、会話に戻れます。
How do I say “ちょっと待って” in English?
(「ちょっと待って」って英語でなんて言うの?)
そのままコピペで使えるChatGPT英会話プロンプト5つ
ここからは、実際に貼って使える文を置いていきます。
英語が読めなくても大丈夫なように、日本語の意味も付けました。
①まずこれ|相手役と直し方をセットで頼む(基本形)
You are my English conversation partner. Talk with me in simple English, one question at a time. After each of my answers, show a more natural version of what I said, and explain the difference in Japanese in one short line. Do not move on until you have done that.
(あなたは私の英会話の相手です。やさしい英語で、質問は一度に1つだけしてください。私が答えるたびに、もっと自然な言い方を出して、その違いを日本語で1行だけ説明してください。それをしてから次に進んでください。)
この文の肝は「one question at a time(質問は一度に1つ)」です。
これを入れないと、ChatGPTは一度に3つも4つも質問を投げてきて、初心者は確実に固まります。
②お店で注文する場面をやりたいとき(ロールプレイ)
Let's role-play. You are a barista at a cafe in Los Angeles. I am a customer. Start the conversation. Keep your lines short. If I sound unnatural, fix my line first, then continue the role-play.
(ロールプレイをしましょう。あなたはロサンゼルスのカフェの店員、私は客です。あなたから始めてください。セリフは短くしてください。私の英語が不自然だったら、先に直してからロールプレイを続けてください。)
場面を1つに絞るほど、出てくる英語が使える形になります。
③言いたいことが英語にならないとき(言い換え出し)
I want to say this in English: 「(言いたいことを日本語で)」. Give me three versions: very casual, normal, and polite. One line each, no explanation.
(これを英語で言いたいです:「〜」。とてもカジュアル・普通・ていねいの3つを、1行ずつ、説明なしで出してください。)
「説明なしで」と付けるのがコツです。
付けないと長い解説が返ってきて、読むだけで練習が終わってしまいます。
④発音を見てほしいとき
I will read this sentence out loud. Tell me which words were hard to catch, and why. Then read it back slowly so I can copy you.
(この文を声に出して読みます。聞き取りにくかった単語と、その理由を教えてください。そのあと、真似できるようにゆっくり読み返してください。)
ただし、発音の判定はAIが受け取った音声をどう認識したかに左右されます。
「通じたかどうか」の目安にはなりますが、点数のような厳密な採点だと思わないほうがいいです。
⑤今日の会話をふり返りたいとき(締めに使う)
Stop the role-play. From today's conversation, list the five expressions I struggled with the most, with a short Japanese meaning for each. Then give me one sentence to practice tomorrow.
(ロールプレイを終わります。今日の会話で私がいちばん詰まった表現を5つ、日本語の意味つきで出してください。そのあと、明日練習する文を1つください。)



これ、そのまま自分専用の単語帳になるやん!



そうやねん。会話しっぱなしで終わらんのが、続く人と続かん人の分かれ目やと思ってる。
ChatGPTが作った英語を、アメリカ人に聞いてもらいました
ここからが、この記事でいちばん書きたかったところです。
ChatGPTが「これが自然な言い方です」と出してきた英語を、そのままアメリカ人パートナーに読んでもらいました。
返ってきた反応は、大きく3つに分かれました。
①ほとんどは「そのまま通じる」
結論から言うと、意味が通じないレベルの英語はほぼ出てきませんでした。
カフェでの注文、道を聞く、体調を伝える、といった日常の場面は問題なしでした。
②ときどき「間違ってはいないけど、そうは言わない」が混ざる
いちばん多かった反応がこれです。
文法は合っているし、意味も伝わる。
でも「ちょっと硬い」「教科書っぽい」「その場面ではもっと短く言う」という指摘が出てきました。
AIは「正しい英語」は出せても、「その場面で実際に使われる長さ」までは合わせきれないことがある、という感触です。



ええっ、正しいのにアカンことあるん?



アカンことはないで。通じる。ただ「日本人っぽさ」がそこに残るってだけやねん。
③こちらの間違いを、ChatGPTが黙って直してしまうことがある
これが、いちばん気をつけたい点でした。
こちらが不自然な言い方をしても、ChatGPTは意図を汲み取って会話を続けてしまいます。
その結果、間違えたことに気づかないまま話し続けてしまう、ということが起きます。
この記事の①のプロンプトに入れた 「Do not move on until you have done that.(それをしてから次に進んで)」 の一文が、この問題への対処です。
直しを出す前に会話を進めないよう、はっきり止めておきます。
途中で止まる・待ってくれないときの対処
音声で話していると、こちらが考えている間にAIが先に話し始めてしまうことがあります。
日本語で考えてから英語にする人ほど、ここでストレスがたまります。
- 最初に「Wait for me to finish. I speak slowly.(言い終わるまで待って。ゆっくり話します)」と伝えておく
- 考える時間がほしいときは黙らずに「Let me think.」と声に出す
- それでも割り込まれるなら、音声をやめてテキストに戻す
沈黙すると会話が切れたと判断されやすいので、黙らずに何か言うのがコツです。
これは実は、人間相手の英会話でもそのまま役に立つ習慣です。
ChatGPTと人のレッスン、どう使い分ける?
どちらかを選ぶ、という話ではないと思っています。
得意なことがはっきり違うので、役割を分けるのがいちばん楽です。
| ChatGPT | 人のレッスン | |
|---|---|---|
| いつでもできるか | ◎ 深夜でも1分でも | △ 予約が要る |
| 恥ずかしさ | ◎ 何回間違えても平気 | △ 最初は緊張する |
| 同じ話を何度も | ◎ 嫌な顔をされない | △ 気を使う |
| 不自然さの指摘 | △ 頼まないと出ない | ◎ 表情で伝わる |
| その場の空気・間 | △ 再現しきれない | ◎ 本番に近い |
おすすめは、量はChatGPTで稼いで、仕上げを人に見てもらうという順番です。
いきなり人と話すのが怖いなら、まずChatGPTで口を慣らしてからで十分だと思います。



たしかに、いきなり人はハードル高いもんな…。
ChatGPT英会話が続かない人がやめている3つのこと
続かなかったという声を聞いていると、原因はだいたい同じでした。
①テーマを毎回ゼロから考えている
「今日は何を話そう」を考える時間が、そのまま面倒くささになります。
場面を3つだけ決めて、それを回すほうが続きます。
②長くやろうとしている
30分やろうとすると、始めるまでの心の準備が重くなります。
3分でも会話は成立するので、短くしてしまったほうが結果的に回数が増えます。
③記録を残していない
やった感触だけが残って、伸びた実感が残りません。
この記事の⑤のプロンプトで、毎回5個だけ書き出しておくと変わります。
ChatGPT英会話のよくある質問
英語が全然できない初心者でも使えますか?
使えます。
日本語を混ぜて話しても会話が止まらないので、むしろ初心者向きだと感じています。
最初のプロンプトに「Talk with me in very simple English.(とてもやさしい英語で話して)」と足しておくと、さらに楽になります。
パソコンとスマホ、どちらがいいですか?
音声で話すならスマホが手軽です。
プロンプトを貼ったり書き出しを整理したりするのは、パソコンのほうがやりやすいです。
英語の発音は本当に良くなりますか?
「通じるかどうか」を試す相手としては役に立ちます。
ただし細かい採点をするものではないので、発音の判定だけを目的にするなら発音に特化したアプリのほうが向いています。
Geminiなど他のAIでも同じことができますか?
できます。
ここで紹介したプロンプトは、他のAIにもほぼそのまま使えます。
まとめ|ChatGPT英会話は「直してな」を最初に言うかで別物になる
最後に、この記事の要点をまとめます。
- ChatGPTは英会話の相手役として十分使える
- 公式ヘルプによると無料プランでも音声で話せるが、24時間ごとに上限がある
- 先にテキストで頼みごとを書いてから音声に切り替える
- 「質問は1つずつ」「直してから次へ」の2つを入れておく
- AIは通じる英語は出せるが、その場面の言い方の長さまでは合わせきれないことがある
- 3分でいいので、記録を残しながら回数を増やす



今日から3分だけ、AI相手に口動かしてみてな。恥かかへんのが最大の武器やで。
ChatGPT以外のAIでも英会話はできるので、比べてみたい方はGeminiで英会話をする方法と、AI英会話アプリで完全無料はどれかもあわせて読んでみてください。








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